RORRY コンセント一体型モバイルバッテリーをレビュー!USB-Cケーブルと分離式のACアダプタを内蔵

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    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリーをレビュー

    iPhoneとApple Watchを毎日使う人にとって、「充電環境のスマート化」は永遠のテーマだろう。

    モバイルバッテリーにACアダプタ、USB-Cケーブルなど、持ち歩くモノが増えればバッグの中がごちゃついてしまう。

    そんな中、RORRYから発売された「コンセント一体型モバイルバッテリー」は、USB-Cケーブル内蔵Apple Watch充電対応プラグ一体型という、欲しかった機能をすべて詰め込んだような一台になっている。

    さらに、持ち運び時にはプラグ部分を分離できることで軽量化が図れ、iPhoneにちょうどいい最大20W出力というスペック。

    iPhoneとApple Watchの専用モバイルバッテリーを探している方にピッタリのアイテムだと思う。

    そこでこの記事では、RORRYのコンセント一体型モバイルバッテリーを1ヶ月ほど使ってみた印象踏まえて、細かな仕様やメリット・デメリットまで、徹底的にレビューしていく。

    コンセント一体型モバイルバッテリー
    総合評価
    ( 4.5 )
    メリット
    • iPhoneとApple Watchに最適化されたスペック
    • USB-Cケーブルと電源プラグを内蔵
    • Apple Watch充電パッドを搭載
    • コンセントを分離して軽量化して持ち運べる
    • 分離したコンセントは20WのUSB-C充電器として使える
    デメリット
    • 最大20W出力でiPadやMacBookには物足りない
    • Apple Watchの高速充電には非対応

    ※提供: RORRY
    レビュー用に製品の提供を受けていますが、メーカーに忖度しない筆者が感じたままのレビューです。

    目次

    RORRY USB-Cケーブル内蔵コンセント一体型モバイルバッテリーの特徴

    RORRYのコンセント一体型モバイルバッテリーは、充電に必要なアイテム全てを内蔵したオールンワン仕様の充電器。

    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリー
    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリー

    USB-Cケーブルの内蔵はもちろん、電源プラグでコンセントにそのまま挿せる構造や、Apple Watchの充電パッドまで一体化。

    さらに必要に応じて、プラグ部分を分離できる。

    実際に手に取って感じたデザインサイズ感機能性をひとつずつ見ていこう。

    付属品

    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリーの本体に加えて、USB-Cケーブルと取扱説明書が付属している。

    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリーの付属品
    付属のUSB-Cケーブルと取扱説明書

    付属のUSB-Cケーブルは、モバイルバッテリー本体や他の端末の充電に使用できる。

    とはいえ、モバイルバッテリー自体に本体充電用の電源プラグと端末充電用のUSB-Cケーブルが内蔵されているため、付属ケーブルの出番は限定的になりそう。

    RORRY コンセント一体型モバイルバッリーの外観、サイズ感、重さ

    こちらがRORRY コンセント一体型モバイルバッテリーの本体だ。

    本体中央にはApple Watch用の磁気充電パッドが一体化され、必要な機能をコンパクトに内蔵している。

    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリー
    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリー

    サイズは約 8.8 × 4.0 × 3.6 cmで、iPhone 16 Proと並べるとこんな感じ。

    コンセント一体型モバイルバッテリーとiPhone 16 Proのサイズ比較
    iPhone 16 Proとのサイズ比較

    側面にはUSB-Cケーブルを搭載。最大20W出力でデバイスを直接充電できる。

    iPhoneの背面からワイヤレス充電するMagSafe周辺機器ではないので、MagSafe対応のiPhoneケースじゃなくても使えるのは嬉しいところ。

    USB-Cケーブルを内蔵
    USB-Cケーブルを内蔵

    加えて最大出力22.5WのUSB-Cポートも搭載。内蔵ケーブルでは長さが短いときなどに活用できる。

    USB-Cポートを搭載
    上面にはUSB-CポートやPSEマークなどの本体仕様

    折りたたみ式の電源プラグを搭載していて、コンセントに直挿ししてモバイルバッテリーの本体を充電できる。

    コンセントを搭載している モバイルバッテリー

    持ち運ぶときは、電源プラグ部分だけを分離させることで、軽量かつコンパクトにできる。

    ACアダプタとモバイルバッテリーを分離

    本体の重さは実測値で157g。

    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリーの重さ

    分離後の重さは、モバイルバッテリー部分が111g、ACアダプタ部分が46gだった。

    製品のスペック

    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリーのスペックを下記にまとめた。

    製品名コンセント一体型モバイルバッテリー
    バッテリー容量5200mAh
    サイズ約 8.8 × 4.0 × 3.6 cm
    ACアダプタ分離時: 約 5.6 × 4.0 × 3.6 cm
    重量約 156 g
    モバイルバッテリー: 約 111 g
    ACアダプタ: 約 46 g
    最大出力USB-Cケーブル: 20 W
    USB-Cポート: 22.5 W
    Apple Watch充電パッド: 3.5 W
    ポートUSB-Cケーブル × 1
    USB-Cポート × 1

