MacBook Airの周辺機器として、当たり前のようにディスプレイの保護フィルムを購入する方も多いでしょう。
実はiPhoneと違ってMacBookに保護フィルムを貼るのは、良いことばかりではありません。ガジェットブロガーである筆者 (@Number84M) は、MacBook Airには保護フィルムを貼らないようにしています。理由は下記の4つ。
- ディスプレイの反射防止コーティングを剥がしてしまう可能性がある。
- Appleがディスプレイとキーボードの間に何も挟まないように推奨している。
- 折りたたんで持ち運ぶので、そもそも保護されている。
- Appleの美しいディスプレイを活かしたい。
特にフィルムがコーティングを剥がしてしまう可能性があることは、知らないユーザーも多そうですね。
でもディスプレイにキズがつかないか心配になりますよね。
実際はiPhoneのようにディスプレイを触ることがないので、開いたままMacBookを落としたり、ディスプレイになにかをぶつけたりしなければ意外と大丈夫です。

覗き見防止やブルーライトカットは使いたいんだけど!
そういった方におすすめしたいのが、本記事でレビュー・紹介するBELLEMOND (ベルモンド) の着脱式 覗き見防止フィルム「覗き見防止くん」です。
マグネットで簡単に着脱できるので、作業中に覗き見防止やブルーライトカットの恩恵を受けたい方にピッッタリの仕様です!
- マグネットで着脱できる
- 覗き見防止が優秀
- グレアとアンチグレアのリバーシブル仕様
- コーティングが剥がれる心配がない
- 「色」を重視する作業には不向き
- 貼り付け型の保護フィルムより割高
提供: BELLEMOND
メーカーより製品提供を受けていますが、記事の内容への干渉はありません。
MacBook Air用マグネット着脱式フィルム「覗き見防止くん」の特徴とパッケージ内容


製品レビューの前に「覗き見防止くん」の特徴をまとめてみました。
詳しい使用感は後述しますが、マグネットで簡単に着脱できるので、使いたい時だけサクッと装着できて便利な仕様です。
- 視野角度60°でプライバシーを保護
- マグネットで着脱カンタン
- 約50%のブルーライトカット
- キズ、指紋、反射防止
- グレアとアンチグレアのリバーシブル仕様
- 滑り止めで固定力◎
「覗き見防止くん」を開封して同梱品を並べてみました。


着脱式で貼り付けるタイプではないので、クリーニングキットは不要な気がしますが、同梱されていました。ケースも同梱されているので、安全にフィルムを持ち運べます。











カメラ部分があいてるので、オンライン会議も心配なし
覗き見防止くんの使用感をレビュー
実際にマグネット着脱式の保護フィルム「覗き見防止くん」を使ってみた印象をまとめました。
- パチっと固定されて快適
- 重宝するグレアとアンチグレアのリバーシブル
- 左右30度では、ほぼ真っ黒
- 色味を重視する作業には不向き
- 持ち運び用のケースが便利
本記事では上記の5点を中心に覗き見防止くんの使用感をレビューしていきます。
マグネットでパチっと固定される快適さ
マグネットによる着脱式フィルムなので、作業中にズレることを心配していました。でも使い始めてすぐに、不要な心配だったと痛感させられました。


実際にしばらく使ってみましたが、意図的に取り外そうとしない限り「覗き見防止くん」が外れたり、ズレたりすることはありませんでした。
フィルムはグレア面とアンチグレア面のリバーシブル仕様
「覗き見防止くん」には、映りが綺麗で反射しやすいグレア面と鮮明さを抑えて反射を防ぐアンチグレア面があります。
用途や状況によって貼り付け面を選べるリバーシブル仕様は、マグネットによる着脱式の特権です。
写真は「覗き見防止くん」を装着していないMacBook Airです。シーリングライトの形が分かるほどくっきり反射しています。


フィルムをグレア面にしてMacBook Airに貼り付けてみました。フィルムを貼りつける前よりはシーリングライトがぼんやりしていますが、まだはっきりと写り込んでいます。


次にフィルムをアンチグレア面にしてMacBook Airに貼り付けました。





周囲の環境に合わせて使い方を選べます!
左右30度からでは、ほぼ真っ黒に見える
MacBookの正面の60度では快適に見えますが(視野角60度)、左右30度からは真っ黒に見えます。




これは隣に座った人でもディスプレイの情報が確認できないほど。スリープ状態と勘違いするほど真っ暗だったので、カフェや新幹線でも人目を気にせず作業ができます。
筆者はMacBookの周辺機器として「覗き見防止くん」を持ち運び、人目が気になる時だけ活用しています。MacBookのディスプレイと覗き見防止フィルムを環境によって使い分けられるので、僕自身とても重宝しています。
色味を重視する作業には不向き
グレア面を使っていても、フィルムをつけていない状態や一般的なグレアフィルムより色の鮮明度が落ちてしまいます。
覗き見への対策と色の鮮明さはトレードオフなので、どうしても致し方ない部分でしょう。
なので色味を重視する作業では、覗き見防止くんを外してMacBook本来のディスプレイでの作業をおすすめします。
作業の目的によって「使わない」という選択をとれるのが、マグネット着脱式フィルムのメリットでしょう。
持ち運び用のケースが便利


同梱されている持ち運び用ケースは、硬めのクリアフィルのような質感です。
クリアファイルのように簡単には曲がらないので、PCと一緒に収納してもバックパックの中で折れることはありませんでした。
普段から書類を持ち運ぶ方なら、クリアファイルの代わりにもなるので便利でしょう。



装着したままの持ち運びは推奨されていません。
レビューのまとめ: マグネットで着脱できる覗き見防止フィルム


この記事ではベルモンドのマグネット着脱式フィルム「覗き見防止くん」をレビューしてきました。
記事の最後に本製品のメリットとデメリットを振り返っておきます。
- マグネットで着脱できる
- 左右30度からは真っ暗に見える
- グレアとアンチグレアのリバーシブル仕様
- MacBookのコーティングが剥がれる心配がない
やはりマグネットで着脱できる点は、「覗き見防止くん」の最大のメリットだと感じました。
MacBookのコーティングを傷つける心配もないので、個人的にはオススメできるMacBook Airの周辺機器だと感じました。
周辺機器をうまく活用することは、MacBookを使いこなすための近道でもあります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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