“ OAO ” は、東京と京都を拠点とする日本のフットウェアブランドである。ブランドコンセプトとして「FOR HUMAN EXPERIENCE(人間らしい体験を。)」を掲げ、卓越した履き心地とデザイン性を両立したシューズを展開している。
以前ご紹介した 同ブランド の「SCULP TANK」は、洗練されたデザインのローカットレザーシューズでありながら、まるでスニーカーのような軽さと歩きやすさを実現していた。
「SCULP TANK」を初めて手にしたときの衝撃は色褪せず、1年経った今でも筆者の足元で輝いている。
OAOはサンダルでもデザイン性と快適性を追求し、「サンダルは長距離歩行に不向き」という常識を覆した。
今回取り上げる「MONOLITH NYLON」は、OAOが手掛けた新しいサンダルだ。
高密度ナイロンとレザーを組み合わせたミニマルなデザインに、厚さ7cmのソールを搭載し、快適な歩行体験をもたらす一足に仕上がっている。

- サンダルとは思えないほどの安定感
- スニーカーに劣らない歩きやすさ
- 厚底ながら軽量
- 上品でミニマルなデザイン
- 耐久性の高い素材
- ソール交換が可能で、長く履ける
- サンダルとしては高額
※提供: OAO
レビュー用に製品の提供を受けていますが、筆者が感じたままのレビューです。
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OAO MONOLITH NYLONの特徴
OAO MONOLITH NYLONは、高密度ナイロンとレザーを組み合わせ、7cmのソールを採用したサンダルである。
そのミニマルなデザインと快適な履き心地は、日常から長時間の街歩きまで、幅広く活躍する。
- デザイン:無駄を削ぎ落としたミニマルなオールブラック
- 厚さ7cmのソール:クッション性に優れたVibram® Project Xソールを改良
- 快適なインソール:クッション素材とコルクを組み合わせ、疲れにくい履き心地
- 軽い履き心地:見た目のボリュームに反して軽量
- 足首の安定感:柔らかい素材で足を包み込み、サンダルでも安定感がある
ミニマルなデザイン
「OAO MONOLITH NYLON」は、余計な装飾がないミニマルなデザインが特徴的である。
アッパーには高密度ナイロンが使われ、上品な光沢と耐久性を兼ね備えている。アッパーの縁取りにはレザーがあしらわれており、シンプルながらも上質感がある。

側面からみても、アッパーからソールにかけて無駄のないラインで構成されている。全体としてシンプルかつ統一感のあるデザインにまとめられている。


サイズタグは内側に配置されている。

ベルトにはレザーが採用されていて、高級感がある。

クッション性の高い7cmのソールと快適なインソール
MONOLITH NYLONの存在感を際立たせているのが、厚さ約7cmのソールだ。
イタリアのソール専門メーカー「Vibram」が開発したProject Xというソールで、雨の日でも滑りにくい優れたグリップ力と、高い耐久性を兼ね備えた高品質ソールである。

ボリュームがありながら、歩行時にはクッション性が高く、着地の衝撃をやわらげてくれる。

つま先部分にはVibramのロゴが刻まれており、機能性だけでなく信頼感のあるディテールとして存在感を放っている。

このソールにクッション性が高く足にフィットするEVAのインソールを組み合わせ、全体で約7cmの厚さとなっている。いわゆる厚底サンダルともいえる。



ソールは交換できて、長く愛用できます!
見た目に反して軽い
厚さ7cmのソールを備えた「MONOLITH NYLON」は、一見すると重量感がありそうに見える。ボリュームのあるソールが存在感を放ち、手に取る前は「重そうだ……。」という印象を抱いた。


しかし実際に持ってみると意外なほど軽く、厚底サンダルにありがちな重さや疲れやすさを感じさせない。
軽さと同時にクッション性もしっかり備えているため、街歩きや買い物などの日常使いから長時間の外出まで、安心して履き続けられるのが魅力である。
迫力ある見た目と軽快な履き心地のギャップこそ、「人間らしい体験」を重視するOAOの真骨頂なのだろう。
OAO MONOLITH NYLONの履き心地をレビュー
実際にMONOLITH NYLONで街を歩いてみて感じたのは、サンダルとは思えない快適さ。
7cmのソールは見た目以上に柔らかく、着地の衝撃をやわらげながら自然に前へと足を進めてくれる。
サイズはジャストサイズを選ぼう


筆者が普段履いているスニーカー(ニューバランス 996など)は、26cmである。MONOLITH NYLONは裸足で履くため、サイズダウンも検討したが、スニーカーと同じ26cmがジャストサイズであった。
参考として、普段履いているスニーカーと同じサイズを目安にすれば、大きな失敗は避けられるだろう。



サイズ交換は14日以内なので注意しよう!
サンダルなのに足首が安定する
歩いてまず驚いたのは、サンダルでありながら足首が安定するところ。柔らかいストラップが踵をしっかりと支えることで、足がサンダル内でズレ動くこともなく、一歩一歩を確実に安定させてくれる。


一般的なサンダルにありがちな頼りなさはない。
「ソールが高い分、足を挫きやすいのでは?」という懸念も、数歩で安心に変わった。
自然に足を運べるこの安定感は、MONOLITH NYLONならではの強みといえる。
長時間歩いても疲れにくい
これまで僕は、その日の “歩く時間と距離” を考慮して、サンダルとスニーカーのどちらを履くかを選んでいた。
そう、サンダルは「長時間歩くには不向き」という大前提があったから。
しかしMONOLITH NYLONを前にすると、その前提はあっけなく崩れ落ちる。


足首の安定感、厚みのあるソールがもたらすクッション性、足裏に沿うインソールのフィット感が重なり、サンダルとは思えないほどの快適さが得られた。
履いている安心感は、歩きやすいスニーカーに匹敵すると思う。
今日がどんな外出であっても、僕は自信を持ってMONOLITH NYLONを履いていける。
OAO MONOLITH NYLONは、こんな人におすすめ
この夏、MONOLITH NYLONを履き続けてきて、このサンダルがどんな人にオススメか分かってきた。
- デザインと歩きやすさを両立したい人
- ワンシーズンで終わらず、数年にわたって履き続けたい人
- 快適な厚底サンダルを探している人
- 至高の一足を探し求めている人
OAO MONOLITH NYLONは、決して安いサンダルではない。
なので、誰にでも気軽にすすめられる代物はない。“これで夏を乗り切りたい”と至高の一足を探している人にこそ、ふさわしいモデルだと思う。
一方で、とりあえずサンダルを試したい人や、歩きやすさより価格を重視したい人は、他のブランドから選んだ方が賢明だろう。
常識を覆した快適すぎるサンダル「MONOLITH NYLON」
OAOのMONOLITH NYLONは、単なるファッションサンダルにとどまらない。
足首の安定感、抜群のフィット感とクッション性は、スニーカーのような快適さを実現している。
- サンダルとは思えないほど安定
- スニーカーに劣らない歩きやすさ
- 厚底ながら軽量
- 上品でミニマルなデザイン
- 耐久性の高い素材
- ソール交換が可能で、長く履ける
- サンダルとしては高額
デザインと快適さの両方を追求したMONOLITH NYLONは、サンダルの常識を覆す存在に仕上がっている。
このサンダルは、目的地がどこであろうとしっかり僕たちの足元を支えてくれる。
至高の一足を探し求める人にとって、確かな相棒となってくれるだろう。
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