30歳を超え、20代の頃より身体にキレがなくなってきたことを感じます。今まで「若さ」を理由に逃げてきた”健康管理“。
30代への突入は、健康管理に目を向けるターニングポイントとして、これ以上ないほどの良い機会です。
そこで健康管理の第一歩として、『スマートバスマット』を使った生活に溶け込む体重管理を始めてみました。
メーカーから「試してほしい」と言われて送ってもらいましたが、予想以上に使い勝手が良かったので記事にして共有していきます。
- 生活シーンで自然と体重を測れる
- マットは洗濯機で丸洗いできる
- 測った体重はアプリに自動で同期される
- 1台で8人までの体重を管理できる
- 表示がなくて一喜一憂しなくていい
- 本体が重い
- 測定までの3秒が長い
- カラーによっては汚れが目立つ
体重管理が続かなかった理由
お得意の三日坊主で終わらないためにも、先ずは「今まで体重管理が続かなかった理由」について分析してみました。
- 体重計に乗るのが面倒
- 測って満足し、記録はしない
- そもそも体重計が邪魔
つまり最大の理想は、生活していれば体重を自動で測れて、自動で記録される邪魔にならない体重計。
僕たちが日々の生活で、毎日乗るものが体重計になってくれるのがベストなんですよね。
スマートバスマットで体重管理を生活に取り込む
issinのスマートバスマットは、体重計とバスマットを組み合わせたスマートホーム製品。ぱっと見だと、普通のバスマットに見えるけど、珪藻土をめくれば体重計がでてきます。
日常シーンで必ず乗る”バスマット”と乗るのが面倒になる”体重計”を一体化させるアイデアが独創的で、ズボラ星人の僕でも続けていけそう。
パッケージ内容
早速開封して、本体と付属品をチェックしていきます。
パッケージ内容は、ソフト珪藻土マット、体重計、充電ケーブル、充電アダプタ、取り扱い説明書。マットのカラーは、グレーグリーン、ダークグレーから選択できます。僕は3色からグレーを選んで、提供してもらいました。
充電ケーブルは、AppleのMacBookに搭載されているMagSafeのような仕様で、マグネットでピタッとくっつきます。
ライトが黄色の点滅から黄色の点灯に変われば、充電完了です。充電が終わってもライトの色は黄色のままで変わらないみたい。
本体のサイズ感と仕様
スマートバスマットのサイズは、縦39cm × 横60cm。バスマットなので、一般的な体重計よりはひと回り大きい気がします。
厚さは2cmあって、バスマットよりは厚くて存在感があります。
詳しい仕様はこちら
計量範囲 | 6〜150kg |
最小表示 | 6〜75kg±100g 75〜150kg±200g |
電池 | リチウムイオン蓄電池(内蔵) DC4.2V |
通信方式 | 2.4G 802.11 b/g/n |
防水規格 | IP65 |
使用環境 | 0〜40℃〜90%RH |
寸法 | 600×390×20mm |
重量 | 5.6Kg |
カラー | グレー、グリーン、ダークグレー |
アプリで初期設定
本体の電源を入れたら、使い始めるための初期設定が必要。
iOS/Androidに対応した専用アプリをインストールして、プロフィール、モードを設定します。ダイエットモードを選ぶ場合、自分で目標とする体重を決めます。その後、Wi-Fiに繋いで最初の体重測定をすれば、初期設定が完了。
アプリの指示通りに進むだけなので、迷うことなく初期設定が完了しました。
ココが残念。スマートバスマットを使って感じたデメリット
実際に僕がしばらくスマートバスマットを使ってきて感じたデメリットをまとめました。
本体が重い
重さが5.6kgもあって強化ガラス製なので、持ち運びには注意が必要です。簡単には割れないだろうけど、床や壁にぶつけて傷つけてしまう怖さがあるので、もう少し軽くなってくれると嬉しいですね。
測定までの3秒が長く感じる
スマートバスマットに3秒ほど乗ると「ピッ」と音がして、体重測定の完了を知らせてくれます。身体を拭いている間に体重を測ってくれれば嬉しいんだけど、身体が動いていちゃダメみたい。
正確に測るためにピタッと止まる必要があるのは分かるけど、普段バスマットの上で静止する時間なんてないわけで、意識的に3秒止まる手間があるんですよね。
普通の体重計に乗るよりはよっぽど楽なんだけど、すぐに身体を拭いて洋服を着たい方からしたら、完全に「スマート」とはいえないでしょう。
ココが良い!スマートバスマットを使って感じたメリット
続いて実際に使ってみて僕が重宝したポイント(メリット)をまとめました。
洗濯できるソフト珪藻土マット
使われているソフト珪藻土マットは、洗濯機で丸洗いが可能。風呂上がりに乗る場所なので、常に清潔に保てるのは嬉しいですね。
3色から選べるのも嬉しいし、驚くほど速乾性があって洗ったその日に使えるのも助かる。
ソフト珪藻土マットは単品でも売ってるよ!
データは自動でアプリに同期!家族の体重もまとめて管理
測定した体重は、Wi-Fi経由で自動的にアプリへ同期されます。
適切なユーザーに体重が自動で結びつけられるので、家族が順番に乗ってもしっかり反映してくれる。通信方式がBluetoothじゃなくWi-Fiなので、スマホが近くになくても同期してくれるのが助かります。スマートバスマットをもう1台用意すれば、「遠くで暮らす祖父母の体重を見守る」ことも可能!
アプリ内では5つの体重管理モードを選ぶことができ、妊娠中の方や生まれたばかりの新生児、育ち盛りの子供など、幅広い世代で使える仕様。子供の成長過程をデータで残せるのは、親として嬉しい限り。
もちろん体重はプライベートなデータなので、自分以外のユーザーに体重を非表示にすることもできます。体重の変化はグラフやレポートで取り出せるので、長期的な記録にも最適ですね。
表示がなく、体重を毎日みなくていい
スマートバスマットの本体には、体重が表示されません。測定した体重を確認するには、アプリを開く必要があります。これをメリットと捉える人もいれば、デメリットと捉える人もいるでしょう。
個人的には、その瞬間の体重より「前と比べてどうか」のほうが重要なので、表示がないことに問題はないかな。むしろ測るたびに体重に一喜一憂しなくていいので、表示がないメリットの方が大きいと僕は感じています。
スマートバスマットの口コミ
実際のスマートバスマットユーザーの口コミをAmazonのレビューから抜粋しました。2023年11月現在では、合計86件のカスタマーレビューが寄せられていて、星3.9と良好な評価を獲得しています。
良い口コミ
ポジティブな口コミをまとめました。実際に使ってみた僕も同意見でした。
意識しなくても習慣化される!
体重測定が日課になった。
家族で健康管理ができる
離れて住む母にも贈りたい
残念な口コミ
続いてネガティブな口コミもまとめました。
測るまでに時間がかかる
汚れが目立つ
値段が高額
グレーを選んだためか、むしろ汚れが目立ちにくい気がします。ダークグレーでは確かに汚れが目立ちやすいかもしれませんね。
バスマットと体重計を購入したほうが安上がりなので、普通に考えたら高額なのかもしれません。アプリとシームレスに同期してくれて、自分で体重を記録する手間がないので、個人的には妥当な金額かなと。
まとめ:スマートバスマットで体重管理をラクして続けよう!
本記事ではissinのスマートバスマットをレビューしてきました。記事の最後に本製品のメリットとデメリットを振り返っておきます。
- 体重の測定が生活に溶け込む
- 丸洗いできるマット
- 体重がアプリに自動同期される
- 8人までの体重を管理できる
- 体重の表示がないミニマルデザイン
- 本体が重い
- 測定までの3秒が地味に長い
- カラーによっては汚れが目立つ
実際に使ってみて、スマートバスマットに乗らない日がないので、体重を測る習慣をラクして作れるのが最大のメリットだと感じています。三日坊主の常習犯である僕でも、これなら長く継続できそうです。
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