2020年のデータによると、スマートフォンを持つ日本人の67.3%がiPhoneユーザーです。iPhoneを好む理由は人それぞれですが、少なからずみんなが持っているから「とりあえずiPhone」というユーザーも多いかと思います。
ここ最近のiPhoneは、本体やiOSの進化が凄まじく、単なる連絡やネットサーフィン以外にも無限の可能性を持っています。
個人的には、生活を便利で豊かにしてくれる「なんでも屋」といったイメージ。
これはiPhoneに限らず、他のミドルレンジ以上のスマートフォンにも言えること。
どうせならもっとiPhoneを使いこなして欲しい。
これが僕の願いですね。
そこで今回の記事では、iPhoneを使いこなすために重要な「ショートカット」について紹介していきます。
敬遠されがちなショートカットですが、これは使いこなすと生活変わります。
言い過ぎかと思いますが、これは割とガチです。
騙されたと思って、この記事で気に入ったショートカットを設定してみてください。
まじで生活変わります。
もっとiPhoneを使いこなしたい人、iPhoneで生活を豊かにしたい人は、必見の内容です。
iPhoneのショートカットとは?
iOS端末における「ショートカット」は、複数の操作(アクション)を自動で実行してくれる機能です。
例えばショートカットを使えば、ワンタップで「アラームをセット」したり、「家族に“ 今から帰るよ ”とメッセージを送信」したりできます。
Siriとの連携も簡単で、音声でショートカットを実行することも可能。
基本的なショートカットの用語を解説
ショートカットに馴染みがない人は、“アクション”、“オートメーション”などとった訳のわからない用語に困惑しますよね。
そこで基本的なショートカットの用語について解説していきます。
アクション
“アクション”は、ショートカットを構成する要素。
例えば、ショートカットでワンタップで6時00分と6時10分のアラームをセットしたい場合、“6時00分のアラームをセット”するアクションと“6時10分のアラームをセット”するアクションでひとつのショートカットが構成される。
ショートカットを使って自動化したい操作や機能と捉えてくれれば良いかな。
オートメーション
“オートメーション”は、条件をみたした時に自動でショートカットを実行する機能。
「20時になったらアラームをセットしておやすみモードをオン」、「アラームを全て止めたら天気予報を表示」など生活パターンに応じて自動でiPhoneを操作できる。
これらは通常のショートカットでも可能だが、条件で自動化することで「ワンタップ」を省略できるのが最大のメリットですね。
ギャラリー
“ギャラリー”には、日常で便利なショートカットが集められています。
自分で1からショートカットを作るのとは異なり、既製のショートカットがラインナップされているので、初心者でも簡単に便利なショートカットを使うことができます。
おすすめが集結した「スターターショートカット」、ウィジェットに配置して真価を発揮する「ウィジェットショートカット」など細分化されている。
これからショートカットを始める人は、ギャラリーから既製されたショートカットをダウンロードするのが良いと思います。
筆者のショートカット、レシピを大公開!
それでは実際に僕がショートカットでどんなことをしているのかを紹介していきます。
僕はホーム画面に4個、ウィジェットに16個のショートカットを配置。
加えて2つのオートメーションを設定しています。
順番に紹介していきますね。
ホーム画面のショートカット
ホーム画面に配置しているショートカットでは、照明の操作を行っています。
上ふたつは、植物育成用ライトをオンオフできるショートカット。
Wi-Fi経由でコンセントのオンオフをスマホで管理できる「ミニスマートWi-Fiプラグ」をショートカットで操作してます。
ショートカットのレシピはシンプルそのもの。
「ミニスマートWi-Fiプラグ」の詳細は、別記事でまとめています。興味がある方は下記のリンクからご覧くださいませ。

下ふたつは、「スイッチボット」経由で部屋の照明を操作するショートカット。
照明のオンオフや明るさを調整できる。こちらも専用アプリから簡単にショートカットの作成が可能。
詳しくは別記事にまとめてありますので、興味がある方は以下のリンクから確認して覗いてみてください。

