BenQ treVolo U レビュー | 音楽モードを備えた語学学習専用スピーカーの実力は?

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    treVolo U review

    本記事はBenQの語学学習専用スピーカーtreVolo U』のレビュー記事です。レビュー用にメーカーより提供いただいた製品を筆者が使ってみた印象をもとに記事を執筆しています。金銭等の提供は一切なく、筆者が感じたままのレビュー記事になります。

    液晶モニターモニターライトで有名な台湾メーカーの「BenQ」は、今までになかった新しい概念のスピーカー『treVolo U』が発売しました。

    語学学習専用スピーカーtreVolo U
    語学学習専用Bluetoothスピーカー treVolo U
    引用元: BenQ

    『treVolo U』は、オンラインでの学習が盛んになってきた時代のニーズにあわせたBluetoothスピーカー。

    エコーキャンセラー技術を搭載しており、聴き取りやすいクリアな声を再現しています。

    実際に筆者がしばらく『treVolo U』をつかってみた印象がこちら。

    treVolo U
    総合評価
    ( 3.5 )
    メリット
    • YouTubeや映画鑑賞に最適
    • バッテリー持ちが良くUSB Type-Cでの充電
    • マイクを内蔵している
    • アプリでカスタマイズ可能
    デメリット
    • 価格が高い
    • 音楽体験としてはいまひとつ
    • デザインが独特

    それでは「BenQ treVolo U」のレビュー記事を執筆していきます!

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    目次

    語学学習用スピーカー「BenQ treVolo U」

    treVolo Uの外箱
    treVolo Uが到着

    日本で発売したばかりの製品だからか外箱は英語のみです。

    早速開封していきたいところですが、その前に「treVolo U」の特徴やくわしいスペックを紹介しておきます。

    BenQ treVolo Uの特徴と仕様

    『treVolo U』の主な特徴をまとめるとこんな感じ。

    treVolo Uの特徴
    • 音楽/動画学習/ライブ学習のための3つの音声モード
    • 独自のチューニング技術でクリアな音質
    • ノイズや環境音を減少させるエコーキャンセラー技術
    • 有線での接続にも対応
    • 12時間のバッテリー
    • 音源や環境音等から最適な音量に自動調整(安心モード)

    シーンに応じて使い分けられる3つのモードを搭載しているので、幅広い用途での活躍が期待できそう。

    12時間の連続再生ができるので、フル充電しておけば外出先でも十分使えるでしょう。

    スピーカーへの音声入力は、Bluetoothに加えてイヤホンジャックでの有線接続にも対応しているので幅広い機器に対応しています。

    コンセプトは「ハッキリと安全に聴く」

    treVolo Uのコンセプト
    子供に優しいスピーカー

    『treVolo U』の最大の特徴は、「音をはっきりと安全に聴ける」ところです。

    微妙な発音まで忠実に再現してくれるほか、環境や使用方法にあわせた音量の自動調整によって子供の聴力を守ってくれます。

    失った聴力は戻らないので、デジタル機器が発達した現代において、子供の聴力を守ることは大事なことですね。

    その他の詳しい仕様については以下に引用しておくので、気になる方はご覧ください。

    すべての仕様はこちら
    BluetoothBluetooth 5.0
    通信距離Class1、10m
    (障害物がない場合)
    入力3.5mm(4pin CTIA)
    USB Type-C USB2.0 (充電用)
    周波数60-20 KHz
    連続再生可能時間約12時間
    マイクロフォン全指向高感度マイク
    全指向性環境音マイク
    充電ケーブルUSB Type-Cケーブル
    充電時間3時間で80%以上へ
    音声コントロール搭載
    音声モード音楽モード
    動画学習モード
    ライブ学習モード
    サイズ横: 174mm
    高さ: 95.34mm
    奥行き: 81.36mm
    重さ約760g
    動作環境0〜40℃
    保存環境-20〜60℃
    専用アプリtreVolo Uアプリ
    内容物充電アダプタ
    オーディオケーブル
    充電ケーブル
    クイックスタートガイド
    保証書
    Regulatory Statements
    treVolo Uの仕様

    仕様や特徴の話はここまでにして、早速「treVolo U」を開封していきましょう。

    BenQ treVolo Uを開封!デザインや付属品をチェック

    こちらが「treVolo U」の本体です。子供を想定しているのか、メインカラーとして鮮やかなサックスブルーを採用しています。

    青は集中力をサポートしてくれるカラーでもあるので、学習用としては最適ですね。

    treVolo Uの正面
    BenQ treVolo U

    正面の右上にはブランドロゴが入っていて、左上にはボイスマイクと環境音マイクが搭載されてます。

    このふたつのマイクが良質かつ安全な音質を保つことに貢献するようです。

    人との会話に近づけるために、スピーカーには角度が12度ついています。

    treVolo Uの側面
    treVolo Uの側面

    本体の上面には6つのボタンがついていて、ここで音声モードを切り替えや電源のONOFF、音量の調整などを行います。

    treVolo Uのボタン
    本体上面のボタン

    背面はこんな感じ。右下のフタをパカっと外すと充電用のUSB Type-Cと有線入力用のオーディオ端子が搭載されています。

    スピーカー本体にくわえて、充電アダプタ、充電ケーブル、オーディオケーブル、クイックスタートガイド、Regulatory Statements、保証書が同梱されていました。

    個人的にはバッテリー持ちもサイズ感も気に入っていますが、本体カラーが独特なのでデザインへの好みは分かれそうですね。

    BenQ treVolo Uを使ってみる

    冒頭でも述べましたが、実際に「treVolo U」をしばらく使ってみて感じた印象はこんな感じ。

    ◎良いところ
    • YouTubeや映画鑑賞にピッタリ!
    • バッテリー持ちが良い
    • 嬉しいUSB Type-C充電
    • アプリでカスタマイズ可能
    • マイクを内蔵
    △気になるところ
    • 音楽体験としてはいまひとつ
    • 価格が高い
    • デザインが独特

    それでは「treVolo U」の使用感について、上記を中心に紹介していきます。

    treVolo Uを使って感じた「良いところ」

    僕が「treVolo U」を使って好印象だったのは、動画鑑賞に優れている点・バッテリー持ち・USB Type-C充電の3つ。

    ひとつずつ僕が抱いた印象を説明してきます。

    動画や映画鑑賞にピッタリ!

    音楽体験に特化したスピーカーでYouTubeを観ると、どうしても人の声が聴き取りにくいことが多いです。

    一方「treVolo U」は、優れた音声処理機能を搭載した声用スピーカーなので、人の声がとても聴き取りやすいのが特徴。

    聴きとりやすいtreVolo U
    話しやすく聴きやすい
    引用元: BenQ

    つまり人の声を聴きとることが多い映画や動画との相性も抜群なんですよね。

    細かな声の強弱やイントネーションまで忠実に再現してくれるので、とても満足できる映像体験を提供してくれました。

    バッテリー持ちが良く、USB Type-Cで充電できる

    個人的には長くても1日あたり3〜4時間ほどしか使いませんが、「treVolo U」は最大で12時間の連続再生ができます。

    多くのユーザーは数日に1回の充電でよいので、重宝するでしょう。

    充電供給もUSB Type-Cなので、MacBookやiPadなどのガジェットと充電ケーブルを共有できるのは嬉しいですね!

    BenQ treVolo UをType-Cケーブルで充電
    USB Type-Cケーブルで充電

    ちなみに筆者が愛用しているUSB Type-Cケーブルは、100W出力に対応した「Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル」です。

    発売当初には「絡まないケーブル」としてめちゃくちゃ話題になったアイテムで、僕も発売日に購入しました。

    1年以上つかってきた今でも、何ひとつ不満がないオススメのUSB Type-Cケーブルです!

    BenQより「他メーカーのUSB Type-Cケーブルを仕様する場合は、不具合が発生する可能性があります。」と指摘をいただきました。他メーカーのケーブルを利用する場合は自己責任で使いましょう。

    アプリでカスタマイズできる

    『treVolo U』の設定や音質のカスタマイズは、以下の専用アプリから行います。

    treVolo U

    treVolo U

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    アプリを開くと、Bluetoothで「treVolo U」と接続して設定を開始します。

    スマホと「treVolo U」の接続がBluetoothなので、近くに本体がないところでは設定ができないので注意。

    アプリでtreVolo Uを検知
    アプリが本体を検知

    アプリと本体を連携すると、専用サウンドのためのテストをするよう促されます。

    スピーカーから異なる周波数の音(250Hz〜8KHz)が流れるので、ユーザーは音が聴こえるか聴こえないかを選択します。

    このテスト結果に応じて自動で周波数の音を調整してくれるとのこと。

    正直にいうとアプリでできることはこのぐらいで、決して「すごいこと」ができるわけではありません。

    アプリの操作性もイマイチなので、「treVolo Uの良いところ」として取り上げるかは悩みました。

    でも今後のアップデートでさらに改善していく可能性を秘めているので、アプリがあることのメリットは大きいと感じています。

    マイクを内蔵!

    前述したとおり『treVolo U』にはマイクが内蔵されています。

    実際に『treVolo U』のマイクでオンライン会議に参加してみましたが、「いつもより音いいね!マイク変えた?」と言われました!

    声も明らかに聞きやすいですし、リモートワークでも大活躍してくれています。

    treVolo Uを使って感じた「残念なところ」

    「treVolo U」に対して僕が最も残念に感じているのは、『音楽体験』としての満足度が低いところ。

    声をハッキリ聴くための声用スピーカーなので、音楽の迫力はどうしても控えめな印象です。

    もちろん音が悪いわけではありませんが、同じ価格帯のスピーカーならもっと音楽を楽しめるモデルも多いでしょう。

    個人的には「音楽も動画もコレ1台!」というレベルには達していない気がしています。

    次に気になったのがスピーカー本体の「独特なデザイン」です。

    treVolo Uのデザイン
    デスクに置いてみた

    子供が使うことを想定しているためか、かなりポップなデザインをしていますよね。

    お洒落なデスク環境をつくりたい人にとっては、ちょっと使いにくいデザインかと感じています。

    ただ語学学習専用のスピーカーでターゲットが子供であることを考えると、このデザインが正解なんだと思います。

    まとめ: 動画鑑賞やオンライン会議にピッタリの声用スピーカー

    treVolo Uをレビュー
    BenQ treVolo U

    語学学習専用のBluetoothスピーカー『treVolo U』をレビューしてきました。

    動画鑑賞やオンライン会議などにもピッタリのスピーカーで、今の時代にあったアイテムかと思います。

    最後まで読んでいただきありがとうございました。

    treVolo U
    総合評価
    ( 3.5 )
    メリット
    • YouTubeや映画鑑賞に最適
    • バッテリー持ちが良くUSB-Cでの充電
    • マイクを内蔵している
    • アプリでカスタマイズ可能
    デメリット
    • 価格が高い
    • 音楽体験としてはいまひとつ
    • デザインが独特
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    treVolo U review

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