KANADEMONO(かなでもの)は、「明日をつくる触媒としてのインテリア」を哲学に掲げる家具ブランド。テーブルやデスクを中心に、シェルフやチェアなど多くの家具が取り扱われています。
全てのアイテムに共通しているのは、素材の美しさが際立つシンプルなデザイン。空間における主張感やコーディネートのしやすさが抜群で、とても使い勝手の良いアイテムばかりがラインナップしています。
本稿ではKANADEMONOの多彩なラインナップの中で、王道中の王道である「THE TABLE / ラバーウッド ナチュラル × Black Steel」のレビューをお届けします。
- デザイン性が高い
- 耐久性に優れる
- 高品質なのにリーズナブル
- サイズオーダーが無料
- 天板や脚の種類が豊富
- 加工オプションや収納オプションが豊富
- 重さがある
- 耐荷重が50kg
- 天板の厚みが3cm
KANADEMONO(かなでもの)の特徴
デスクのレビューに先立って、家具メーカー「かなでもの」のデスクにおける特徴をまとめました。デスク本体のレビューは見たい方は、こちらから飛ばし読みしてください。
- 天板と脚の種類が豊富
- サイズオーダーが無料
- 天板のオプション加工
- 収納オプションが充実
上記5点の特徴について簡単にまとめていきます。
天板や脚の種類が豊富
選べる天板は、Kanademono定番の「ラバーウッド」を始め、豊富な種類がラインナップしています。以下の写真でもラインナップのごく一部で、筆者も天板を決めるだけでとても悩みました。
さらに天板だけでなく、合わせる脚まで種類が豊富。天板 × 脚のカタチ × 脚のカラー(ブラック/ホワイト/ステンレス)の組み合わせを考えると、よっぽど他人と被ることはなさそう。
サイズオーダーが無料
「かなでもの」の製品はサイズオーダー無料なので、設置場所にピッタリ収まってくれます。下記にオーダーできる天板のサイズをまとめました。
- 横幅:100 〜 180 cm
- 奥行き:66 〜 80 cm
- 厚み:3cm
- 高さ:70 cm
基本的には上記の範囲で自由にサイズオーダーできますが、選ぶ脚によってオーダーできる天板サイズがわずかに変わってくるようです。
天板のオプション加工
配線孔のオプションが豊富で、目立たない形で天板を便利にコーディネートできます。
さらに天板の角は半径2mmの円をイメージした「R2加工」と半径5mmの円をイメージした「R5加工」から選択できます。
収納オプションが充実
取り付けが簡単なデスク裏トレイ、天板と同じ素材のモニタースタンドなど、収納オプションが非常に豊富です。用途に応じて収納を拡張できるので筆者も重宝しています。
THE TABLE / ラバーウッド ナチュラル × Black Steelを開封レビュー
数あるラインナップの中から悩みに悩んで「THE TABLE / ラバーウッド ナチュラル × Black Steel」を購入。書斎で使っている電動昇降デスクと迷いましたが、総合的にかなでものを選ぶことにしました。筆者がオーダーしたデスクの詳細がこちら。
モデル:THE TABLE / ラバーウッド ナチュラル × 2
天板サイズ:幅105 cm × 奥行76 cm、幅100 cm × 奥行76 cm
脚:Black Steel – Flat_A
天板面取りオプション:なし(R2加工)
収納オプション:アイアン スマートトレイ × 2
価格:49,900 × 2 + 5,500 × 2 = 110,800 円
215cmの2人用ワークスペースに設置するため、奮発して2台購入しました(コードを通す隙間をあけるために、あえてピッタリにはしていません)。なかなかサイズが合うデスクが見つからず、サイズオーダーが無料なところも「かなでもの」に決めた大きな要因です。
脚のカタチは11種類がラインナップしていて、筆者が選んだのは「Flat_A」。どれもオシャレで丈夫なので、掃除がしやすい観点からこちらを選びました。
ブランドロゴが描かれた袋に中に入っているネジを取り出して、組み立てていきます。(袋がオシャレすぎて、コーヒー豆が入っているかと思った。笑)
「かなでもの」の天板には、脚に対応したネジ穴があけられていて付属の六角レンチで簡単に組み立てられます。筆者(男性)ひとりで、開封から組み立てまでに要した時間は15分ほど。大型家具なのに組み立てやすいのはめちゃくちゃ助かりました。
こちらが完成後の様子。王道中の王道ということもあり、シンプルかつミニマルで素材の良さを存分に感じます。
電動ドライバー不要で組み立てられます!
