デスクワークの快適性を追求するなら、FlexiSpotは耳にしたことのあるブランドでしょう。ボタンひとつで高さが変わるスタンディングデスクで浸透した同ブランドが、最近はオフィスチェアに “座る時間” にも注目しています。
そこで本記事では、FlexiSpotが上位モデルとして発表したオフィスチェア「FlexiSpot C7 Morpher」についてレビューしていきます。
実際に「FlexiSpot C7 Morpher」を使って感じた魅力や使用感をまとめたので、検討中の方の参考になれば嬉しいです。

- 前傾しても背もたれがフィットする
- 調整機能が豊富
- リクライニングとフットレストが快適
- メッシュ素材で蒸れにくい
- 小柄な方でも使いやすい
- アームレストの可動範囲が異次元
- 一人では組み立てが大変
※提供: FlexiSpot
レビュー用に製品の提供を受けていますが、忖度なしの筆者が感じたままのレビューです。
FlexiSpot のオフィスチェア「C7 Morpher」の特徴をレビュー

C7 Morpherは、ユーザーの体格・姿勢・作業内容などに話応じて自在に変形するFlexiSpotのワークチェアです。
- スライドバック:姿勢の変化に応じて背もたれと腰サポートが独立して動く
- 前傾チルト:背もたれが10度まで前傾(リクライニングは160°まで)
- 背もたれの昇降:5段階の高さ調整ができる背もたれ
- 3Dヘッドレスト:広範囲をカバーする3軸構造のヘッドレスト
- 5Dアームレスト:背もたれと連動する広可動域アームレスト
- メッシュ素材:背もたれと座面にエアリアルメッシュを採用
- オットマン搭載:足を伸ばせる格納式のフットレスト
- フットステップ搭載:5本脚の先端に足を乗せやすいフットステップ
\ 8月25日まで /
高級感のあるデザイン
側面や背面には部分的に金属パーツが使われており、全体として上質なデザインに仕上がっています。


横から見たときも、金属パーツのシルバーがほどよく際立ち、高級感を演出しています。

ワントーンで統一されたプラスチック製のワークチェアも魅力ですが、金属パーツが加わることでデザイン全体が引き締まり、より洗練された雰囲気があります。
10度まで前傾する背もたれ

背もたれの左後方についているノブを回して、背もたれ上部の角度を調整できます。

背もたれが前傾することで、身体が前傾姿勢をとっても、背もたれが背中全体にフィットしやすくなっています。


3Dヘッドレストが標準搭載
一部の高級チェアではヘッドレストが別売りとなることもありますが、C7 Morpherにはヘッドレストが標準装備。

角度や向きだけでなく、前後にもスライドできるので、自分の姿勢にぴったり合わせて調整できます。


可動範囲が異次元級のアームレスト
C7 Morpherは、今どきのワークチェアと比べても、アームレストの可動範囲が異次元級に広いです。

動くのは腕を置く部分だけでなく、シルバーの土台部分も270度という広い範囲で可動します。



上下には8cm動きます。


個人的にうれしかったポイントがもうひとつ。
背もたれを倒すと、それに合わせてアームレストにも自然と角度がつきます。


リクライニングしても腕の収まりが良い!
これまでアームレストが思った位置に動かないことも多く、ぶっちゃけあんまり使っていませんでした。
そんな僕でもFlexiSpot C7 Morpherのアームレストには一目惚れで、重宝しながら使っています。
フットレスト搭載
C7 Morpherには、座面下に収納できる格納式のオットマン(フットレスト)を搭載。


リクライニングと組み合わせることで、足を伸ばしてゆったり休憩できます。


このフットレストもよく考えられていて、上方向にしか回転しない構造になっています。





下には動かないから、ロック不要でそのまま使える!
フットステップ搭載
脚部のキャスター上には、他のワークチェアではあまり見かけないフットステップ。


自然と足を置きたくなる位置なので、ユーザーが無意識にする動きにしっかり寄り添った設計を感じます。
有料組立サービスが利用できる
自分で組み立てるのが面倒な方には、6,600円で組立サービスを利用できます。
個人的にはちょっと高い気もしますが、費用に余裕があって時間がない方は助かるオプションになるでしょう。
FlexiSpot C7 Morpherの使用感をレビュー
ここからはみっちりとFlexiSpot C7 Morpherを使い込んでみて感じたことを紹介していきます。
組立てに要した時間は約30分
分解された状態で届くので、まずはオフィスチェアを組み立てなければいけません。
今回は力に自信のない男性の筆者が一人で組み立てました。
ダンボールからパーツを取り出して、チェアが完成するまでにかかった時間は30分ちょっと。


パーツやネジの数は比較的少なめなので、とにかく力作業になります。
特に組立中のワークチェアを逆さにして固定するところがきつかった。





1人での組み立ては、まあまあ大変
リクライニングとオットマンは昼寝できるほど快適!
最大160度のリクライニングとフットレストを組み合わせると、昼寝できてしまうほど快適でした。


ヘッドレストの位置を調整すれば、ちょうどいい感じの枕になりました。笑
リクライニングと連動してアームレストにも角度がつくので、スマホやタブレットでのネットサーフィンも捗ります!



真横にはならないけど、十分リラックスできる!
メッシュ素材のおかげで、長時間作業でも蒸れにくい


背もたれと座面がメッシュ素材なので、長時間作業しても蒸れることはなかったです。
座面がメッシュのワークチェアは、通気性に優れる一方で、どうしても硬めの座り心地になりがち。
でもC7 Morpherは、メッシュでありながらも柔らかく、しなやかな座り心地に仕上がっています。


この絶妙なバランスも、個人的に気に入っているポイントです。
体格に関係なくフィットしやすい
身長が低めの方は「座面を下げても足が床につかない」という悩みがつきものですね。
でもC7 Morpherは、156cmの妻が座ってもしっかり足が床につく設計で、体格にかかわらず使いやすいのが特長です。
背もたれの高さも調整できるので、体格に関係なくフィット感を得やすく、幅広いユーザーに対応しています。
調整方法が分かりやすい
C7 Morpher は、多彩な調整機能を備えながら、「どの部分を操作すればどの部分が動くのか」が直感的に分かる設計になっています。


初めて触れた僕も、ワークチェアにありがちな “操作方法を覚える鬱陶しさ” がありませんでした。
FlexiSpot C7 Morpherの気になる点
C7 Morpherは僕が今まで試してきた中でも、満足度がトップレベルのワークチェアでした。
なので正直デメリットというデメリットはありません。
強いて言うならば、「上着をかけられるハンガーがあったら便利だった」と思います。
チェアハンガーは、部屋着やブランケットなどをかけておくのに最適で、あるに越したことはありません。


(チェアハンガーなし)


(チェアハンガーあり)
もちろんチェアハンガーがなくても洋服はかけられるので、実際はどっちでもいいんですけどね。
FlexiSpotのオフィスチェア「C7 Morpher」レビューのまとめ


この記事ではMakuakeで先行販売中のワークチェア「FlexiSpot C7 Morpher」についてレビューしてきました。
僕もしばらく使ってみて、今まで試してきたワークチェアの中でもかなり気に入ってます。
やっぱり身体にフィットしてくれるって良いですね。
記事の最後にC7 Morpherのメリットとデメリットについてまとめておきます。
- 前傾姿勢でも背もたれがフィット
- 調整機能が豊富
- リクライニングとフットレストが快適
- 長時間の作業でも蒸れにくい
- 小柄な方でも使いやすい
- アームレストの可動範囲が異次元
- 一人では組み立てが大変
最後まで読み進めていただき、ありがとうございました。
\ 8月25日まで /
コメント