本記事は『SwitchBot シーリングライト プロ』のレビュー記事です。メーカーより製品を提供いただき、筆者が実際にしばらく使ってみた印象をもとに記事を執筆しています。金銭等の提供はなく、筆者が感じたまま(忖度なし)のレビューになります。
- スマートホームについて
- 『SwitchBot シーリングライトプロ』の特徴・仕様・使用感
- 『SwitchBot シーリングライトプロ』のメリットとデメリット
ごく普通のシーリングライトのようにみえる『SwitchBot シーリングライトプロ』。
「SwitchBot ハブミニ」の機能(スマートリモコン/ハブ機能)を搭載したシーリングライトで、スマートホームの心臓を担えるアイテムです。
スマートホームに興味がある方やシーリングライトの購入を検討している方には、レビュワーとして胸を張っておすすめできる製品だと思います。
- スマホ/スマートスピーカーから操作できる
- 調光や調色が無段階
- 使いやすいスマホアプリ
- スマートリモコン機能を内蔵
- コスパが良い!
- 壁面のスイッチは常にON(スマートリモコンまで使えなくなる)
- ラインナップが6畳と8畳モデルのみ
『SwitchBot シーリングライトプロ』の仕様や特徴
SwitchBot(スイッチボット)は、誰でも簡単にスマートホーム化できる製品を提供しているメーカー。
カーテンの開閉を自動化する「SwitchBot カーテン」、スマホで玄関の鍵を開け閉めする「スマートロック」、賢すぎる「ロボット掃除機」などがラインナップしています。
本稿でレビューするSwitchBotの『シーリングライト』は、スマートリモコン機能の有無(プロ = スマートリモコン機能を搭載)、部屋の広さ(6畳 or 8畳)の合計4種類がラインナップしています。
シーリングライト/シーリングライトプロ(8畳用)の仕様を以下にまとめました。
シーリングライト (8畳) | シーリングライトプロ (8畳) | |
---|---|---|
定価 | 5,980 円 | 10,980 円 |
寸法 | Φ480×H102mm | Φ480×H102mm |
重量 | 1.7Kg | 1.7Kg |
光束 | 4000lm | 4299lm |
色温 | 2700K(電球色)-6500K(昼光色) 無段階調色 | 2700K(電球色)-6500K(昼光色) 無段階調色 |
調光 | 1-100% 無段階調整 | 1-100% 無段階調整 |
電圧 | AC100V (50Hz/60Hz) | AC100V (50Hz/60Hz) |
タイマー | 30分/60分 | 30分/60分 |
通信 | Wi-Fi+Bluetooth | Wi-Fi+Bluetooth |
リモコン | ◯ | ◯ |
スマートリモコン | × | ◯ |
ハブ機能 | × | ○ |
操作 | リモコン 音声操作 アプリ | リモコン 音声操作 アプリ |
寿命 | 約40,000時 | 約40,000時 |
モード | 常夜灯 おやすみモード 読書モード くつろぎモード 食事モード | 常夜灯 おやすみモード 読書モード くつろぎモード 食事モード |
同梱物 | 本体、カバー、リモコン 専用アダプタ、ネジ 取扱説明書、乾電池 リモコンケース | 本体、カバー、リモコン 専用アダプタ、ネジ 取扱説明書、乾電池 リモコンケース |
スマートリモコンやハブ機能が使いたい人は『プロ』を選ぼう!!
『SwitchBot シーリングライトプロ』を開封レビュー!外観と内容物をチェック
早速『SwitchBot シーリングライトプロ』を開封していきます!
LED機器なので、中で動かないようにがっちりと梱包されています。
シーリングライトの本体とカバーがこちら。いたって普通のシーリングライトと変わりませんね。
中央の穴を囲むように無数のLEDが配置されています。
本体以外の付属品として、リモコン・リモコンケース・乾電池・取扱説明書・リモコンケース取り付け用ネジ×2が同梱されていました。
リモコンは一般的な照明器具と同じような仕様で、シンプルかつ使いやすくなっています。
それでは実際に『SwitchBot シーリングライトプロ』を取り付けていきます。
まずは天井にある照明を取り付けるための規格に付属の専用アダプタを装着します。
続いてシーリングライトの本体をアダプタにガチッと押し込んで固定して、配線をつなぎます。
取り付け方は普通の照明器具と同じですね!
最後にシーリングライトのカバーを装着すれば取り付け終了です。
天井についている様子も一般的なシーリングライトと変わりません。
むしろ「これで本当にアプリで操作できてスマートリモコンとしても使えるの?」って疑うレベル。
『SwitchBot シーリングライトプロ』の使用レビュー
筆者が使って感じた『SwitchBot シーリングライトプロ』の良いところ(メリット)、悪いところ(デメリット)を紹介していきます。
『SwitchBot シーリングライトプロ』の良いところ(メリット)
筆者が実際に製品を使ってみて感じた良いところがこちら。
- 使いやすいアプリ、セットアップも簡単
- 調光/調色が無段階、豊富な機能を搭載
- スマートリモコンが優秀
- スマートリモコンのスケジュール設定が便利
- 必要不可欠のハブ機能
『SwitchBot シーリングライトプロ』のメリットについて、上記の4点を中心に紹介していきますね。
使いやすいスマホアプリ、セットアップも簡単
本稿でレビューしている『SwitchBot シーリングライトプロ』に限らず、全てのスイッチボット製品は、専用アプリから操作します。
豊富なラインナップのスマートホーム製品をひとつのアプリから操作できるので、僕自身めちゃくちゃ重宝しています。
シーリングライトの電源を入れて専用アプリを開くと、アプリが自動的にシーリングライトを検出してくれます。
ラインナップが豊富なスマートホームメーカーなだけあって、このあたりの仕様は流石ですね。
アプリの指示通りにすすみ、Wi-Fiに接続したら設定完了です!
