iPadは、大きく4モデル (iPad、iPad mini、iPad Air、iPad Pro) がラインナップしている。
仕事の補助ツールとして、趣味のクリエイティブ用途として、あるいは動画視聴や読書などのリラックスタイムなど、iPadは多くのユーザーの日常に溶け込んでいる。
そんな中で、デバイス本体だけで完結することは少なく、ケースやスタイラスペン、保護フィルムといったアクセサリーが、使い勝手を大きく左右するようになる。
そこでこの記事では、モバイルアクセサリーブランド「ESR (イーエスアール) 」のiPadアクセサリーをレビューしていく。

ESRはコスパに優れたアイテムを多くリリースしていて、低価格かつ純正に見劣りしない周辺機器を探している方にはおすすめのブランド。
実際にiPadケース、スタイラスペン、保護フィルムをしばらく使ってみたところ、僕も思ってた以上に気に入った。
特にスタイラスペンは優秀で、Apple純正品が大好きな僕でも「もうこれで良くない!?」と感じるほど。
ESRのiPad accessoryは、コストを抑えたい方にって良い選択肢のひとつになるだろう。
- ESR iPadハイブリッドケース
- ペンシルホルダー付きのスタンドケース
- ESR Geo デジタルPencil
- Apple Pencil (USB-C) に劣らないスタイラスペン
- ESR iPadスクリーン保護フィルムム(TBD)
- 貼り付けカンタン!iPadのディスプレイが活きるクリアフィルム
アイテムの詳細はこちら



ESR Flip ハイブリッドケース: 縦でも横でも使えるスタンドカバー
最初に紹介するのは、スタンド機能を搭載したiPadケース「ESR Flip ハイブリッドケース (Pencilホルダー) 」。

iPadを縦・横あわせて4パターンの角度で設置できるスタンドケースで、側面までしっかり覆う全面保護の設計。
Pencilホルダーまで備えており、価格も3,000円台。機能と価格のバランスに優れた実用的なiPadケースである。
横向き・縦向きどちらでも使える設計
このケースの最大の特徴は、横向き・縦向きの両方に対応したスタンド機能。

横置きの25°では手書き作業やブラウジングにぴったりの使用感。


すこし角度をつけた45°は、PDFやスライドなどの情報を閲覧するのに便利な印象。


さらに角度をつけた60°は、動画視聴やWebミーティングに重宝している。


縦置きは約70°で、スクロール式の電子書籍やコンテンツ、ニュースアプリ、料理中のレシピ表示などに活用できる。
スマホに最適化されたアプリを使うにもちょうどいいだろう。



安定性も◎でした!
Apple Pencilの充電にも対応したPencilホルダー
Apple Pencilを収納できるホルダーを搭載。


後述する「ESR Geo デジタルPencil」などの互換性のあるスタイラスペンなども収納できる。


ペンシルはぴったり収まっていて、使うときは背面の隙間から押し出して外す仕様。


しばらく使ってみたが、Apple PencilやiPadがキズつくこともなかったので、精密に設計されているのだろう。
カバンの中でApple Pencilが迷子になりがちな方にはオススメだと思う。
側面ボタンの操作性も良好
音量ボタンには反発力のある物理ボタンを採用。


スピーカーや電源ボタン周りも正確にくりぬかれている。


総じて操作性は良好で、Touch IDやボタンの感度が落ちることはなかった。
iPadバッグにも収納できる
iPad用のバッグを持っている方にとっては、Flip ハイブリッドケースが対応しているところだ。
僕は11インチまでのiPadに対応したErgofiniteの斜め掛けスリングバッグ「THE TOKYO TECHPACK SLING」を愛用しているので、Flip ハイブリッドケースを装着した11インチのiPad Airを収納してみる。


Flip ハイブリッドケースを装着した状態でも、iPad Airはすっきり収まり、収納力にも余裕がある。


他のiPad用バッグへの対応は分からないが、おそらく概ね問題なく収納できると思われる。
唯一の懸念点は重さ
「Flip ハイブリッドケース(Pencilホルダー)」の重さは、実測値で366g。


機能性を考えれば妥当な重さだが、AppleのSmart Folio (213g) などのシンプルなケースと比べたら、重さが気になる方もいるだろう。


ESR Geo デジタルPencil: 互換スタイラスペン
Apple Pencilの価格に少しためらいがある方にとって、互換性のあるスタイラスは気になる選択肢のひとつだろう。
ただ、いざ購入を検討するとなると、書き心地や遅延、iPadとの相性など、いくつかの不安が頭をよぎる。
ESRの「Geo デジタルPencil」は、そういった不安を丁寧に潰してくれた。
実際に使用してみると、機能面も書き心地も思った以上に安定していて、「これで十分」と思えるレベルに達していると感じた。
実際に「ESR Geo デジタルPencil」を使っている様子は、こちらの短い動画をご覧いただきたい。
スムーズな書き心地
ペン先はの太さはApple Pencilとほぼ同じの1.5mm。視認性を妨げず、細かい記述もしやすい。