    最大出力20Wの内蔵ケーブルは、iPhoneの充電にぴったりの仕様。

    Apple Watchの充電は3.5W出力であるため、Series 7以降が対応する高速充電(5W)には非対応なので注意しよう。

    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリーのレビュー

    スペックだけを見ると、確かに優秀な要素が揃った製品に思える。

    しかし、モバイルバッテリーは実際に使って初めて見えてくる利便性や使い勝手が重要。

    ここからは、日常使いの視点で検証した携帯性・充電性能・使い勝手について、率直にレビューしていく。

    分離後のプラグはACアダプタとして使える

    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリーの最大の特徴が、モバイルバッテリー本体とプラグ部分を分離できる構造である。

    さらに分離後のプラグ部分は20WのUSB-C充電器として活用できる。

    プラグ部分はACアダプタとして使える
    分離後は最大20WのACアダプタにもなる

    分離した状態で111gの軽量モバイルバッテリーとして持ち運んでも良いし、2端末を同時に充電したい場合はACアダプタとモバイルバッテリーとして使っても良いだろう。

    この切り替えがシームレスに行える点は、日常的な使い勝手を底上げしていると感じた。

    iPhoneとApple Watchを同時充電できる!

    本体ひとつで、iPhoneとApple Watchを同時に充電できるので、旅行先で重宝する方がいるだろう。

    iPhoneとApple Watchを同時に充電

    バッテリー容量もiPhoneを約1回フル充電できる5,200 mAhなので、iPhoneやApple Watchにちょうどいいモバイルバッテリーに仕上がっていると思う。

    2通りの充電方法、パススルー充電に対応

    モバイルバッテリーの本体は、コンセントに直挿ししてもUSB-Cケーブルでも充電可能。

    もちろんモバイルバッテリーとデバイスを同時に充電するパススルー充電にも対応している。

    パススルー充電でスマホとモバイルバッテリーを同時に充電

    これらを組み合わせることで、さまざまなシーンにも対応できるのが本製品の隠れた強みだと感じた。

    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリーがオススメな人とそうでない人

    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリーをしばらく使ってみて、実際にどんな方にオススメできるのかが見えてきたので、共有しておく。

    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリーがあいそうな人
    • iPhoneもしくはApple Watch用の全部入り充電器を探している方
    • 荷物をできる限りコンパクトにしたい方
    • シーンに応じて軽量化して持ち運びたい方

    これ一台でiPhoneとApple Watch両方の充電が完結する点は、Appleユーザーにとって大きなメリットだと思う。スペック的にもiPhoneに最適化されているのがちょうどいい。

    一方、下記のような方は別モデルを検討したほうが良いだろう。

    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリーのレビューのまとめ

    この記事では、RORRYのコンセント一体型モバイルバッテリーをレビューしてきた。

    実際に使ってみて、iPhoneとApple Watchを日常的に使用するユーザーにとって非常に完成度の高いアイテムだと感じた。

    記事の最後にメリットとデメリットについてまとめておく。

    ◎良いところ
    • スマホに最適化されたスペック
    • USB-Cケーブルとコンセントを内蔵
    • Apple Watch充電パッドを搭載
    • コンセントを分離して軽量化できる
    • 分離したコンセントは20W出力のUSB-C充電器になる
    △気になるところ
    • MacBookやiPadには物足りないスペック
    • Apple Watchの高速充電には非対応

    USB-Cケーブルの内蔵、Apple Watch充電パッドの搭載、ACアダプタの分離構造と、モバイルバッテリーに求められる要素をコンパクトな筐体に違和感なくまとめ上げている。

    また、最大出力が20Wなところもスマートフォンにちょうどいいスペックだと思う。

    もちろん、バッテリー容量やApple Watchの高速充電非対応といった制約も存在する。

    しかし、それらを補って余りある利便性と携帯性を備えており、特にミニマルな運用を志向するユーザーには高い満足感をもたらすだろう。

    持ち運びやすさと、使いやすさを両立させたいAppleユーザーにとって、日常のスタンダードになり得る選択肢のひとつだろう。

    RORRY コンセント一体型モバイルバッテリーをレビュー

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