外出先でふと「そういえば、鍵閉めたっけ?」と不安になった経験はありませんか?
特に一人暮らしの方や日中に家を留守にしがちなご家庭ほど、日頃から万全のセキュリティを確保しておきたいものです。
そこでこの記事では、賃貸物件でも工事不要で後付けできるSwitchBot(スイッチボット)のスマートホーム製品を活用した防犯対策をわかりやすく解説していきます。

“スマートホーム”は難しそうに聞こえますが、実は意外と簡単です!
スマートホーム防犯にSwitchBotが最適な理由


SwitchBotのスマートホーム製品は、貼り付けてアプリで設定するだけで使い始められます。
配線工事もドライバーも必要ない手軽さがあって、賃貸物件に住む方や自宅にキズをつけたくない方も気軽に導入できる防犯対策だと思います。
- 1. 原状回復を妨げない“貼るだけ・はめるだけ”の設計
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賃貸でいちばん気になるのは、退去時の原状回復。SwitchBot製品は 高耐久の両面テープやマグネットで固定するため、壁やドアに穴を開ける必要がありません。
テープ跡がついてしまっても、市販の剥離剤で簡単に除去できるので、退去時にトラブルとなるリスクを最小化できます。
- 2. 工事不要で既存の設備をそのまま活かす後付け方式
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SwitchBot製品は、自宅の設備に後付けするアイテムなので、鍵穴や照明のスイッチなどの設備を取り替える必要がありません。
- 3. 初期設定はアプリから最短5分で完了
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スマートホームの専門知識がなくても、アプリが初期設定を誘導してくれます。デバイスを起動してからアプリに登録するまでが最短5分で完了します。
- 4. 月額料金が不要で、基本機能をフル活用できる
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大手のホームセキュリティは、導入費用に加えて月額料金が発生します。SwitchBotは買い切り型かつ手頃な価格なので、導入に必要な費用を抑えることができます。
- 5. 引っ越し先でも“そのまま再利用”できるポータビリティ
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転居のたびに設備を買い直すのは大きな負担になりますが、SwitchBot製品は退去時にサッと取り外して次の住まいへそのまま持ち運べます。設定データはアプリに残るので、新居では電源を入れてペアリングしなおすだけ。引っ越し費用と手間を抑えつつ、防犯レベルを維持できるのは賃貸ユーザーにとって大きなメリットになるでしょう。
- 6. 外出先からでも自宅の状況をリアルタイムで確認できる
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ハブシリーズと連携することで、外出先から玄関の施錠状況やカメラの映像をリアルタイムで確認できます。外出先からカーテンや照明を遠隔操作することも可能で、防犯性と利便性の両方を向上させてくれます。
「賃貸だから」、「家にキズをつけたくないから」と、本格的な防犯対策を諦めかけていた人にとっては、SwitchBotがピッタリだと思います。
防犯対策に最適なSwitchBot製品と役割
前述した通り、スマートホーム化は「便利さ」だけでなく、「防犯」にも大きな効果を発揮します。
ここでは、実際に僕が自宅で活用しているSwitchBot製品を例に、具体的にどのような役割を果たしているのかを紹介します。
- ハブシリーズ
- SwitchBot製品を外出先から遠隔操作
- 外出先から照明を点灯させ、「存在感」を演出
- スマートロックシリーズ
- ハブと連携し、外出先から玄関の施錠・解錠状態をアプリで確認
- 解錠や施錠が行われた際には通知が届く
- 見守りカメラ
- 自宅の映像をリアルタイムで確認
- 人の動きを検知したら自動で録画
- カーテン
- ハブと連動して、外出先からカーテンを開閉させ、「存在感」を演出
- ボット
- 外出先からスイッチを押して照明を点灯
- スケジュール設定による照明の自動化で「存在感」を演出
このように、SwitchBot製品を組み合わせることで「留守に見せない工夫」や「不審な動きへの即時対応」が可能になります。
特にハブシリーズを中心に据えれば、複数の製品をまとめて制御でき、防犯対策としても非常に有効です。
SwitchBotハブで、自宅の赤外線リモコンやSwitchBot製品を遠隔操作
SwitchBotスマートホームの中核を担うのがハブ。
外出先から自宅の状況を確認するために不可欠なアイテムなので、初めてSwitchBot製品を購入する方は、まずハブから始めることをおすすめします。


ハブシリーズでできる防犯対策についてまとめました。
- 外出先から自宅のSwitchBot製品を確認、遠隔操作
- 外出先から自宅のライトやカーテンを操作
- 外出先から自宅のカメラを確認
ドアロックや見守りカメラ、カーテン、ボットなどのSwitchBot製品は、ハブシリーズと連携しない限り外出先から操作できません。
それぞれの製品をハブシリーズと連携することで、インターネットに接続することができ、外出先から各デバイスの状態の確認や遠隔操作が可能となります。



