【先行レビュー】SwitchBotハブ2が発売!ハブミニが大幅進化して完成形となった次世代のスマートリモコン

SwitchBotハブ2 レビュー

2023年1月4日、豊富なスマートホーム製品を展開するSwitchBotスイッチボット)は、新しいスマートリモコン『SwitchBotハブ2』を発表しました。

『SwitchBotハブ2』には、室内環境の把握に役立つ温湿度センサーや照度センサー、ワンタッチで複数の家電を操作できるスマートボタンが搭載されるなど、同メーカーのスマートリモコン「SwitchBotハブミニ」から大幅なアップデートがなされています。

SwitchBotハブ2の仕様
SwitchBotハブ2
出典:SwitchBot

これまで当ブログでも、SwitchBot製品を軸とした賃貸でも気軽に実現できるスマートホーム環境を紹介してきました。

この記事では『SwitchBotハブ2』を発売日に先駆けて1ヶ月ほど試してきた筆者による先行レビューを執筆していきます。

本稿は『SwitchBotハブ2』のレビュー記事です。メーカーより製品提供を受けていますが、金銭の提供や記事の内容への指定はありません。

SwitchBotハブ2
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 機能的かつミニマルなデザイン
  • スマートボタンによる直感的な操作
  • 温湿度や照度によるオートメーション
  • Matterに対応!
デメリット
  • スマートボタンのタイムラグ

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SwitchBotハブ2の特徴や仕様

実機レビューの前に本モデルの特徴や旧モデルとの違いを解説しておきます。

製品レビューを見たい方はこちらからサクッと飛ばしてください!

SwitchBotハブ2』は、スマートリモコン「SwitchBotハブミニ」の後継モデル。

本製品の主な特徴をまとめてみました。

上記4つの特徴について、従来モデルとの比較を踏まえつつ要点を絞って紹介していきますね。

特徴1:想像以上の機能性

SwitchBotハブ2の機能
SwitchBotハブ2の機能性
出典:SwitchBot

『SwitchBotハブ2』は、スマートリモコンとして今までにない機能性を搭載。

  • 旧式家電でもスマート化が可能!
    • 赤外線コードデータベースによって80,000以上の赤外線リモコンに対応
  • 通信範囲が「SwitchBotハブミニ」の2倍
    • 赤外線LEDに加え、補助用赤外線LEDを6つ搭載
  • ネットワークに未接続でも操作可能
    • ルーターやサーバーの障害時でもBluetooth経由で操作できる。
      2023年3月時点ではエアコンのみ。

通信範囲が広がってネットワーク障害時もつながるのは、誰もが嬉しいアップデートですね!

特徴2:室内環境を正確に測定

室内環境を測定するSwitchBotハブ2
温度・湿度・照度のセンサーを搭載
出典:SwitchBot

『SwitchBotハブ2』には温湿度センサーや照度センサーが搭載され、専用アプリから室内の環境を確認できます。

今までは「温湿度計」が別途で販売されていましたが、『SwitchBotハブ2』だけで事足りるようになっちゃいましたね。

特徴3:スマートボタンで直感的な操作

スマートボタンを搭載したSwitchBotハブ2
出典:SwitchBot

本体にスマートボタンが搭載されたので、ワンタッチで家電をまとめて操作できます。

帰宅時や外出時などのシーンに合わせた操作が便利です。

特徴4:念願のMatter対応!Appleのホームアプリから操作が可能

『SwitchBotハブ2』に連携した製品は、Apple純正の「ホームアプリ」から操作できるようになります!

SwitchBotハブ2はMatterに対応
出典:SwitchBot

執筆時点(2023年3月)では、対応が「SwitchBotカーテン」に限られますが、今後「SwitchBotロック」やBluetooth製品も『SwitchBotハブ2』を介してMatterに対応するとのこと。

ようやくAppleのホームアプリが活きるぞ!!

