PCを安全に持ち運ぶためのスリーブケースは、MacBook Airと一緒に持っておきたい周辺機器のひとつ。
MacBook Airをおしゃれに持ち運びたい方には、思い切って本革のスリーブケースを選んで経年変化を楽しむのもオススメです。
MacBook Airを新調した筆者が相棒として選んだのは、国立商店の「職人が作るレザースリーブ 13インチMacBook Air用」。
国立商店は、PC・スマホ・タブレット用のレザーアイテムの専門店。
財布やキーケースを退けて、レザースリーブなどのデジタルグッズを中心に据えている尖りまくった革小物ブランドですね。
万人受けはしないだろうけど、個人的には最高にワクワクします!
- 耐久性と美しさを兼ね備えた高品質なレザー
- MADE IN JAPANに恥じない職人の技術
- 素材の良さを活かしたミニマルなデザイン
このようにメーカーコンセプトにもこだわりがあって、「まさに探し求めていたレザースリーブだ!」と感じたので思い切って購入してみました。
実際に国立商店の「職人が作るレザースリーブ 13インチMacBook Air用」を購入して1ヶ月ほど使ってみたので、本記事でレビューしていきます。
- ラインナップが豊富
- ブライドルレザーの質感が良い
- 経年変化を楽しめる
- M2以降の新サイズにも対応
- MacBook用のオシャレなラグになる
- 好みが分かれるカーブ型の出し入れ口
- 使い始めはキツさがある
- 貼り付け型のスタンドとは併用しにくい
国立商店のMacBook Air用レザースリーブのラインナップ
国立商店には、MacBook Air用レザースリーブだけでも10種類がラインナップしています。
レザーの種類よって価格が異なり、最も低価格なのが国産型押しレザーの9,800円、最も高価格なのが英国ブライドルレザーの21,800円です。
どうせ買うなら最高品質だ!
と思い立ち、僕は英国ブライドルレザーのブリティッシュグリーンを購入しました。
モノを選ばなければ、2〜3,000円で購入できるのに、自分でも「よく買ったな……..」と感じてます。
これから製品レビューを紹介していきますが、価格に見合った素晴らしいアイテムでした。
国立商店 MacBook Air用レザースリーブを開封!デザインをチェック
購入したMacBook Air用レザースリーブは、黒一色の高級感あふれる箱で届きました。
高級レザースリーブなだけあって、財布やカバンなどの革小物と同じような梱包がされています。
これは「いい買い物をした」と確信!
レザースリーブのデザインを確認
表面の白い粉はブルームと呼ばれ、塗り込まれたワックス成分が現れたもの。このブルームが落ちたあとの艶がブライドルレザーの醍醐味ですね!
背面には、前面より濃くブルームが付いていました。各面で違った雰囲気を楽しめるのは嬉しいですね。
背面の中央下部にブランドロゴが入っている以外は、なんの装飾もないミニマルなデザインです。
デバイスが接する内側には、数年使ってもへこたれないピッグスエードが採用され、MacBook Air本体へのキズを防いでくれます。
レザースリーブにMacBook Airを収納してみた
レザースリーブの上に13インチのMacBook Airを乗せてみました。MacBook Airよりわずかに大きい設計になっています。
実際にMacBook Airを収納してみるとこんな感じ。筐体にピッタリすぎるサイズ感なので、出し入れがキツめです。
レザースリーブの中央は、筐体が取り出しやすいように絶妙なカーブを描いています。
レザースリーブの背面にはカーブがなく、筐体が露出することもありません。
スリーブの中を覗いてみると、いかにピッタリな設計かよく分かります。
2週間で革が馴染んで柔らかくなりました!
国立商店 MacBook Air用レザースリーブの使用感をレビュー
ここからは、自腹を叩いてレザースリーブを購入した筆者が感じたことを紹介していきます。
実際にレザースリーブを1ヶ月ほど使ってみて、僕が感じたポイントがこちら。
- ブルームを落とすかどうかを選べる
- 経年変化を楽しめる
- 最新のMacBookに合わせてサイズが調整されている
- 貼り付け型のスタンドは使いずらい
- MacBook Airのオシャレなラグとしても使える
上記の4点を中心に国立商店のレザースリーブの使用感をレビューしていきますね!
ブルームを落とすかはユーザー次第
表面のブルーム (白い粉) が落ちたあとのツヤは、ブライドルレザーの醍醐味でもあります。
ブルームは使い続けていれば自然と落ちてきますが、ブラシで掃いてクロスで拭き取れば15分ぐらいで落とせます。
筆者は片面だけブルームを落としてみました
最初にブルームを落とすかどうかで、だいぶ雰囲気が変わりますね。
経年変化のスタートをユーザーが選べるのは、ブライドルレザーの特権ですね!
経年変化を楽しめる。
ブライドルレザーは、ツヤが出やすく経年変化を楽しめます。
実際に筆者が購入したレザースリーブもエイジングが進み始めてきたので、変化の様子をお伝えしていきます。
購入日にブルームを落として、そのまま1ヶ月ほど使った様子がこちら。全体的にツヤ感がでてきています。
レザーがMacBook Airに馴染んで、跡がついてきました。
ブルームを落としていない背面も、ブルームが落ち始めて部分的にツヤがでてきました。
今後の変化が楽しみになる!
M2以降の新サイズにも対応
もともと筆者は、M1 MacBook Airの相棒として「drip Leather MacBook Case【13インチ】」を使っていました。
それなりに気に入ってたんですが、M1→M2でわずかにサイズアップした筐体に対応していません。
国立商店のレザースリーブケースは、MacBook Airの筐体がサイズアップしたことを受けて再設計されています。
国立商店以外のレザースリーブケースを購入するときは、M1用のモデルを選ばないように注意しましょう。
貼り付け型のスタンドは使いずらい
国立商店のレザースリーブは、MacBook Airの筐体にピッタリなサイズに設計されているので、筐体に直接貼り付けるスタンドとの相性がイマイチ。
Majextandみたいな薄型のスタンドなら使えそうですが、厚みのあるスタンドは使わないほうが無難でしょう。
MOFTの多機能キャリーケースのように周辺機器をいれるポケットもないので、どうしてもMacBook Air + αを持ち運びたい方には不向きです。
MacBook Airのオシャレなラグとしても使える
作業中は、MacBookを汚れやキズから守るためのラグ(下敷き)として使えます。MacBook Airとほぼ同じサイズで作られているだけあって、専用ラグのような使い心地です。
持ち運ぶときも作業するときもMacBookを守ってくれる相棒のような存在ですね!
レビューのまとめ: こだわりが詰まった国立商店のレザースリーブ
この記事では、国立商店の「職人が作るレザースリーブ 13インチMacBook Air用」をレビューしてきました。
記事の最後に本製品のメリットとデメリットを振り返っておきます。
- ブライドルレザー特有の楽しみ方
- 経年変化がある
- M2以降の新サイズにも対応
- MacBook用のオシャレなラグになる
- 好みが分かれるカーブ型の出し入れ口
- 使い始めはキツさがある
- 貼り付け型のスタンドとは併用しにくい
高級レザーなだけあって、それなりのお値段ですが、自分用はもちろん、プレゼントとしても満足してもらえると思います。
もっとMacが好きになるアイテムなので、周辺機器にこだわりたい方はぜひ検討してみてください。
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