Appleが2020年発売のiPhone 12シリーズに初めて搭載したMagSafe(マグセーフ)は、ワイヤレス充電器や対応アクセサリーを磁力でiPhoneに固定するための便利な機能。
意外と認知が広がらない機能なので、ぜひ本記事に辿り着いたあなたにはMagSafeアクセサリーの便利さを知っていただきたい!
特に重宝するのがスマホスタンドで、市場にはMOFTが君臨しています。しかしスマホスタンドのゲームチェンジャーになりえる「beak mag」というアイテムを見つけてしまいました!
これはガジェットブロガーとして見過ごすワケにはいかず、メーカーにお願いして製品サンプルを送ってもらいました。
実際に使ってみたところ、細かなところにまで気を遣ったアイテムで個人的にもだいぶツボだったので、本記事で詳しくレビューしていきます。

- 縦・横・フローティングの置き方
- デザインがお洒落
- 縦でも横でも持ちやすい
- 磁力が強く、落下リスクが低い
- 冷蔵庫などにスマホ本体をくっつけられる
- 本体が軽い(39g)
- すこし厚みがある

beak magの外観と仕様
こちらが本稿でレビューするスマホスタンド「beak mag」。ロゴが特徴的で、最近はSNSでも話題なので、見たことがある方もいるかもしれませんね!

beak magの主な特徴を下記にまとめました。
- Stand機能
- スマートフォンを縦向き/横向きに自立させる
- Grip機能
- スタンドに穴が空いていて、スマホリングのように使える
- Attach機能
- 背面にもマグネットを内蔵し、スマートフォンをお風呂や冷蔵庫に固定できる
MOFTと比べて、かゆいところに手が届いてるのが印象的で、僕もかなり気に入ってます。上記の機能に加えて、僕が「beak mag」を試してみた印象を中心にレビュー記事を執筆していきますね!

beakユーザーのことをbeak mateと言うらしい
僕も今日からbeak mateだー!
beak magのデザインと仕様
beak magには、「ヤタガラス ブラック」、「イーグル アッシュ」、「ウグイス グリーン」の3カラーがラインナップ。


アッシュとグリーンでとても迷ったけれど、季節を問わずに使えそうなアッシュを選びました!


iPhoneとの吸着面や横からみた様子はこんな感じ。




本体だけでも自立して、スマートフォンを縦にも横にも立てかけることができます。


折り畳まれた部分を引き出して、スマホを立てかけるまでの流れはとてもスムーズ!
本体の重量は実測値で41g。カタログ値は39gなので、2gの誤差がありました。これはライバルのMOFT(標準モデル:43g、耐久強化版:60g)より軽い仕様ですね。


つづいてiPhone 15 Proにbeak magを装着した様子を紹介していきますね!
詳しい仕様はこちら
サイズ | 幅 60mm、高 84mm |
重量 | 39g |
厚さ | 6.3mm |
素材 | PU、樹脂、鉄板、磁石 |
カラー | ヤタガラスブラック イーグルアッシュ ウグイスグリーン |
iPhone 15 Proにbeak magを装着
早速ですが、beak magをiPhone 15 Proのナチュラルチタニウムに装着してみます!iPhoneケースは普段使っているCASEFINITEのフロストエアウルトラです。


実際にiPhone 15 Proにフロストエア ウルトラとbeak magを装着。これはデザインの相性が抜群に良くないか?


横から見るとこんな感じ。どうしても厚みが増してしまうので、iPhoneをできる限りコンパクトに持ちたい方は必要なときだけ付けるほうが良いでしょう。




ちなみにiPhoneケースをつけていない状態でbeak magを装着するとこんな感じ。


iPhoneのナチュラルチタニウムとbeak magのイーグルアッシュの色味が近くて、デザインとして統一感がありますね。
beak magの使用感:かゆいところに手が届く!
日頃からMagSafeアクセサリーを愛用している僕が実際にbeak magを使ってみた印象をまとめてみました。
- スマートかつお洒落なデザイン性
- 固定性が高く安全に使える
- グリップ感が最高
- マグネットでスマホを固定できる
- 厚みが出てしまう
上記の4ポイントを中心に本製品の使用感を紹介していきますね。
スマートでお洒落なデザイン性
優秀なスマホスタンドである点は大前提として、縦置きするだけで絵になる美しさがありますね。この佇まいがbeak magを使いたくなる理由のひとつでもある。


