会議や商談のあと、
「あの話、結局どう決まったんだっけ」
と、記憶をたどった経験はありませんか?
「忘れないように」と、メモに必死になっても、肝心の会話に集中できないことも多い。
そんな悩みに応えるAIボイスレコーダーとして、Nottaから新モデル「Notta Memo Pro」が発売されました。
NottaのAIボイスレコーダーには、すでにNotta MemoとNotta Memo Type-Cがラインナップしていますが、今回の新作は「Pro」の名に相応しいボイレコに仕上がっています。
今回、「Notta Memo Pro」を発売に先駆けて使わせていただいたので、旧モデルとの違いや進化点、使用感について詳しく紹介していきます。
※提供: Notta
レビュー用に製品の提供を受けていますが、筆者が感じたままのレビューです。
結論|Notta Memo Proは、こんな人にオススメ!

Notta Memo Proは、通話モード・対面モードの切り替えと録音後のデータ同期を自動化することで、手間をふらすことに力を入れたモデルです。
一方で文字起こしの精度は、従来モデルと大きく変わりません。
本モデルのメリットとデメリットは下記の通り。

- 登録したWi-Fi接続時に録音データを自動で同期
- 録音モード(通話・対面)を自動で切り替え
- AIによる要約は、実用レベルで使える
- 文字起こしの頻度は旧モデルと大きく変わらない
- 議事録として使うには、手直しが必要
- 旧モデルを持っている方
→ 基本的には買い替えなくてOK。同期の手間を減らしたい方や通話と対面の両方を録音する方は、買い替えを検討しましょう! - 初めて買う方
→ Type-C との価格差は4,200円。Wi-Fi同期・モード切り替えの自動化、本体のUSB-Cポート、64GBのストレージ、マーク機能が加わります。これらの機能が欲しい方は、Proを検討しましょう。
※公式サイトのクーポン「9Z8YUMKX」は、2026年10月31日まで有効
Notta Memo Proの概要とスペック
本記事でレビューするNotta Memo Proは、Nottaが展開するAIボイスレコーダー「Notta Memo」シリーズの最新モデルです。

本体およびソフトウェアの両者が刷新され、録音したあとの手間を減らす機能が強化されています。
Notta Memoシリーズのスペックを比較
現在ラインナップしているNotta Memo(通常版)、Notta Memo Typy-C、Notta Memo Proの違いについて、表にまとめました。
| 項目 | Notta Memo(通常版) | Notta Memo Type-C | Notta Memo Pro |
|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 23,500円 | 25,500円 | 29,700円 |
| 本体サイズ mm | 86.1×55.1×3.5 | 86.1×55.1×3.5 | 77.2×56×3.9 |
| 重量 | 約28g | 約28g | 約30g |
| ディスプレイ | モノクロ | モノクロ | カラー |
| ストレージ | 32GB | 32GB | 64GB |
| バッテリー | 470mAh | 470mAh | 600mAh |
| 録音モード | ・通話モード ・対面会議モード | ・通話モード ・対面会議モード | ・通話モード ・対面会議モード |
| 録音モードの切り替え | 本体スイッチ | 本体スイッチ | 自動で判別 |
| 充電 | 専用マグネットケーブル | 専用マグネットケーブル USB-C (ケース装着時) | USB-Cケーブル |
| PCへの有線転送 | 対応 ※別売ケース装着時 | 対応 ※付属ケース装着時 | 対応 ※本体のみで可 |
| データ同期 | アプリを開いて転送 | アプリを開いて転送 | 信頼済みWi-Fiで自動同期 |
| 重要発言のマーク | 非対応 | 非対応 | 対応 |
中でも主要な進化ポイントは、下記の通りです。
- 録音モードを自動で切り替え
- 設定済みのWi-Fiで自動同期
- 本体にUSB-Cポートを搭載
- カラーディスプレイ
- 64GBのストレージ(従来の2倍)
- 重要な発言をその場でマーク
このようにNotta Memo Proは、ハードや性能面が全体的にアップデートされているのが特徴的です。
本体デザインとセット内容
早速、Notta Memo Proを開封してパッケージ内容を並べてみました。
従来モデルとの違いは、本体にUSB-Cポートが搭載されたことによる専用マグネットケーブルの廃止。これにより充電ケーブルは、USB-Cケーブル1本となっています。

- Notta Memo Pro 本体
- マグネットケース
- マグネットリング
- USB-C充電ケーブル
- 取扱説明書
- 保証書
スペースブラックとシルバーグレーの2色展開で、今回はシルバーグレーを選択。

シリーズの全モデルをレビューしてきた身からすると、上品さや高級感は「Notta Memo Type-C」に軍配。

一方、今回レビューしているProモデルでは、四隅と側面にネジが見えるパネル構造や、段差をつけた立体的な造形が特徴的。
録音ボタンとディスプレイもひとつの枠にまとめられていて、精密機器のようなメカニカルな雰囲気があります。


本体にUSB-Cポートを搭載しているのも、Nottaシリーズでは初となります。

マグネットケースは、Notta Memo Proがぴったり収まるサイズ感で、名前の通りMagSafeに対応しています。


オシャレかつ高級感ある「Notta Memo Type-C」、いかにもProらしく、ガジェット感のある「Notta Memo Pro」。
ライトユーザーかヘビーユーザーかだけでなく、デザインでも好みも分かれそうです。
Notta Memo Proのサイズ感や重さ、iPhoneに装着した様子
Notta Memo Proは、約7cm × 約6cmで手のひらに収まるコンパクトなサイズ感。従来モデルと比べて、ひと回り以上小さくなっています。