ウィジェットショートカット
ホーム画面を右にスワイプしたウィジェット一覧の画面には、8つのショートカットを重ねて2つ配置しています。
写真左の8つは、TVのリモコンで使用頻度が高いボタンやお風呂を沸かすためのショートカット。全て「スイッチボット」を経由しており、スマホからTVやお風呂に直接アクセスできるによう設定してます。
詳しくは以下の記事にまとめてあるので、ぜひ覗いてみてください。

残りの8つは、起動すると実行するアクションを選択できるショートカットが中心。毎日1度は使う生活に直結するものばかりです!
各ショートカットを以下にまとめておきます。
ショートカット | 機能 |
カーテン | カーテンを開ける(閉める) |
Home | スマートホーム系アプリを メニューから選択して開く |
Morning | おやすみモード、アラームなどをオフ 輝度を明るく |
Night | おやすみモード、アラームなどをオン 輝度を最小 |
Pay | キャッシュレス決済アプリを メニューから選択して開く |
Holiday | Nightのアラームなしver |
Money | 銀行系アプリ、クレジットカード系アプリをメニューから選択して開く |
Contact | 「今から帰る」 と妻にメッセージ |
「Morning」と「Night」は、iPhoneだけでなくApple Watchのシアターモードもオンオフできるようにしています。
睡眠前と起床後に行う全ての操作を自動化してる感じですね。
こちらでレシピを公開してるので、ぜひご覧ください。
メニューから実行する操作を選択するショートカットもiPhoneの中身がかなりスッキリしておすすめです!
作り方は以下の記事から確認できますので、ぜひ参考にしてみてください。

オートメーションで待ち受けの自動変更!
僕はオートメーションを使って、毎日21時半と7時にiPhoneの壁紙が自動で変わるように設定しています。
毎日21時半になると、写真のようにロック画面とホーム画面が黒を基調としたスタイルに自動で変わります。
一方、朝の7時になるとロック画面とホーム画面が白を基調としたスタイルに自動で変わります。
ついでにライトモードとダークモードも自動で切り替わるように設定しておくとめちゃめちゃ捗りますね。
特に寝る前は、黒を基調とした背景に変えることで、夜間の睡眠に好影響なのでオススメです。
「寝る前にスマホやPCを触りすぎて、寝れなくなった」
という経験は誰でもありますよね。そんな人にはぜひ昼間と夜の背景を変えることをおすすめしたい。
待ち受けの自動変更、オートメーションの作成方法は以下の記事へ!

関連:iPhoneの画面を最大限に暗くする方法!レシピも配布中
※真っ暗で撮影しています。
左が輝度最小、右が輝度最小からさらに画面を暗くしたiPhoneです。
輝度を最小にしただけだと、ベッドの中で使うときに
「ちょっと明るすぎる」
と感じることもありますよね。
ついついスマホを触ってしまって寝れなくなったり、寝起きに触ったら眩しすぎたりします。
そんな経験がある人は、「輝度をさらに下げる小技」を重宝するはず!
参考記事ではショートカットのレシピも一緒に配布してるので、ぜひ試してみてください。

関連:iPhoneの中身も公開中!
僕のiPhoneの中身は、こちらで公開しています。
「シンプルかつ使いやすい」
をモットーに、拘りの中身に仕上がっています。
だれでも知ってる有名アプリばかりですが、個性がつまったiPhoneになってると思うので、ぜひ覗いてみてもらえると嬉しいです。
まとめ:ショートカットを極めてiPhoneを使いこなそう!
僕が愛用しているショートカットを公開しました。
個人的にはショートカットこそ、iOSデバイスの本来の力を引き出すための超重要機能だと思ってます。
スマートホームとの連携、日常的な一コマを自動化できるので、ショートカットを使いこなすだけで生活変わります!これは言い過ぎかもしれませんが、割とガチです。
ぜひこの機会にショートカットを使いこなして、生活を変えてみてはいかがでしょうか。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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