iPhone 12シリーズに初めてMagSafeが搭載され、大きな話題になったのは記憶に新しい。MageSafeはiPhoneの内部充電コイルの周りに内蔵された磁石のことで、他のMagSafe対応のアクセサリーをシームレスにiPhoneへ固定できます。
そこで本稿では、MagSafe対応アクセサリーの王道「MOFT Snap-On スマホスタンド-Magsafe対応」をレビューしていきます。
実際に「MOFT Snap-On スマホスタンド-Magsafe対応」を使ってみた印象はこんな感じ。

- スマホに貼り付けなくて良い
- 取り外しが簡単
- スマホスタンドとして優秀
- カードが入る
- 磁気カードを収納できない
- iPhoneが少し嵩張る
- 使いながら充電できない
従来のMOFTは、スマホやケースに直接貼り付ける必要があったのが最大の欠点でした。
MagSafeに対応したことで、スマホに直接貼り付ける必要がなくなり、非常に魅力的なアイテムとなっています。
それでは詳しくレビューしていきます。

MOFT Snap-On スマホスタンド-Magsafe対応の外観
発売直後に購入したシエナブラウン、ジェットブラックに後ほど提供してもらったウィステリアを加えた3色が筆者の手元にあります。
Amazonでは20カラー以上がラインナップしていて、見ているだけでワクワクします。

本体が自立するスマホスタンドで、みやすい角度にiPhoneを固定してくれます。

MOFT Snap-On スマホスタンド-Magsafe対応をiPhone 13 mini/13に装着
iPhone 13 miniにSnap-on スマホスタンドを装着してみました。スマホスタンドとiPhone 13 miniの横幅がほぼ同じ(65.5 mmと64.2mm)で、ぴったり収まっています。


続いてiPhone 13にSnap-on スマホスタンドを装着しました。ぴったり収まっていた13 miniと比べて、上下左右ともに若干のゆとりがあります。



薄くてサイズアップしないのが嬉しい!
MOFT Snap-On スマホスタンド-Magsafe対応の仕様やスペックは?
参考までに公式ホームページから仕様を引用しておくので、もっと詳しく知りたい方は以下をご参照ください。
サイズ | 65.5mm × 95.5mm |
厚み | 6mm |
重量 | 42.5g |
素材 | ヴィーガンレザー グラスファイバー マグネット 金属シート |
カード収納 | 最大3枚まで |
スタンド角度 | 縦置き: 60度 横置き: 45度 |
ホームページの仕様上は重量43gでしたが、実際に購入して手元にある製品は41gでした。


MOFTのスマホスタンドには、Snap-Onスマホスタンドの他に「七変化マルチスタンド」がありますが、こちらは実測88g。


Snap-Onスマホスタンドよりスマホスタンドとしての性能は高いので、用途に応じて決めるのが良いでしょう。
MOFT Snap-On スマホスタンド-Magsafe対応の使用感
続いて実際にしばらく使ってみた印象を紹介していきます。一個人の意見ではありますが、総じて満足しています。
ちょっとでもiPhoneをコンパクトにしたい人は、使いたいときだけ取り付ければいいので前モデルより汎用性も高いでしょう。
縦にも横にも置ける!動画視聴はフローティングモードが便利
縦置きの角度はユーザーの目線にピッタリあう60度になっています。スマホを覗き込む必要がなく、自然とディスプレイを見れるので重宝しています。


iPhoneがこっちを向いているので、「ついつい触ってしまう」といった思わぬデメリットも…..笑


横置きの角度は45度で、縦置きよりちょっと緩やかです。


個人的には横置きで使うことはほとんどなく、動画視聴などは浮かせて固定するフローティングモードを使っています。iPhoneを浮かせて横向きに固定できるので、目線が上がって動画視聴にもピッタリなんですよね。