重さを実測したところ、本体が29g、マグネットケースが16gで、ケースに装着した状態では45gでした。


Notta Memo ProをiPhoneに装着するとこんな感じ。一般的なMagSafeアクセサリーと比べても、軽くてコンパクトなので、iPhoneの使用感を損ねないのが良いですね。


Notta Memo Proを実際に使ってみた

ここからは、実際に Notta Memo Pro を使ってみた結果を紹介します。
検証では、営業会議を想定した約3分の原稿を用意し、静かな部屋で一人で読み上げて録音しました。原稿には、金額や日付などの数字、人名、英語やカタカナの用語、同音異義語をあえて多めに入れています。
自動同期とデータ転送
Pro の目玉機能のひとつが設定したWi-Fi接続時の自動同期。
録音を終えてから約5分後にアプリを開いたところ、すでに同期から文字起こしまで完了していました。

アプリを開いて転送を待つ必要があった従来モデルと比べると、録音後の手間はほとんどありません。
※自動同期を有効にするWi-Fiは、最大3か所まで登録可能。
また、本体にUSB-Cポートがあるので、PCにケーブルで直接つないで録音データを取り込むこともできます。
長時間の録音をまとめて取り込みたいときや、スマホを使えない場面で役立ちそうです。


文字起こしの精度
録音データが本体からアプリに同期された後、自動的に文字起こししてくれます。

原稿と録音した音声の文字起こし結果を照らし合わせて、文字起こしの精度を確認しました。
- 数字:金額、割合、日付、時刻(例:3,280万円、109%、10月17日)
- 人名:田中、佐藤、鈴木、高橋の4人すべて
- 英語の略語:CRM、KPI、Slack、Zoom
一方で、文字起こしには間違いも見受けられました。
- カタカナや同音異義語の誤変換
- 発していない相づちが混入:「はい」「なるほど」など
- 漢数字の表記:「三千二百八十万円」のように漢数字になり、読みにくい
文字起こしを間違えた具体例を表にまとめました
| 実際に話した言葉 | 文字起こし結果 |
|---|---|
| Sプラン | エスプロン |
| 社内規程 | 社内企業 |
| 既定のフォーマット | 期限のフォーマット |
| ToDoを確認します | トゥルーディールを確認します |
| 資料の改訂案 | 資料の改定案 |
重要な数字や人名を正確に拾えている点は安心できます。しかし静かな部屋で録音しているにも関わらず、発していない相づちが混入しているのはよくわかりません。
やはり通常版やType-C を使ったときと同じで、そのまま議事録として使うのは難しく、手直しが必要という印象。
また、今回は試す機会がありませんでしたが、録音モードを自動で判別できる点は、突然の電話などにも対応でき、Proの付加価値として便利な機能でしょう。
AIによる要約、重要ポイントのマーク、ToDoリストは実用レベル
AI要約は、議題ごとに見出しを付けた議事録の形で、自動でまとめられていました。

◎AI要約の良かった点
- 文字起こしの誤変換や混入した相づちが、要約には引き継がれていない
- 漢数字だった金額が「3,280万円」のように読みやすく直っている
- 聞き取れなかった部分を推測で埋めず、「聞き取り不能」と正直に書いている
- ToDoは4人分のタスクと期限がすべて正確に抜き出されている
△AI要約の気になった点
- 「Sプランの年間契約」という情報が抜けていた
→文字起こしで「Sプラン」を「エスプロン」と誤変換してたため? - 「資料の改定案」の誤変換は、要約にもそのまま残っていた
重要ポイントのマークは、録音中にRECボタンを押すだけで付けられます。
アプリでは、ブックマークの一覧と印でマークした箇所を確認できました。



重要な発言にマークをつけられるのは良い!
Notta Memo Proの気になった点・注意点
デメリットとまでは言いませんが、実際に使っていて気になった点・注意点がみえてきたので、まとめておきます。
- 文字起こしの精度は旧モデルから大きく変わらない
- 月の文字起こし時間には上限がある
文字起こしと要約は、本体ではなくNottaのクラウドサービスで行うため、精度は旧モデルと大きく変わりません。
すでに旧モデルを持っている方は、精度よりも、Wi-Fi同期やモード切り替えの「自動化」という観点に価値を感じるかで判断するのがおすすめです。
また、購入時に付いてくる「ハードウェアプラン」では、月600分の文字起こしに対応しています。
週に数回の会議であれば十分ですが、毎日長時間の録音をする方は上限を超える可能性があるので、有料プランも視野に入れておきましょう。
Notta Memo Pro レビューのまとめ
この記事では、AIボイスレコーダーのNotta Memo Proを先行レビューしてきました。
録音モードの切り替えとWi-Fi同期を自動化したモデルで、録音前後の手間を減らしたい方にオススメです。
一方で、文字起こしの精度は旧モデルから大きくは変わりませんでした。
- 旧モデルを持っている方
→ 基本的には買い替えなくてOK。同期の手間を減らしたい方や通話と対面の両方を録音する方は、買い替えを検討しましょう! - 初めて買う方
→ Type-C との価格差は4,200円。Wi-Fi同期・モード切り替えの自動化、本体のUSB-Cポート、64GBのストレージ、マーク機能が加わります。これらの機能が欲しい方は、Proを検討しましょう。
最後まで読み進めていただき、ありがとうございました。
※公式サイトのクーポン「9Z8YUMKX」は、2026年10月31日まで有効



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