MATECH Sonicharge Ultra Blade 70W レビュー。Type-C × 2ポートの小型急速充電器

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    MATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wをレビュー

    京都発の日本メーカー「MATECH」からUSB Type-Cを2ポート搭載した極薄の急速充電器が発売されたので、特徴や使用感をレビューしていきます。

    iPhoneやAndroidなどのスマホにはもちろん、MacBook Airにもおすすめの周辺機器に仕上がっています。

    世界最薄級の薄さで、コンパクトなポーチやポケットにも収納できます。

    一方、一般的な充電器より縦長で、床置きした電源タップなどと相性が悪いのが唯一のデメリットでしょう。

    Sonicharge Ultra Blade 70W
    総合評価
    ( 4 )
    メリット
    • ほとんどのノートPCを急速充電できる
    • 2ポート使用で電力を自動配分
    • 世界最薄サイズかつ軽量
    • PPS対応でAndroidスマホにも◎
    デメリット
    • 電源タップなどとは相性が悪い
    • 別途ケーブルが必要

    ※提供: MATECH
    レビュー用に製品の提供を受けていますが、メーカーに忖度しない筆者が感じたままのレビューです。

    MATECH
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    この記事はこんな方におすすめ!
    • スマホやPCを高速充電したい
    • コスパがいい急速充電器を探している
    • コンパクトで持ち運びやすい充電器を探している
    • 2つの端末を同時に充電したい
    目次

    MATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wの特徴

    MATECH Sonicharge Ultra Blade 70W」は、USB Type-Cを2ポート搭載した最大70W出力のUSB充電器です。

    Sonicharge Ultra Blade 70Wのパッケージ
    MATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wのパッケージ

    今まで最大出力が60Wや65Wの充電器が多かったですが、70Wになったことでさらに効率的に充電できるようになりました。

    スクロールできます
    製品名MATECH Sonicharge Ultra Blade 70W
    サイズ約45.3 x 83.9 x 12.9 mm
    重さ約83g
    出力ポートUSB Type-C x 2
    USB出力 (1ポート使用)5V 3A / 9V 3A / 12V 2.5A / 15V 3A / 20V 3.5A(最大70W)
    USB出力 (2ポート使用)35W + 35W / 45W + 20W / 20W + 45W(自動検出)
    PPS出力5.0V-11.0V 5.0A(最大55W)

    同スペックでは最薄レベル!

    外観とサイズ感

    このスペックの急速充電器がクレカより小さいのは、シンプルに驚きます。

    クレカより小さい急速充電器
    クレジットカードより小さいサイズ感

    表面はマットでサラサラした加工がされており、さわっても指紋がつきにくい仕様です。

    MATECH Sonicharge Ultra Blade 70W
    マット加工でサラサラしていて、触り心地がGood!

    側面は光沢感あるピアノブラックのカラーリング。ブラック2色のコントラストが高級感を醸し出しています。

    ピアノブラックの側面
    オールブラックがかっこいい!

    背面には本体の仕様と認証マークが記されています。

    MATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wの背面

    プラグは本体の薄さを活かす折りたたみ式。

    プラグはちょうど手がかかるぐらいに本体からはみ出ていて、操作しやすい印象。引き出しやすくて持ち運びにも邪魔にならない絶妙な長さだと思います。

    プラグの長さ

    コンセントに挿してみてもフラットな形状で、本体の薄さが際立ちます。

    コンセントにプラグを挿した様子
    3つ口コンセントの中央に挿した様子

    3つ口コンセントの中央で使ってしまうと、どちらかのコンセントを塞いでしまいます。

    MATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wを挿し込んだ様子
    3つ口コンセントの中央に挿した様子

    小さめのプラグなら問題ありませんが、プラグが大きくなると共存できないので注意。

    最大出力70Wに対応してUSB Type-Cを2ポート搭載しているので、これは割り切るしかないでしょう。

    下のコンセントを圧迫してしまう場合もある
    iMacのコンセントとMATECH Sonicharge Ultra Blade 70W

    電源タップで使えば左右のコンセントを塞ぐことなく使えます。

    しかし本体が電源タップからはみ出てしまうので、使う場所によっては邪魔になるかも。

    本体の重さは実測値で80g。

    僕が今まで使っていたUSB-C × 1ポートの「Anker Nano II 65W」は、116gなので、同スペックの中でもかなり軽量だと思います。

    本体が薄くて嵩張らないので、コンパクトなポーチでも十分収納できます。

    コンパクトなポーチにも収納できる

    ボディからは想像できない高スペックですね!

    MATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wのレビュー

    下記の3点を中心にMATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wの使用感をレビューしていきます。

    最大70W出力で多くのノートPCを急速充電できる

    前述したように、MATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wの最大出力は70Wです。

    70W出力というと、MacBook Airはもちろん、MacBook Pro 14インチを含めたほとんどのノートPCの急速充電が可能。

    MacBook Airを充電する様子

    実際に電流チェッカーで充電速度を測定してみたところ、安定して60〜65WでMacBook Airを充電できていました。

    MacBook Airへの出力は約64W
    M3 MacBook Airの充電速度は約64W

    MacBook Air上でも70W出力の充電器として認識されています。

    MacBook Airでも70W出力を認識
    M3 MacBook Airのシステム情報

    僕がいままで使ってきた「Anker Nano II 65W」が60W前後の出力でした。

    PPSに対応

    MATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wは、最新の充電規格「PPS(Programmable Power Supply)」に対応しています。

    PPSの最大のメリットは、端末のバッテリー寿命を延ばしてくれること。

    PPSに対応
    Galaxy Z Flip5

    デバイスに応じて電圧と電流を小刻みに調整し、必要以上に給電しなくなりました。

    適切な電力を送り続けるので、ムダな発熱を抑えてくれます。

    USB PDとPPSの違いは?

    PPSは多くのガジェットに搭載されているUSB PDの拡張機能として誕生した規格です。USB PDでは、常に最大の電力を送り続けます。電力が過剰に発生するので、ガジェットは無駄な熱を持ちます。

    一方、PPSでは電圧と電流を小刻みに調整できます。常に最適な電力を送り続けるので、無駄な発熱を抑制します。ガジェットへの負荷が軽減され、バッテリー寿命の延長が期待できます。

    ※iPhoneはPPSに非対応です。

    2ポート使用時は電力を自動で配分

    2台の端末を同時に充電する場合、それぞれに必要な出力を自動で割り当ててくれます。

    ノートPCとスマホの場合

    MacBook AirとiPhone 16 Proを同時に充電したところ、iPhoneが約17W、MacBook Airが約42Wでした。

    iPhoneとMacBook Airを同時に充電
    iPhoneとMacBook Airを同時に充電

    スマホ2台の場合

    iPhone 16 ProとiPhone 15 Proを同時に充電した場合、出力が均等に配分されていました。

    2台のiPhoneを同時に充電
    スマホ2台を同時に充電

    ノートPCとタブレットの場合

    続いてMacBook AirとiPad miniを同時に充電してみました。

    MacBook AirとiPad miniを同時に充電
    PCとタブレットを同時に充電

    電力自動配分はノーストレスで助かります!

    相性が良い充電ケーブル

    MATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wには充電ケーブルが同梱されておらず、ユーザーが準備する必要があります。

    そこでMATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wと相性が良いケーブルを2本に厳選したので、紹介しておきます。

    Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-C ケーブル

    柔らかいUSB-Cケーブル
    驚くほどの柔らかさ

    Anker PowerLine III Flow USB-C & USB-Cケーブルは、シリコン素材でコーティングされ、ケーブル特有のゴワつきがないのが特徴的です。

    この記事でMATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wと一緒に使っているケーブルになります。

    最大出力100Wと最大480Mbpsのデータ転送に対応しています。

    CIO スパイラルケーブル USB-C to USB-C

    CIO スパイラルケーブル USB-C to USB-CでMacBookを充電する様子

    CIO スパイラルケーブル USB-C to USB-Cは、磁石でまとまる形状記憶型の充電ケーブルです。

    最大出力240Wと最大480Mbpsのデータ転送に対応しています。

    自然とまとまるので、持ち運ぶときに束ねる必要がないのが魅力的です。

    CIO
    ¥2,510 (2024/12/15 19:09時点 | Amazon調べ)

    MATECH Sonicharge Ultra Blade 70W レビューのまとめ

    この記事ではMATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wをレビューしてきました。

    記事の最後にメリットとデメリットをおさらいしておきます。

    ◎良いところ
    • 大抵のノートPCを急速充電できる
    • 2ポート使用で電力を自動配分
    • 世界最薄サイズかつ軽量
    • PPS対応でAndroidスマホにも◎
    △気になるところ
    • 電源タップと相性がイマイチ
    • 別途ケーブルが必要

    最後まで読み進めていただき、ありがとうございました。

    関連記事では、MacBook Airにおすすめの周辺機器についてまとめています。興味がある方はぜひ本稿とあわせてご覧ください。

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    MATECH Sonicharge Ultra Blade 70Wをレビュー

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