新しいMacBook Proには、HDMIポート、SDXCカードスロット、USB-Cポートが搭載、MacBook Airには、USB-Cのみが搭載されている。
どちらのMacBookを選ぶかによって、必要な周辺機器も変わってきます。
Apple Silicon登場で
性能が爆上がりしたMacBook
Mac歴10年以上の僕は、毎日数時間の作業をMacBookでこなしてきました。
作業内容はOfficeを使った普段使いレベルですが、毎日使っていると「MacBook Airに不満」を抱き、MacBook Proをメインマシーンにしていました。
数時間の普段使いにも不満を感じるMacBook Airであったが、CPUがIntel製から自社製の「Apple Silicon」となり、ユーザー体験が激変した。
M1チップを搭載した最小構成のMacBook Airが、ひと世代前の最上位モデル「MacBook Pro 16インチ」をベンチマークで上回ったのだ。
真の「プロモデル」となったMacBook Pro
初心者からセミプロまでをカバーするMacBook Air
つまり今までMacBook Proを使っていた人でも、僕のような”普段使い+α”ぐらいの人なら、M1 MacBook Airで十分すぎるユーザー体験を得られる。
筆者も2019年モデルのMacBook Proから、最小構成のM1 MacBook Airに乗り換えたが、不自由しないどころか遥かに快適になった。
つまり多くのユーザーにとって、本物の「プロモデル」となったMacBook Proは、いまやオーバースペックなのである。
搭載ポートがThunderbolt 3のみ
MacBook Airには、アクセサリーが必須
ほとんどのユーザーを満足させられるノートPCとなったMacBook Airだが、ポート不足は唯一の欠点でもある。
MacBook Airに搭載されているポートは、Thunderbolt 3ポート(USB-Cポート)のみで、ハブなどの周辺機器と一緒に使うのが大前提です。
Mac対応の周辺機器は
価格も機能もピンキリ
Thunderbolt 3に対応した周辺機器は、Apple純正に加えてサードパーティ製も非常に豊富。
価格も性能もピンキリなので、何を買ったら良いのか迷う方も多いでしょう。
そこで今回の記事では、MacBook Airと一緒に買うべきアクセサリーについて紹介していきます。
- 初めてMacBookを購入する
- MacBookと一緒に買うアクセサリーを厳選したい
- もっとMacBookを使いこなしたい人
4ポート搭載の急速充電器: LilNob Share
最初に紹介する周辺機器は、手のひらサイズの急速充電器「LilNob Share」。
めちゃくちゃ小型な充電器にも関わらず、3つのUSB-Cポートと1つのUSB-Aポートを搭載。
USB-Cポートが浸透してきた近年ですが、未だにUSB-Aポートを搭載しているガジェットも多いので、1ポートあると地味に助かったりします。
プラグは嬉しい折りたたみ式で、安全かつコンパクトに持ち運ぶことが可能。
最大出力: 65W
複数端末を同時に充電
MacBook Airを急速充電するためには、30W出力以上の急速充電器が必要。
最大出力が65WのLilNob Shareでは、MacBook AirとiPhone 13シリーズを同時に急速充電できちゃいます。
MacBookを持ち運ぶ人は、iPhoneも一緒に持ち運ぶ方がほとんどなので、そういった観点からも、筆者のようにMacとiPhoneを同時に充電できる「LilNob Share」を重宝する人は多いんじゃないでしょうか。
単ポート充電器なら: Anker PowerPort Atom III Slim
※販売ページより引用
もし複数ポートが不要なら、Ankerの「PowerPort Atom III Slim」がおすすめです。
折りたたみプラグな上に非常に薄くコンパクトなので、ポーチの中で嵩張ることもなく、持ち運びに最適。
もちろんMacBook Airの急速充電に対応している充電器の中で、最もコンパクトな製品のひとつです。
USB-Cケーブル: Ankerの絡まないケーブル
続いて紹介する周辺機器は、「Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル」。
ケーブルの概念を覆すほどのやわらかさをもつUSB-Cケーブルで、とにかく絡まらないのが特徴。
7色展開でケーブルとしては、類をみないカラバリの豊富さも特徴的。長さも0.9m/1.8mの2サイズがラインナップされていてオススメ!
僕は3本も購入してしまいましたが、これは1本持っていても間違いなく損しないアイテムなので、ぜひためしてみてくださいー!

