Number84を読んでくれてありがとうございます。Taka(@Number84M)です。
僕はPCで作業するとき、視線を上げるためにスタンドを使っています。
肩や首の疲労を軽減してくれるので、僕にとってスタンドの重要度は非常に高いです。
今回、ガジェットポーチ『デイズポーチ』で有名なユウボク東京さんから、スタンド機能を持つPCケースが登場しました。
製品サンプルを提供いただき、僕なりの使用感をレビューしていきます。
ピークラッチ

表面

裏面
今回紹介する製品は、ユウボク東京から発売されているピークラッチというPCバッグです。
ピークラッチは、PCスタンドにもなるPCバッグです。
デザインは、デイズポーチを継承したシンプルなデザインになっています。
180度ひらく
180度開くPCケースは珍しいんじゃないでしょうか?
出し入れが自由にできるので、素晴らしい形状かと思います。
短辺をめくるとマジックテープが出現します(写真右端)。
折りたたんでスタンドへ
真ん中で折りたたみ、マジックテープ同士を貼り付けることで簡単にスタンドを作ることができます。
貼り付ける位置をずらすことで、スタンドの高さを調整する仕様です。
実際にMacBook Pro13インチをのせてみました。
スタンドの使用感としては、及第点です。
※一部PCでの使用は非推奨:詳しくはこちら
収納が豊富
前面の大きなポケット内部には、ペンが入るポケットが2つ、パスケース程度のポケットが1つ付いています。
後面のポケット内部には、ポケットがついていませんでした。
充電器などの周辺機器に加え、筆記用具や書類程度であれば持ち運ぶことができそうです。
懸念点①:重量
致命的な問題点として重量が挙げられます。
13インチ用ピークラッチの重量は、355〜415gです(カラーによって異なる)。
同様のコンセプトであるMOFT 多機能キャリーケースは、285gに抑えられています。
ケース+スタンドと多機能である点を考慮しても、常に鞄に入れて持ち運ぶには、少し重く感じてしまいます。
懸念点②:マジックテープ
素材がマジックテープなのは、個人的な懸念点のひとつです。
「ビリビリビリ」といった効果音が好きな人は、いないんじゃないかと思っています。
公共の場所での使用は、気が引けます。
特に図書館などの静かな場所で使うときは、細心の注意が必要ですね。
懸念点③:排熱効率
個人的にスタンドを用いるメリットは、タイピング感の向上、姿勢の矯正、排熱効率の向上であると感じています。
しかしピークラッチは、背面が空洞ではないので排熱効率を上昇させることができません。
一方、対抗製品であるMOFT 多機能キャリーケースは、背面が空洞になります。
排熱効率の観点からは、本製品が劣っていると言わざるを得ないでしょう。
購入するべき人
僕なりに本製品が合う人は、
「職場内でPCと書類、筆記用具を持って移動する人」
かなと思いました。
バッグインバッグとしてではなく、職場内での移動バッグとして使用するべきだと感じています。
常に持ち運ぶには重量があるので、会議出席時など限定的な用途で使うと快適でしょう。
まとめ
ユウボク東京の『ピークラッチ』を紹介しました。
残念ながら、かつてデイズポーチやデイズポーチリモードを手にした時ほどの感動は得られませんでした。
しかし作りが良く収納力も高いため、限定的な用途として使用することは、十分可能かと思います。
今後の改良に期待したいです。