カードが入るウォレットスタンド


「MOFT Snap-On スマホスタンド-Magsafe対応」はカード収納スペースが設けられていて、最大で3枚までのカードを収納できます。
最大3枚といってもエンボス加工がされているカードは1~2枚が限界ですね。
ICチップが搭載されたカードの収納には問題ありませんが、クレカのような磁気カードを収納すると磁気不良の原因となるので注意が必要です。


一方、Apple純正のレザーウォレット(廃盤)やファインウーブンウォレット(現行モデル)には”シールド機能”が搭載されていて、磁気カードの収納にも対応しています。MOFTに比べるとちょっと値段が張りますが、作りも精密でクレカも持ち運べるので重宝しています。
スタンドとして使いたいならMOFT、カードを持ち運びたいなら純正レザーウォレットを選ぶといいでしょう。
マグネット装着型で”必要なときだけつける”が成り立つ
MagSafeアクセサリーなので簡単に取り外しできるのが本製品の最大のメリットです。


常にくっつけておく必要はないので、「スマホはできるだけコンパクトに」という方でも使いやすいのは嬉しいですね。
個人的にも軽くて持ち運びしやすいiPhone 13 miniを選んでいるので、端末のコンパクトさを損ねないのは魅力的です。
MagSafe非対応でも薄型ケースなら十分使える


iPhoneケースがMagSafeに対応していなくても、薄型のケースであれば「MOFT Snap-On スマホスタンド-Magsafe対応」を使うことができています。
筆者は、”ほぼハダカ”と謳っているCASEFINITEの「フロストエア」というMagSafe非対応のiPhoneケースでMOFTを使っています。すこし磁力が弱まるものの使用には全く問題がなく、フローティングモードでも使えています。
デスク上での使用だけでも十分買う価値がある!
できるだけスマホをコンパクトに持ち運びたい人でも、MOFTは十分買う価値があるアイテムです。僕はMOFTをつけずに外出することがほとんどで、デスク専用のスマホスタンドとして使っています。


定位置はスマホではなく、なんとワークスペースのデスク脚。作業するときだけ使うという贅沢ですが、それでも僕はMOFTを重宝しています。


充電しながら使うならSnap スタンドパワーセット
Snapスタンドパワーセットは、Snap バッテリーパックとSnapスマホスタンドのセットパッケージ。


Snapバッテリーパックは、スマホスタンドと併用できるモバイルバッテリーで、まさにMOFTのためのモバイルバッテリーと言えるでしょう。
スマホスタンドを使いながら充電できないという弱点を克服できるので、重宝する方も多いアイテムだと思います。
まとめ:MagSafeに対応してスマホスタンドの完成型となったMOFT
MagSafeでiPhoneの背面にピタッとくっつく「MOFT Snap-On スマホスタンド-Magsafe対応」をレビューしました。
- スマホに貼り付けなくて良い
- 取り外しが超簡単!
- カードが入る
- iPhoneのサイズや重量がup
- 磁気カードはNG
- MagSafe非対応のケースやiPhoneでは使えない
これぞMagSafeアクセサリーの最適解といったアイテムで、iPhone 12シリーズ以降を使っている方にはぜひ試していただきたい製品です。
従来品のように貼り付けなくていいので、必要に応じてスマホから取り外せるのが魅力的ですよね。
価格もお手頃なので、筆者は職場用と自宅用で2つ購入してしまいました。
少なくてもひとつ持っていて損しないアイテムなので、興味がある方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか?


別モデル:MOFT 七変化マルチスタンド


「MOFT 七変化マルチスタンド」は、高位置にスマホを固定できるスマホスタンドです。
本稿でレビューしたSnap-Onスマホスタンドより重いので、常にiPhoneに貼り付けておくのには向きません。
デスク上だけでの利用やiPhoneとは別々に持ち運ぶ方には、Snap-Onスマホスタンドよりおすすめできるでしょう。
詳細は関連記事でレビューしていますので、本稿とあわせてご覧ください。
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