外出先から照明やTVをつければ防犯対策になるよ!
スマートリモコンでスマホから家電を操作
ハブには、赤外線リモコンの信号を学習できるスマートリモコン機能が搭載されています。
一度学習させれば、スマホからの指令に応じてハブが赤外線信号を家電に送信し、操作できるようになります。




外出先からでも自宅の家電を操作できるため、不在を悟られにくく、防犯対策として有効です。




スマートロックで玄関のセキュリティを向上
自宅の防犯対策を考えている方にぜひ検討してほしいのが、SwitchBotの主力製品でもあるスマートロックです。
玄関のサムターンを覆うように設置して、施錠や解錠を快適にしてくれます。


前述したハブと連動させておけば、外出先から玄関の施錠状況を確認できます。




解錠されてドアが開けられた場合は、リアルタイムに通知が届きます。
防犯対策にはもちろん、家族の帰宅を知ることもできてオススメです!


鍵の解錠方法はスマホアプリやApple Watchが基本ですが、オプションの顔認証パッドや指紋認証パッドと組み合わせれば、アプリを開かずに解錠でき、外出時もワンタッチで施錠できます。







指紋認証パッドも快適だけど、顔認証パッドも捨てがたい!
SwitchBot スマートロックのおすすめモデルは?
2025年現在、SwitchBotのスマートロックには、ロックUltra・ロックPro・ロック・ロックLiteの4モデルがラインナップしています。
このうち3モデルを使ってきた僕が選ぶおすすめのモデルを下記にまとめました。
- おすすめの選択肢:ロックUltra + 指紋認証パッド
- 固定力が高く、本体がズレるリスクが低い
- 快適性とコストのバランスがいい指紋認証パッド
- 費用に余裕がある方:ロックUltra + 顔認証パッド
- 顔認証パッドの快適性は高いが、無理して買う必要はない
- 費用を抑えたい方:ロックUltraのみ(認証パッドなし)
- スマートロックだけでも、アプリで解錠できる。
※ロックUltra以外のモデルは、使っているうちに本体がズレてきやすいので個人的にはおすすめしません。
当サイトがおすすめするロックUltraは、ドアへの固定性が大幅に向上しています。ロックProも使っていて快適でしたが、ドアへの固定力が弱く、長期的には貼り直しが必要でした。
スマートロックの貼り直しは、だいぶ面倒なので、固定力が高いロックUltraがおすすめです。






鍵穴が2つある方はこちら




見守りカメラでリアルタイムに映像を確認
我が家では万が一不正侵入されてしまった場合に備えて、玄関に見守りカメラを設置しています。


SwitchBotの見守りカメラは、リアルタイムに映像を確認できるだけじゃなく、人を検知すると自動で録画を開始します。
録画再生には月額料金がかかりますが、下記のような静止画の確認には追加料金がかかりません。


「玄関の解錠通知がきたら、サッとカメラを確認。必要ならすぐに通報」といったシンプルな連携でも防犯力はグッと高まると思います。


カーテンの自動開閉で留守を悟らせない
旅行で数日留守にすると、カーテンの開けっぱなしや閉めっぱなしが気になりますよね。
SwitchBot カーテンを取り付ければ、今使っているカーテンを自動で開閉できるようになります。


実際にカーテンが動く様子がこちら。
スマホから遠隔操作でカーテンを閉めることもできれば、あらかじめカーテンが開閉する時刻を設定しておくこともできます。



カーテンの自動開閉で外出中でも存在感を演出できる!


ボットで外出中でも照明を点灯
SwitchBotボットは、スイッチを物理的に押してくれるシンプルな指型ロボットです。


作動させると、ロボットから指が出てきてスイッチを押してくれる仕組みです。




ボットを照明の壁面スイッチに貼り付けておけば、外出先から自宅の照明をつけられます。



外出先からスイッチを押して防犯対策!


まとめ:SwitchBotスマートホームの防犯対策でセキュリティを強化しよう!
この記事ではSwitchBotのスマートホーム製品を使った防犯対策について紹介してきました。
最後に我が家で採用している防犯対策についてまとめておきます。
製品 | 役割 |
---|---|
ハブシリーズ | ・SwitchBot製品の遠隔操作 ・外出先から照明を点灯 |
スマートロック | ・玄関の施錠状況の確認 ・解錠/施錠時の通知 |
見守りカメラ | ・自宅の映像をリアルタイムで確認 |
カーテン | ・外出先からカーテンを開閉 |
ボット | ・外出先から照明を点灯 |
どれも工事不要で後付けできるので、自宅にキズをつけたくない方や賃貸物件に住んでいる方でも気軽に導入できるのが魅力だと思います。
せひこれを機会に防犯対策に向き合ってみてはいかがでしょうか。
最後まで読み進めていただき、ありがとうございました。
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