USB-C to Lightningアダプタ
もしあなたがiPhoneユーザーならUSB-CケーブルでiPhoneを充電するための「USB-C Lightning変換アダプタ」もオススメです!
Lightningケーブルを持ち運ばなくていいので、手持ちのケーブルを1本減らすことができます。
レザーコードクリップ
お次はメンズ雑貨店TAVARATの「姫路レザーコードクリップ」。
6色展開 × 2サイズ展開のコードクリップで、型崩れしにくく経年変化を楽しめる「姫路ピットタンニンレザー」で作られた本革コードクリップです。
TAVARATのコードクリップは、本体中央にある「2本の切り込み」が最大の特徴。
この切れ込みにケーブルを通せば、コードクリップをケーブルに固定しておける。
「ケーブルを使っている間にコードクリップがなくなった」ってことにもならないし、使い終わったらサッと束ねられるのも良いんですよねー。
全カラー可愛いことはもちろんなんだけど、個人的にはこの赤がお気に入り!
束ねた姿がめちゃくちゃカワイイですよね。
メーカーさんにお願いして、ロゴの刻印入りコードクリップも仕上げていただき、当Webサイト「Number84」の読者プレゼントをやったときもだいぶ反響があって、やはり注目度が高いアイテムです。
通常サイズ
ロングサイズ
コードクリップの全長は、通常サイズが85mm、ロングサイズが100mmとなっている。
両方使っている身としては、1m以上もしくは1m以内でも太めのケーブルの場合は、ロングサイズを推奨したい。
1mのLightningケーブルや0.9mのUSB-Cケーブルであれば、通常サイズで十分束ねることが可能なので、迷ったら参考にしてみてください。

USB-Cハブ: Apple純正 USB-C Digital AV Multiportアダプタ
※販売ページより引用
USB-Cハブのオススメは、Apple純正「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」。
HDMI、USB-A、USB-C(給電用)の3ポートに拡張できるハブで、拡張ポートは最低限といった印象。
個人的にはSDカードスロットもEthernetも不要で、HDMIとUSB-Aが搭載されてれば十分。
でもApple純正ともあって、ポート数に対して割高感は否めません。
- 格安ハブに苦い思い出
- 簡単に壊れない
- 製品サポートが充実
僕がApple純正の「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」を使ってる理由はこんな感じ。
同じくHDMIとUSB-A、給電ポートが搭載された2-3,000円台のハブを使ってたこともあるけど、大事な時に突然HDMIポートが壊れ、だいぶ慌てたのが苦い思い出。
ただ運が悪かっただけかもしれないけど、大事な時に使えないとなっては元も子もない。
Apple純正のハブに変えてから、毎日3年ほど使ってるけど全く問題なく使えていますね。
万が一壊れてしまっても、1年以内であれば公式の保証で交換してくれるので安心。
より拡張性が欲しい人: Satechi V2 スリム マルチ USBハブ Type-C
※販売ページより引用
HDMIとUSB-A端子だけでは、拡張性が物足りないという方のためにピッタリなのが「Satechi V2 スリム マルチ USBハブ Type-C」。
- USB-C 給電ポート(60W)
- Micro/ SDカードリーダー
- HDMIポート
- USB-Aポート×2
このように搭載ポートがとても充実しているのがSatechiの強み。
でもってApple純正と価格がほとんど変わらないので、コスパも抜群です。
3色展開でMacBookの本体に合わせられるのもGOOD!
細長でコンパクトなボディなので、ポーチの中に入れてもスペースをとらない点もオススメ!
目線を上げる: Majextand
続いて紹介するのは、Macの底面に貼り付けて使う「Majextand」という極薄のPCスタンド。
アルミ製でMacBook本体との相性も抜群。
カチカチっとすれば、中からシルバーのプレートが登場して、6段階に高さ調整できる仕様。
傾斜が急に感じる人は、スタンド本体を反対に装着することで使いやすくなるので、ぜひ試してみてください。
ClearViewの保護フィルム マットタイプ
続いて紹介するのは、MacBookのディスプレイを守るオススメ保護フィルム。
- 程よい反射軽減
- アンチグレアモデルだが、ディスプレイの美しさは残存
- 指紋がつきにくい
僕が使っているClearViewの保護フィルムは、アンチグレアタイプでもマット感が強すぎないので、ディスプレイの美しさを適度に保ちつつ、指紋汚れや反射を予防してくれるんです。
絶妙に”ちょうどいい”保護フィルムで、僕自身とても重宝しています。
画面を綺麗に: Apple ポリッシングクロス
続いて紹介するアクセサリーは、Apple公式から発売されているポリッシングクロス。
りんごマークが刻印されており、Appleファンの所有欲を満たしてくれる逸品。
Apple純正ということもあり、もちろん性能も折り紙付き。
サッと拭き取るだけで、ディスプレイが瞬時に綺麗になります。
コスパ重視なら: エレコム クリーニングクロス
クロスはコスパ重視で!という方にオススメなのが「エレコム クリーニングクロス」。
S/M/Lの3サイズ展開で、Lサイズでも1,000円未満で購入できます。
Amazonでは、1,000件以上の評価(星4.5)がついており、ベストセラーにも選抜されている間違いないクロスです。
スリーブケース: drip Leather MacBook Case
MacBookを持ち運ぶときに重要なのが、Mac本体を傷や衝撃から守る「スリーブケース」です。
通常のレザーと異なり、オイルを染み込ませて6ヶ月以上寝かせた「熟成レザー」を使って作られているスリーブケースが使われていて、ツヤや深い色味がでるのが特徴的。
MacBookにピッタリのサイズ感
購入した当初は、むしろキツいぐらいピッタリだったんだけど、だんだんと革がMacBookに馴染んできて丁度良いサイズ感になってきます。
使い込むことで生じる経年変化が計算されて設計しているので、「革を育てる楽しみ」を存分に味わうことができる。
お気に入りのMacBookをお気に入りのケースに入れて持ち運ぶだけで、なんだかワクワクしてきます。
iPadユーザーならLeather iPad Case
もしあなたがiPadユーザーなら、Leather MacBook Caseと同じ熟成レザーが使われた「Leather iPad Case」もオススメ!
Apple Pencilと一緒に収納できるので、カバンの中でApple Pencilが外れることもありません。
外部ディスプレイ: LG ウルトラワイドディスプレイ
MacBookをデスクトップPCのような大画面で使いたい人にオススメしたいのが「LG ウルトラワイドディスプレイ」です。
LG ウルトラワイドディスプレイ 29インチモデル
幅広ディスプレイなので、画面分割してウインドウを2つ設置しても十分な作業領域を確保することができます。
何よりコスパが良すぎる!
このサイズのディスプレイなら5万円前後は当たり前ですが、Amazon限定の本モデルは異常なコスパを実現しています。
大きな画面で作業したいけど、なるべく費用を抑えたい人にはピッタリの製品です。

