本記事にはFAR EAST GADCETの新製品「Whiteout sticker(ホワイトアウトステッカー)」のレビュー記事です。AppleのMagic Keyboardを真っ白に無刻印化するためのミニマルなステッカーです。メーカーに提供いただいたサンプルを筆者が実際に使った印象をもとに記事を執筆しています。
日本で普及しているJISキーボードは、各キーにひらがな表記があって非常にごちゃごちゃしています。一方ひらがな表記がないUSキーボードは、JISキーボードと比べてミニマルなデザインが特徴的。
本記事でレビューする「ホワイトアウトステッカー」は、キーボードの刻印さえ消してしまうステッカーで、ファーイーストガジェットが展開する「ブラックアウトステッカー」の新製品。
今まで何度となくアップデートされてきたブラックアウトステッカーだが、白いMagic Keyboardを真っ白に無刻印化する「ホワイトアウトステッカー」は今回が初めての登場です。
早速メーカーより製品サンプルを提供いただいたので、早速Magic Keyboardに貼り付けてしばらく使ってみました。
- 上品で高級感がでる
- 視覚ノイズがなくなる
- ブラインドタッチができなくてもOK
- キーの摩耗を防止
- オシャレだが不便
- 刺さる層は限定的
- 「え?キー分からないじゃん」とドン引きされる
実際にホワイトアウトステッカーを貼り付けたMagic Keyboardを1ヶ月使ってみた感想が上記。
それでは写真をふまえて詳しくレビューしていきます。
ファーイーストガジェット – ホワイトアウトステッカー
ファーイーストガジェットのホワイトアウトステッカーは、キーの摩耗を防ぎつつ刻印を消してくれるステッカーで、文字が消えるのにわかる「タイプフェースモデル」と、上級者向け完全無刻印モデル「Pro」の2種類がラインナップしています。
ブラインドタッチを習得している筆者ではあるが、記号の位置までは把握していないので「タイプフェースモデル」を選択。
実際にホワイトアウトステッカーをMagic Keyboardに貼り付けた様子がこちら。
ブラックアウトステッカーから素材感が変更されていて、個人的にはこれがドンピシャでした。ステッカーがマットな質感で、Magic Keyboardがより上品になって高級感が増しています。
左右で高級感やカッコよさがまるで違いますよね。実際にホワイトアウトステッカーを貼ったMagic Keyboardをアップでみてみます。
タイピング感に変化はありませんが、デスクの中央に位置するMagic Keyboardに高級感がでることはとても満足度が高い。
刻印がみえたほうが明らかに便利なのに、究極のデザインを追求したアイテムで心を奪われます。
とはいっても、実は全くキーがみえないわけではないんです。
ぱっと見キーボードが真っ白になったようにみえますが、よくみるとそれぞれのステッカーがアルファベットの形になっています。
「5」と「0」のステッカーの中央に穴があいているので、数字を探すのもわざわざ数える必要はありません。
このように「タイプフェースモデル」は、そこまで実用性を損ねることなくミニマルなキーボードにすることができるのでオススメです。
もちろん実用性は「ステッカーなし」に軍配!
「タイプフェースモデル」でなんとなくキーを把握できるものの、刻印がみえた方が当然便利です。
僕のMagic Keyboardをみた友人も「え!?キーが分からないじゃん!」とドン引きしていました。
もちろんメーカーも万人受けされないことは理解しているでしょう。ただ少数派だろうが僕はデザインやワクワク感を重視するこのプロジェクトが好き。
刺さる層は限定的ではありますが、こういうアイテムが個性を彩るんじゃないかと思います。
まとめ:Magic Keyboardをアップグレード
ファーイーストガジェットの「ホワイトアウトステッカー」をレビューしました。
- 上品で高級感がでる
- 視覚ノイズがなくなる
- ブラインドタッチができなくてもOK
- キーの摩耗を防止
- オシャレだが不便
- 刺さる層は限定的
- 「え?キー分からないじゃん」とドン引きされる
ほぼブラインドタッチな僕でも記号や音楽の再生/停止キーなど、時折あたふたすることがあります。
もちろんキーが見えた方が便利だろうけど、それでもデスクの中心にあって常にさわっているキーボードだからこそデザインにはこだわりたい。
「ホワイトアウトステッカー」の魅力がすこしでも多くの人に伝わってくれれば嬉しいです。
関連:MacBookのオススメ周辺機器
関連記事では本稿で紹介したホワイトアウトステッカーを含む「Macと一緒に買うべきオススメの周辺機器」や「PCデスク周りにおすすめのデスクアイテム」を紹介しています。
ホワイトアウトステッカーが気に入った方なら、少なからず気に入るアイテムが見つかるかと思います。
ぜひ本稿とあわせてご覧くださいませ。
コメント