PITAKAはApple製品を主とした周辺機器を数多く販売しているサードパーティメーカー。
当ブログでもApple Watchバンドに限らず、洗練されたiPadスタンドやMagSafe対応モバイルバッテリーになる4-in1充電スタンドなどをレビューしてきました。
Apple製品の周辺機器メーカーなので、もちろんApple Watchバンドも主力製品。
そこで本稿では、「PITAKA Apple Watchバンド 全種類比較レビュー」を執筆していきます。
高級感があるのに、使用感は軽い!
価格は高めだが、耐久性も折り紙付き。
筆者の「PITAKA Apple Watchバンド」に対する評価はこんな感じ。
項目 | 評価 |
---|---|
高級感 | |
耐久性 | |
軽さ | |
着脱のしやすさ | |
※通気性 | |
価格 |
それでは詳しくレビューしていきます。
本稿でレビューしているApple Watchバンド
PITAKA Apple Watchバンドの特徴
PITAKAのApple Watchバンドには、アラミド繊維やカーボンファイバー、クロマカーボンといった「軽くて強い」素材が採用されています。
- クロマカーボン:アラミド繊維とカーボンファイバーを組み合わせた素材
- アラミド繊維:スーパーカーや宇宙船などに採用。軽くて薄くて傷つきにくい。
- カーボンファイバー:航空宇宙分野で採用される高強度な炭素繊維。軽くて強い特徴を持つ。
重厚感や高級感があるデザインにも関わらず、軽い使用感が最大の特徴です。
重さ:スポーツバンドと同程度に軽い
サイズ調整前のバンドの重さは、約32gです。
コマひとつあたりの重さは、およそ1g。
44/45/49mm用の接続パーツから40/41mm用の接続パーツに付け替え、筆者の手首に合うようにサイズ調整(コマを7つ外す)と、24.3gになりました。
ちなみに41mm用スポーツバンド-S/Mサイズの重さは、おおよそ26gです。
重厚感あるデザインにも関わらず、スポーツバンドと同程度に軽い。これは驚きですね。
継ぎ目:独自技術「マグネット式クラスプ」
バンドの継ぎ目には、PITAKA独自の技術「マグネット式クラスプ」が採用されていて、スムーズに着脱できます。
継ぎ目部分も厚みが変わらないので、デスクワーク中も気になりません。
めちゃくちゃ快適だし、固定力もバッチリ!
パッケージ内容
PITAKAのApple Watchバンドにおける主なパッケージ内容がこちら。
- Apple Watchバンド本体
- サイズ調整用のコマ
- サイズ調整用のピン
- Apple Watch接続パーツ(40/41mm用、44/45/49mm用)
全てのApple Watchに対応し、手首の太さに合わせて長さも調整できるので、買い間違えることはないでしょう。
PITAKA Apple Watchバンドのラインナップ
下記にApple Watchバンドのラインナップをまとめました。
カーボンファイバーウォッチバンドは、名前の通り100%カーボンファイバー製です。
それ以外の3モデルは、クロマカーボン製のApple Watchバンドになります。
どのモデルにも共通しているのが、バンドの内側のデザイン。
ブラックを基調としたアラミド繊維のデザインで、「PITAKA製品といえばコレ」と言っても良いほどのカラーでしょう。
カーボンファイバーウォッチバンド
「カーボンファイバーウォッチバンド」は、模様違いのモダン/レトロの2モデル展開。
本稿では、筆者の手元にあるモダンを紹介していきます。
外側面・内側面ともにブラックを基調とした最もシンプルなモデルです。
フォーマル用途にピッタリのモデルですね!
Air Case for Apple Watch
「Air Case for Apple Watch」は、カーボンファイバーウォッチバンンドとセットで購入できるオプションケース。
重さは1g未満で、装着しても重さやサイズがほとんど変わらないのが魅力的。
600Dアラミド繊維で作られており、薄くて軽くても耐久性が強い特徴を持っています。
さらにApple Watchのカラーに関わらず、カーボンファイバーウォッチバンドとの統一感が出せてオススメ。
側面からみるとこんな感じ。
実際に手首に巻いてみました。スターライトのApple Watchの印象がガラッと変わりますよね。
ケースとバンドの統一感がエグくて、めちゃくちゃオシャレですね。仕事ができる男性が身につけていそうなイメージです。
カーボンファイバーウォッチバンド(ラプソディ)
続いて紹介するのは、世界で初めてカーボンファイバーとアラミド繊維を組み合わせたクロマカーボン製バンド「カーボンファイバーウォッチバンド(ラプソディ)」です。
カーボン繊維の染色できないデメリットを打ち消すために、外側にカラフルなアラミド繊維を採用し、複雑かつ美しいデザインに仕上がっています。
実際にApple Watchに装着した様子がこちら。個人的にはAir Caseがないほうが好みですね。
「カーボンファイバーウォッチバンド(ラプソディ)」を手首に巻いてみた様子がこちら。
側面からみるとこんな感じ。
Air Caseと一緒に使うとこんな感じ。
筆者の好みは、「Air Caseなし」です!
