【SwitchBot カーテン3 レビュー】工事不要で後付け可能!カーテン開閉を自動化するスマートホーム製品が進化して再登場

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    SwitchBot カーテン3をレビュー

    スマートホーム製品の大手であるSwitchBotスイッチボット)は、大人気の「SwitchBotカーテン」をアップグレードした「SwitchBot カーテン3」を発表しました。

    スマートカーテンは、筆者が選ぶおすすめスマートホーム製品3選のひとつ。

    決められた時間にカーテンが自動で開閉するので、不在時の防犯対策にも活用できます。

    SwitchBot カーテン3
    総合評価
    ( 4.5 )
    メリット
    • 操作方法が豊富
    • カーテンの開閉を完全に自動化
    • 動作音が静か
    • 不在時の防犯対策にもなる
    デメリット
    • 価格が高い
    【結論】
    SwitchBotカーテン3を使った感想

    大ヒットした第2世代から大幅なアップデート!

    価格がネックだが、乗り換える価値あり

    レビュー用に製品提供を受けていますが、金銭等の提供がない自由レビューです。

    スイッチボット(SwitchBot)
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    目次

    SwitchBotカーテン3のパッケージ内容と外観

    こちらが本稿でレビューしていくSwitchBotカーテン3の外箱。

    SwitchBotカーテン3の外箱

    まずは開封して、パッケージ内容は本体のデザインをチェックしていきます。

    第2世代→第3世代では、メジャーアップデートが施されており本体のサイズも大型化しています。

    SwitchBotカーテン3の外観
    SwitchBotカーテン3

    本体の充電は、底面のUSB-Cポートから。付属のUSB-Cケーブルだけでなく、MacBookやiPadで使っているUSB-Cケーブルでも充電できます。

    SwitchBotカーテン3の充電端子

    上部にはカーテンレール用のゴム製ローラーがついています。モーターでローラーを回転させることで、カーテンを動かす仕様です。

    SwitchBotカーテン3のレール

    ローラーの力も向上してるよ!

    本製品のパッケージ内容は下記の通り。

    SwitchBotカーテン3のパッケージ内容
    • SwitchBotカーテン3の本体 ×1
    • フック(U型レール)
    • フック取り付け用ロール
    • Type-Cケーブル
    • 位置決め用マグネット
    • ロール装着補助パーツ
    • ロールアタッチメント
    • リセットピン
    • クリーニングティッシュ

    SwitchBotカーテン3では、新たに位置決め用マグネットやロールアタッチメントや3種類のフック取り付け用ロールを同梱。

    前モデルよりピタッとカーテンが閉まるようになり、カーテンレールとのフィッティングも向上しています。

    詳しい仕様はこちら。
    項目仕様
    型番W2400000
    ホワイト
    材料ABS+UV耐性PC(難燃グレードV-0)
    寸法42mm×51mm×173mm
    重量280g
    電源Type-C、DC 5V 1A、3350mAhリチウム電池またはソーラーパネル。
    バッテリー 満充電で最大8カ月駆動。専用のソーラーパネルを併用で、太陽光充電が可能。
    通信方式Bluetooth 5.0 Long Range
    パワー最大16kgまで制御
    走行距離最大3m
    スケジュール最大5つ
    SwitchBotハブと併用すれば制限なし
    音声管理Amazonアレクサ、 Googleアシスタント、 Siriショートカット、SmartThings、IFTTT
    SwitchBotカーテン3の仕様
    SwitchBotカーテン3のサイズ
    SwitchBotカーテン3のサイズ

    初期設定はアプリで簡単!

    SwitchBotには直感的に使えるスマホアプリがあり、迷わずシンプルに初期設定が完了します。

    実際に初期設定していく様子を段階的に紹介していきます。

    STEP
    デバイスをペアリング

    SwitchBotアプリのホーム画面で右上の「+」からデバイスの追加カーテンへと進みます。

    アプリの指示に従って、デバイスの電源を入れます。すると自動的に最新のファームウェアへのアップデートが行われます。

    次にカーテンの種類(両開きか片開きか)を選択し、設置する部屋を選びます。

    ※両開きの場合、2目のSwitchBotカーテンをペアリングするように求められます。

    これでペアリングはひとまず完了です!