従来モデル「SwitchBotハブミニ」との比較

従来モデルの「SwitchBotハブミニ」との比較をまとめてみました。

スクロールできます
SwitchBotハブ2SwitchBotハブミニ
ポイント高性能の4-in-1
究極のスマートリモコン
手軽にスマート化
コスパ◎のスマートリモコン
温湿度センサー
照度センサー
スマートボタン
スマートアラート
スマートリモコン
ハブ機能
ローカル操作
GPS連動
シーン機能
Matter対応
操作方法スマホ/音声/Apple Watchスマホ/音声/Apple Watch
オートメーションスケジュール/GPS
温度/湿度/照度
スケジュール/GPS
サードパーティAlexa/Google assistant
Siri Shortcut/IFTTT
Alexa/Google assistant
Siri Shortcut/IFTTT

SwitchBotハブミニ = 型落ちモデルではない!

スマートリモコン以外の機能もまとめて使いたい方は『SwitchBotハブ2』、手軽にスマートリモコンを使いたい方は「SwitchBotハブミニ」という感じ。

『SwitchBotハブ2』が新モデルで「SwitchBotハブミニ」が型落ちではなく、必要に応じて選べる2モデルという概念ですね。

ハブミニはiPhoneでいうSEの立ち位置だね!

SwitchBotハブ2の詳細スペックはこちら
名称SwitchBotハブ2
型番W3202100
サイズ80 × 70 × 23 mm
重量63g
梱包寸法96 × 99 × 67 mm
梱包重量206g
ホワイト
材料ABS赤外線透過材
対応OSAndroid OS 5.0+
iOS 11.0+
動作環境室内
動作温度:−20°C~40°C
相対動作湿度:0%~90%
入力5V⎓2A
BLE4.2
Bluetooth範囲オープンエリアで最大120m
Bluetooth特徴低エネルギーBLEメッシュネットワーク
(特許取得済み)
Wi-Fi802.11 b/g/n (2.4 GHz)
赤外線送信距離最大30m
赤外線受信距離最大15m
サードパーティーサービスAlexa、Google Assistant
Siri Shortcuts、IFTTT
温度他に
温湿度センサー最小表示:0.1℃、1%RH
温度測定範囲:-20℃~80℃
湿度測定範囲:0~99%RH
温度精度:
-20.0℃~0.0℃(±0.4℃)
0.0℃~65.0℃(±0.2℃)
65.0℃~80.0℃(±0.3℃)
湿度精度:
0~10%RH (±3%RH)
10%~90%RH (±2%RH)
90%~99%RH (±3%RH)
待機電力88mA
(表示ランプが全点灯、最大輝度)
赤外線リモコンエアコン、テレビ、扇風機など
5000以上のブランドに対応
リモコンの学習スマートラーニング
手動選択
カスタマイズモード

『SwitchBotハブ2』を開封レビュー!

早速、『SwitchBotハブ2』を開封して、本体のデザインや付属品をチェックしていきます。

『SwitchBotハブ2』のデザインや付属品をチェック

外箱には「究極のスマートリモコン体験を」というキャッチコピーが記載されています。

SwitchBotハブ2の外箱
『SwitchBotハブ2』の外箱

外箱の上部にはSwitchBotのブランドロゴ、底面には本体の仕様が示されています。

側面や背面には、『SwitchBotハブ2』の特徴が図式化されています。

早速開封して中身をチェックしていきます。

SwitchBotハブ2のパッケージ内容
  • SwitchBotハブ2の本体
  • 温湿度センサー搭載ケーブル
  • ACアダプタ(5V/2A)
  • 取扱説明書
  • 予備の3Mテープ × 2
  • サポートカード
SwitchBotハブ2のパッケージ内容
SwitchBotハブ2のパッケージ内容