ちなみに我が家ではTP-LinkのメッシュWi-Fiシステムを採用していて、家中に死角がないWi-Fi環境を構築しています。
難しそうに感じるメッシュWi-Fiですが、誰でも簡単に構築できる時代でスマートホームとの相性も抜群です。
調光/調色が無段階、豊富な機能を搭載!
実際にアプリから『SwitchBot シーリングライトプロ』を操作してみると、その機能の高さに驚きました。
明るさや光温は無段階で調整できるし、生活シーンにあわせたモードをワンタップで使うこともできます。
こちらは明るさ100%の昼光色(寒色)で、読書や勉強などのシーンに適した色味。
青みがかかったさわやかな色で、十分すぎるほど明るいですね。
一方こちらは明るさ100%の電球色(温色)で、くつろいでリラックスするシーンに適した色味。
オレンジがかった温かい色で、写真では暗くみえますが実際は十分明るいです。
搭載されているモードは自分の好みにあわせて調整でき、スケジュールを設定することも可能。
タイマーを設定してシーリングライトをON/OFFする「遅延実行」や、時間と曜日を指定して自動的にON/OFFする「スケジュール機能」も搭載!
他にもショートカットやNFCタグにも対応していて、スマート家電として死角なしの仕様です。
スマートリモコンが優秀すぎる!アプリを開かず操作することも。
『シーリングライト/シーリングライトプロ』の2種類がラインナップしている中で、上位モデルの「プロ」を選ぶメリットはやはりスマートリモコンでしょう。
プロモデルには、「SwitchBot ハブミニ」や「SwitchBot ハブ2」と同じスマートリモコンが搭載。
さらにショートカットを使えば、iPhoneのホーム画面から赤外線リモコンの操作が可能!
iPhoneのホーム画面からワンタップで家電を操作できるので、筆者自身もめちゃくちゃ重宝しています。
詳しい設定方法は、「SwitchBot製品のショートカットをiPhoneのホーム画面に配置する方法」をご覧ください。
スマートリモコンのスケジュール設定が便利
アプリでシーンの設定をしておけば、自動で家電を起動することもできます。
特に僕が重宝しているのが、エアコンの自動化です。
起床するちょっと前にエアコンをON、出かける時間にOFF、帰宅する時間にONなどなど、超快適な生活を実現できちゃいます。
スマートホームに必要不可欠なハブ機能
『SwitchBot シーリングライトプロ』は、「SwitchBotハブミニ」や「SwitchBot ハブ2」と同様にスイッチボット製品を遠隔操作するための「ハブ」として機能します。
ハブとなる『SwitchBot シーリングライトプロ』を介して、単体ではWi-Fiに接続できないSwitchBot製品(スマートロックやカーテン、スマート加湿器など)をWi-Fiに接続することで、外出先から遠隔操作できるようになります。
実際に本製品があればできることはこんな感じ。
- 帰宅前にボットでお風呂を沸かす
- 外出先からスマートロックの状態(鍵の閉め忘れ)を確認
- 帰宅にあわせてエアコンや加湿器をつける
などなど、スマートホームの心臓的な役割を担ってくれます。
SwitchBotユーザーにとって「ハブ機能」は必須ですね!
『SwitchBot シーリングライトプロ』の悪いところ(デメリット)
本製品を数ヶ月使ってみて感じた悪いところ(デメリット)はこんな感じ。
- 壁面のスイッチは常にON(OFFにするとスマートリモコンまで使えなくなる)
- ラインナップが6畳と8畳のみ
上記の2点について、詳しく説明していきますね。
壁面スイッチは常にONにしておく必要がある
壁面のスイッチをOFFにしてしまうと、シーリングライトへの電源供給ができずスマートリモコンが使えなくなります!
物理ボタンでライトをON/OFFしたい方は、「リモートボタン」の導入がオススメ!
SwitchBot製品に対応した物理ボタンで、2つのボタンに操作を割り当てられます。
ラインナップが6畳/8畳のみ
6畳と8畳用のシーリングライトしかラインナップしていないので、10畳以上の部屋では光量が足りない可能性があります。
でも10畳以上の部屋ではライトを2つ配置することが多いですよね。
ラインナップが多いことに越したことはありませんが、この2種類だけじゃ不十分とも言い切れないかな。
まとめ:生活を便利にするハイテクシーリングライト
本記事では『SwitchBot シーリングライトプロ』をレビューしました。
- 使いやすいアプリ
- 機能が豊富
- スマートリモコンやハブ機能が優秀
- コスパが良い
- 壁面スイッチを切れない
- ラインナップが6畳/8畳のみ
シーリングライトとしての実力も十分ですが、さらに「SwitchBot ハブミニ」の機能(スマートリモコン/ハブ)を搭載しつつ価格もおさえられているので、かなりコスパが高いアイテムかと思います。
スマートホームに興味がある方には、ぴったりの製品でしょう。
関連:賃貸でもできるスマートホーム環境
筆者の自宅には20以上のスマートホームデバイスを導入しています。
関連記事では筆者の自宅環境を例に挙げつつ「賃貸でもできるスマートホーム環境」を紹介しています。
我が家に導入しているスマートホーム機器をすべて紹介しているので、これからスマートホームを始めようと思ってる方は本稿とあわせてぜひチェックしてみてください。
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