【レビュー】InnoView 15.8インチ モバイルモニター | Switchをドックなしで接続できる非光沢ディスプレイ

本稿はInnoViewの15.8インチ モバイルモニターのレビュー記事です。製品サンプルの提供を受けていますが、記事の内容への指定や金銭等の提供はなく、筆者が感じたままのレビューになります。
出先での作業や情報の共有、時には娯楽用の自分専用モニターとして活躍するモバイルモニター。
モバイルモニターには、携帯性・解像度・接続方式が求められます。
本稿では上記3点のバランスが良く、コスパに優れるInnoViewの『15.8″ FHD 1080P モバイルモニター:PM406-02B』をレビューしていきます。

- ケースがスタンドになる
- PCからUSB Type-Cケーブル1本で出力できる
- ドックなしでSwitchと接続できる
- 携帯性が良い
- コスパが良い
- スピーカーの音質がイマイチ
- HDMIではなくMini HDMI
ブランド「InnoView」とは?
ブランド名を初めて聞く方もいるかと思うので、製品レビューの前に「InnoView」について簡単に紹介しておきます。
InnoViewは中国を拠点とする2017年に発足したモバイルモニターの専門メーカーです。
比較的新しいメーカーですが、中国ではすでに大手のモバイルモニターメーカーで、信頼と実績があります。

日本のAmazonでもモバイルモニターを中心に販売していて、合計4500件ほどのカスタマーレビューが寄せられています。
レビューを詳しくみても良い意見が多く、「聞いたことがないメーカーだから」と心配する必要はないでしょう。
InnoView 15.8″ FHD 1080P モバイルモニター:「PM406-02B」を開封レビュー

早速『15.8″ FHD 1080P モバイルモニター:PM406-02B』を開封してレビューしていきます。
本体のデザインや付属品をチェック
モバイルモニターの本体は専用ケースによって保護されています。

モバイルモニター単体やケースを装着した際のサイズ感はこんな感じ。ぱっと見かなり薄いですね。


重量はモバイルモニター単体で786g、ケース込みで1265gとまずまずの重さ。15.8インチとしては妥当な重さでしょう。


専用ケースはマグネットでモバイルモニターにくっつく仕様。

ケースがそのままスタンドになるので、モバイルモニターを立たせることが可能。

下部の両端にゴム脚がついてるので、長時間使っても滑って倒れるなんてことはありませんでした。

向かって右の側面にMini HDMI端子、USB-C端子×2を搭載しています。
USB-Cケーブルで本体に電源供給できるのは、誰もが重宝する仕様ですね!


反対側(左)の側面には、イヤホンジャック、設定ボタン、電源ボタンを搭載しています。


モバイルモニター本体の他には、ケーブルが3本、クリーニングクロス、USB-Aアダプター、保証書、ユーザーガイド、クイックガイドが同梱されていました。

ケーブルは映像を入力するUSB-C to USB-CケーブルとHDMI to Mini HDMIケーブル、電源を供給するUSB-C to USB-Aケーブルの3本。

よくみるとUSB-Aアダプターは、スナップドラゴン(Android向けのCPU)を作っているクアルコム社の製品でした。

詳しい仕様
以下にInnoView 15.8″ FHD 1080P モバイルモニター:「PM406-02B」の仕様をまとめておきますので、スペック等を知りたい方はご参照ください。
型番 | INVPM406 |
製品サイズ | 幅:39 cm 高さ:26.2 cm 厚さ:5.2 cm |
画面サイズ | 15.8インチ |
表面仕様 | ノングレア (非光沢液晶) |
解像度 | 1920 x 1080 Pixels FHD |
パネル仕様 | IPS |
リフレッシュシート | 60Hz |
視野角 | 178° |
アスペクト比 | 16:9 |
最大輝度 | 250cd/m2 |
重量 | 本体のみ:786g ケース込み:1265g いずれも実測値 |
ポート | USB-C × 2 Mini HDMI × 1 3.5mmオーディオ端子 |
保証 | 1年間 製品登録で2年間 30日間は無料返金 |