ドリームランド クロマカーボンウォッチバンド
「ドリームランドクロマカーボンウォッチバンド」は、Mosaic(モザイク)とStairs(ステアーズ)の2モデル。
他のApple Watchバンドとは異なり、ルービックキューブを同梱しているのが特徴的です。
バンドはクロマカーボン製(表面:アラミド繊維、内側:カーボンファイバー)で、抽象的なデザインがどこか近未来を想像させます。
Apple Watchに装着してみた様子がこちら。他のモデルと比べると、かなり個性的なデザインですね。
手首に巻いてみると、個性的でありながらも意外とナチュラルにまとまってます。
独特なデザインを上手くまとめているあたりは流石ですね。
個人的にはPITAKAのApple Watchバンドの中でも、最も個性が光るバンドだと思います。
コンセプトもハッキリしていて、時代に合ったモデルでしょう。
風花雪月 クロマカーボンウォッチバンド
「風花雪月 クロマカーボンウォッチバンド」は、自然をモチーフにしたApple Watchバンドで、月(Moon)と風(Wind)の2モデル展開です。
まずは月(Moon)を装着したApple Watchを手首に巻いてみました。
ブラックが基調なバンドですが、ブルーやホワイトも入っているので、明るいカラーのApple Watchとの相性も悪くない気がします。
続いて風(Wind)をApple Watchに装着して手首に巻いてみました。
Moonより全体的な色味が明るいので、合わせるApple Watchの色味も選ばないでしょう。
特徴的なデザインですが、ドリームランドより馴染みやすい!
PITAKA Apple Watchバンドの選び方
PITAKAのApple Watchバンドのラインナップを紹介してきました。
実際に僕が全てのバンドに触れてみて感じた「PITAKA Apple Watchバンドの選び方」をまとめました。
- フォーマルで使いたい方
- カッチリしつつ遊び心を取り入れたい方
- とことん冒険したい方
- 冒険しつつ自然にまとめたい方
ぜひ悩みぬいて自分の使い方に合うバンドを選んでくださいね!
PITAKA Apple Watchバンドのサイズ調整
メーカー公式サイトでは、Apple Watchバンドのサイズ調整方法について動画で解説されています。
動画では簡単そうにサイズを調整していますが、実際にやってみると動画通りにはいきません。
そこで手先が不器用な筆者でも、簡単にサイズを調整できる方法を生み出したので紹介します。
メーカー公式による動画はこちら
バンドのサイズを簡単に調整する方法
手先が不器用な筆者が生み出した「PITAKA Apple Watchバンド」のサイズ調整の極意です。
ピンを押し込みすぎないように注意しましょう。バンドの内側面を上にするとやりやすいです。
左手は親指と人差し指、右手は親指と中指で持ちます。
親指、左手の人差し指、右手の中指で矢印の方向に力を加えます。
下図のように、隙間ができればOK!
ピンが手先の前方に飛びやすいので、気をつけながら作業します。
筆者のように手先に自信がない方やサイズ調整に難渋している方は、ぜひこの方法を試してみてください!
PITAKA Apple Watchバンドのデメリット
デザイン性に優れ、使用感と強度を両立しているApple Watchバンドで、大きなデメリットはありません。
唯一デメリットを挙げるとすれば、Apple Watchとの接続パーツの色がブラックのみなところですかね。
シルバー系のApple Watchと合わせた違和感が気になる方もいるでしょう。
PITAKAは黒をメインカラーとするメーカーだし、致し方ないでしょう。
どうしても接続部の違和感が気になる方は、前述したAir CaseでApple Watch側のカラーを変えることを検討してみてください。
PITAKA Apple Watchバンドに対するQ&A
PITAKAの公式サイトに掲載されている「よくある質問」とその回答を示しておきます。
- ウォッチバンドは防水仕様ですか?
-
カーボンファイバーは防水性があります。しかし、バンドを液体に浸すことはお勧めしません。バンド内部にはステンレススチールが入っており、海水によってステンレススチールのピンが経年劣化する可能性があります。
- Apple Watchのマグネットバンドは、スマートウォッチに影響しませんか?
-
マグネットはストラップのコネクター部分にしかないので、Apple Watchの動作に影響を与えることはありません。
- カーボンファイバーバンドは100%純粋なカーボンファイバーですか?
-
Apple Watchのバンドはすべて炭素繊維で作られているわけではありません。 その表面はアラミド繊維で構成され、残りは炭素繊維で作られています。 さらに、スプリングバー、マグネットクラスプ、コネクターは金属製です。
まとめ:PITAKA Apple Watchバンドの良い点と気になる点
記事の最後にPITAKAのApple Watchバンドにおけるメリットとデメリットをまとめておきます。
- 重厚感(高級感)と使用感を両立
- 軽さと強度を両立
- 取り外しがスムーズ
- デスクワーク中も継ぎ目が気にならない
- ラインナップが豊富
- Apple Watchの全モデルに対応
- 自分で長さを調整できる
同メーカーのiPhoneケースやiPadケースと合わせることで、Apple製品の統一感を高めることもできます。
ちょっぴり価格が高いのが難点ですが、1本持つ価値はあると思います。
もし皆さんのオススメのApple Watchバンドがあれば、ぜひコメント欄で教えてください!
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
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