Appleシリコンが誕生して以降、ほとんどの作業はMacBook Airで事足りるようになりました。
MacBook Airにおける唯一の欠点は、搭載ポートの少なさによる拡張性の悪さ。
そこで本稿では、MacBookの拡張性を高めるおすすめの周辺機器を厳選して紹介していきます。
当ブログではCIO製の急速充電器を推奨しておりません。SNSやAmazonのカスタマーレビューをみてみると、「異常に発熱する」、「充電が不安定」といったレビューを多く見かけます。最小かつ最軽量の急速充電器として話題を集めていますが、個体差が大きく安全性に欠けると判断しております。
複数ポートの急速充電器:VOLTME Revo 65
「VOLTME Revo 65」は、USB-C × 2、USB-A × 1の合計3ポートを搭載した急速充電器です。
最大出力が65Wなので、MacBook Airの急速充電に対応しています。

- 発熱が少ない
- 指紋や汚れが目立たない
- バランスが良い3ポート
- コスパが良い
- 手のひらサイズ
- メーカーの安全性テスト、環境テストが充実している
3ポートを搭載しているにもかかわらず、手のひらに収まるサイズ感です。


長時間の連続使用でも「ほんのり熱くなる」程度で、ほとんど発熱しないのが魅力的。
安全性を考慮したらこのぐらいの大きさが妥当だと考えています。

単ポートの急速充電器: UGREEN CD272

もし複数ポートが不要なら、UGREENの急速充電器「CD272」がおすすめです。
- 超コンパクトな本体サイズ
- 折りたたみプラグ
- 最大出力が30W
- マットなデザイン
- とにかく安い!
折りたたみプラグな上に非常に薄くコンパクトなので、ポーチの中で嵩張ることもなく、持ち運びにもピッタリ。
最大出力も30Wあって、MacBook AirやiPad Pro 11インチの急速充電にも対応しています。
マットな高級感あふれるデザインですが、2,000円ちょっとで買えてしまうコスパの良さも特徴的です。
プラグ搭載型モバイルバッテリー:MATECH GanCell 10000 60W
「MATECH GanCell 10000 60W」は、急速充電器とモバイルバッテリーがひとつになった優れモノ。

本製品の特徴はこんな感じ。
- プラグを搭載したモバイルバッテリー
- コンセントに挿せば60W出力の急速充電器
- モバイルバッテリーとしては最大40W出力
状況に応じて「VOLTME Revo 65」もしくは「UGREEN CD272」と使い分けるのが便利でしょう!

モバイルバッテリー:CIO SMARTCOBY Pro 30W
どうしても小型のモバイルバッテリーが欲しい方にはこちらがオススメ。
急速充電器では不安が残るCIO製ですが、モバイルバッテリーの品質はそこまで悪くありません。
初期不良が全くないわけではありませんが、小型の急速充電器よりは遥かに頻度が少ない印象です。

CIOのモバイルバッテリー「SMARTCOBY Pro 30W」の特徴はこんな感じ。
- クレジットカードよりも小さい手のひらサイズ
- 10,000mAhのバッテリー容量
- バッテリー残量を0〜100%のLEDで表示
- 最大出力30W
- USB-CとUSB-Aポートを搭載
- パススルー充電
- コスパ抜群
コンパクトで軽いのに十分すぎる機能を搭載しているのにコスパが良くて、モバイルバッテリーの使用頻度がすくない人でも持っていてい損しないアイテムです。

「SMARTCOBY Pro 30W」は30W出力に対応していて、M1 MacBook Airを急速充電できます。

モバイルバッテリーの不具合は比較的少ないCIOですが、念の為、長時間の連続使用は避けた方が無難だと思います。
個人的には本製品より前述した「MATECH GanCell 10000 60W」をおすすめします。
充電ケーブル:Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル

続いて紹介する周辺機器は、「Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル」。
- ケーブルの概念を覆す柔らかさ
- 全く絡まない
- カラバリ豊富
- 長さは0.9m or 1.8m

発売日に購入してしばらく使っている筆者ですが、まさにケーブルの完成形とも言えるアイテムです。
MacBookに付属してきた充電ケーブルを使っている人は、騙されたと思って1本買ってみてほしい。


USB-C to Lightningアダプタ

もしあなたがiPhoneユーザーならUSB-CケーブルでiPhoneを充電するための「USB-C Lightning変換アダプタ」もオススメです!
Lightningケーブルを持ち運ばなくていいので、手持ちのケーブルを1本減らせます。
ちょっと怪しいメーカーばかりが並んでいるアイテムですが、1,000円未満で買えるので試してみるのも良いでしょう。筆者は今のところ半年以上は壊れずに使えています。
ケーブルバイト

こちらはケーブルの先端につけて断線を防いでくれるケーブルバイト。
ライオンの口からケーブルがでていて、めちゃくちゃ可愛くないですか?

