2016年を境に全てのiPhoneから「イヤホンジャック」が廃止され、完全ワイヤレスイヤホンが一気に普及したのは記憶に新しいですね。
ワイヤレスイヤホンの中でも、iPhoneユーザーが多い日本で圧倒的なシェアを誇るのがAirPods Proです。
2019年に発売されたAirPods Proに搭載されたノイズキャンセリングには、手にした誰もが驚きました。
さらにファームウェアのアップデートによって「空間オーディオ」にも対応し、多くに人が満足できる完全ワイヤレスイヤホンになりました。
2022年に発売されたAirPods Pro(第2世代)では、音質・ノイズキャンセリング・外音取り込み・バッテリーなどが底上げされた他、MagSafe対応のスピーカー搭載ケースが採用され、さらなる進化を遂げました。
そんなAirPods Proの性能をさらに強化してくれるのが「イヤーピース」です!
イヤホンの快適性、遮音性、音質まで強化!!
実はイヤーピースで変わるのは、「フィット感」だけじゃありません。
イヤーピースの交換は、耳が痛くなりやすい方や音質を追求したい方、遮音性をあげたい方などなど、全てのイヤホンユーザーに検討してもらいたい。
そこで今回の記事では、発売時に買えなくなるほど大ヒットしたコンプライの「AirPods Pro専用イヤーピース」をレビューしていきます。
AirPods Pro用のイヤーピースだけでなく、SONYやJabra、Sennheiserといった完全ワイヤレスイヤホンのメジャーブランドをカバーしているブランドとしても知られています。
実際に本製品を2年近く使ってみた印象はこんな感じ。
- 密閉性が向上
- 耳が痛くならない
- 音がよりクリアになる
- 重低音がちょっと向上
- 柔らかい素材で汎用性が高い
- 消耗する
- 価格が高め
それでは『COMPLY AirPods Pro専用イヤホンチップ』をレビューしていきます!
筆者がCOMPLYを選んだ理由
『COMPLY AirPods Pro専用イヤホンチップ』をレビューする前に、筆者が豊富なラインナップから本製品を選んだ理由について紹介しておきます。
コンプライの他に検討したのが「SednaEarfit XELASTEC for AirPods Pro」という製品。
こちらは体温で形状が変化するシリコンを採用していて、耳に合わせてフィットするイヤーチップですね。
「SednaEarfit XELASTEC for AirPods Pro」は、SSサイズからLサイズまでの7サイズがラインナップ。どんな人にも必ずピッタリのサイズが見つかるのも魅力のひとつ。
このようにサイズ展開が細かすぎるんですよね。
左右で耳のサイズが微妙に違う僕としては、サイズ展開がこれだけ細かいと別のサイズを購入しないといけない可能性があります。
一方コンプライのイヤーピースには、シリコンの約26倍柔らかい独自開発の低反発ポリウレタンが採用されています。
もちろんサイズ展開が多いのはいいことだけど、「低反発な素材で耳のサイズが多少違っても汎用性があるコンプライの方が満足度は高いかな?」と判断して購入してみました。
COMPLYのAirPods Pro専用イヤホンチップを開封
こちらが2020年11月に発売されたコンプライの「AirPods Pro専用イヤーチップ」。
大人気で買えなくなるほどのアイテムでしたが、なんとか発売日にGETできました。
1年使って病みつきになったので、リピート購入して新たにレビュー記事を執筆しています。
パッケージがケースにもなっていて、予備をそのまま収納しておける仕様になっています。
開封して3ペア全てを計量器に乗せてみましたが、3セットで1g未満の軽さ。
「COMPLY AirPods Pro専用イヤホンチップ」をAirPods Proに装着!使用感をチェック
早速『COMPLY AirPods Pro専用イヤホンチップ』をAir Pods Proに装着してみました。
ただ押し込むだけで装着できて、くるっと回して固定します。しっかり固定されていて、ちょっとやそっとじゃ外れることはなさそうです。
ボディが白いので、イヤーチップが黒くなっただけでスマートに見えます。
もちろんケースへの収まりも全く問題ありません。
体温でさらに柔らかくなる素材なので、つまんで圧縮した状態で耳に入れます。その後15秒ほどかけて耳のカタチにフィットしてくれる優れモノ。
たしかに耳に入れた直後はゆとりを感じますが、15秒ほどでフィットしてくるのがよく分かります。
フィット感が抜群なので、「イヤーチップ装着状態」は言うまでもなく問題ありませんでした。
もちろん初代と形状が変わらないAirPods Pro(第2世代)でもフィット感は問題ありませんでした。
「COMPLY AirPods Pro専用イヤホンチップ」を使った印象は?
実際に本製品を2年ほど使った印象がこちら。
- 密閉性が向上!
- 耳が痛くならない!
- 高音がこもらずよりクリアに!
- 重低音もわずかに響く
長時間つけているとどうしても耳が痛くなりがちだったんですが、イヤホンチップをコンプライに変えてから耳の痛みがなくなりました。
密閉性も上がっているので、音質がよりクリアに届いてくるのも実感できます。
つけていて本当に快適で、買ってよかったと満足しています。
デメリットを挙げるとするなら…….
『COMPLY AirPods Pro専用イヤホンチップ』には大満足している筆者ですが、あえてデメリットをあげるとするなら価格と耐久性ですね。
リピート購入したのも「イヤーチップがボロボロになったから」で、価格もそれなりにします。
発売日には3,000円台でしたが、物価が上がっている影響か現在は値上げが確認されています。
もちろんAmazonでは、もっと安い価格帯のイヤーチップも販売されているので、コンプライを選ばないにしても本記事をきっかけにイヤーチップの新調を検討してもらえると嬉しいです。
まとめ:イヤーピースで音楽体験を変える
コンプライの「AirPods Pro専用イヤーチチップ」を紹介しました。
- 密閉性が向上
- 耳が痛くならない
- 音がよりクリアになる
- 重低音がちょっと向上
- 柔らかい素材で汎用性が高い
- 消耗する
- 価格が高め
価格と耐久性が不安要素ではありますが、それ以外は大満足のアイテムかと思います。
コンプライを選ばないにしても全てのAirPodsユーザーに「イヤーチップの交換」を検討してもらいたいので、本記事がそのきっかけになれば嬉しいです。
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