本記事は「OAO SCULP TANK」のレビュー記事です。メーカーよりレビュー用に製品をレンタルして記事を執筆しています。金銭等の提供はなく、実際に筆者が「SCULP TANK」を履いて感じたままのレビューになります。
都会の街にでると、たくさんの個性あふれる人々を目にします。
僕はもちろん、この記事を読んでいるあなたも大勢の中のひとりに過ぎません。
しかしファッションを通して自分を表現することの楽しさを知る人は、決して人口の波に飲まれることはないでしょう。
好きな服や好きな靴で自分を彩ることは、唯一無二の満足感になります。
そこで本記事では、心と体の豊かさを取り戻すための全く新しいブランドを取り上げます。
「快適さ」と「デザイン」を両立
唯一無二を提供する『OAO』
東京と京都を拠点とする「OAO」は、快適性と美しさを追求する2020年に誕生した日本のシューズブランド。
心身ともに満足できる“唯一無二“のシューズをコンセプトに、” One And Only “の頭文字をとって「OAO」と名付けられました。
「O・A・O」のアルファベットが靴紐のように結ばれたブランドロゴは、ブランドとユーザーもしくは人と人の縁を結ぶことを表現しています。
本記事では、そんなOAOのコンセプトを忠実に再現した『SCULP TANK』をご紹介。
こちらがOAOのレザーシューズ『SCULP TANK(スカルプタンク)』。
多くの方は、「かっこいいけど、重そうだし履きにくそう」と感じるでしょう。
OAOのコンセプトは「快適性」と「美しさ」の共存。
もちろん『SCULP TANK』も例外ではなく、見た目の重厚感からは想像できない履きやすさがあります。
決して安価なシューズではありませんが、それでも十分買う価値のあるアイテムだと断言できる。
それでは【OAO SCULP TANK】の快適さの秘密について、詳しくレビューしていきます。
- 洗練されたデザイン
- 本革ならではの高級感と重厚感
- スニーカーのような履き心地
- 5cmのソール(張り替え可)
- レザーシューズがゆえの価格
OAO SCULP TANKのデザインや重さをチェック
ロゴ入りのオシャレな箱で到着!早速開封していきます。
こちらが実際に手元に届いたSCULP TANK。ブラックレザーとシルバーの金属パーツで作られていて、高級感が滲み出ています。
本革の光沢感もめちゃくちゃ良い感じ。
真上から見るとこんな感じ。ブラックの濃淡が良いアクセントになっていて、シルバーの金属パーツとの相性も抜群です。
全体的な重厚感があって、どんな場面でも履いていけそうなデザインがGood!
内側のヒール部分には、目立たない形で「SCULP TANK」と刻印されています。部屋の風景が反射してシューズにうつりこむほどの光沢感です。
外側の中央には細かな凹凸のあるブランドロゴが刻印されています。ロゴの付近には細かな縦線が入った素材が使われていて、金属プレートを連想させられます。
SCULP TANKを後ろからみるとこんな感じ。ヒールが5cmあるので、ナチュラルに身長を盛れるのも嬉しいポイント。
ソールはスニーカーと同じ素材(EVA)が採用されていて、まるでスニーカーのようなクッション性を実現しています。
ソールの張り替えもオンラインストアから依頼できるので、より長く使えるのも嬉しいポイントです!
シューズの中はメッシュ素材になっているので、意外と通気性がよく蒸れにくい仕様です。
一般的なスニーカーの重さは、片足350〜450g程度と言われています。
『SCULP TANK』は実測432gで、一般的なスニーカーとほぼ同程度の重さを実現しています。
レザーシューズ特有の高級感と重厚感があるので、初めて手に取ったときは見た目と実際の重さのギャップに驚きました。
革靴の高級感あるデザインを保ちつつ、履いたときの快適性も損ねない工夫が施されていて、革靴とスニーカーを足して2で割ったようなシューズが『SCULP TANK』なんです!
つまり革靴とスニーカーのイイトコ取りだね!
SCULP TANKを履いてみる
デザインの話はここまでにして、早速SCULP TANKを履いていきます。
靴に限らずファッションアイテム全般で「良さそうだと思って試着してみると、意外と微妙だった」という経験はよくありますが、いざ「SCULP TANK」を履いてみて、僕はもっとこのシューズが好きになりました。
履いて感じた足元を彩る靴の重要性
実際に「SCULP TANK」を履いてる様子をみてお分かりいただけるかと思いますが、履く前よりさらにカッコよく見えませんか?
デザインがとても洗練されているので、いざ足元にくるとさらに美しくみえます。
どの角度からみても美しいので、もはや芸術の域に達しているように感じます。
ブラックのパンツにブラックの靴という環境下でも、これだけの存在感を発揮してくれる「SCULP TANK」の凄さには脱帽します。
改めて「ファッションにおける靴の重要性」を再認識させられましたね。
持っていれば、秋から春にかけて最大限に活躍してくれるレザーシューズになるでしょう。
デザインからは想像できない軽さ
432g(実測値)でスニーカーとほとんど重さが変わらないのは前述しましたが、実際に履いてみると軽さが際立ちます。
ソールの高さがあってショートブーツのようなイメージでしたが、重さがローカットスニーカーなので、履いていて不思議な感じ。
1週間ほどで足に馴染んでくる
最初は革が硬いので、歩くときに紐の下がつっぱり踵が浮いてしまいます。
メーカーに確認してみたところ「徐々に革が足に馴染んでくるので、1週間ほどでフィットしてくる」とのことでした。
筆者の手元にあるSCULP TANKはレンタル品で、革の馴染み方や経年変化の様子は検証ができていません。
実際の製品が届き次第検証していきますので、気になる方は当記事の更新をお待ちください。
→1回/週の頻度で履いてみて、1-2ヶ月ほどで足になじんできました。足に馴染む前でも紐をきつく締めれば、踵が浮くのを防げていました。
まとめ: スニーカーの性質を持った革命的レザーシューズ
OAOのレザーシューズ「SCULP TANK」をレビューしてきました。今まで出会ったことのないレザーシューズに筆者自身も感動しています。
記事の最後に「SCULP TANK」の印象を振り返っておきます。
- 洗練されたデザイン
- 本革ならではの高級感と重厚感
- スニーカーのような履き心地
- 5cmのソール(張り替え可)
- レザーシューズがゆえの価格
長く快適に付き合っていけるレザーシューズなので、38,500円の価格を踏まえても十分買って損しないアイテムだと思います。
スニーカーと革靴の良いところを掛け合わせて、互いの弱点を打ち消した夢のようなレザーシューズ。
ぜひ手に取って体験してみてはいかがでしょうか。
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