スマートホームブランドのSwitchBot(スイッチボット)には、豊富なロボット掃除機がラインナップしています。
ラインナップを通して本体のサイズや手入れの手軽さ、吸引力などの性能差はありますが、高性能なマッピングや清掃ルートのカスタマイズなどの基本機能は共通しています。
この記事では、最も低価格で購入できるSwitchBotのロボット掃除機「S1」についてレビューしていきます。

- 基本機能はハイエンドモデルと変わらない
- 清掃と水拭きを同時に施行
- ラインナップの中で最も低価格
- ゴミ収集ステーションがない
- 水拭き後にモップの手入れが必要
- 水拭き前に給水が必要
※提供: SwitchBot
レビュー用に製品の提供を受けていますが、筆者が感じたままのレビューです。
SwitchBot ロボット掃除機の種類を比較

SwitchBotのロボット掃除機は、性能やサイズ感からKシリーズ・S1/S1 Plus・S10/S20の3ラインに分かれます。
それぞれサイズや清掃方式、メンテナンス性が異なるため、生活スタイルや部屋の広さに合わせて選ぶのがポイントです。
Kシリーズ|家具のすき間まで届く小型モデル
コンパクトながら性能をしっかり備えた小型モデル。家具のすき間にも入りやすいのが特徴です。
- 強み:小型で小回りが利く。家具の隙間や狭い空間にも入り込む
- おすすめ層:一人暮らしや家具の多い家庭
S1・S1 Plus|吸引と水拭きを同時にこなすスタンダード
定番モデル。日常の掃除を任せやすく、価格と性能のバランスに優れます。
- 強み:一般的なサイズ感でKシリーズより清掃効率が高い。コスパも優秀
- おすすめ層:初めてロボット掃除機を使う人。コスパを重視したい一般家庭
S10・S20|手入れを自動化したフラグシップモデル
給排水・モップ洗浄・ゴミ収集まで自動化した最上位モデル。S10は水道直結、S20はタンク内蔵。
- 強み:掃除〜モップ洗浄までが全自動で完結
- おすすめ層:手入れの手軽さや時短を重視したい人。子育て世代や共働きの家庭
この記事では、定番モデルのS1/S1 Plusのうち、ゴミ収集ステーションがないエントリーモデルの「S1」をレビューします。
S1とS1 Plusの違いは、ゴミ収集ステーションの有無
スタンダードモデルのロボット掃除機「S1」と「S1 Plus」の違いを比較表にまとめました。
両モデルの違いは、ゴミ収集ステーションの有無だけです。


ゴミ収集ステーション付きの「S1 Plus」については、下記の記事で詳しく解説しています。
SwitchBot ロボット掃除機 S1を開封!

早速ですが手元に届いた『SwitchBot ロボット掃除機 S1』を開封していきます。
セット内容
ロボット掃除機の本体と充電ユニットに加え、サイドブラシ、ACアダプタ、小型メンテナンスツール、防水シート、取扱説明書、モップ取付ブラケットが付属していました。


取扱説明書は、日本語に加えて英語・中国語・韓国語に対応しています。

エントリーモデルという位置付けもあって、シンプルな構成になっています。
ロボット掃除機の本体と充電ステーションのデザイン
箱の中で本体や付属品が動かないように、がっちり梱包されています。

本体は直径34cm x 高さ9.5cmで、一般的なロボット掃除機と同程度のサイズ感です。

ベースカラーはホワイトで、ロゴにはワンポイントでグレーが採用されいてます。

本体中央には、障害物回避やマッピングに用いるセンサーを搭載しています。

主電源スイッチが本体側面についています。常にONにしておくスイッチで、主な操作はアプリから実行します。

底面には、ダストカップや水タンク、サイドブラシやメインブラシが搭載されています。

サイドブラシは一般的な3本脚のブラシでした。

そして本体の後方にはダストカップと水タンクを搭載しています。


取り外すことで、水拭き前の給水や定期的なゴミ捨てを行います。

充電ステーションは、余ったコードを巻き取れるようになっています。

充電ステーションにロボット掃除機をドッキングした様子がこちら。この状態で常に待機していて、アプリで操作することによって掃除を始めてくれます。

SwitchBot ロボット掃除機 S1をレビュー
ここからは、『SwitchBot ロボット掃除機 S1』を半年ほど使って便利であった機能を紹介していきます。
すべてのSwitchBot製品を直感的に管理できる専用アプリ
豊富なラインナップのスマートホーム製品をアプリで一括管理できるのは、スイッチボットだからこそできる唯一無二の強み!


