ESRは、iPhoneやiPadを中心とした高品質なモバイルアクセサリーを手頃な価格で展開しているブランド。
今回はスタンド付きiPhoneケース『HYBRID MAGNETIC CASE』を送っていただいたので、忖度なしにレビューしていきます。

- コスパが良い
- スマホスタンドを搭載
- ケース+スタンドより軽い
- iPhoneのデザインが活きるカラバリ
- ケースとしては重い
- iPhone Airとの相性は微妙→スタンドなしモデルを推奨
- 指紋がつきやすい
※提供: ESR
レビュー用に製品の提供を受けていますが、筆者が感じたままのレビューです。
ESR 隠しスタンド付きiPhoneケース『HYBRID MAGNETIC CASE』の概要

ESRの『HYBRID MAGNETIC CASE』は、カメラ枠に折りたたみ式スタンドを搭載したiPhoneケースです。
今回のレビューでは、『HYBRID MAGNETIC CASE』を筆者のiPhone Air(スカイブルー)に装着して使ってきました。
主な仕様
『HYBRID MAGNETIC CASE』のスペックについて表にまとめました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応機種 | iPhone 13シリーズ以降 |
| カラー | 4色展開 |
| 素材 | 熱可塑性ポリウレタン(TPU) ポリカーボネート(PC) 内蔵マグネット |
| 重量 | 約46g |
| スタンド | 縦置き・横置き対応、角度調整可 |
| 保護性能 | MIL-STD-810H(米軍規格)準拠 四隅エアガードコーナー 2層構造カメラ保護 |
| MagSafe | 強力マグネット(N52)内蔵 |
| その他 | カメラコントロールカバー 耐黄ばみ ストラップホール |
重さ46gとやや重めですが、スマホスタンドとiPhoneケースを合わせると46gでは収まらないので、スマホスタンド愛用者には嬉しい仕様になっています。
外観デザインと質感
4色のラインナップのうち、クリアモデルを選んでみました。

カメラフレームがスタンド構造になっていて、引き出すことでiPhoneを横向きに置くことができます。

本体は力でたわむ柔らかめのケースとなっています。

透明感があって、iPhoneの色味がそのまま映えるデザインになっています。

側面はボタン部分を含めて全て覆われていて、カメラコントロールにもしっかり対応しています。端子周りの切り抜きも精密でした。



ケースの四角にはクッション構造があり、大切なiPhoneを衝撃から守ってくれる仕組みが採用されています。

ESR 隠しスタンド付きiPhoneケースの使用感をレビュー
隠しスタンド付きiPhoneケース『HYBRID MAGNETIC CASE』を実際にしばらく使ってみたので、印象を共有していきます。
- 隠しスタンドが便利
- ボタンの操作感が良い
- MagSafeの磁力は良好
- 重心位置が上がり、前に倒れやすい(特にiPhone Air)
- 指紋が目立つ
上記の5点を中心にレビューしていきます。
隠しスタンドが便利
カメラフレームに搭載されたスマホスタンドのおかげで、ケースひとつでiPhoneを自立させることができます。

スタンドの角度は自由に調整できるので、動画の視聴やウィジェットの表示でよく使っています。

横向きに自立させるのがスタンダードではありますが、一応縦置きにも対応しています。

ただ、画面の右端をタップすると、バランスを崩してたおれそうになります。縦置きでの操作は、現実的ではなさそうです。


スマホを横置きしたい人にオススメ!
ボタンの操作感が良い
反発する物理ボタンなので、くり抜かれているケースよりもボタンの操作性が良い印象でした。


カメラコントロールの操作性も良好で、ストレスなく使えています。
ケースによっては「押しづらい」「反応が鈍い」といった細かな不満が積み重なりますが、このケースではそうした違和感がなく、普段使いの気持ちよさを自然と底上げしてくれます。
MagSafeの磁力は良好
MagSafeの磁力は良好で、アクセサリーを使っていても安心感がありました。
普段使っているMagSafe充電器やカードウォレットも問題なく固定でき、持ち上げても外れる気配はありません。


ちなみにMagSafe用のマグネットリングにスマホスタンドを搭載している他メーカー製のiPhoneケースでは、MagSafeの磁力が落ちやすい傾向がありました。
スタンド搭載のiPhoneケースでも磁力が確保されているのは嬉しいポイントだと思います。
iPhone Airでは重心の偏りを感じる
iPhone Airでこのケースを使っていると、手に持って操作する際に“本体が前に倒れやすい”感覚があります。
カメラフレームにスタンド機構を搭載しているため、重心が本体上部へ引き上げられているのが理由だと思います。


『HYBRID MAGNETIC CASE』には、スマホスタンド非搭載モデルもあります。スタンド非搭載モデルであれば、重心が上に移動することもないので、iPhone Airでも快適に使えています。


指紋がつきやすい背面パネル
背面は美しく見える一方で、指紋が残りやすいのが課題。とくにライトの反射が強い場面では、指紋が思った以上に目立ち、拭き取りたくなります。


傷や黄ばみに強い設計で耐久性に不安はありませんが、見た目の清潔感を保ちたい人にとっては、気になるポイントになると思います。
今回選んだクリアは、ラインナップの中でも指紋が目立ちやすいカラーなので、気になる方は別カラーを検討することをおすすめします。
総評:コスパ重視の万能iPhoneケース


この記事では、ESRの隠しスタンド付きiPhoneケース『HYBRID MAGNETIC CASE』をレビューしてきました。
記事の最後に本製品のメリットとデメリットについて振り返っておきます。
- コスパが良い
- ケース+スタンドより軽い
- iPhoneのデザインを活かせる
- ケースとしては重い
- iPhone Airとは相性不良
- 指紋がつきやすい
筆者はiPhone Airユーザーなので、どうしてもスタンド部分の重みが気になるポイントでした。
個人的にはiPhone Airユーザーなら、スタンドなしモデルをおすすめします。
指紋がつきやすい欠点はありますが、3,000円以下で購入できるので割り切れる範囲だと思います。
最後まで読み進めていただき、ありがとうございました。




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