RORRYはコスパの良いスマホアクセサリーやワイヤレス充電器を販売しているブランド。
そんなRORRYが発売した巻取り式USB-Cケーブル搭載130Wモバイルバッテリー “H4” は、20000mAhの大容量モバイルバッテリーです。
最大出力130Wに対応していて、巻取り式のUSB-Cケーブルと合わせて大抵のモバイル端末をコレ1台で急速充電できるのが魅力です。
この記事では、実際に僕が「RORRY W巻取り式USB-Cケーブル搭載130Wモバイルバッテリー H4」をみっちり使ってきた印象をもとに、メリットやデメリットを中心にレビューしていきます。

- 巻取り式のUSB-Cケーブルが使いやすい
- 単ポート最大100Wで、ノートPCも急速充電
- 大容量の20,000mAh
- みやすいLEDディスプレイ
- USB-Cポートと内蔵ケーブルの併用では、出力が15Wに制限される
- 電源プラグは非搭載
※提供:RORRY
レビュー用に製品の提供を受けていますが、筆者が感じたままのレビューです。

モバイルバッテリー RORRY H4の特徴
RORRY H4は、最大130W出力に対応した20000mAhのモバイルバッテリーです。

- 最大出力130W(単ポート最大100W)
- 約70cmの巻取り式USB-Cケーブルを内蔵
- USB-Cポート x 1、USB-Aポート x 1を搭載
- 20,000mAhの大容量:iPhoneを約3.5回、MacBook Airを約1回フル充電できる
- ディスプレイ搭載
- シリコン製の持ち手付き
巻取り式のUSB-Cケーブルを内蔵しているので、スマホやタブレット、ノートPCなどのモバイル端末をコレ1台で急速充電できます。
セット内容
早速開封して、内容物を並べてみました。

- RORRY H4 モバイルバッテリー本体
- 収納用ポーチ
- USB-A to USB-Cケーブル
- 取扱説明書
付属のケーブルは、USB-C to Cではなく、USB-A to C。
これはRORRY H4が、内蔵ケーブルとUSB-Cポートを同時に使うと出力が制限される仕様のためですね。
USB-Aポートと内蔵ケーブルの組み合わせなら、最大130W出力となります。
デザイン・サイズ・重さ
RORRY H4は、縦横53mm x 高さ122.5mmの立方体デザインです。

上部にはUSB-CポートとUSB-Aポート、バッテリー残量の確認ボタン、シリコン製の持ち手がついています。

指をかけられる持ち手のおかげで、室内での移動も便利でした。

本体の重さは、実測値で499gとズッシリしています。
まあ、軽いに越したことはないけれど、スペックを考えれば妥当だと思いますね。

最大130W出力で、MacBook Air/Proを急速充電できる
RORRY H4は、単ポートで最大100W、USB-CとUSB-Aの組み合わせで最大130Wの高出力モバイルバッテリーです。
使用ポート | 最大出力 |
---|---|
USB-C | 100W |
USB-Cケーブル | 100W |
USB-A | 30W |
USB-C + USB-Cケーブル | 合計15W |
USB-C + USB-A | 合計130W (100W + 30W) |
USB-Cケーブル + USB-A | 合計130W (100W + 30W) |
USB-C + USB-Cケーブル + USB-A | 合計45W (15W + 30W) |
100Wの出力であれば、タブレットやMacBook Air/Proなど、大抵のモバイル端末であれば急速充電が可能です。
巻取り式のUSB-Cケーブルを内蔵
モバイルバッテリー本体の前面には、最大100W出力の巻取り式USB-Cケーブルを搭載。
使用していないときは、端子部分がマグネットでしっかり固定されます。


内蔵ケーブルを使いたい際には、好きな長さだけ引き出すことができ、最長で70cmまで伸びます。

LEDディスプレイでバッテリー残量や出力を確認できる
正面にあるLEDディスプレイには、本体のバッテリー残量や各ポートの出力数がリアルタイムに表示されます。

特に複数ポートを同時に使っているときは、モバイルバッテリーがどの端末に優先して出力を分配しているかが一目瞭然。
出力の分配状況に合わせて、充電する端末を柔軟に選べるのも使いやすいポイントです。
モバイルバッテリー RORRY H4の使用レビュー
僕は巻取り式USB-Cケーブル搭載130Wモバイルバッテリー RORRY H4を1ヶ月ほどみっちり使ってきました。
ここからは実際に使って感じたメリットやデメリットについてレビューしていきます。
内蔵USB-Cケーブルが使いやすい
最近では、MATECHの「PowerFusion 5000 45W」やAnkerの「Power Bank(30W, Fusion, Built-In USB-C ケーブル)」のように、USB-Cケーブルが内蔵されているモバイルバッテリーが増えてきました。
しかし両モデルの内蔵ケーブルは、20cmに届かない短さ。内蔵ケーブルの汎用性は、決して高くはありませんでした。

その点、RORRY H4の内蔵ケーブルは70cmまで伸びるので、デスク上でもゆとりを持って充電できます。

ケーブルの長さも好きなように調整できるので、長すぎて邪魔になることもありません。
内蔵ケーブルで本体を充電できる
RORRY H4の内蔵ケーブルは、スマホやPCなどへの電力供給だけでなく、モバイルバッテリー本体の充電にも活用できます。

本体の充電は最大65Wに対応しているため、70W程度の急速充電器を使えば効率的に充電できます。
本体にプラグを搭載することで、コンセントに直挿しして充電できれば理想的ですが、重さやサイズを考えると、この仕様がちょうど良いのかも。
単ポート最大100Wが頼もしすぎる
単ポート使用時における最大出力は100W。
実際にMacBook Airに接続してみたところ、MacBook Air側の上限である70Wで充電されていました。

外出先に急速充電器を持ち歩かなくても、最大スピードで快適に充電できるのが魅力的ですね。
USB-Cポートと内蔵ケーブルの同時使用では出力が制限される
USB-Cポート(または内蔵ケーブル)とUSB-Aポートを組み合わせれば、最大130Wの高出力に対応します。
一方で、USB-CポートとUSB-Cケーブルの組み合わせでは、合計出力が15Wまで下がります。

ただ、付属のUSB-A to USB-Cケーブルを活用すれば、合計で最大130Wで2台のUSB-Cデバイスを充電できます。
それでも使いやすい組み合わせであるUSB-CポートとUSB-Cケーブルで、最大出力が制限されてしまうのは惜しいところです。
モバイルバッテリー「RORRY H4」レビューのまとめ

この記事では巻取り式USB-Cケーブルを内蔵した最大130W出力のモバイルバッテリー「RORRY H4」をレビューしてきました。
記事の最後にメリットとデメリットを再度まとめておきます。
- 便利な内蔵ケーブル
- MacBook Air/Proを急速充電できる
- 大容量の20000mAh
- LEDディスプレイ搭載
- USB-Cポートと内蔵ケーブルの併用は非現実的
- 電源プラグは非搭載
USB-Cポートと内蔵ケーブルを併用できないのは、正直残念なところ。
それでも実際に使ってみて、単ポートで最大100Wなところは、MacBook Airを最大効率で充電できるので頼もしすぎました。
僕はガジェットブロガーという立場上、いろんなモバイルバッテリーをレビューしていますが、今回のRORRY H4は、外出先ではもちろん、自宅の中でも重宝しています。
最後まで読み進めていただき、ありがとうございました。

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