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Apple music vs Spotify

音楽体験の手段は、CDを借りる時代からストリーミング再生へと変貌を遂げたと言っても過言ではない。
そこでストリーミングサービスの王道アプリであるApple MusicとSpotifyを中心に徹底比較していく。

尚、Spotifyにカップルプラン(1280円 / 2アカウント)と無料プランがある以外に価格差がないため、価格の詳細については省略する。


それでは本題に入る。






先に両アプリのサブスクを契約していた筆者の結論を述べると

Spotifyの圧勝

である。
Apple musicユーザーには申し訳ないが、この結論は揺るがない。
実際、筆者はApple musicからSpotifyに乗り換えた一人である。
Apple信者としてApple musicを使い続けていたため、この結果は非常に悔しい。しかしSpotifyの使用感を無視することが困難となり乗り換えに至った。


しかしApple musicを選択した方が恩恵を得られるユーザーも存在する。
そこでなぜSpotifyを推すのか、Apple musicを使うべき人の特徴は何かを紹介していく。

SpotifyはUIが抜群

UIとはUser Interfaceの略でユーザーが情報を入力したり受け取ったりする仕組みである。簡単に言うとユーザーが対面するアプリの表示画面のことである。
これがSpotifyは圧倒的に優れている。
百聞は一見に如かず。画像を交えて紹介していく。

曲選択画面

曲選択画面
左:Spotify 右:Apple music

先ずは曲選択の画面から紹介する。左がSpotify、右がApple musicである。
Apple musicもスッキリしているがSpotifyの方がよりスッキリしているのが分かるだろうか。
曲選択画面の5つの違いに着目して解説する。

曲選択画面の比較

①:「 〈 」戻るボタン

スマートフォンやPCから簡単にインターネットに接続できるようになった現代で「〈 」このボタンの説明は必要だろうか? 
さらにApple musicでは戻るボタンに一行のスペースを割いている。
Spotifyではアートワークと並列にボタンが配置されている。

②:シャッフル再生ボタン


Spotifyは②でシャッフル再生、曲名をタップでタップした曲から通常再生を開始する仕様だ。
一方Apple musicは、再生マーク、シャッフル再生マークにそれぞれ「再生」、「シャッフル」と記号+文字表示としている。
この文字表示についても画面を圧迫する要因の一つであると言える。


③:ダウンロード済み

Spotifyはマークのみで情報を提示しているが、Apple musicでは「ダウンロード済み」と文字にて情報を提示している。
ダウンロード済みのマークは一般的でないにしても、マークでの情報提示のほうがよりスッキリした表示となる。

④:曲ごとのオプション

曲の非表示やプレイリストへの追加等、曲ごとのオプションを表示するボタンである。これはSpotifyのみにある表示である。Apple musicでは曲名を長押しすることで曲ごとのオプションにアクセスできる。
双方にメリット・デメリットがあり、一概にどちらが良いとはいえない。

ジェスチャーの比較

ただしSpotifyの場合、上図のように曲名を右スワイプで次に再生リストに追加(削除)、左スワイプでお気に入りに追加(削除)できる。
直感的な操作ができ、Apple musicにはない機能だ。

⑤:再生中の曲

Spotifyでは、ここを左スワイプで曲戻し、右スワイプで曲送りができる。
Apple musicでは、この領域での曲戻しには対応していないが、長押しで曲ごとのオプションにアクセスできる。

再生画面

再生画面

左がSpotify、右がApple musicである。

違いをまとめると
・Apple musicでのみデバイスの上部バーを表示
・Apple musicのみ音量バーを表示
・Spotifyのみお気に入り追加ボタンを表示
・Spotifyのみシャッフル再生ボタン、繰り返し再生ボタンを表示
・Spotifyのみ下部に歌詞を表示
・Spotifyのみアートワークをスワイプで曲送り、曲戻しが可能

Spotifyは、「音量調節は、アプリではなくデバイスのボタンで!」という意志がはっきりしている。ここに関しては好みが分かれるだろう。
個人的には、ほとんどの場合でデバイスの音量調節ボタンを用いるため、音量バーを表示しない大胆なUIには大賛成である。

