SwitchBotのスマートサーキュレーターは、スマホ操作やオートメーションに対応し、一般的なサーキュレーターよりも柔軟に使えるのが魅力。
見た目や価格だけでは、
「どのモデルを選べばいいのか分からない」
という方も多いでしょう。
そこで本記事では、SwitchBotのヘビーユーザーである筆者が、通常版・2 Pro・スタンド型を実際に使ってみて、スペックと使用感の両面から比較しました。
先に結論をまとめると、
- 性能とデザインを重視したい、広い部屋で使う
→ SwitchBot サーキュレーター 2 Pro - 高さを調整したい、デザインを重視したい、広い部屋で使う
→ SwitchBot サーキュレーター スタンド型 - コスパを重視したい、個室や20畳前後の空間で使う
- コードレスで使いたい
→ SwitchBot サーキュレーター - ケーブルを挿して使う
→ SwitchBot サーキュレーター Lite
- コードレスで使いたい
迷ったら全体的にバランスがとれている「2 Pro」が個人的にはおすすめです。
一方、我が家で最も重宝しているのはスタンド型なので、スペック上の優劣だけでなく、設置する部屋や風を届けたい高さによって最適なモデルは変わります。
本記事はSwitchBotより製品提供を受けて作成しています。ただし、メリットだけでなく、実際に使って気になった点も含めて率直にレビューしています。
SwitchBot スマートサーキュレーターを比較

サーキュレーター(通常版/Lite)、2 Pro、スタンド型の4モデルについて、比較表にまとめました。
| Lite | 通常版 | 2 Pro | スタンド型 | |
|---|---|---|---|---|
| イメージ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 電源 | AC | AC・USB Type-C・内蔵バッテリー | ||
| コードレス運転 | ― | ○ | ○ | ○ |
| 最長運転時間 | ― | 約50時間 | 約70時間 | 約28時間 |
| 適用目安 | 最大30畳 | 最大30畳 | 最大30畳 | 最大30畳 |
| 最大風量 | 9.15m³/分 | 9.15m³/分 | 13.51m³/分 | 9.15m³/分 |
| 首振り | 上下90°・左右90° | 上下90°・左右90° | 上下90°・左右90° | 上下90°・左右90° |
| 高さ調節 | ― | ― | ― | 3段階 |
| サイズ | 334×173×382mm | 334×173×382mm | 315×158×356mm | 335×290×1,000mm |
| 重量 | 2.28kg | 2.38kg | 2.1kg | 3.45kg |
| リモコン | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 常夜灯 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 特徴 | 低価格 | 性能と価格のバランス | Wi-Fi接続 部屋に馴染むデザイン イオン/アロマ | 3段階の高さ調節 |
| 外出先からの操作 | ハブが必要 | ハブ不要 | ハブが必要 | |
| 定価(税込) | 10,980円 | 13,980円 | 16,980円 | 15,980円 |
通常版とLiteの違いは、バッテリーの有無によるコードレス運転の可否です。
この記事では、通常版とLiteモデルを一括りにして、2 Pro、スタンド型を加えた全3モデルを比較していきます。
ざっくり言うと、通常版/Liteは必要十分のコスパモデル、高さ調整できてスタイリッシュなスタンド型、風量やバッテリー持ちが向上し、死角がなくなった2 Proという感じ。
デザインとサイズ感
従来モデルの通常版は、シンプルなモノクロカラー。スタンド型と2 Proは、ホワイトを基調に木目調のフロントデザインになっています。

通常版は、コンクリート調や白メインの部屋なら、インテリアとしてもよく馴染む一方で、暖かみのある部屋では浮いてしまう印象があります。

一方で、暖かみのある部屋に置くと、インテリアとしてはすこし浮いた印象となります。

木目調を採用しているスタンド型と2 Proは、どんな部屋でも違和感なく空間に馴染んでくれます。

スタンド型は、2本の柱をつけ外しすることで、高さを調整できます。




確かにスタイリッシュでおしゃれなデザインですが、柱をつけ外しするのは想像以上に面倒でした。
もし次回作があるなら、スライドで高さを調整できるようにしてほしいものです。
全モデルで2段階の常夜灯を搭載
SwitchBot サーキュレーター・2 Pro・スタンド型の常夜灯を比較します。

