Spigen (シュピゲン) は、米国に拠点を置くスマートフォンなどのモバイル端末の周辺機器メーカー。
世界的にも有名で、日本でもiPhoneケースなどで人気を集めています。
iPhoneケース以外にも豊富なアクセサリーが揃っています。特に先日送ってもらった貼り付けに失敗しないガラスフィルム「Glas tR EZ Fit」が便利だったので、本記事でレビューしていきます。
- フィルムの位置合わせが超カンタン
- ディスプレイ本来の美しさが活きる
- ケースに干渉しない設計
- 汚れが目立ちにくく、拭き取りやすい
- すこし割高感がある
- フィルムの縁に埃が溜まる
- わずかに指の抵抗感がある
提供: Spigen
メーカーから製品サンプルを提供いただき、記事を執筆しています。記事の内容に対するメーカーの干渉はありません。
Spigen Glas tR EZ Fitの概要
Spigenの「Glas tR EZ Fit」は、最近のトレンドであるガイド枠付きのガラスフィルムです。貼り付けに失敗する可能性が限りなく抑えられています。
2枚セットのガラスフィルムなので、使っていて傷んできたら再購入することなく張り替えることができます。
- ガラスフィルム × 2
- 貼り付けキット × 2
- クリーナー × 2
- クロス × 2
- ほこり取りシール × 2
- ヘラ ×1
Amazonでは世界中から5,580件のカスタマーレビューが寄せられ、星4.3の高評価を獲得しています。
Glas tR EZ Fitの主な特徴は下記の通りです。
- 硬度9H以上の強化ガラスフィルム
- 貼り付けキットでフィルムの位置決めが簡単
- オレポビクコーティングで汚れがつきにくく拭きとりやすい
- 側面の曲面加工により、ケースに干渉しにくい設計
ガラスフィルムでよく耳にする硬度9Hとは、8Hの鉛筆に耐えられる硬さのこと。人間の爪がだいたい2Hなので、引っ掻き傷が残ることはありません。
ガラスフィルムの貼り付け方
「新しいiPhoneを購入したけど、ガラスフィルムの貼り付けに失敗してしまった」という経験のある方も少なくないでしょう。
SpigenのGlas tR EZ Fitでは、iPhoneに乗せるだけのガイド枠のおかげで、”ガラスフィルムを貼り付け = 緊張の瞬間” という概念を覆してくれます。
クリーナー、クロス、リムーバーで液晶画面を綺麗にする
まずは付属のクリーナーとクロスを使って、液晶画面を綺麗にしていきます。
画面の汚れを取り除けたら、付属のホコリ取りシール (リムーバー) でホコリを取り除いていきます。
ホコリが少ないお風呂場での作業がオススメ!
iPhoneにガイド枠を装着する
液晶画面を綺麗にできたら、ガイド枠の内側についているフィルムを剥がします。
続いてiPhoneを覆うようにガイド枠を装着します。
ガイド枠を装着するだけで、適切な位置にガラスフィルムを貼ることが可能!位置決めの失敗がないので、おすすめです。
ステッカーを剥がしてガラスフィルムを貼り付ける
ガイド枠に記載されている指示に従い、ステッカー部分を押しながらスライドして30秒待ちます。
REMOVE FROM HERE
と記載されている部分を持ち、ガイド枠のステッカーを剥がしていきます。
このステッカーを剥がすと、ガラスフィルムが吸着していきます。
ヘラで気泡を抜いて貼り付け完了
付属のヘラで気泡を押し出せば、貼り付け完了です。
貼り付けプロセスはとても簡単で、かなり高い確率で綺麗に仕上がります
Glas tR EZ Fitの使用感レビュー
優秀なガイド枠を使ってGlas tR EZ Fitを貼り付ける様子を紹介してきました。
ここからは毎日使ってきて感じた印象を中心にレビューしていきます。
実際に筆者が感じたGlas tR EZ Fitの使用感がこちら。
- ケースに干渉しない設計
- フィルムの縁に埃が溜まりやすい
- グレアモデルで映りが綺麗
- 指紋が目立ちにくい
- 汚れがついても拭き取りやすい
- 指の滑りはわずかな抵抗感
- 耐久性は良さそう
上記の7点を中心に使用感を紹介していきますね。
ケースに干渉しない設計
Glas tR EZ Fitは、ケースとの相性をふまえて設計されています。
