「CASEFINITE THE FROST AIR(フロストエア)」は、iPhoneが本来もつデザインの美しさやコンパクトな使用感を最大限に活かすためのiPhoneケースです。
“ほぼ、裸”をキャッチコピーに掲げる本製品は、常識を外れた薄さと軽さによってまるでケースをつけていないかのような使用感を売りにしています。当Webサイトでレビューしてきた数々のiPhoneケースの中でも、フロストエアは最もオススメできるiPhoneケースのひとつ。
そこで本稿では「CASEFINITE THE FROST AIR」を購入した筆者によるレビュー記事を執筆していきます。
- ケースをつけていないかのような使用感
- リンゴマークが見える半透明なミニマルデザイン
- 価格が安い!
- 耐衝撃性能に不安
- ケース本体の耐久性
CASEFINITE THE FROST AIRのパッケージ内容とデザイン
CASEFINITEの製品ではお馴染みの高級感ある化粧箱で到着。早速開封してパッケージ内容をチェックしていきます。
「CASEFINITE THE FROST AIR」のパッケージ内容がこちら。ケース本体に加えてインフォメーションカードが2枚同梱されています。
CASEFINITEのiPhoneケースは、フロストエアに限らず、ロゴなどの装飾が全くないシンプルなデザインが特徴的。
そして何といってもめちゃくちゃ軽い。筆者のもとに届いたフロストエアの重さはたったの5g!
ちなみにApple純正のiPhoneケースが22〜28g程度なので、フロストエアがいかに軽いのかがよくわかります。
こんな軽いiPhoneケースは見たことないぞ!!
CASEFINITE THE FROST AIRの仕様
参考までにケースの仕様を引用しておくので、もっと詳しく知りたい方はご覧ください。
製品名 | THE FROST AIR |
ブランド名 | CASEFINITE |
型番 | FA1354B |
対応機種 | ・iPhone 14 ・iPhone 14 Plus ・iPhone 14 Pro ・iPhone 14 Pro Max ・iPhone 13 mini ・iPhone 13 ・iPhone 13 Pro ・iPhone 13 Pro Max ・iPhone 12 mini ・iPhone 12/12 Pro ・iPhone 12 Pro Max ・iPhone 11 ・iPhone 11 Pro ・iPhone 11 Pro Max ・iPhone X ・iPhone XS ・iPhone XS Max ・iPhone XR ・iPhone 7/8/SE |
カラー | スモークブラック/アイスホワイト |
重量 | 8g 実測値:5g |
素材 | ポリプロピレン |
カタログ値では重量8gとありますが、前述したとおり手元に届いた個体は5gと超軽量。素材には無印の収納ボックスで有名な “ポリプロピレン” が採用されています。
CASEFINITE THE FROST AIR(アイスホワイト)をiPhone 13 mini スターライトに装着
こちらがフロストエア(アイスホワイト)を装着したiPhone 13 mini。ケース本体が半透明なデザインで、リンゴマークがほんのり透けるのがめちゃくちゃカッコイイ。
端子やボタンの周りは、レーザー加工によって非常に精密にくり抜かれています。特にスピーカーやマイクの穴がピッタリと空いているのには、感動すら覚えるレベル。
ディスプレイ側はこんな感じ。持っていても「まるでケースをしていない」ような感覚を抱きます。
iPhone本来のサイズ感で使いたい方にはピッタリです!
CASEFINITE THE FROST AIRのメリット
筆者が本製品をしばらく使って感じたメリットをまとめました。
- 半透明なオシャレデザイン
- ほぼハダカの使用感が最高!
- ほとんど指紋がつかない
- MagSafeアクセサリーを使える
上記のメリットを中心に使用感を解説していきますね。
半透明なおしゃれデザイン
前述してきましたが、フロストエアはほんのりリンゴマークがみえる半透明なデザインを採用しています。iPhone本来の美しさが活きるデザインで最高にオシャレじゃないですか?完全にクリアなデザインも良いけれど、霞がかかった半透明デザインも個人的には気に入っています。
メーカーロゴなどの余計な装飾は全て取り除かれていて、完全無地のミニマルデザイン。性別や世代にとらわれずに使えるiPhoneケースに仕上がっています。
ほぼハダカの使用感が最高!