こう見ると、木目調と常夜灯の色味は相性抜群で、2 Pro・スタンド型の2モデルはエモい間接照明としても機能します。

前ガードは全モデル取り外し可能|お手入れ方法には違いがある
SwitchBot サーキュレーターシリーズの前ガードは、ネジを緩めることで取り外せます。

2 Proは羽根を取り外して、水洗いできます。

一方で通常版・スタンド型は、本体に羽根が固定されており、水洗いできません。



手入れのしやすさは「2 Pro」が有利!
操作パネルのデザインは大差なし


操作パネルのデザインや使い方は、3モデルで大きく変わりません。いずれも電源や風量、運転モード、首振りなどの基本操作を本体から行えるため、モデルを替えても迷わず使えました。
バッテリー持ちと給電方式
バッテリーのスペックと実利用での印象は下記の通り。
我が家ではスタンド型は電源に接続しつつ、時折コードレスで使用。通常版と2 Proはコードレス運用が基本になっています。
| モデル | 連続運転時間 | 実使用での充電頻度 |
|---|---|---|
| 通常版 | 最大50時間 | 夜間の微風運転なら2日に1回。日中に空気を循環させるなら毎日 |
| 2 Pro | 最大70時間 | 日中に空気を循環させても2日に1回〜3日に2回程度 |
| スタンド型 | 最大28時間 | 基本的に毎日。長時間使うなら電源につないだままが良い |
2 Proとスタンド型は、本体を設置したまま充電ケーブルを接続できます。


一方、通常版は本体を持ち上げ、底面のくぼみにケーブルを通してから差し込む必要があるため、充電のたびに手間がかかります。


風量のスペックと実際の印象


| モデル | 最大風量 | 実際に使った印象 |
|---|---|---|
| 通常版 | 9.15m³/分 | 個室や20畳程度なら十分。25畳を超える空間ではやや力不足 |
| 2 Pro | 13.51m³/分 | 広い空間でもパワフル。素早く空気を循環させやすい |
| スタンド型 | 9.15m³/分 | 高い位置から送風でき、広い空間でも力不足を感じにくい |
いずれも適用範囲は30畳ですが、部屋の間取りや家具の配置によって体感は異なります。
筆者宅の28畳LDKでは、2 Proとスタンド型が適しており、通常版ではパワー不足を感じました。



広い空間では、2 Proかスタンド型!
ハブなしでできること、できないこと
本体だけでできること、SwitchBot ハブがないとできないことを表にしました。
| 項目 | 通常版/Lite | 2 Pro | スタンド型 |
|---|---|---|---|
| リモコン操作 | ○ | ○ | ○ |
| アプリ操作(自宅内) | ○ | ○ | ○ |
| アプリ操作(外出先) | × | ○ | × |
| スケジュール運転 | ○ | ○ | ○ |
| 自動運転 (温湿度計などと連携) | × | × | × |
| 音声操作 (スマートスピーカー) | × | ○ | × |
3モデルとも、基本的な操作にはハブが必要ありません。
ただし、通常版/Liteとスタンド型はBluetooth接続のため、外出先からの操作や音声操作にはSwitchBotハブが必要です。
一方、2 Proは単体でWi-Fi接続が可能なため、ハブなしでも外出先からのアプリ操作やAlexaなどによる音声操作が可能です。
温湿度計など他のSwitchBot製品と連動した運転の自動化や赤外線リモコンを搭載した家電(エアコンなど)と連動する場合は、2 Proでもハブが必要です。
SwitchBot サーキュレーターシリーズに共通するメリット
どのモデルも最大30畳と広範囲をカバーでき、多くのご家庭にとって満足できるスペックを備えています。
各モデルに触れる前に、まずは全モデルに共通するメリットについて、感じたことを共有していきます。
本体パネル・リモコン・アプリから操作が可能
SwitchBotのサーキュレーターは、操作パネルや付属リモコンはもちろん、SwitchBotアプリからでも操作が可能。




我が家では日常的な操作を自動化しているため、アプリを開く頻度は多くないですが、離れた場所から設定を確認したり、細かな調整をしたりできるのはスマートサーキュレーターならではのメリットだと感じています。
時間や温度/湿度などの条件設定で運転を自動化できる
オートメーションを設定しておけば、サーキュレーター本体の起動や停止を完全に自動化できます。
これぞスマート家電の醍醐味で、SwitchBotらしい使い方でしょう。




参考までに我が家で設定しているサーキュレーター自動化の設定を紹介しておきます。
- スタンド型(リビングに設置)
- 朝7時に起動、夜23時に停止
- 設定の有効日:毎日
- 2 Pro(子供部屋に設置)
- 26℃を超えたら起動、25℃を下回ったら停止
※平日は7時と20時、休日は20時に自動で停止 - 設定の有効時間
- 平日:5時〜7時、14時〜20時
- 休日:5時〜20時
- 26℃を超えたら起動、25℃を下回ったら停止
- サーキュレーター(寝室に設置)
- 26℃ or 55%を超えたら起動、25℃ & 50%を下回ったら停止
- 27℃を超えたら風量up
- 設定の有効時間:20時〜6時
サーキュレーターには温湿度センサーが搭載されていないので、自動運転時は別売りのSwitchBot 温湿度計から情報を受け取ることで運転が制御されています。