    STEP
    SwitchBotカーテンを設置する。

    本体をレールに対して水平に取り付けます。

    SwitchBotカーテンを設置する

    次にSwitchBotのロゴが室内に向くよう、本体を垂直に90度回転させます。

    SwitchBotカーテンを回転させる

    同様の手順でカーテンレールにフックを取り付けます。

    SwitchBotカーテンのフックを装着する

    最後に本体とフックを下に引っ張りながら結合させれば、設置完了です。

    SwitchBotカーテンの設置が完了
    分かりやすいようにカーテンより室内側に設置しました。

    本体の上からカーテンを被せれば、デバイスが室内から見えることはありません。

    STEP
    移動距離を調整→初期設定が完了!

    SwitchBotカーテン3では、カーテンの移動距離を自動で調整してくれます。

    カーテンの移動距離を調整する。

    ワンタップで移動距離を設定できるので、とてもシンプルに設定できました。

    SwitchBotカーテン3の使用感をレビュー

    実際に筆者がSwitchBotカーテン3を使ってみた印象をまとめました。

    • 動作時の静音性が前モデルから遥かに向上
    • 防犯対策になる
    • 操作方法が豊富!

    上記の3点を中心に使用感をレビューしていきます。

    動作音が静か

    第1世代からSwitchBotカーテンを使ってきた筆者からすると、感動するほどの静音性です。

    どうやら今作にはQuietDrift機能(ゆっくり静かに動かす方法)が搭載されているようで、気づいたらカーテンの開閉が終わってることも。

    QuietDrift機能を使わないときの動作音も、体感的には前作より小さくなっている気がします。

    SwitchBotカーテン3の動作音
    通常モード
    (QuietDrift機能 未使用時)

    QuietDrift機能はだいぶゆっくり動くんで、通常モードと使い分けると便利です!

    不在時の防犯対策にもなる

    外出先からカーテンを開閉できるので、留守だと悟られにくくなります。

    特に宿泊を伴う遠出の場合、カーテンがあるべきところにあるだけでも大変心強いでしょう。

    操作方法が豊富!

    SwitchBotカーテン3は、なんと8通りの方法で操作が可能。

    SwitchBotカーテン3の操作方法
    • SwitchBotアプリ
    • Appleホームアプリ
    • ショートカット
    • 音声
    • Apple Watch
    • SwitchBotリモートボタン
    • スケジュール設定による自動化
    • 照度センサーによる自動化

    個人的に最もオススメなのが、「スケジュール設定による自動化」です。

    それぞれの操作方法について、簡単に紹介していきます。

    SwitchBotアプリで操作

    全てのSwitchBot製品は、専用アプリから操作・管理できます。

    使いやすいアプリデザインで、SwitchBotカーテン3に限らず直感的に扱えて重宝しています。

    SwitchBotアプリで操作

    豊富なラインナップをひとつのアプリで管理できるのは、業界大手の強みでしょう。

    Appleホームアプリで操作(ハブ2が必要)

    SwitchBotカーテン3とハブ2
    ハブ2とカーテン3
    出典:SwitchBot

    スマートホームの共通規格「Matter」に対応したSwitchBotハブ2をハブとして設定することで、AppleのホームアプリにSwitchBotカーテン3を追加できます。

    SwitchBotカーテン3をAppleホームアプリで操作

    Matterに関する設定方法は、SwitchBotハブ2のレビュー記事で解説しているので、興味がある方はごらんください。

    ショートカットで操作

    専用アプリからショートカットを作成してホーム画面に設定すれば、アプリを開くことなく操作できます。

    ショートカットでSwitchBotカーテンを操作

    ホーム画面からワンタップでSwitchBot製品を操作できるので、筆者自身もとても重宝しています。

    設定方法は、「SwitchBot製品のショートカットをiPhoneのホーム画面に配置する方法」で解説しています。

    興味がある方はぜひ試してみてください。

    音声で操作

    SwitchBot製品は、Amazonアレクサ、 Googleアシスタント、 Siriショートカット、SmartThings、IFTTTに対応。

    SwitchBot製品の音声操作
    出典:SwitchBot

    「アレクサ!カーテンを開けて」や「OK Google カーテンを閉めて」、「Hey Siri カーテンを開けて」などと呼びかけることで、SwitchBotカーテン3を音声で操作できます。

    Apple Watchで操作

    スマホや音声だけでなく、Apple Watchからもワンタッチでカーテンの操作が可能。

    SwitchBotカーテンをApple Watchで操作

    スマホが近くにないときに、手首から操作することができる点はとても便利ですね。

    SwitchBot リモートボタンで操作

    ボタンを押すだけで、あらかじめ割り当てたシーンを実行できる「SwitchBot リモートボタン」。

    SwitchBotカーテンをリモートボタンで操作

    上下に2つのボタンを搭載しており、カーテンの全開および全閉を割り当てればカーテン専用ボタンとして運用できます。

    SwitchBotリモートボタンを設定

    シーリングライトプロボットなど、全てのSwitchBot製品を操作できるボタンなので、ひとつ持っておくと重宝するでしょう。

    スケジュール設定でカーテン開閉を完全自動化!