デバイスの上部バー表示は、Apple musicに軍配があがる。
その他のポイントは、Spotifyが優れている。

ホーム画面

ホーム画面

上記はデフォルトのホーム画面である。左がSpotify、右がApple musicだ。

Apple musicの特徴は、各情報の表示領域が大きい。
一方Spotifyは、各情報の表示領域を小さくして多くの情報を表示している。
個人的には多くの情報を同一画面に表示してほしい。
Spotifyは、情報の大きさと量を絶妙なバランスで表示してる。


さらにApple musicは、大きく情報を表示しているがゆえに、
横スワイプからの縦スワイプの切り替えが致命的に悪い。

ホーム画面

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左がSpotify、右がApple musicだ。

赤線は、横スワイプ中に縦スワイプを認識する境界領域を示している。
つまり赤線内のアートワークを横スワイプしている時に縦スワイプに切り替えるためには、赤線の範囲外でなければを縦スワイプを認識してくれない。
見ての通り、Apple musicは、横スワイプ中に縦スワイプを認識する範囲が狭い。

少なくてもiPhone X以降の端末を使用している場合は、片手操作中にで指が届く範囲が限られる。
Apple musicの横スワイプから縦スワイプへの切り替えは、思った以上にストレスである。

デバイスの切り替え

Spotifyは、デバイスの切り替えが非常にスムーズである。
また、MacやiPadから流れている音楽をiPhoneで操作できる。

デバイスの切り替え

上図の2画面は、Macで再生中の音楽をiPhoneで調節している画面である。
デバイスを選択から「このiPhone」をタップすると全く遅延や途切れがなく、再生デバイスがMacからiPhoneに変わる。
デバイス切り替えの精度は、感動に値するレベルだ。

その他の比較

UIを中心にApple musicとSpotifyを比較した。
紹介したもの以外にSpotifyの優れている点を下記にまとめると

・検索タブを2回タップすれば検索ワードの入力が可能
・検索機能が優秀
・suggestionのセンスが優れている
・音質が良い(実際に実感できるかは疑問)
・思い通りの操作(Apple musicは、横スワイプ中に画面が止まる場所が限定されており、指を止めてからカクツク)

Apple musicを使うべき人


Apple musicを酷評する形になったが、Apple musicにも良いところは多々ある。
下記に該当する人は、Apple musicの方が向いている場合もある

ライブラリをひとつにまとめたい人

iTunesで購入した曲、自分で取り込んだ曲は、Spotifyに取り込むことができない。
iCloud ライブラリが優れている点は、これらとストリーミングサービスの曲を同一ライブラリに統一できる。
iCloudライブラリにも不満要素はあるが(勝手に楽曲情報やアートワークが変更,ライブラリのアップデートが遅い)、これだけでもApple musicを使う理由になるだろう。

より多くの曲を聴きたい人

Apple music:約6000万曲
Spotify:5000 万曲以上

上記のようにApple musicの方が曲数が多い。
両者の差である1000万曲を実感したことはないが、聞きたい音楽によっては、Apple musicを選択する必要があるだろう。

デフォルトアプリを使用したい人

iPhoneの場合、iOS13で音楽再生のデフォルトアプリとして選択できるのは、ミュージックアプリだけである。
Apple musicとSpotifyの両者が起動されていない場合、デフォルトであるApple musicから選択的に音楽が再生されてしまう。

つまりコントロールセンターから音楽を再生する場合や、自動再生(車に乗った際のBluetooth経由での自動再生など)では、直前にSpotifyを使用していない限り、Apple musicから再生されることが多い。

iOS14では、デフォルトアプリを選択できるとの噂もあるが、現状は、ミュージックアプリしか選択できない。

まとめ

Apple musicとSpotifyを比較した。Spotifyの圧勝ではあるが、Apple musicにも捨てがたいポイントは多い。
上質な音楽体験のためにも、自分に合ったストリーミングサービスを選択することが重要である。
この記事がストリーミングサービス選択の助けになれば幸いだ。

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