先端に動物がいるだけでほんわりしますよね、癒される。。。
もちろん先ほど紹介した「Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル」ならもともと断線しにくいんだろうけど、シルエットが好きで癒されるのでずっとつけてます!

TAVARATの本革コードクリップ
お次は姫路レザーを使った「本革コードクリップ」を紹介していきます。

6色展開 × 2サイズ展開のコードクリップで、型崩れしにくく経年変化を楽しめる「姫路ピットタンニンレザー」で作られた本革コードクリップです。

レザーの質感が良いのはもちろんですが、最大の特徴は本体中央にある「2本の切り込み」です。

この切れ込みにケーブルを通せばコードクリップをケーブルに固定しておけるので、「ケーブルを使っている間にコードクリップがなくなった」ってことにもならないし、使い終わったらサッと束ねることができます。

全カラー可愛いことはもちろんなんだけど、個人的にはこの赤がお気に入り!
束ねた姿がめちゃくちゃカワイイですよね。

メーカーさんにお願いして、ロゴの刻印入りコードクリップも仕上げていただき、当Webサイト「Number84」の読者プレゼントをやったときもだいぶ反響があって、やはり注目度が高いアイテムです。

USB-Cハブ: Apple純正 USB-C Digital AV Multiportアダプタ

USB-Cハブのオススメは、Apple純正「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」。

拡張ポートはHDMI/USB-A/USB-C(給電用)の3ポートというミニマルなデザイン。
その割にはApple純正ということもあってそれなりに値段が張るので、コストパフォーマンスはイマイチです。
それではなぜ”コスパの悪い”Apple純正を選ぶのか?
- 格安ハブとの別れはいつも突然
- 品質が安定(個体差がない)
- 充実のアフターサービス
1,000〜3,000円台のハブを使っていたこともある筆者ですが、1年以内の故障を複数回にわたって経験しました。特にプレゼンの直前にHDMIポートが故障したときは、めちゃくちゃ焦りましたね。
ただ悪い個体に当たっただけかもしれませんが、前日まで普通に使えていたのにある日突然使えなくなるのは仕事に大きな支障をきたしてました。
一方Apple純正のハブに変えてから3年ほど使ってるけど、全く壊れる気配はありません。
万が一壊れてしまっても、Apple公式の保証で交換してくれるので安心です。
拡張性が欲しい人: Satechi V2 スリム マルチ USBハブ Type-C
HDMIとUSB-A端子だけでは、拡張性が物足りないという方のためにピッタリなのが「Satechi V2 スリム マルチ USBハブ Type-C」。
- USB-C給電ポート(60W)×1
- Micro SDカードリーダー ×1
- SDカードリーダー ×1
- USB-Aポート ×2
Apple純正のハブと同価格なのにめちゃくちゃポートが充実しているのが特徴的です。
MacBookの本体に合わせた3カラーがラインナップしていて、デザインもカッコよくておすすめ。

MicroSD/SDカードリーダー

最も使用頻度が多いのが「Anker USB-C 2-in-1 カードリーダー」です。
たった1500円で買えるSDカードリーダーで、MacBookやiPadに直接接続できるのが魅力的。
めちゃくちゃコンパクトなサイズ感なので、ハブをおいてコレだけで旅行することもあります。メーカーも安心のAnkerなので、購入から2年たった今でも問題なく使えています。

目線を上げるPCスタンド: Majextand
続いて紹介するのは、Macの底面に貼り付けて使う「Majextand」という極薄のPCスタンド。

アルミ製でMacBookにあわせたカラーがラインナップしているので、まるで純正スタンドのような相性です。

「カチカチ」っとすれば、中からシルバーのプレートが登場して、6段階に高さ調整できる仕様になっています。

ClearViewの保護フィルム マットタイプ

続いて紹介するのはClear Viewの保護フィルム。
アンチグレアの保護フィルムは、反射や写り込みが軽減される代償として、ディスプレイの美しさが半減してしまうことも多い。
今まで多くの保護フィルムを試してきた筆者がClearViewの保護フィルムに感じているのは、、ディスプレイの美しさを適度に保ちつつ指紋汚れや反射を予防してくれる点です。
アンチグレアだけどマットすぎないところが絶妙にちょうどよくてオススメです。