    あらかじめSwitchBotカーテン3が動作する時刻を決めておくことで、カーテンの開閉を完全に自動化できます。

    カーテンの開け忘れや閉め忘れを防ぎ、曜日ごとの設定も可能。

    決まった時間にカーテンが開閉するので、生活リズムがつきやすく、我が家でも非常に重宝しています。

    我が家の3歳児は、カーテンが開くと「あ、7時だー!」と言うようになりました。笑

    照度センサーによる自動化

    別売りのソーラーパネルには照度センサーが搭載され、周囲の明るさを自動で判別します。

    SwitchBotカーテン用ソーラーパネル

    周囲の明るさに応じてカーテンを閉めるだけでなく、太陽光で本体を充電することも可能。

    ソーラーパネルを取り付けた様子

    もともとバッテリー持ちが良いアイテムですが、ソーラーパネルがあればユーザーが充電しなくても大丈夫。

    +αを求める方は、SwitchBotカーテン3をさらに便利にするソーラーパネルの購入を検討しても良いでしょう。

    唯一の懸念点は価格。周辺機器は必須じゃない

    すべての周辺機器を揃えると、どうしてもコストが必要になります。

    そこでコスパよくスマートカーテンを導入するために、各製品を購入する基準をまとめました。

    カーテン3と一緒に購入するべきモノ
    • SwitchBot カーテン3:8,980円
      • 片開きの場合は1台、両開きの場合は2台必要
    • ハブ2:8,980円
      • 外出先から操作したい方
      • Appleホームアプリでも操作したい方
    • ハブミニ:5,480円
      • 外出先から操作したい方
      • Appleホームアプリでの操作が不要な方
    • ソーラーパネル:2,980円
      • 半永久的に充電したくない方
      • 照度センサーでカーテンを閉めたい方
    • リモートボタン:2,180円
      • ボタンで操作したい方

    価格定価リンクはAmazon

    個人的なオススメは、カーテン3+ハブミニの組み合わせ。

    カーテン3のバッテリーは、フル充電すれば最大8ヶ月持ちます。充電頻度は決して高くなく、ソーラパネルの重要度は低いでしょう。

    外出先から操作するためにはハブ機能を持つハブ2ハブミニシーリングライトプロのいずれかが必要。

    仕様の違いは下記で説明していますが、これからスマートホームを始める方ならハブミニでも事足りるでしょう。

    ハブ2とハブミニの違い

    ハブミニの位置付けは、必要な機能だけが搭載された「ちょうどいいスマートリモコン」。

    一方ハブ2は、より高いレベルで部屋を管理できる「究極のスマートリモコン」の位置付けです。

    スクロールできます
    SwitchBotハブ2SwitchBotハブミニ
    ポイント高性能の4-in-1
    究極のスマートリモコン
    手軽にスマート化
    コスパ◎のスマートリモコン
    温湿度センサー
    照度センサー
    スマートボタン
    スマートアラート
    スマートリモコン
    ハブ機能
    ローカル操作
    GPS連動
    シーン機能
    Matter対応
    操作方法スマホ/音声/Apple Watchスマホ/音声/Apple Watch
    オートメーションスケジュール/GPS
    温度/湿度/照度
    スケジュール/GPS
    サードパーティAlexa/Google assistant
    Siri Shortcut/IFTTT
    Alexa/Google assistant
    Siri Shortcut/IFTTT
    ハブミニとハブ2の比較表

    ※シーリングライトプロのハブ機能は、ハブミニと同様です。

    SwitchBot カーテン3 レビューまとめ

    本稿では、SwitchBot カーテン3についてレビューしてきました。

    記事の最後に、本製品の特徴について振り返っておきます。

    • 操作の手段が豊富
    • スケジュール設定で完全自動化できる
    • 動作音が静か
    • 不在時の防犯対策になる

    筆者が実際に使ってみた印象も、大手スマートホームメーカーの主力製品なだけあって、性能に疑いの余地がありませんでした。

    スマートホームの中でも、スマートカーテンは特に満足度が高いアイテム。ぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか?

    スイッチボット(SwitchBot)
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    SwitchBot カーテン3をレビュー

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