真後ろからみても、やっぱりスマートでカッコいいですよね。


横置きやフローティングでも安定していて、ガッチリと固定されています。




ライバル製品のMOFTも悪くはないんだけど、個人的にはbeak magのデザインのほうが好み。




beak magにはカード収納がないので、スマホと一緒にカードを持ち運びたい方にはMOFTのほうがおすすめです。
固定性が高く、安全に使える
iPhoneにくっつけた状態でbeak magにハンガーをかけられるほどの固定力。


実際に固定力の高さを動画でも表現してみたので、参考にしてください。ハンガーをかけたままiPhoneを揺らしても落ちないので、すごい固定力ですよね。
手でbeak magを持って強く振ってもiPhoneが落下しませんでした。全力で振ったらさすがに落下したけど、日常的にはまず安全かな。


ちなみにライバル製品のMOFTとの磁力を比べると、MOFT(強化版) > beak mag > MOFT(通常版)の順番です。僕がちょうどいいと感じているのはbeak magで、MOFT(強化版)はちょっと強すぎるくらいに感じています。
グリップ感が最高
beak magのリング状の穴に指を通せば、スマホリングのようにも使えます。前述したように固定力が高いので、安心してグリップできるのが嬉しいポイント!


僕が使ってみて気に入ったのが、リング下部が凹んでいる設計。リングに中指を通したときに、薬指が下部の凹みに自然とフィット。




スタンド部分がスタイリッシュなので、横向きにグリップしたときも持ちやすいのが嬉しい。かなり汎用性が高い設計だと感じてます。





ユーザー想いの設計が伝わってくる!
マグネットでスマホを固定できる
beak magは背面にもマグネットが搭載されていて、冷蔵庫やお風呂などにiPhoneを固定できます。


個人的には正直あまり使っていない機能ですねー。
それでもMagSafe対応の車載ホルダーを使う、自撮りをする、お風呂で動画を観るなどのシーンでは重宝する方もいるでしょう。
唯一のデメリットが厚み
MOFT(5.4mm or 6mm)よりbeak mag(6.3mm)の方がわずかに厚みがあります。1mm未満の差ではありますが、持った印象は確かに分厚くなりますね。


それでも縦 × 横は、MOFTよりひとまわりコンパクトなので、サイズ感として劣っているわけではない。




操作性が良いのは、スタンドを引き出して持てばbeak mag、スタンドを折りたたんで持てばMOFTって感じですね。
重さはbeak magのほうが軽いので、薄さを重視したいならMOFT、軽さを重視したいならbeak magという選び方をしても良いでしょう。
対応ケースを使えばAndroidでも使用可能
MagSafeはiPhone独自の機能ですが、AndroidでもMagSafe対応ケースを併用することで、beak magを使えます。


実際にGoogle PixelにCASEFINITEのフロストエア ウルトラを装着して、beak magを使ってみました。




スマホ本体にMagSafeが搭載されていないためか、iPhoneで使うよりわずかに磁力が弱まりますが、十分安全に使えています。
Android用のMagSafe対応ケースは、iPhoneほど種類がありませんが、AndroidでもMagSafeアクセサリーを使う道が残されているのは嬉しいですね!
beak magレビューのまとめ


本稿ではMagSafe対応のスマホスタンド「beak mag」について、レビュー記事を執筆してきました。記事の最後にbeak magの特徴について、振り返ってまとめておきます。
- 3つの置き方(縦/横/フローティング)
- スマートでお洒落なデザイン
- 磁力が強く、落下リスクが低い
- 縦持ち横持ちともにグリップ感が良い
- マグネットでスマホ本体を固定できる
- 厚みが気になるが、ライバル製品よりコンパクトで軽い
実際に使ってみて、気になる点は厚みだけでした。重さが許容内だったので、限りなく完璧に近いスマホスタンドだと思います。
beak magより「薄くて磁力も強い、デザインも良い」といった夢のようなスマホスタンドは、そうそう出てこないと思うので、現在における最もベストな選択肢のひとつと捉えて良いでしょう。
初めて購入するMagSafeアクセサリーとしてもピッタリな製品なので、ぜひ候補に入れてみてくださいね。
記事で伝わりにくかった点があれば、下記コメント欄からご質問くださいね。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。


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