電源ケーブルには、USB-C to USB-Aケーブルが採用されています。

SwitchBotハブ2の電源ケーブル
『SwitchBotハブ2』の本体に接続する側がUSB-C

ケーブルには温湿度センサーが搭載されていて、3M両面テープで壁面に貼り付けることも可能。

日本向けのモデルなので、取扱説明書も当然のように日本語で書かれています。

SwitchBotハブ2の取扱説明書

続いて『SwitchBotハブ2』の本体をみていきましょう。

前面はロゴ等がないミニマルなデザインになっています。

SwitchBotハブ2の本体
SwitchBotハブ2

背面の中央には認証マークが並んでいて、ここに付属の3M両面テープがピッタリつきます。

スタンドを開くと、ケーブルの差し込み方法が図解されています。

SwitchBotハブ2のスタンド
絵の端子がUSB-Cに見えないし、ちょっと分かりずらいな…..。

こんな感じで本体が見やすい角度で自立するので、平面であればどこでも置けちゃいます。

直角に立てられない点は注意!

アプリで『SwitchBotハブ2』をセットアップ

まずは『SwitchBotハブ2』をセットアップする手順を要点をふまえて解説していきます。

STEP
SwitchBotアプリのインストール

全てのスイッチボット製品は、専用アプリを使って管理します。

アプリはiOS/Androidの双方に対応していて、タブレットからも操作が可能です。

SwitchBot

SwitchBot

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STEP
SwitchBotアカウントを作成

インストールしたアプリを開いて、SwitchBotのアカウントを作成します。

Apple、Google、Amazonのアカウントでもログインできます。

STEP
SwitchBotハブ2をアプリに登録してセットアップ

『SwitchBotハブ2』の電源をいれると、自動的にアプリがデバイスを検出してくれます。

SwitchBotハブ2の電源をON
最上部に湿度、中央に温度が点灯し、下部にはスマートボタンを搭載
アプリにSwitchBotハブ2を登録
検出されたSwitchBotハブ2

アプリの指示に沿って『SwitchBotハブ2』のボタンを同時に押して、Wi-Fiのパスワードを入力すれば設定完了です!

STEP
SwitchBotハブ2に赤外線リモコンを登録

アプリにスマート化したい家電の赤外線リモコンを登録していきます。

登録する家電を選んで、ハブミニに向かってボタンを押すと、複数のリモコンが表示されます。

テストしながら正常に動作するリモコンを選びます。

こちらがリモコンをそのままアプリに取り込んだようなデザインで表示してくれるので、誰でも直感的に使うことができます。

ここまでくればセットアップ完了です。

5〜10分ぐらいでスムーズにセットアップできました。

リモコンの登録がうまくいかない場合は、ボタンごとに手動で登録することもできます!

ちなみにスマートリモコンを搭載した「SwitchBotハブミニ」や「シーリングライトプロ」に登録済みのリモコンは、設定画面でハブの変更が可能。

リモコンを再登録しなくて済むのは嬉しい!

SwitchBotハブ2の良いところ(メリット)

発売に先行して約1ヶ月ほど『SwitchBotハブ2』を使ってきて、実際に筆者が感じたメリットがこちら。

SwitchBotハブ2のメリット

 温度や湿度が見やすい

 部屋に溶け込むミニマルなデザイン

 スマートボタンによる直感的な操作

 温湿度・照度によるオートメーション

 念願のMatter対応!

上記のメリットについて、詳しく紹介していきます。

温度や湿度が見やすいミニマルなデザイン

『SwitchBotハブ2』には、中央に温度が大きく表示され、上部に湿度が小さく表示されています。

シンプルかつ柔らかいデザインなので、重厚感あるシックな部屋以外にはよく馴染んでくれます。

SwitchBotハブ2のデザイン
温度や湿度が分かりやすいデザイン

温湿度やタッチボタンのライトは、それぞれアプリでON/OFFできるようです。

スマートボタンによる直感的な操作

SwitchBotハブ2のスマートボタン
ワンタップで複数のアクションを実行できる!