ペンの重量バランスが自然で、持ったときの違和感がない。長時間の使用でも手に疲れを感じにくく、日常的なノート取りやPDFへの書き込みなどには十分対応できる印象だった。
ペン先の動きは軽快で、特に手書きメモや簡単なスケッチでは遅延や描線のズレもほとんど気にならない。
傾き検知に対応
Apple Pencilのようにペンに角度をつけることで線の太さを調整できる傾き検知に対応している。


iPad上に手がのっていても、ペンシルの動きを感知してくれるパームリジェクションにも対応していて、書き心地にたいして不満を感じたことはなかった。


Appleの「探す」機能に対応
Geo デジタルPencilは、Appleの「探す」アプリに対応している。


「探す」アプリに登録しておけば、ペンの現在位置を確認でき、音を鳴らして場所を特定することも可能。
この価格のスタイラスペンがApple PencilでもProモデルしか対応していない「探す」に対応しているのは、めちゃくちゃ助かる。
小型でなくしやすいアイテムなだけに、紛失リスクを軽減できるのは嬉しいポイントだろう。
USB-Cポートで充電、連続使用は最大12時間!
本体の充電は、側面のキャップを外すと現れるUSB-Cポートから行う。




約30分でフル充電が完了し、最大12時間の連続使用が可能。
実際に日常的に使用していても、数日おきに充電すれば十分運用できるペースで、バッテリーに関するストレスはほとんど感じなかった。
Apple Pencil (USB-C) との比較
ESR Geo デジタルPencilは、特にApple Pencil(USB-C)の購入を検討しているユーザーにとって、低価格帯の有力な代替案になり得ると思う。
以下に、Apple Pencil(USB-C)との比較表をまとめた。
Geo デジタルPencil | Apple Pencil (USB-C) | |
---|---|---|
充電 | USB-C | USB-C |
カラー | ホワイト/ブラック | ホワイト |
マグネットで取り付け | ||
傾き感知 | ||
筆圧感知 | ー | ー |
ダブルタップ | ー | ー |
充電残量の確認 | ー | ※iPadから確認 |
「探す」機能 | ー | |
価格 | 約4,500円 | 13,800円 |
もちろん、使いはじめの接続の安定性や全体的な一体感では、Apple Pencilのほうが一歩優れていると感じる部分もある。
それでもGeo デジタルPencilは、Apple Pencil Proにしか対応していない「探す」アプリに対応しており、価格もApple Pencilの約1/3。
コストを抑えつつも、実用性を犠牲にしたくない人にとっては、十分に検討の価値がある選択肢といえる。





これは「Apple Pencil 超え」といっても良いでしょう!
ESR iPadスクリーン保護フィルム (TBD) : 貼り付け簡単!
iPadの画面を保護するためにフィルムを使う人は多いが、「貼り付けが難しい」、「気泡が入る」、「画質が落ちる」といったストレスもつきもの。
ESRの「iPadスクリーン保護フィルム(TBD)」は、そうした煩わしさを抑えつつ、貼りやすさと仕上がりの美しさを両立したガラスフィルムに仕上がっている。


実はこのガラスフィルムは、ESRさんからご提供いただく前からすでに自分で購入して使っていたモデルでもある。
その時点で使用感には十分な満足感があり、本記事でもあらためて紹介していく。
ガイド枠で貼り付けが簡単
付属のガイドフレームは、貼り付けで失敗しやすい“フィルムの位置合わせ”をサポートしてくれる。
フィルムの貼り付けはわずか2ステップ。
まずはディスプレイを下にしてガイド枠にiPadを装着する。


続いてガイド枠を閉じて押さえたままシートを引き抜く。
これだけで自然と中央から気泡を逃がしながら貼れる設計になっており、初心者でもまっすぐ、きれいに仕上げやすい。


ホコリ取りシールやクリーニングクロスも付属しているが、シートを引き抜くときに静電気でホコリを除去してくれるので、気泡が入りにくいのがポイント!
ディスプレイの美しさを損ねないクリア仕様
iPad用の保護フィルムは、画面の綺麗さ重視のクリアフィルム、指紋汚れや反射を軽減するアンチグレアフィルム、書き心地重視のペーパーライクフィルムに分かれる。
「iPadスクリーン保護フィルム(TBD)」は、透明度が高いクリアフィルムで、iPad本来の美しい画面を活かすことができる。
まとめ: ESRのiPadアクセサリーはこんな人にオススメ!


今回使用した3製品、「Flip ハイブリッドケース」、「Geo デジタルPencil」、「iPadスクリーン保護フィルム (TBD) 」は、どれも”派手さ”はない。
しかし実用性とコスパについては、十分に価値のあるアイテムだと思う。
特にケースやスタイラスペンは、Apple純正の半分以下の価格できる。にも関わらず、目立った不自由もなく日常シーンに溶け込んでくれた。
ESRのiPadアクセサリーは、コスパを重要視している方にとって良い選択肢になるだろう。
最後まで読み進めていただき、ありがとうございました。






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