ちなみにオートメーションの設定は、曜日ごとに有効・無効を選択できます。
仕事や学校で不在の日に合わせて調整できるので、筆者もとても重宝しています。
コードレスは想像以上に便利
筆者がコードレスのサーキュレーターを使ったのは今回が初めてでしたが、これがまた思った以上に便利でした。


コンセントのない場所で使えるのはもちろん、運転を止めたり、電源コードを抜き差ししたりせずに、そのまま持ち運べるところが気に入ってます。
設置場所を完全に固定する場合はLiteでも十分ですが、少しでもさまざまな場所で使う可能性がある方は、使い方の幅が広がるバッテリー式をおすすめします。
スマホ用のモバイルバッテリーが使える


バッテリーを内蔵する通常版・2 Pro・スタンド型は、USB Type-Cからの充電・給電に対応しています。
スマホやPC用のモバイルバッテリーを活用すれば、コンセントがない場所でも長時間の運転が可能です。
近年はスマホもPCもバッテリー駆動時間が伸びてきているので、使わなくなったモバイルバッテリーを利用するのも良い選択肢でしょう。
SwitchBot サーキュレーターシリーズに共通するデメリット
3モデルを使ってきて感じたデメリットは、以下の通り。
- 一般的なサーキュレーターより価格が高い
- 送風力を重視する製品ではない
- 細かな設定にはアプリが必要
ひとつずつ詳しく説明していきます。
一般的なサーキュレーターより価格が高い
スマート家電としては妥当な金額ですが、一般的なサーキュレーターと比べるとどうしても価格が高めです。
正直なところ、風を送ることだけが目的なら、より安価な製品もたくさんあります。
それでもSwitchBotのサーキュレーターは、アプリ操作やスマートホーム化など、最先端の技術が搭載されています。
「スマホから操作する」、「スケジュール設定や温湿度と連動させて運転を自動化する」
など、現代の生活に馴染むように設計されてるのが、本シリーズの魅力です。
送風力を最重視する製品ではない
SwitchBotのサーキュレーターも十分な風量を備えています。
しかし実際に使ってみて、風が遠くまで届く感覚はアイリスオーヤマのサーキュレーターアイに一歩劣る印象です。
SwitchBotを選ぶメリットは、コードレス、アプリ操作、スケジュール、温湿度連携を含めた総合的な使いやすさです。
送風性能だけで選ぶのか、暮らしに合わせた自動化まで重視するのかで評価が変わるでしょう。
細かな設定にはアプリが必要
サーキュレーターの基本操作は、本体パネルもしくはリモコンから行います。
しかし首振りの角度やスケジュール設定、細かな風量調整など、すべての機能を活用するには、SwitchBotアプリのインストールが必要です。
スマホありきのサーキュレーターである点を理解した上で検討するべきでしょう。
SwitchBot スマートサーキュレーター 通常版をレビュー


通常版とLiteの主な違いは、下記の2点です。
- コードレスで使えるか
- USB Type-Cで給電できるか
それ以外の基本的な送風性能やスマート機能は共通です。
両者の差額は3,000円。
価格重視の方以外は、使う場所がコンセントの位置に制限されないバッテリー式(通常版)がおすすめです。
通常版のメリット|十分な性能と優れたコスパ
- 上位モデルと変わらないスマートホーム機能
- バッテリー式(通常版)と電源式(Lite)を選べる
- コスパが良い
- 20畳程度なら十分な性能
通常版/Liteは、下位モデルという位置付けですが、ハブと組み合わせることで上位モデルと同じスマート家電としての便利機能が使えます。
バッテリー持ちは2 Proに劣りますが、それほど充電頻度も高くなく、我が家でも快適に使えています。
コードレスやスマート家電の恩恵を十分に受けられるので、コスパ重視の方にはおすすめです。
通常版のデメリット|デザインと風量が懸念点
スペックや使用感こそ十分でしたが、使っていて下記の2点はデメリットだと感じています。
- 部屋に馴染みにくいデザイン
- 広い空間ではパワー不足
サーキュレーターらしい機能的なミニマルデザインですが、インテリアとしては淡白な印象で、部屋によっては馴染みにくいです。
スペック的には最大30畳に対応していますが、家具の配置などによってはパワー不足を感じると思います。
実際に28畳のLDKで使うと、スタンド型や2 Proで感じないパワー不足を実感しました。
SwitchBot サーキュレーター 2 Proをレビュー