フロストエアを装着して持った感じは、ほぼ裸というより「裸そのもの」な気がしますね。iPhoneを本来のサイズ感で使うことができるので、使っていてとても手に馴染みます。ポケットの中でも、iPhoneがひと回り小さくなったことを感じれるほどコンパクトです。ケースをつけていてもサイズアップしないので、裸で使いたいけど勇気が出ない人にオススメ。
指紋がほとんどつかない
右: iPhone 12 miniグリーンにアイスホワイトを装着
ポリプロピレンという素材の特性上、フロストエアには指紋がほとんどつきません。同じメーカーのフロストエアウルトラは、指紋が目立ちにくいものの、光の当たり方などによって指紋が気になることがあります。フロストエアは指紋がつかないので、使っていて気持ちがいいんですよね。
ポリプロピレンは、無印の収納ボックスで有名な素材。イメージがつかない方は無印の店舗か公式ホームページを覗いてみてください。
MagSafeアクセサリーが使える
iPhoneケースを購入する上で気にしておきたいのがMagSafeアクセサリーの使用可否ですよね。「CASEFINITE THE FROST AIR」はMagSafeにこそ対応していませんが、薄さ約0.65mmでiPhoneの磁力が活かせます。
そこでフロストエアを装着したiPhoneで下記の主要MagSafeアクセサリーを使えるか検証していきます。
・Apple純正MagSafe充電器
・BOOST↑CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charger with MagSafe
・MOFT Snap-On スマホスタンド-Magsafe対応
・MagSafe対応iPhoneレザーウォレット
Apple純正MagSafe充電器を使う
フロストエアを装着したiPhoneにApple純正MagSafe充電器をつけてみました。
ハダカで使う場合や純正ケースで使う場合と比べると磁力は落ちますが、ご覧の通りピタリと張り付いています。
むしろハダカや純正ケースで使うときの磁力が強すぎるので、フロストエアでちょっと磁力が弱まったぐらいがちょうどいい感じです。
BOOST↑CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charger with MagSafeを使う
続いて試すのは、iPhone・Apple Watch・AirPods Proを同時に充電できるベルキンの3 in 1充電器「BOOST↑CHARGE PRO 3-in-1 Wireless Charger with MagSafe」。
こちらも磁力が弱まりはしますが、十分利用可能ですね。iPhoneが宙に浮く充電器ですが、長時間つかっていても落下することはありませんでした。
MOFT Snap-On スマホスタンド-Magsafe対応を使う
続いて試すのは、スマホスタンドの「MOFT Snap-On スマホスタンド-Magsafe対応」になります。
縦置きや横置きだけでなく、フローティングモードや持ち運び時などなど、極端に外れやすくなることはありませんでした。「MOFT Snap-On スマホスタンド-Magsafe対応」もフロストエアで問題なく使用可能という結果になりました。
フロストエアでMagSafe対応iPhoneレザーウォレットを使う
最後に試すのは、「MagSafe対応iPhoneレザーウォレット」になります。iPhoneにピタッと張り付くカードケースで3枚までのカードを収納しておけるアイテム。
こちらも若干磁力が弱まりますが、しっかりと固定されています。
実際にしばらくこの組み合わせで使ってきましたが、レザーウォレットが意図せず落ちることもなく、使用には全く問題ありませんでした。
耐久性を改善してMagSafeに対応した「THE FROST AIR ULTRA」
本稿でレビューした「フロストエア」は、薄さと軽さに特化したあまりに耐久性を犠牲にしています。一方「フロストエア ウルトラ」は、フロストエアほど軽くて薄くはありませんが、耐久性をあげつつMagSafeにも対応したバランス型のiPhoneケースです。
「フロストエア ウルトラ」でも一般的なケースと比べたら十分薄くて軽いので、使っていても非常に快適です。詳しい使用感はレビュー記事にまとめていますので、本稿とあわせて御確認ください。
まとめ: 薄くて軽いiPhoneケースの決定版!
CASEFINITEの軽くて薄いiPhoneケース 「フロストエア」 をレビューしました。
機能だけでなく、価格やデザインにも文句なしの “フロストエア” こそ、最強のミニマルケースではないでしょうか。
仮にメインケースにしないにせよ、どちらもひとつ持っていて損しないiPhoneケースだと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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