搭載されているスマートボタンにシーンを割り当てれば、直感的に家電を操作できます。

複数の家電をワンタップで動かすこともできるので、めちゃくちゃ便利です。

スマートボタンの設定法法はこちら
STEP
シーンを作成する

まずは下部メニューのシーンから、スマートボタンに割り当てたいシーンを作成します。

複数のアクションを設定すると(画像ではロボット掃除機とサーキュレーターの起動、カーテンの全開)、全てを同時に実行できます。

STEP
作成したシーンをスマートボタンに割り当てる

続いて『SwitchBotハブ2』を選んで、スマートボタンに作成したシーンを割り当てます。

これで本体のボタンから設定したシーンを実行することができます。

温湿度・照度・照度によるオートメーション

部屋の温度・湿度・照度を感知するセンサーが搭載されていて、スマートリモコンや「SwitchBotボット」と組み合わせて以下のようなことを実現できます。

  • 部屋が〇〇度になったらエアコンをON
  • 湿度が〇〇%になったら、加湿器をON
  • 設定した明るさより暗くなったら照明を点灯

未来感ハンパなくない!?

実際に筆者が設定している内容はこんな感じ。

「ちょっと暗くなってきたな〜」と感じる前に照明が点灯するので、常に明るい環境で生活できるようになって大満足です!

念願のMatter対応!SwitchBot製品をホームアプリで操作できる

SwitchBotハブ2はMatterに対応
出典:SwitchBot

SwitchBotハブ2の特徴や仕様」で前述した通り、『SwitchBotハブ2』はMatterに対応しています。

Matterとは?

AppleやAmazon、Googleをはじめとする約300社が参加する無線通信規格標準化団体(CSA:Connectivity Standards Alliance)が策定したスマートホームの共通規格です。

Matterに対応した製品は、メーカーやプラットフォームの枠を超えてシームレスな通信が可能となります。

異なるメーカーのスマートホーム製品が互換性を持つので、より安全より便利なスマートホームを構築できます。

執筆時ではベータ版の機能になりますが、実際に「SwitchBotカーテン」をAppleのホームアプリに追加してみました。

続いてSwitchBotアプリを開き、ハブ2設定Matter設定と進み、サブデバイスにSwitchBotカーテンを追加します。

Appleの「ホーム」アプリに戻ると、SwitchBotカーテンが追加されています。

現在はカーテンのみですが、「SwitchBotロック」のMatter対応も発表されており、ますます便利になりそう!

スイッチボット スマートロック 指紋認証パッド
SwitchBotロック、キーパッドタッチ

SwitchBotが「ホーム」アプリに対応した貴重な1歩!!

SwitchBotハブ2の悪いところ(デメリット)

『SwitchBotハブ2』が発売される1ヶ月前から使ってきましたが、コレといって悪いところが見当たりません。

デメリットとは言えないレベルですが、スマートボタンを押してから家電が反応するまでの「ラグ」がちょっと気になります。

ボタンをタップして数秒後に照明が点灯(消灯)しています。

このスピード感ならスマートリモコン経由のほうが早いので、直感的な操作ができるだけにちょっと残念。

まとめ:ハブミニが進化して完成型に!

ハブミニが進化して究極のスマートリモコンになった『SwitchBotハブ2』を先行レビューしてきました。

◎良いところ
  • 機能的かつミニマルなデザイン
  • スマートボタンによる直感的な操作
  • 温湿度や照度によるオートメーション
  • Matterに対応!
△気になるところ
  • スマートボタンのタイムラグ

個人的には温湿度や照度のセンサーを搭載して、オートメーションのトリガーが広がったことが嬉しいアップデートでした。

現在ベータ版の機能であるMatterについては、カーテン以外にも対応製品が広がっていくことを期待したいですね。

限定割引コード:SB03HUB2
2023年3月24日〜2023年4月24日まで
カートに入れた後、コードの入力で5%OFF

スイッチボット(SwitchBot)
¥8,980 (2023/05/27 23:29時点 | Amazon調べ)
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下記の参考記事では、筆者の自宅を例にあげつつ「賃貸でも気軽に作れるスマートホーム環境」を紹介しています。

スマートホームに興味がある方は、ぜひ本稿と合わせてご覧下さいませ。

SwitchBotハブ2 レビュー

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