iPhoneケースでは耐衝撃性と軽さがトレードオフになることが多く、これらの両立には工夫が必要です。PITAKAは代名詞とも言えるアラミド繊維を活用することで、iPhoneやiPadの軽くて強いアクセサリーを作ってきたメーカー。
iPhone 16シリーズの発売に伴い、PITAKAも対応するiPhoneケースをリリースしました。そこでこの記事では、PITAKAのiPhone 16シリーズ対応ケースのうち「Tactile Woven Case (浮織ケース) 」について特徴や使用感をレビューしていきます。
- おしゃれなデザイン
- コンパクトなサイズ感
- 指紋や汚れがつきにくい
- 耐久性が高い(前モデルより保護範囲が拡大)
- MagSafeに対応
- カメラコントロールを使いやすい設計
- 保護フィルムの厚さに注意が必要
※提供: PITAKA
レビュー用に製品の提供を受けていますが、メーカーに忖度しない筆者が感じたままのレビューです。
PITAKA iPhone 16シリーズ用ケースのラインナップと特徴
iPhone 16シリーズに対応したPITAKAのiPhoneケースは、下記の3種類がラインナップしています。
- 極薄ケース
- 最も薄くて軽いモデル、保護力◯
- 浮織ケース
- デザイン性に特化、保護力◯
- 軍用グレード保護ケース
- 保護力に特化
公式ホームページから製品の特徴を引用しました。
この記事では「浮織ケース」をレビューしていきます。
iPhone 16シリーズ用 浮織ケースを開封レビュー
浮織ケースには「Sunset」、「Moonrise」、「山」、「星」の4種類がラインナップしています。このうち僕の手元にあるのが、「山」と「星」。
早速開封してデザインや使用感を紹介していきます。
デザイン
「山」と「星」の2カラーは、広大でロマンチックな夜景をイメージしてデザインされたモデル。PITAKA以外ではあまり見たことがないような独特のデザインですね。
内側にはMagSafe対応を示すマグネットマークがあります。
マグネットマークの上部には、MagEZ Case 6との記載があります。今までPITAKAのiPhoneケースは、「MagEZ Case + ナンバリング」で命名されていましたが、今作では「極薄ケース・浮織ケース・軍用グレード保護ケース」と分かりやすいネーミングに変わっています。
旧モデル (iPhone 15シリーズ用) と比べると、ケースの上面と底面のカバー範囲が広がっています。
山 (OVER THE HORIZON)
まずはiPhone 16 Pro ブラックチタニウムに「山」を装着してみました。青のコントラストで夜の山脈を表現しているオシャレなデザインです。
側面はボタン周囲が正確にくり抜かれていて、操作性も良好です。
カメラ周りのフレームはしっかりと立ち上がっていて、接地面にカメラが接触するのを防いでくれます。端子やスピーカー部分も正確にくり抜かれています。
星 (MILKY WAY GALAXY)
続いてiPhone 16 Pro ブラックチタニウムに「星」を装着してみました。「山」もそうですが、ブラックのiPhoneともよくマッチしてます。
側面にも星の柄模様があって、「山」よりもメリハリのあるデザインに仕上がっています。
紺色と黄色の相性が最高だな!
重さ
浮織ケースの重さは、実測値で20gでした。
iPhone 16 Pro用のケースは30gを切ってくると軽いと言われるので、かなり軽く仕上がっていると思います。
iPhone 16シリーズ用 浮織ケースの使用感をレビュー
浮織ケースをしばらく使ってみた印象をまとめました。
- コンパクトなサイズ感と軽さが最高!
- 指紋や汚れがつきにくい
- MagSafeが便利
- 保護フィルムの厚さに注意
- カメラコントロールを使いやすい
上記の5点を中心に使用感を紹介していきます。
コンパクトなサイズ感が最高
フィット感がめちゃくちゃ良くて、ケースをつけていないかのようなサイズでiPhoneを使えます。
ほぼハダカな使用感のiPhoneケースは他にもありますが、どうしても耐衝撃性が犠牲になりがち。
その点PITAKAのケースは、アラミド繊維のおかげで薄くて軽いケースでありながらも優れた耐衝撃性を持ってるのがポイントですね!
アラミド繊維は宇宙船にも使われている素材だよ!
指紋や汚れがつきにくい
アラミド繊維の素材感と浮織技術による着色のおかげで、指紋汚れが目立ちにくくなっています。丸一日触っていてもほとんど汚れが気にならないレベルで、綺麗な状態で使いたい方にはオススメだと思います。
MagSafeが便利
iPhoneケースにマグネットが内蔵されているので、スマホリングなどのMagSafeアクセサリーを安全に使うことができます。
MagSafeを活用しているユーザーは意外と少ないのが現状ですが、便利なアイテムばかりなのでぜひ「おすすめのMagSafeアクセサリー」をチェックしてみてください。
保護フィルムの厚さに注意
僕はiPhone 16 ProにTORRASのガラスフィルムを貼り付けていますが、ケースの縁より画面の方が高くなってしまいました。画面を下にして置くと、画面が接地面に触れてしまいフィルムにキズがつきやすい状況です。
極薄のガラスフィルムなら問題なさそうですが、ケースとの相性を考えてガラスフィルムを選んでおく必要がありそうです。
カメラコントロールを使いやすい
カメラコントロールは物理ボタンではなく感圧式のセンサーなので、ケースの上から操作できません。そのため、iPhoneケースメーカーはカメラコントロールの周囲を切り抜くことで対応しています。
PITAKAの場合は、カメラコントロール周囲をコの字型に切り抜いています。
背面からよく見ると、カメラコントロールの部分が少し低くなっているのが分かります。
この段差がだいぶ効いてて、違和感なくカメラコントロールを押せるんですよね。この段差がないと、カメラコントロールの使用感を損ねてしまいます。
多くのiPhoneケースをレビューしている身からすると、カメラコントロールの使用感がよくないケースは意外と多いです。
コンパクトなケースでありながら初めて搭載されたカメラコントロールにもしっかり対応している点は、さすがPITAKAといった感じですね。
新機能を便利に使えるのは嬉しい!
まとめ: 軽くて薄くてオシャレなiPhoneケース
この記事ではPITAKAのiPhone 16シリーズに対応した「浮織ケース」をレビューしてきました。最後に浮織ケースのメリットやデメリットをまとめておきます。
- オシャレなデザイン
- 軽くてコンパクトなサイズ感
- 指紋や汚れがつきにくい
- 耐久性が高いアラミド繊維
- MagSafeに対応
- カメラコントロールの操作性が良い
- 保護フィルムの厚さに注意が必要
剥き出しになっている部分が広かった前モデルより保護面積が広がって、より安心できるようになったところは個人的に気に入ったポイントです。
薄さと軽さが際立ちつつデザインもオシャレなので、リンゴマークが透けて見えるクリアケースや半透明のケースが流行っている中でも浮織ケースは良い選択肢になると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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