稀にケースに干渉して気泡が入ってしまうガラスフィルムがあるので、精密に設計されていて助かります。
フィルムの縁にホコリがたまりやすい
ガラスフィルムの縁に埃が溜まりやすいのは、唯一のデメリットだと感じています。
でも横からしっかり見ないと分からないレベルだし、個人的には許容できています(筆者は割と綺麗好きなタイプです)。
それでも気になる方が一定数いると感じたので、念の為共有しておきます。
グレアモデルで映りが綺麗
ガラスフィルムには、ディスプレイの綺麗さを重視したグレア、指の滑りや指紋への耐性を重視したアンチグレアがあります。
今回レビューしているGlas tR EZ Fitはグレア仕様のガラスフィルムで、ディスプレイの本来の美しさに近い状態でつかえます。
iPhoneには美しいSuper Retina XDRディスプレイ (有機EL) が使われているので、グレアフィルムとも相性ぴったり。
iPhoneの綺麗なディスプレイを活かしたい方にオススメ
指紋が目立ちにくい
グレアフィルムは透明感がある反面、指紋や汚れが目立ちやすいのがデメリットです。
でもGlas tR EZ Fitは、コーティングによって一般的なグレアフィルムより指紋が目立ちにくいのが特徴的。
アンチグレアフィルムと比べてしまえば指紋がつきやすいですが、かつてのグレアフィルムのような汚さはありません。
個人的にはディスプレイの綺麗さと指紋のつきにくさのバランスが良くて、重宝しています。
汚れがついても拭き取りやすい
指紋汚れがついても、軽く拭き取るだけで綺麗になります。
力を入れてゴシゴシ拭くというより、布を軽く滑らせるイメージですね。
筆者はマイクロファイバーで指紋汚れを拭き取っていますが、一般的なクロスでも同じように綺麗になるのでオススメです!
指の滑りはわずかな抵抗感
フィルムを貼っていないときよりは指が滑りますが、まだ若干の抵抗を感じます。
フィルムの抵抗感がありますが、個人的にはゲームも問題なくプレイできるレベルだと感じています。
ただディスプレイ上で指を滑らせるスマホゲームをプレイすることが多い方は、アンチグレアフィルムを選んだほうが無難だと思います。
フィルムの耐衝撃性は良さそう
使い始めて2ヶ月ほど経ちましたが、少なく見積もっても5回ぐらいは落下させてしまいました。
画面から落下したこともあってヒヤッとしましたが、未だ目立つようなキズはついていません。
iPhoneケース(MOFTのレザーケースとCASEFINITEのフロストエアウルトラ)をつけていたので、フィルムのみの耐久性を検証してわけではありませんが、割れてもおかしくない落とし方をしただけに助かりました。
カメラの保護はGlas tR EZ Fit Optik Pro
カメラ用の保護フィルムを探している方は、SpigenのGlas tR EZ Fit Optik Proを検討しても良いでしょう。
ガラスフィルムと同じくガイド枠が優秀で、貼り付けを失敗する心配がありません。
2セット入りなので、もし傷ついたり、剥がれたりした場合でもすぐに貼り直せます。
iPhoneのカメラが割れることは滅多にありませんが、どうしても割りたくない方にはオススメです!
ガラスフィルム「Glas tR EZ Fit」レビューのまとめ
本記事ではSpigenのiPhone 15 Pro用ガラスフィルム「Glas tR EZ Fit」をレビューしてきました。
記事の最後に本製品のメリットとデメリットを振り返っておきます。
- 貼り付け時の位置合わせが簡単
- ディスプレイ本来の美しさを活かせる
- ケースに干渉しない設計
- 汚れが目立ちにくく、拭き取りやすい
- フィルムの縁にホコリがたまりやすい
- ごくわずかに指の抵抗感がある
- 割高感がある
フィルムの縁のホコリや指の抵抗感は、個人的には許容範囲内でした。
若干の割高感は否めませんが、2枚セットかつ貼り付けに失敗するリスクが低いことを踏まえれば納得できるでしょう。
とにかくガイド枠が優秀なので、全てのガラスフィルムに採用されてほしいと感じています。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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