iPhoneやiPadのスタンドやケースで知られるMOFTが、ついにApple Watchバンドに参入しました。
新登場の「マグネット式シリコンバンド」は、しなやかな装着感に加え、表裏で異なるカラーを楽しめるリバーシブル仕様が特徴。1本で4通りのスタイルを楽しめるようになっています。
個人的には、Apple純正や他メーカーの製品を含めても、シリコンバンドの中では最有力となるApple Watchバンドだと思います。
発売に先駆けて本製品をじっくり使い込んできたので、魅力や使い心地を徹底的にレビューしていきます。

- 1本で複数のスタイルを楽しめる
- 表裏で異なるカラーのリバーシブル
- 防水性が高い
- 手首へのフィット感が高い
- 長時間つけていると蒸れやすい
※提供: MOFT
レビュー用に製品の提供を受けていますが、筆者が感じたままのレビューです。

MOFT Apple Watchシリコンバンドの特徴
MOFT Apple Watchバンドの特徴は、大きく2つあります。
- 表裏で異なるカラーのリバーシブル仕様
- 4通りのスタイルを使い分けられる!
- マグネットによるバンド固定
- 無段階の長さ調整が可能
今回は豊富なカラーラインナップのうち、人気が出そうな3カラーを選んでみました。

早速、開封してデザインをみていきましょう。
カラーとデザイン
MOFTのマグネット式シリコンバンドは、名前の通りマグネット固定のシリコンバンド。

最大の特徴は、表と裏を色違いで使えるリバーシブル仕様。1本で4通りのスタイルを楽しめます。
近くでみると、シリコンでありながらレザーのような高級感があります。

サンライズオレンジ x ミストブルー
僕の推しカラーがこちら。

鮮やかなオレンジが目を引きつつ、淡いブルーが全体をやわらげています。意外にもバランスのとれたバイカラーです。

ミストブルーの単色で使うと、手首まわりが一気に爽やかな印象になります。

淡いトーンなので主張が強すぎず、落ち着きと軽やかさを兼ね備えたスタイルになっています。

サンライズオレンジの単色は存在感があって、コーディネートのアクセントになります。

シンプルな服装に合わせても程よい差し色となり、アクティブな印象を与えてくれます。

ディープブルー x ミスティグレー
ミスティグレーの明るさが、ディープブルーの深みを一層引き立てています。

コントラストが手首で際立ち、落ち着きの中に爽やかさを感じさせる配色です。

ディープブルーの単色にしてみると、ツートーンのときとは印象が大きく変わります。

落ち着きのある雰囲気が前面に出て、より大人っぽい雰囲気を演出していますね。

ミスティグレーの単色は、グレーというよりホワイトに近い色味。

全体がグッと明るくなり、清潔感のある印象を与えます。

ジェットブラック x サンドベージュ
ブラックと柔らかなベージュの組み合わせは、落ち着いた雰囲気の中に品の良さを漂わせます。

モノトーンコーデやシックな装いとも相性が良く、幅広い場面で使いやすいカラーです。

ジェットブラック単色で使うと、手首が引き締まった印象になります。

シーンを選ばず使える汎用性の高さが魅力で、ビジネスからカジュアルまで幅広く適応できる色合いですね。

サンドベージュ単色で使うと、やわらかく上品な雰囲気が際立ちます。

明るすぎない落ち着いた色味なので、肌なじみがよく、アクセサリー感覚で自然に身につけられます。


1本で2色使えるのは心強い!


MOFT Apple Watchシリコンバンドのレビュー
実際に発売に先駆けて、MOFTのApple Watchバンドを数日間使ってみました。
- 手首にフィットする装着感
- 汗や水に強い防水性
- 夏場は蒸れやすい
上記の3点を中心に使用感をレビューしていきます。
手首にフィットする装着感
このシリコンバンドの大きな特徴は、マグネットによってバンドの長さを無段階に調整できるところ。
締め付け感を調整しつつ、手首にしっかりとフィットさせられるので、使っていて僕も重宝しているポイントです。


マグネット固定は強力で、日常シーンで意図せずバンドが外れそうになることもありません。固定力が高いので、バンド留めを使わなくても快適に使えています。


装着時は片手で下側のバンドを押さえつつ固定する必要があって、最初は慣れが必要です。
ただ、一度慣れてしまえばスムーズに装着できます。それでもスポーツループのようにサッと一瞬で着けられるバンドではありません。


汗や水に強い防水性
シリコンバンドなので、汗や水に強いのも魅力のひとつ。日常の手洗いや運動中の汗はもちろん、雨に濡れてもシミになることはありませんでしたmoft-apple-watch-band-oran
バンド自体が水を吸わないので、タオルでさっと拭くだけで元の状態に戻せます。
夏場は蒸れやすい
防水性が高い一方で、どうしても蒸れやすさは気になりました。長時間装着していても不快感はありませんでしたが、バンドを外すと肌が汗ばんでいます。
特に夏場や就寝中は蒸れやすいと感じました。通気性の悪さは、シリコンバンド全般に共通するデメリットでしょう。
MOFT Apple Watchバンドは、こんな人におすすめ
実際にMOFT Apple Watch用マグネット式シリコンバンドは、下記のような方におすすめだと思います。
- 純正シリコンバンドのデザインが好みではない人
- おしゃれなシリコンバンドを探している人
- 1本で複数のスタイルを楽しみたい人
- フィット感を重視したい人
一方で、シリコン素材特有の蒸れやすさは避けられません。バンドの通気性を重要視したい方は、スポーツループなどの通気性がいいバンドを選んだほうがいいでしょう。
とはいっても、個人的には装着中の不快感はないので、Apple純正のシリコンバンドを問題なく使えている方であれば、本製品の通気性も十分許容できるでしょう。
総評:MOFTのApple Watchバンドは、シリコンバンドの有力候補


この記事では、MOFT初となるApple Watchバンド「マグネット式シリコンバンド」をレビューしてきました。
実際に使ってみて、デザイン性と機能性を兼ね備えた完成度の高いApple Watchバンドだと感じました。
- 1本で複数のスタイルを楽しめる
- 表と裏で異なるカラーのリバーシブル
- 防水性が高い
- 手首へのフィット感が高い
- 蒸れやすい
1本で2色を使い分けられるリバーシブル仕様なので、初めてApple Watchバンドを購入する方にもおすすめだと思います。
最後まで読み進めていただき、ありがとうございました。


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