Macのデータを復元できる『4DDiG』を試す。画像やExceなど、全てのファイルを復旧できるソフトウェア[PR]

この記事はデータ復旧ソフト『4DDiG』のレビュー記事です。メーカーよりレビュー用にライセンスを発行いただき、実際に使ってみた印象をもとに記事を執筆しています。検証に使用したPC/OSは、MacBook Air(M1, 2020)/ macOS Monterrey バージョン12.5.1です。
「気づかないうちにデータが消えていた、バックアップもとっていない……….。」
「数年前のデータを使いたい、でも探しても見つからない。」
PCユーザーなら一度は経験したことがありますよね。
今後つかう予定がないデータは削除してしまいがちなので、たまたま数年後に必要になったとしても残っていないことが多いですよね。
そこで本記事では、Appleシリコンにも対応したデータ復元ソフト『4DDiG』をレビューしていきます。

『4DDiG』は、PDFや画像データ、ExcelやWordをはじめとした1000種類を超えるファイル形式に対応したデータ復元ソフト。
最初に筆者が実際に使ってみた印象をまとめておきます。
- スキャンが速い!
- 頻回にセールがある
- プレビューは無料
- M1チップにも対応
- 使う機会が少ない
- 費用がかかる
そもそもデータの復旧が必要となるのが稀なので、「4DDiG」を使うシーンは限定的ですよね。
ただソフトがかなり軽く、スキャンや復元の速さにはシンプルに驚きました。
M1チップ以降に対応した復旧ソフトは貴重だし、ストレスなくサクサク動くのでもしもの時には大活躍するでしょう。
データ復旧ソフト「4DDiG」の特徴

本記事でレビューする『4DDiG』は、2007年に香港に設立されたIT企業「Tenorshare」のデータ復旧ソフトです。
「Tenorshare」は、WindowsやMac、iOSやAndroid向けのソフトウェアを開発していて、ユーザー数が1,000万人以上の信頼ある企業。
『4DDiG』はMac版/Windows版がリリースされていて、本記事ではMac版を試していきます。
16言語に対応し、1,000種類以上のファイル形式を復元できる

公式サイトより引用
冒頭でも軽く前述しましたが、『4DDiG』が対応しているファイル形式は1,000を上回ります。
対応言語は英語や日本語をはじめとした16言語。実際に日本語で使ってみても、翻訳に違和感を抱くことはありませんでした。
対応しているファイル形式や言語を全てみたい方は、こちらをご参照ください。
内部SSD/HDDだけでなく、USBやSDカードも復元できる

公式ホームページより引用
内蔵のSSD/HDDだけでなく、外付けデバイスからもデータを復元できるのが嬉しいポイント。
Appleシリコンの内蔵SSDには対応していないデータ復旧ソフトが多い中、『4DDiG』はしっかり対応している点も助かります。
「4DDiG」の価格:購入はセールを狙え!
『4DDiG』のライセンスは、月間:6,578円、年間:9,790円、永久:12,210円の3種類がラインナップしています。
高いと感じる方も多いでしょうが、これはあくまで「定価」です。
『4DDiG』は頻回にセールが開催されているので、実際にはもっと安く購入できるケースが多いのが特徴。

公式ホームページより引用
記事の執筆時点では、上記のセールに加えて30%OFFクーポンが発行されていました。
価格は日々変動しているので、最新の情報は公式ホームページを確認しましょう。
ちなみに本記事の執筆時点では、新学期キャンペーンが開催されているようです。

公式ホームページより引用
プレビューまでなら無料

復元できるファイルをスキャンしたり、一部のファイルをプレビューするだけなら無料で使うことができます。
復元したいファイルが見つかったところで有料版を購入すればいいので、「買ったのに復元できない」というリスクを回避できておすすめ!
データ復元ソフト「4DDiG」を無料で試す

ここからは筆者が実際に『4DDiG』をつかってみた印象を紹介していきます。
動作も軽いので、「もしものとき」には重宝するソフトになっています。
Tenorshareの公式サイトから「4DDiG」を無料インストール
まずはTenorshareの公式サイトにて無料ダウンロードをクリックし、『4DDiG』インストーラーを無料ダウンロードします。

ダウンロードしたインストーラーを開き、アプリケーションをMacに追加します。

Macのアプリ一覧に「Tenorshare 4DDiG」が追加されています。

ダウンロードしたインストーラーはもう使わないなので、右クリックして取り出しておきましょう。

インストールの方法は一般的なサードパーティ製のソフトと変わりないので、とくに迷うことはなかったです。
スキャンが早くて動作も軽い!無料版でも一部ファイルはプレビュー可
早速『4DDiG』を起動してデータを復元できるファイルを確認していきます。

『4DDiG』でMacBookをスキャンしたところ、67万のファイルがみつかりました。
ファイルのデータ容量は97GBにもなり、予想より遥かにたくさんのファイルを復元できそうです。
普通のソフトなら1時間以上かかってもおかしくないデータ容量ですが、今回スキャンに要したのは1-2分でした。

スキャンしたファイルはこんな感じに整列されています。PDFやWordなど、ファイルの種類別に探すこともできて助かります。

PowerPointだけでも数えきれないほどのファイルがスキャンされています。

仕事や研究で使っているExcelファイルも大量にスキャンされていました。

みつかったファイルの一部は、無料版でもプレビューができるとのこと。
実際に確認してみたところ、PowerPointやExcelのプレビューは不可、写真ファイルはプレビュー可でした。


Officeの無料プレビューに対応していないのはちょっと残念かなー。
データ復元ソフト「4DDiG」の有料版を試す
登録コードとメールアドレスを入力し、『4DDiG」を無料版から有料版にアップグレードしていきます。


先ほどプレビューした画像をひらいて、「復元」をクリックします。


復元ファイルの保存先を選んで(今回はデスクトップを選択)復元完了です。
デスクトップに戻ると「Tenorshare 4DDiG」と名前がついたフォルダが追加されています。


しっかり目的の画像ファイルが復元されていました!


せっかく復元できた画像ファイルですが、よーくみてみると「ロックあり」との記載があります。


ためしに編集しようとすると以下のポップアップが出現し、ファイルの複製を求められました。
複製してしまえば制限なく画像をいじれるので、特に困ることはなさそうです。


もちろん画像ファイルだけじゃなく、OfficeやPDFなども簡単に復元することができました。


とてもスムーズにデータを復元できたので、もしもの時は重宝するかと思います。
まとめ:サクサク動くデータ復旧ソフト「4DDiG」
Tenorshareのデータ復旧ソフト『4DDiG』をレビューしました。
- スキャンが速い!
- 頻回にセールがある
- プレビューは無料
- M1チップにも対応
- 使う機会が少ない
- 費用がかかる
『4DDiG』以外のデータ復旧ソフトをレビューしたこともありますが、スキャンが遅くApple Silicone搭載のMacにも非対応でした。
その点、本記事でレビューした『4DDiG』は、Apple Silicone搭載のMacに対応していて、わずか1-2秒でスキャンが完了します。
スキャンしてプレビューするまでは無料でできるし、個人的には大満足のデータ復元ソフトだと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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