腱鞘炎になりやすい筆者は、普段からデスクに傾斜をつけて、タイピングしやすい角度で作業をしています。
ノートパソコンに傾斜をつけるには、貼り付けタイプのPCスタンドが主流ですが、PCを平置きした際にぐらついたり、剥がした際の汚れが心配だったりと懸念点も多い。
そこでPCスタンドにもなるスリーブケース「MOFT 多機能キャリーケース」をおすすめしたい。
1つで2役を担ってくれる「MOFT 多機能キャリーケース」魅力や使用感について、本稿で解説/レビューしていきます。

- 絶妙な2段階の高さ調整
- PCが滑り落ちない
- iPhoneのアクセサリーとの統一感
- 素材の高級感を保ちつつ水濡れにも強い
- 背面ポケットの使い方が限られる
レビュー用に製品提供を受けています。金銭等の提供はなく、筆者が感じたままの自由レビューです。

MOFT PCスタンドの種類と選び方
現時点で発売されているMOFTのPCスタンドの比較表がこちら。
非粘着多機能 スタンド | 超薄型ノートパソコンスタンド | Cooling Stand | 多機能 キャリーケース | |||
粘着タイプ | Airflow | 非粘着タイプ | ||||
イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
特徴 | 通気口がアップデートされた最新モデル | 通気口でPCの過熱を防ぐ | 底面に排気口があるWindowsPCに対応 | 貼り付け不要。PC以外にも使える | PCを効率よく冷却 | ケース × PCスタンド |
サイズ | 横: 250 mm 縦: 180 mm 厚さ: 4.1 mm | 横: 224 mm 縦: 170 mm 厚さ: 2.5 mm | 横: 224 mm 縦: 135 mm 厚さ: 2.5 mm | 横: 250 mm 縦: 180 mm 厚さ: 4 mm | 横: 224 mm 縦: 170 mm 厚さ: 3.1 mm | 横: 360 mm 縦: 255 mm 厚さ: 7 mm |
重さ | 約 192 g | 約 89 g | 約 65 g | 約 160 g | 約 92 g | 約 315 g |
PCへの貼り付け | 不要 | 必要 | 必要 | 不要 | 必要 | 不要 |
想定端末 | PC、タブレット、本など | PC専用 | PC専用 | PC専用 | PC専用 | PC専用 |
傾斜 | 15° (5cm) 25° (8cm) | 15° (5cm) 25° (8cm) | 15° (5cm) 25° (8cm) | 15° (5cm) 25° (8cm) | 15° (5cm) 25° (8cm) | 5cm/7.5cm |
定価 | ¥3,980 | ¥3,580 | ¥2,880 | ¥3,580 | ¥5,600 | ¥8,480 |
全部で6種類のPCスタンドがラインナップしています。
一通り使ってみて感じたMOFT PCスタンドの選び方がこちら。
- PCを保護して持ち運びつつ、スタンドとしても使いたい
→MOFT 多機能キャリーケース - PCだけでなく、iPadなどでも活用したい
→MOFT 非粘着多機能スタンド - PC専用としてできる限り軽量、コンパクトにしたい
→MOFT 超薄型ノートパソコンスタンド (粘着タイプ)
この記事では、「MOFT 多機能キャリーケース」をレビューしていきます!
MOFT 多機能キャリーケースの特徴と仕様
MOFTの多機能キャリーケースは、PCのスリーブケース兼スタンドとして機能する優れモノ。
キーボードの傾斜がつくので、手首の負担軽減や目線を上げてくれる効果があります。

ノートパソコンを横向きに入れる封筒型スリーブケースで、マグネットでくっつくフタを搭載しています。


ケースの背面には内側から入れる伸縮性のポケットを搭載し、充電ケーブルなどの周辺機器を収納できます。

もちろんスタンドとしても優秀で、ノートパソコンの高さを5cmもしくは7.5cmに調整できます。

素材にはヴィーガンレザーが使われていて、高級感がありつつ水濡れなどにも強い仕様。

本体の重さは、14インチサイズで実測340g。手元にある本革MacBookケースが250gだったので、決して軽いとは言えなそうな重さですね。

詳しい仕様はこちら
<14インチ>
サイズ:360 × 255 × 7 mm
重量:315g
対応ノートPCサイズ:320 × 230 × 17 mm以内
<16インチ>
サイズ:400 × 277 × 7 mm
重量:410g
対応ノートPCサイズ:360 × 250 × 20mm以内
※本稿は14インチモデルをMacBook Air 13インチでレビューしています。
MOFT 多機能キャリーケース 使用レビュー
実際に筆者が「MOFT 多機能キャリーケース」を使った印象をまとめてみました。
- 2種類の角度が絶妙
- PCが滑り落ちない工夫
- 他のアクセサリーと統一感が出る
- 背面ポケットは使い方が限られる
上記のポイントを中心に使用感をレビュー/解説していきます。
2種類の角度が絶妙
「MOFT 多機能キャリーケース」には、MacBookに2通りの傾斜をつけることが可能である。
高さ5cmの緩やかな傾斜は、タイピングに適した角度にMacBookを固定します。

一方、高さ7.5cmの急な傾斜は、タイピングに不向きなものの、Web会議や動画干渉に適した高さまでMacBookを持ち上げてくれます。

用途に応じて高さを変えられる汎用性は、筆者も非常に重宝しているポイントです。
PCが滑り落ちない工夫
ケース下端の中央にMacBookを挟み込める仕様なので、高さが出ても安定して使えています。


タイピングしても安定感があるよ!
iPhoneのアクセサリーと統一感が出る


MOFTの七変化マルチスタンドやMOVAS™レザーケース、Snap-Onスマホスタンド等にも同じカラーがラインナップされており、iPhoneのアクセサリーと統一感を出すことができます。
特に筆者が使っているカラーのスモークターコイズは、老若男女に適応したオシャレな色味でおすすめ!



これはもっと揃えたくなるなー。
背面ポケットは使い方が限られる
背面の伸縮ポケットに周辺機器を入れてみます。まずはプラグ搭載型モバイルバッテリーMATECH GanCell 10000 60Wを収納。






次にUSB-Cケーブル(0.9m)を入れてみました。これなら嵩張り過ぎずに持ち運べそうです。




大きめの周辺機器も収納はできますが、ボコっと飛び出て嵩張ってしまいます。
MagSafe対応モバイルバッテリーや充電ケーブルなど、小型の周辺機器を収納するのが現実的だと感じました。
ポケットがあるだけで便利なので、オマケ程度に捉えるのが良さそうですね。
多機能キャリーケースを日常シーンで使ってみた
日常的にはワークスペースで作業していますが、疲れてきた時には移動式のミニマルスタンディングデスクで立ち作業をしています。


外出先だけでなく、自宅でノートパソコンを使うときにも活用できるは嬉しいポイントに感じていますね。PCスタンドを持たなくて良いので、持ち物をひとつ減らすことにも貢献してくれています。
MOFT 多機能キャリーケース:メリットとデメリットのまとめ
本稿では「MOFT 多機能キャリーケース」を解説/レビューしてきました。
製品のメリットとデメリットをまとめます。
- 絶妙な2段階の高さ調整
- タイピングしやすく、疲れにくい
- PCが滑り落ちない
- iPhoneのアクセサリーと統一感が出る
- 高級感がある素材で水濡れにも強い
実際につかってみて、タイピングもしやすく安定感もあるので、MacBookに傾斜をつけて作業したい方にはピッタリの製品だと感じました。
本製品の使用感や記事の内容への質問がある方は、お気軽に下記コメント欄までお願いします。


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