SwitchBot サーキュレーター 2 Proは、従来モデルの使いやすさを受け継ぎながら、風量、デザイン、バッテリーなどを強化しつつ付加機能を搭載した上位モデルです。
2 Proの独自機能|フィルター・イオン発生器・アロマケースを搭載
2 Proには、ホコリが本体内部に侵入することを防ぐ「フィルター」、プラス・マイナスイオンを放出する「イオン発生機」、好みの香りを広げる「アロマケース」といった3つの付加機能を搭載。


どれも2 Proを選ぶ決定打にはならないものの、他モデルと比べて羽根や前ガードが汚れにくく、筆者自身も確かにフィルターの効果を体感しています。


アロマケースは本体背面に搭載されていて、一般的なコットンパッドに数滴のアロマを垂らして使います。




実際に試したところ、ディフューザーのように香りを強く拡散するというより、サーキュレーターの風に乗ってほのかに香るイメージです。
部屋全体をしっかり香らせたい人には物足りない可能性がありますが、仕事中や就寝前に控えめな香りを楽しむにはちょうどいい印象です。
2 Proのメリット|どんな家庭でも快適に使える決定版
- どんな部屋にも馴染むデザイン
- バッテリー持ちが良い
- ハブ不要で外出先から遠隔操作できる
- 広い空間でもパワー不足を感じない
- 汚れにくい
通常版と比べると、2 Proはデザイン、バッテリー持ち、風量など、あらゆる面で上位に立っています。
ハブなしでWi-Fiに接続できるので、サーキュレーター単体で導入しても外出先から操作でき、これからスマートホームを始めたい人にもおすすめです。
2 Proのデメリット|プラス・マイナスイオンの効果は実感しにくい
風とともにプラス・マイナスイオンを放出するイオン発生機能は、個人的に効果を体感できませんでした。
イオンは目に見えず、家庭で効果を判定するのも難しいため、効果を実感しにくいのは致し方ないでしょう。
必須機能ではなく、あくまで空気循環とあわせて使える付加機能として考えておきましょう。
SwitchBot サーキュレーター スタンド型をレビュー
スタンド型は、サーキュレーターの空気循環性能と、扇風機の使いやすさを組み合わせたモデルです。
我が家ではリビングに設置し、1日中使っています。
スタンド型のメリット|デザイン・高さ調整・空気循環力
- どんな部屋にも馴染むデザイン
- サーキュレーターと扇風機を兼ねる
- 広い部屋でもパワー不足を感じない
最大風量は通常版と同じですが、高さが出るスタンド型のほうが家具の配置による影響を受けづらく、広い空間でも空気が循環しやすい印象をもちました。
また、ソファに座っているときは体の高さに合わせて扇風機として使うこともできます。
高さを調整することで、サーキュレーターでありながら人や植物に直接風を当てる用途にも向いているのが特徴です。
スタンド型のデメリット|バッテリー駆動時間と高さ調整の手間
- バッテリーの持続時間が短い
- 高さ調整には手間を要する
連続運転時間は最大28時間で、通常版の50時間や2 Proの最大70時間より短め。
我が家では、1日中使っていますが、基本は電源ケーブルをつないだままにし、
「短時間ならコードレスでも運用できる」
という認識です。
まとめ|SwitchBot サーキュレーターの比較と選び方
この記事では、SwitchBotから発売されているサーキュレーター全3モデルについて、比較・レビューしてきました。
記事の最後に、各モデルがおすすめな人をまとめておきます。
- 性能とデザインを重視したい、広い部屋で使う
→ SwitchBot サーキュレーター 2 Pro - 高さを調整したい、デザインを重視したい、広い部屋で使う
→ SwitchBot サーキュレーター スタンド型 - コスパを重視したい、個室や20畳前後の空間で使う
- コードレスで使いたい
→ SwitchBot サーキュレーター - ケーブルを挿して使う
→ SwitchBot サーキュレーター Lite
- コードレスで使いたい
どのモデルも最大30畳に対応していますが、広い空間で使いたい方は「2 Pro」または「スタンド型」がおすすめです。
一方で個室や20畳程度の空間で、デザインへのこだわりが少なければ「通常版/Lite」も選択肢に入れても良いでしょう。
最後まで読み進めていただき、ありがとうございました。










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