iPhone・AirPods・Apple Watchの3デバイスのための多機能ワイヤレス充電器は、多くのサードパーティーメーカーが参入している分野です。筆者が夫婦で使うワークスペースでも、ベルキンやPITAKAの多機能ワイヤレス充電器を採用しています。
特に後者は、MagSafe対応モバイルバッテリーにもなる汎用性の高さが魅力的なアイテムです。一方、Apple Watchだけに焦点をあてた多機能ワイヤレス充電器は、未だにラインナップが少ない状況。
そこで本稿では、モバイルバッテリーにもなるApple Watch充電スタンド「Juicy Apple」をレビューしていきます。
- デザインが良い
- 常にフル充電のモバイルバッテリー
- AirPods Pro(第2世代)を充電できる
- 軽くてコンパクト
- Apple Watchの高速充電には非対応
- モバイルバッテリーのポートがMicro USB
- ケースによってはAirPods Proを充電できない
レビュー用に製品提供を受けていますが、記事の内容への指定はありません。筆者が感じたままの自由レビューです。
WORLD GADGETS Juicy Appleの特徴
Juicy Appleは、Makuakeでのクラウドファンディングで登場し、約220万円の支援を得たApple Watch充電器です。
Juicy Appleの主要な特徴を下記にまとめました。
- AppleのMFi認証を取得
- 全てのApple Watchに対応
- 5in1充電スタンド
- Apple Watch充電器
- Apple Watch充電スタンド
- Apple Watchモバイルバッテリー
- パワーハブ機能
- AirPods Pro(第2世代)充電器
- パススルー充電に対応
- Apple Watchを2回以上フル充電できる
Juicy Appleの詳しい仕様はこちら
モバイルバッテリー | ドック | |
---|---|---|
幅 | 40mm | 45mm |
高さ | 60mm | 17mm |
厚み | 21.5mm | 60mm |
重さ | 54g | 26g |
容量 | 925mAh | ー |
入力 | 5V/0.4A | 5V/3A (USB-C) |
出力 | 5V/0.4A | 5V/3A |
内容物 | ・モバイルバッテリー本体 ・充電スタンド ・ナノシリコン × 2 ・USB-C to Cケーブル |
WORLD GADGETS Juicy Appleを開封!外観や付属品をチェック
早速、筆者の手元に届いた「Juicy Apple」を開封していきます。
- モバイルバッテリー本体
- 充電スタンド
- ナノシリコン × 2
- USB-C to Cケーブル
取扱説明書の同梱はなく、外箱のQRコードからネットで閲覧できる仕様です。前々から説明書の同梱は不要だと思ってたので、エコで良いですね!
本体はモバイルバッテリーと充電スタンドで構成され、前者を後者に装着して据え置きの充電器、外して外出先でも使えるモバイルバッテリーとして機能します。
モバイルバッテリーの上部には、充電開始ボタンとMicro USBポート、LEDランプを搭載。ドックに接続するほか、Micro USBケーブルでもモバイルバッテリーを充電できます。
- 緑:75〜100 %
- 青:50〜75 %
- 黄:25〜50 %
- 赤:0〜25 %
※10%以下になると赤く点滅
モバイルバッテリー本体の重さは、カタログ値通りの54gでした。めちゃくちゃ軽くてコンパクトです。
ドックの背面と側面にはUSB-Cポートを搭載しています。背面ポートは、本体への電源を供給(モバイルバッテリーの充電)に使います。側面ポートは出力用で、USB-Cケーブルを接続することでスマホやタブレットの充電が可能。
ドック底面はゲルパッドで、デスクに固定できるようになっています。
使っているApple Watchのモデルによって、高さ調整のためのナノシリコンをドックに貼り付けます。大きいシリコンが38/40/41mm用、小さい方が42/44/45mm用です。
Apple Watch充電スタンド「Juicy Apple」の良いところ
実際に筆者がしばらくJuicy Appleを使ってみて感じたメリットをまとめてみました。
- デザインが良い!
- モバイルバッテリーは常にフル充電
- AirPods Pro(第2世代)を充電できる
- 軽くてコンパクト
上記3つのメリットについて、詳しく紹介していきますね。
デザインが良い
Apple Watchを充電している姿は、どの角度からみても目を見張ります。
ここまでコンパクトで洗練されたデザインには、筆者も脱帽でした。
常にフル充電のモバイルバッテリー
ドックに接続しておけば、モバイルバッテリーのフル充電を保ちつつApple Watchを充電できます。モバイルバッテリーを使いたいときに確実に使えるので、充電忘れが多い方は重宝するでしょう。
AirPods Pro(第2世代)を充電できる
Juicy Appleは、AirPods Pro(第2世代)の充電スタンドやモバイルバッテリーとしても機能します。
軽くてコンパクト
たった54gのモバイルバッテリーで、持ち運ぶのにノーストレスなのが魅力的。非常にコンパクトなので、ポーチに入れても嵩張りません。
Apple Watch充電スタンド「Juicy Apple」の残念なところ
Juicy Appleを使っていてデメリットも感じたので、下記にまとめておきます。
- Apple Watchの急速充電には非対応
- モバイルバッテリーのポートがMicro USB
- ケースによってはAirPods Proを充電できない
上記のデメリットについて、紹介していきますね。
Apple Watchの高速充電には非対応
Apple Watch Series 7で搭載された高速充電機能には、最大7.5Wの給電をサポートしています。最大出力が2Wの本製品では、Apple Watchを高速充電することができません。
モバイルバッテリーを持ち運んで、充電速度をカバーしよう!
モバイルバッテリーのポートがMicro USB
モバイルバッテリーに搭載されているポートがMicro USBなのは、ちょっと残念なポイント。
ドックから充電すれば問題ないので、個人的には不自由なく使えています。でもUSB-Cケーブルで充電できれば最高だったのに、なんでMicro USBなんだろう…………..。
ケースによってはAirPods Proを充電できない
僕が愛用しているPITAKAのAirPods Proケース(MagEZ Case AirPods Pro 2)を装着した状態では、AirPods Proを充電できませんでした。
AirPods Proにケースをつけている方は、本製品で充電できない可能性があるので注意しましょう。
まとめ:Apple Watch充電器の究極形
WORLD GADGETSのApple Watch充電スタンド「Juicy Apple」をレビューしてきました。記事の最後に本製品の特徴を振り返っておきます。
- デザインが良い
- 常にフル充電のモバイルバッテリー
- AirPods Pro(第2世代)を充電できる
- 軽くてコンパクト
デザイン抜群の充電スタンドで、モバイルバッテリーとしても使える優れモノ。Apple Watchの充電スタンドを探している方にとっては筆頭候補になること間違いなしのデスクアイテムでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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