簡単に取り付けられる「アイアン スマートトレイ」も購入!
収納オプションの「アイアン スマートトレイ」も2つ購入しました。引き出しがついていないデスクなだけに、DIYで収納を拡張するのが面倒な方には収納オプションも合わせて購入するのがおすすめ。
脚のネジ穴とアイアンスマートトレイのネジ穴が一致するので、両者を一緒に固定できて取り付けも非常にシンプルです。
MacBookやMac mini、本や書類などを置くのにぴったりで重宝しています。
引き出しがないデメリットを補ってくれるアイテムなので、デスクの上を綺麗に保ちたい方にオススメのオプションでしょう。
THE TABLE / ラバーウッド ナチュラル × Black Steelの良いところ(メリット)
筆者が妻と一緒にしばらく使ってきて感じた「THE TABLE / ラバーウッド ナチュラル × Black Steel」の良いところがこちら。
- デザイン性が高い
- 耐久性が高い
- 高品質なのに安い
上記3点を中心に紹介していきますね。
デザイン性が高く、汎用性が高い!ダイニングテーブルにも最適
何気ない日常における作業風景がこちら。ディスプレイや傾斜台、充電スタンドなどのデスクアイテムをたくさん置いてもデスクのデザイン性が際立ちます。
作業用のデスクとしてはもちろん、ダイニングテーブルとしても申し分ないデザインです。用途にあわせてサイズオーダーもできるので、汎用性が高いのも魅力的。
筆者は妻とふたりで使っているので、男女ともに使いやすいデザインなのは大きなメリットでした。
耐久性が高い
ラバーウッド材は、「かなでもの」のラインナップの中で最も耐久性に優れる天板。届いたその日からアルミ製の傾斜台と一緒に使っていますが、デスクには未だにキズひとつついてません。
長く使える一生モノのデスクですね!
高品質なのにリーズナブル
デスクの値段はピンキリで、素材やデザインを選ばなければ1万円以内で購入できる製品もあるでしょう。しかしこれだけの品質のデスクをオーダーしたら10万円近くしても不思議ではありません。
「かなでもの THE TABLE」は、これだけの性能を持っておいて49,900円から購入できます。もちろん5万円は大金で、僕も勇気を振り絞って購入しました。それでもコスパの良さを実感していますし、2台買っても最高に満足しています!
THE TABLE / ラバーウッド ナチュラル × Black Steelの悪いところ(デメリット)
筆者が本製品を使ってきて、残念に感じている点がこちら。
- 重さがある
- 耐荷重が50 kg
- 天板の厚みが3 cm
上記のデメリットについて詳しく紹介していきます。
重さがある
Black Steelの脚なので、デスクがやや重い仕様になっています。ひとりで運ぶには心もとない重さで、デスクを頻繁に移動させたい方には向かないでしょう。
耐荷重が50kgまで
とても50kgの耐荷重とは思えない頑丈さですが、仕様上では耐荷重が50kgになっています。デスクに乗ってしまうと耐荷重を超えてしまう恐れがあります。
天板の厚みが3cm
2022年7月から天板の厚みが増した「THE TABLE」ですが(2.5cm → 3.0cm)、もうちょっと厚みがあると嬉しいですね。こちらは我が家で使っている厚さ4cmのダイニングテーブルです。天板の厚みが1cm違うだけで、重厚感が変わってきます。
でも僕が購入した「ラバーウッド ナチュラル」は、名前の通りナチュラルカラー。なので個人的には重厚感がなくても気になってません。むしろ普通のデスクと比べたら3cmでも厚いほうですからね。
深みのあるウォルナットやブラック系の天板を選ぶ場合は、もうすこし重厚感が欲しいと思う方もいるでしょう。
まとめ:どんな空間にも合う最高のデスク
本稿では「かなでもの THE TABLE / ラバーウッド ナチュラル × Black Steel」をレビューしてきました。
- デザイン性が高い!
- 耐久性が高い
- 高品質なのにリーズナブル
- サイズオーダーが無料
- 天板や脚の種類が豊富
- 加工オプションや収納オプションが豊富
- 重さがある
- 耐荷重が50kg
- 天板の厚みが3cm
リビングのワークスペースに置きたかった筆者には、デザインが優秀でサイズオーダーもできる「THE TABLE」が最高の選択肢でした。実際に2台買って、今でも本当によかったと思います。
決して安い買い物ではなく躊躇する値段ですが、品質を考えれば十分リーズナブルだと思いました。気になる点やご質問がある場合、コメント欄やTwitter(@Number84M)で聞いてもらえれば回答しますね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント