MagSafe対応モバイルバッテリーは、iPhoneの背面にくっついてケーブルレスでiPhoneを充電できる便利なアイテム。
豊富なMagSafeアクセサリーの中でも、ひとつは持っておきたいところ。
![MagOn Mini 5000をiPhone 15 Proに装着](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00312.jpeg)
そこで本記事では、AnkerやCIOに追いつく勢いで成長している京都の家電・ガジェットメーカー”MATECH (マテック) “から登場したMagSafe対応モバイルバッテリー「MagOn Mini 5000」をレビューしていきます。
ヒットしたモバイルバッテリー「MagOn 5000」が小さくなった新モデルで、筆者も期待が膨らみます!
- 世界最小のサイズ感
- iPhoneを約1回充電できる5000mAh
- 残量が分かりやすい
- マグネットが強力でiPhoneから外れにくい
- Qi2に非対応、iPhoneは最大7.5W
![](https://number84log.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
提供:MATECH
メーカーからレビュー用のサンプルを提供いただき、記事を執筆しています。記事の内容に対するメーカーの関与はありません。
MATECH MagOn Mini 5000を開封レビュー
早速、筆者の手元に届いたMagOn Mini 5000を開封していきます。
![MagOn Mini 5000の外箱](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00250.jpeg)
パッケージ内容を並べてみました。
![MagOn Mini 5000のパッケージ内容](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00301.jpeg)
- MagOn Mini 5000の本体
- 充電ケーブル
- 製品保証のご案内
- 取扱説明書
- Thank youカード
こちらがMagOn Mini 5000の実機。黒一色の本体をよくみると、メーカーロゴと製品名が記載されています。
![MagOn Mini 5000の本体](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00346.jpeg)
厚みはたった0.95cmで、横からみるとその薄さが際立ちます。
![MagOn Mini 5000の厚み](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00347.jpeg)
iPhoneとの接地面には、MagSafe対応を示すマグネットマーク。
![MagOn Mini 5000の接地面](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00348.jpeg)
下部には、モバイルバッテリーを充電するためのUSB-Cポートを搭載。
USB-C to USB-Cケーブル (筆者のオススメはAnkerの絡まないケーブル) を用意すれば、モバイルバッテリーから最大20Wの出力で充電できます。
![MagOn Mini 5000の端子](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00308.jpeg)
側面にはバッテリー残量を確認するためのボタン。他のデバイスの充電をはじめるときに、ボタンを押す必要はありません。
![MagOn Mini 5000の側面](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00307.jpeg)
ボタンを押せば、こんな感じでバッテリー残量に応じて本体のランプが点灯します。
![MagOn Mini 5000の残量ランプ](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00354.jpeg)
バッテリーの残量と点灯するランプの数
![バッテリーの残量と点灯するランプの数](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/スクリーンショット-2024-05-25-11.59.51-1024x257.jpg)
重量は117gで、同じバッテリー容量のモバイルバッテリーと比べると軽い部類に入ります。
![MagOn Mini 5000の重さ](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00296.jpeg)
付属のケーブルは、モバイルバッテリー本体を充電するためのUSB-A to USB-Cケーブル。
長さは0.5mで、モバイルバッテリーから別の端末への給電には使えないのでご注意を。
![USB-A to Cケーブル](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00300.jpeg)
取扱説明書のQRコードはシールになっているので、本体に貼っておけば外出先からでも説明書を確認できます。
![取扱説明書にアクセスできるQRコードのシール](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00272.jpeg)
MagOn Mini 5000のスペック
型番 | MTMOM50 |
寸法 | 高さ96×幅65.8×奥行9.5mm |
重量 | 117g |
バッテリー容量 | 5000mAh(3.85V/19.25Wh) |
USB Type-C入力 | 5V/2.5A、9V/2A、12V/1.5A(最大18W) |
USB Type-C出力 | 5V/3A、9V/2.22A、12V/1.67A |
ワイヤレス給電出力 | 5W、7.5W、10W、15W |
サポート規格 | PD3.0、QC3.0、PPS、AFC、FCP、SCP |
iPhoneを約1回充電できるバッテリー容量
![MagOn Mini 5000をiPhone 15 Proに装着](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00312.jpeg)
バッテリー容量が5000mAhのモバイルバッテリーで、ワイヤレス充電時の電力ロスなどを考慮すると、iPhone 15 Proを約1回フル充電できます。
これがたとえば「iPhoneを約0.6回充電できる」だったら、すこし不安に感じますよね。
個人的にはiPhoneを約1回フル充電できるバッテリー容量は、少なすぎず多すぎない絶妙なラインだと思います。
前モデル: MagOn 5000との比較
本体サイズ以外の基本的な性能は、MagOn Mini 5000 (新モデル) もMagOn 5000 (前モデル) も大きく変わりない。なので本稿では、両者のサイズを比較していきます。
左がMagOn 5000 (旧モデル)、右がMagOn Mini 5000 (新モデル) です。
こう比べてみると横幅はほぼ同じですが、高さがだいぶコンパクトになってるのが分かります。
![MagOn Mini 5000とMagOn 5000のサイズ比較](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00252.jpeg)
続いて横からみた様子。左がMagOn 5000 (旧モデル) 、右がMagOn Mini 5000 (新モデル) です。新モデルのほうがわずかに厚みがあります。
![MagOn Mini 5000とMagOn 5000の厚みの比較](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00251.jpeg)
実際には写真以上に厚みが増しているのを感じます。
新モデルでは、厚さこそ1mm増していますが、高さは1cm短くなっています。
全体的にコンパクトな印象を受けるのは、MagOn Mini 5000 (新モデル) ですが、MagOn 5000 (旧モデル) の薄さも本当に魅力的。
MagOn 5000 旧モデル | MagOn Mini 5000 新モデル | |
---|---|---|
幅 | 66mm | 65.8mm |
高さ | 105.5mm | 96mm |
厚さ | 8.6mm | 9.5mm |
実際にiPhone 15 Proの背面に「MagOn 5000」と「MagOn Mini 5000」を装着してみました。
![MagOn 5000をiPhone 15 Proに装着](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00316.jpeg)
![MagOn Mini 5000をiPhone 15 Proに装着](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00312.jpeg)
まずは旧モデルの「MagOn 5000」から詳しくチェックしていきます。
MagOn 5000(前モデル)は薄いけどサイズ感に注意
MagOn 5000の横幅は、iPhone 15 Pro (70.6mm) よりわずかにコンパクト。
![iPhoneより若干短い幅に収まるMagOn 5000](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00420-1.jpeg)
高さはiPhone 15 Proのカメラにギリギリ干渉しないぐらい。
![MagOn 5000を装着した様子](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00318.jpeg)
ケースによっては、MagOn 5000がカメラ周りに干渉してしまうので注意が必要ですね。
![MagOn 5000をiPhone 15 Proに装着](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00334-1.jpeg)
モバイルバッテリーの下端は、iPhone 15 Pro下部からはみ出しています。
![MagOn 5000の下部](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00321.jpeg)
8.6mmの薄さは魅力的ですが、やはり持ってみるとiPhoneからはみ出ている部分への違和感があります。
![MagOn 5000の違和感](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00398.jpeg)
![](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/2-150x150.png)
Pro MaxやPlusの方 or 薄さを重視したい方におすすめ
MagOn Mini 5000(新モデル)はコンパクトになった
新モデルのMagOn Mini 5000の横幅は、iPhoneよりひと回り小さいサイズ感です。とてもコンパクトなので、iPhoneの背面にしっかり収まっています。
![MagOn Mini 5000のサイズ感](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00388.jpeg)
![MagOn Mini 5000のサイズ感](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00388.jpeg)
MagOn Mini 5000ならiPhone 15 Proのカメラ下にも余白ができています。
![MagOn Mini 5000とiPhone 15 Proのカメラ周り](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00385.jpeg)
![MagOn Mini 5000とiPhone 15 Proのカメラ周り](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00385.jpeg)
複数のiPhoneケースで試してみましたが、カメラ周りへの干渉もありません。
![MagOn Mini 5000はカメラ周りに干渉しない](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00335-1.jpeg)
![MagOn Mini 5000はカメラ周りに干渉しない](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00335-1.jpeg)
モバイルバッテリーの上下左右に余白があるので、持ってみた感覚もMagOn 5000より手に馴染みます。
![MagOn Mini 5000とiPhoneを持った様子](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00391.jpeg)
![MagOn Mini 5000とiPhoneを持った様子](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00391.jpeg)
![MagOn Mini 5000を持ってみた](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00392.jpeg)
![MagOn Mini 5000を持ってみた](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00392.jpeg)
![](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/2-150x150.png)
![](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/2-150x150.png)
![](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/2-150x150.png)
miniシリーズのiPhoneでも使えますよ!