専用アプリのホーム画面(写真左)では、自分が使っているスイッチボット製品の一覧が表示されています。
賃貸アパートで暮らす筆者ですが、10台以上のスマートホーム機器を導入しています。これら全てをスイッチボットの専用アプリひとつで管理できるます。
新しいスマートホーム機器を追加するには、一覧から該当する製品を選ぶことで簡単に追加できます(写真右)。
吸引力は4段階から設定できる

吸引力の設定は、静音モード・標準モード・パワーモード・MAXモードの4つから選びます。
静音モードでも決して静かではないので、僕は常にパワーモードを使っています。
高精度なマッピング機能がマジで凄い!家中コレ1台でOK

※公式ホームページより引用
『SwitchBot ロボット掃除機 S1』は、LDSレーザーセンサーをつかって高精度かつ高速なマッピングを実現しています。
このマッピング機能がマジですごくて、感動するレベルでした。
床を片付けて部屋のドアを開けたら、ロボット掃除機 S1の電源をいれるだけ。あとは勝手に掃除しながらマッピングしてくれます。


リビングの上にオープンキッチン、子供部屋と書斎の間に収納、洗面と寝室の間にお風呂があるので、マッピング上では認識されていません。
壁づけで家具を設置しているので多少デコボコしてますが、それでもめちゃくちゃ正確なマップがでてきたので驚きました。
リアルタイムで位置をマッピング
実際にロボット掃除機をもって別の部屋へ移動させても、再充電ボタンでホームまで一直線に戻ってきます。
性能が低いロボット掃除機がホームを探して迷う姿も可愛げがあるけど、手間がかかっては意味ないんですよね………..。
『SwitchBot ロボット掃除機 S1』は、リアルタイムで位置をマッピングしているので、「迷ってホームに帰れない」なんてことは起こりません!!

めちゃくちゃ賢くてストレスフリーで使えるのがGood!
掃除する箇所を細かく設定できる!


※公式ホームページより引用
使っていた感じたのは、正確なマッピングを活用した清掃のカスタマイズが便利すぎること。
部屋ごとに清掃できる!


設定した部屋のみを清掃することができるので、気軽にロボット掃除機を稼働できます。
おもちゃで散らかる子供部屋は自分で掃除するとして、なるべく綺麗にしておきたい部屋をロボット掃除機に任せています。
進入禁止エリアを設定できる!


ロボット掃除機に入ってほしくないところを「進入禁止エリア」としてできます。
家具があるところやペットがいるところなど、いろんな活用方法があって重宝する機能ですね。
ちなみに水拭きするエリアも決められるので、気軽に水拭き機能を使うことができます。
スケジュール設定して完全自動化


スイッチボットアプリからスケジュール予約をしておけば、アプリを開かなくても毎日自動でお掃除してくれます。
スケジュール予約しておけば、家事の時間を短縮できるし、床にモノを置かない習慣も身につくのでオススメ。
段差もラクラク昇る!


『SwitchBot ロボット掃除機 S1』は、2cmまでの段差昇降ができる仕様です。
我が家では子供がいるので広範囲にクッションマットを敷いていますが、この程度なら全く問題なく乗り降りしてくれます。
本体の高さは注意が必要!


ロボット掃除機の高さがセンサー部を入れて9.5cmあるので、家具によっては下に入ることができません。
我が家のベッドがまさにそうで、側面からベッドの下に進入できませんでした。ただ賢いロボット掃除機なので、マッピングを終えて以降は、ベッドの長辺(側面)ではなく短辺(足側)からベッド下部に進入するようになりました。
まとめ:賢さ抜群のコスパ最強ロボット掃除機!
本記事では、『SwitchBot ロボット掃除機 S1』をレビューしました。記事の最後に本製品のメリットとデメリットについてまとめておきます。
- マッピング、アプリ操作など、基本機能はハイエンドモデルと変わらない
- 清掃と水拭きを同時に進行
- ラインナップの中で最も低価格
- ゴミ収集ステーションがない
- <水拭き後にモップの手入れが必要/li>
- 水拭き前に給水が必要
基本機能はハイエンドモデルと変わりませんが、3万円台(現在はさらに値下げされています)で購入できるので、コスパは十分かと。
初めてロボット掃除機を導入する方やできるだけ価格を抑えたい方におすすめできるモデルだと思います。
最後まで読み進めていただき、ありがとうございました。








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