デスクライトはモニター上に!BenQ ScreenBar Halo
外部ディスプレイを採用した場合に一緒に検討したいのが「モニターライト」です。
モニターライトで最もオススメなのが『BenQ ScreenBar Halo』。
BenQ ScreenBar Haloは、ライトが直接モニターを照らしていないので、モニターへのライトの映り込みがないのが特徴!
有線リモコンであった前作に対し、今作から無線リモコンが搭載され、ライトのONOFFや明るさ、色の温かみを手元で調整できるようになりました。
そしてBenQ ScreenBar Haloの最大の特徴は、バックライトを搭載していること。
モニターライトとしてだけでなく、間接照明としても優れたアイテムになっています。

Touch ID搭載 Magic Keyboard/Magic Trackpad 2
もはや説明不要のApple純正Bluetoothキーボードである「Touch ID搭載Magic Keyboard」。
Touch IDが搭載されたことで、MacBookをクラムシェルモードで使うユーザーもTouch IDを使えるようになりました。
ログイン時のパスワード入力を省略できるので、旧モデルを使っている方も買い替えて損しないかと。
Magic Keyboardは平面に近いキーボードで、「傾斜が足りなくてタイピングがしずらいと感じる方も一定数いるかと思います。
そんな人にオススメしたいのが、ダイソーで購入できるコードクリップを使って傾斜をつける方法。
数センチですが高さがだせるので、タイピングのしやすさが向上します。
Magic Keyboardに傾斜をつけたい人は、ぜひ試してみてください。
Microsoft Office 2021 for Mac
※販売ページより引用
最後に忘れてはいけないのが、Word/Excel/PowerPoint/OneNoteがひとつになった「Microsoft Office Home & Student 2021 for Mac」。
1人のユーザーが2台のPCにMicrosoft Officeをインストールすることができる永続ライセンスのオンラインコードです。
もはや説明不要ですが、意外と買い忘れる人が多いので注意しましょう。
モバイルバッテリーは安易に買うな!
Apple Siliconを搭載したMacBook Airは、想像をはるかに超える電力効率で驚異的な充電持ちを実現しています。
1日ゴリゴリ使っても充電切れになることは少なく、モバイルバッテリーが必須の時代は過去のものに。
くれぐれもモバイルバッテリーを安易に購入することは控えてください。
どうしてもモバイルバッテリーが必要なら…
※販売ページより引用
もしどうしてもモバイルバッテリーが必要になったら、CIOの次世代モバイルバッテリー 「SMARTCOBY Pro」を購入しましょう。
- MacBook Airの急速充電(30W PD)に対応
- バッテリー容量10000mAh(MacBook Airを60%充電)
- コンパクトで軽量(183g)
- パススルー充電対応
- 残量の%表示
30W PDに対応しているので、iPhoneやiPadはもちろん、MacBook Airの急速充電にも対応!
サイズや重量も魅力的であり、No.1モバイルバッテリーの呼び声が高い製品です。
まとめ: 周辺機器を厳選してMacBookをもっと便利に!
MacBook Airと一緒に買うと便利な周辺機器やアクセサリーを厳選して紹介しました。
Mac歴10年超えの筆者が胸を張っておすすめできる周辺機器たちです。
初めてMacデビューした方、今よりももっとMacを使いこなしたい方にとって参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
参考: Macのおすすめアプリ
豊富なアプリもMacの最大の魅力のひとつですよね。
僕もMacを使い始めた当初は、どのアプリをインストールすれば良いのか全くわかりませんでした。
そんな僕もMac歴10年を超え、ようやく普段使っていくアプリが確立してきた今日この頃。
Mac歴10年超えの筆者がオススメするMacアプリに興味がある方は、以下の参考記事もあわせてチェックしてみてください。

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