MagOn Mini 5000の使用感
MagOn Mini 5000を2週間みっちり使って感じたことをまとめました。
- マグネットが強力で外れにくい
- 充電開始時にモバイルバッテリーの残量が分かる
- 7.5W充電でも困らない
総評として大きな不満点はなく、十分満足して使えています。
欲を言えばiPhoneを15Wで充電するための”Qi2″に対応してほしかったですね。
でもモバイルバッテリーなので、7.5W出力であっても個人的には不便に感じていません。
それでは上記の3点を中心に使用感を紹介していきます。
マグネットが強力でiPhoneから外れにくい
マグネットの固定力は、MagSafeアクセサリーの重要なポイントなので気になる方も多いでしょう。
MagOn Mini 5000のマグネットはとても強力なので、MagSafe対応のiPhoneケースを使っていれば安定してiPhoneの背面に固定できます。
![マグネットが強力](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00404.jpeg)
![マグネットが強力](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00404.jpeg)
iPhoneの操作中にモバイルバッテリーがズレてしまうことも、ほとんどありませんでした。
充電を開始するとモバイルバッテリーの残量が分かる!
充電を始めると、中央にiPhoneのバッテリー残量、下部にモバイルバッテリーの残量が表示されます。
![モバイルバッテリーを装着したときのギミック](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00410.jpeg)
![モバイルバッテリーを装着したときのギミック](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC00410.jpeg)
通常は本体の残量ランプをみれば、おおよそのバッテリー残量がわかります。
でも使いはじめた時に直感的に確認できるので、個人的には重宝する機能でした。
![](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/2-150x150.png)
![](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/2-150x150.png)
![](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/05/2-150x150.png)
iPhoneに固定すれば自動で充電を始めてくれる。ボタン操作も不要!
7.5W充電でも困ることは少ない
冒頭でも述べましたが、MagOn Mini 5000はiPhoneを15Wでワイヤレス充電するための “Qi2” に対応していません。
MagOn Mini 5000でiPhoneを充電するときの最大出力は7.5Wなので、とても高速充電とはいえません。
でも筆者にとってモバイルバッテリーの役目は、バッテリー切れを阻止すること。
高速充電できなくても、iPhoneのバッテリーを延長できればOKなんですよね。
そもそも15Wのワイヤレス充電に対応していても、有線ケーブルのほうが高速ですし………。
実際に使っていても、充電スピードに不満を感じることはありませんでした。
MagOn Mini 5000の携帯性とバッテリー容量のバランスは絶妙ですし、Qi2非対応が僕にとって大問題になることはなかったです。
容量が足りない方には10000mAhモデルもあり!
![magon_mini_5000](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC00303.jpeg)
![magon_mini_5000](https://number84log.com/wp-content/uploads/2024/06/DSC00303.jpeg)
iPhoneを約1回フル充電できる5000mAhでは物足りない方には、MagOn10000がオススメ。
MagOn Mini 5000の2倍である10000mAhが搭載されています。
バッテリー容量にしてはコンパクトな設計ですし、iPhoneを約2回フル充電できて遠出にも心配ないでしょう。
レビューのまとめ:サイズと容量のバランスが最高のモバイルバッテリー
本記事では、MATECHのモバイルバッテリー「MagOn Mini 5000」をレビューしてきました。
記事の最後に「MagOn Mini 5000」のメリットやデメリットについて振り返っておきます。
- 世界最小級のサイズ
- iPhoneを約1回充電できるバッテリー容量
- モバイルバッテリーの残量が分かりやすい
- マグネットが強力でiPhoneから外れにくい
- Qi2に非対応、iPhoneでは最大7.5W
使っていて満足しているし、筆者としては最大出力が7.5Wでもそこまで気になりませんでした。
コンパクトなモバイルバッテリーを探している方にはおすすめなモデルだと思うので、ぜひ検討してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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