Apple ポリッシングクロス

「Apple信者の布」と呼ばれることもあるのが、こちらのポリッシングクロス。

りんごマークが刻印されており、Appleファンの所有欲を満たしてくれる逸品です。

もちろんApple純正ということもあって、性能もしっかりしています。
なでるように軽く拭き取るだけで面白いほどにディスプレイが綺麗になるので、「信者の布」も伊達ではないですね。
エレコム クリーニングクロス
クロスまでApple純正である必要はなくて、むしろクロスこそコスパを重視したいですよね。
そんな方にオススメしたいのが「エレコム クリーニングクロス」です。
S/M/Lの3サイズ展開で、Lサイズでも1,000円未満で購入できるコスパの良さが魅力。
Amazonのベストセラーにも選抜されているので間違いないクロスです。

drip Leather MacBook Case

MacBookを持ち運ぶときに重要なのが、Mac本体を傷や衝撃から守る「スリーブケース」です。
通常のレザーと異なり、オイルを染み込ませて6ヶ月以上寝かせた「熟成レザー」を使われていて、ツヤや深い色味がでるのが特徴的。

購入した当初は、むしろキツいぐらいピッタリだったんだけど、だんだんと革がMacBookに馴染んできて丁度良いサイズ感になってきます。
使い込むことで生じる経年変化が計算されて設計しているので、「革を育てる楽しみ」を存分に味わうことができる。

お気に入りのMacBookをお気に入りのケースに入れて持ち運ぶだけで、なんだかワクワクしますよね!!

iPadユーザーならLeather iPad Case

もしあなたがiPadユーザーなら、Leather MacBook Caseと同じ熟成レザーが使われた「Leather iPad Case」もオススメ!
Apple Pencilと一緒に収納できるので、カバンの中でApple Pencilが外れることもありません。

外部モニター:BenQ EW2880U
MacBookをデスクトップPCのような大画面で使いたい人にオススメしたいのが外部ディスプレイです。

BenQ EW2880Uは、「PC作業もゲームも動画もモニター1台で楽しみたい!」って方にピッタリな製品です。
28インチの大画面ディスプレイなので、画面を分割しても十分な作業領域を確保できます。

「エンターテインメントモニター」と名乗っているだけあり、極上の映画体験が可能。
“シネマHDRi”による映画に最適化された映像美や”シネマモード”による映画館にいるような臨場感には筆者もビックリさせられました。
クラムシェルスタンドの決定版!『BookArc for MacBook』

Appleの認定も取得しているノートPCスタンドの『Twelve South BookArc for MacBook』。
ちょっと値段が高いのが気になりますが、このデザインやMacBookとの相性は唯一無二。省スペースなのでデスク上におけばMacBookのデザインを楽しみつつ作業ができます。

Touch ID搭載 Magic Keyboard/Magic Trackpad 2

もはや説明不要のApple純正Bluetoothキーボードである「Touch ID搭載Magic Keyboard」。

Touch IDが搭載されたことで、MacBookをクラムシェルモードで使うユーザーもTouch IDを使えるようになりました。
ログイン時のパスワード入力を省略できるので、旧モデルを使っている方も買い替えて損しないかと。



Magic Keyboardは平面に近いキーボードで、「傾斜が足りなくてタイピングがしずらいと感じる方も一定数いるかと思います。
そんな人にオススメしたいのが、ダイソーで購入できるコードクリップを使って傾斜をつける方法。
数センチですが高さがだせるので、タイピングのしやすさが向上します。
Magic Keyboardに傾斜をつけたい人は、ぜひ試してみてください。
Microsoft Office 2021 for Mac

※販売ページより引用
最後に忘れてはいけないのが、Word/Excel/PowerPoint/OneNoteがひとつになった「Microsoft Office Home & Student 2021 for Mac」。
1人のユーザーが2台のPCにMicrosoft Officeをインストールすることができる永続ライセンスのオンラインコードです。
もはや説明不要ですが、意外と買い忘れる人が多いので注意しましょう。

まとめ: 周辺機器を厳選してMacBookをもっと便利に!

MacBook Airと一緒に買うと便利な周辺機器やアクセサリーを厳選して紹介しました。
Mac歴10年超えの筆者が胸を張っておすすめできる周辺機器たちです。
初めてMacデビューした方、今よりももっとMacを使いこなしたい方にとって参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
関連:Apple製品を最安値で購入する方法!

Apple製品は日本で年々と値上げされているので、簡単に手を出すことも難しくなってきました。
でも買い方によっては、20-30%の割引価格で購入することも可能。以下の関連記事にはAppleのヘビーユーザーの筆者も使っている「最安値でApple製品を購入するための方法」についてまとめています。
MacやiPhoneだけでなく、iPhoneケースなどのアクセサリーも割引価格で購入できるのでぜひ参考にしてみてください!

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