IPSパネルで1920 x 1080 P、FHDに対応!
開封レビューや仕様の紹介はここまでにして、ここからは実際に僕が本製品を使ってみて感じた良いところ(メリット)と悪いところ(デメリット)を紹介していきます。
『InnoView 15.8″ FHD 1080P モバイルモニター:PM406-02B』の良いところ(メリット)
筆者が実際に『InnoView 15.8″ FHD 1080P モバイルモニター:PM406-02B』を使って感じたメリットがこちら。
- スタンドケースが便利!
- PCからUSB-Cケーブル1本で出力できる
- ドックなしでSwitchと接続できる
- コンパクトで持ち運びやすい
- コスパが良い
上記4つのメリットを中心に紹介していきますね。
スタンドケースが便利!
スタンドケースにはふたつのミゾがあって、モバイルモニターの角度を調整できます。




本来の使い方ではありませんが、モニター下部のゴム脚がついてて滑りにくいので、ほぼ直角にも立てることも可能。


ミゾがないところに立てると安定性に欠けるので、自己責任で使いましょう。
USB-Cケーブル1本でPCから出力できる
MacBookから『InnoView 15.8″ FHD 1080P モバイルモニター:PM406-02B』に出力してみました。
PCと接続する場合は、モバイルモニターへの電源供給と映像出力をUSB-Cケーブル1本で同時にできちゃいます。


ディスプレイの綺麗さは、流石にMacBookのRetinaディスプレイに及びませんが、写真の編集やデザイン系の作業じゃなければ十分の画質だと思います。





PCから電源供給できるのが嬉しいですね!
ドックなしでSwitchと接続できる


付属のUSB-Cケーブルを使えば、ドックなしでNintendo Switchを出力できます。
モニター本体への電源供給が必要なものの、ドックを使わなくても出力できるのはめちゃくちゃ重宝してます。
スプラトゥーン3を数時間プレイしてみましたが、遅延等なく問題なく遊べました。
コンパクトで持ち運びやすい


15.8インチの画面サイズにも関わらず、本体が軽くてコンパクトなので、持ち運びやすいのが特徴的。
出先でも気軽に作業環境を拡張できるので、カフェなどで作業したい方にはおすすめです。
コスパが良い
同じような性能のモバイルモニターの相場は、20,000〜25,000円程度。
一方『InnoView 15.8″ FHD 1080P モバイルモニター:PM406-02B』は、2万円以下で購入可能。
Amazonでの価格は日々変動していますが、運が良ければ16,000〜17,000円ほどで購入できることも…….!!
『InnoView 15.8″ FHD 1080P モバイルモニター:PM406-02B』の悪いところ(デメリット)
続いて、筆者が『InnoView 15.8″ FHD 1080P モバイルモニター:PM406-02B』を使って感じたデメリットをまとめてみました。
- スピーカーの音質がイマイチ
- HDMI端子を非搭載
それでは詳しく紹介していきますね。
スピーカーの音質がイマイチ
モバイルモニターという性質上、どうしても音楽を楽しむには物足りないスピーカー性能です。
筆者がよいスピーカーに慣れていることもあって、本製品のスピーカーを使おうとは思えません。


スプラトゥーン3をやっても音の遅延は気になりませんでしたが、細かい音まで拾いたいのでイヤホンジャックにヘッドホンをつないで遊んでいます。


HDMIではなくMini HDMIを搭載
モバイルモニターなのでHDMIよりコンパクトなMini HDMI端子を搭載しています。
付属のHDMI to Mini HDMIケーブルにトラブルがあった際には新調する必要がありますが、基本的にはUSB-Cケーブルで接続すれば問題ないでしょう。
まとめ:コスパ抜群のバランス型モバイルモニター
本稿では「【レビュー】InnoView 15.8インチ モバイルモニター | Switchをドックなしで接続できる非光沢ディスプレイ」を執筆してきました。
- 便利なスタンドケース
- PCからUSB Type-Cケーブル1本で出力
- ドックなしでSwitchと接続できる
- IPSパネルでFHD
- 持ち運びやすい
- コスパが良い
- スピーカーの音質がイマイチ
- HDMIではなくMini HDMI
メインモニターにするには少々物足りないですが、USB-C接続できて携帯性も優れているので、モバイルモニターとしては非常にバランスがとれた製品でしょう。
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