この記事は『SwitchBot スマート加湿器』のレビュー記事です。メーカーからレビュー用に製品を提供いただき、実際に筆者が使ってみた印象をもとに記事を執筆しています。金銭等の提供はなく、メーカーに忖度しない本音レビューです。
秋・冬の体調管理に大事となるのが湿度の管理。
労働安全衛生法に基づく「事業所衛生基準規則」では、40〜70%の範囲で湿度を維持するように推奨されています。
湿度が40%を下回ってしまうと、インフルエンザや風邪などのウイルスが活発化したり、肌荒れにつながったりするのは有名な話。
乾燥しがちな冬こそ、体調管理のために湿度を保っておくことが大事ですね。
そこでこの記事では、湿度を自動で調整してくれる大手スマートホームブランドのSwitchBot(スイッチボット)がリリースしている「スマート加湿器」をレビューしていきます。
『SwitchBotスマート加湿器』は、部屋の湿度に応じて自動で電源ON/OFFとなり、適正な湿度を保ってくれる優れモノ。
実際に筆者が1シーズン使ってみた印象はこんな感じ。
- スマホや音声での操作
- 動作音が静か
- シンプルなデザイン
- 水さえ入れておけば自動で作動
- 定期的なお手入れが必要
- シーズンごとにフィルターを交換
週1回の手入れが面倒ではありますが、加湿器という性質上はしょうがないですね。
デザインも良く、電源のON/OFFも自動なので概ね満足しています。
それでは『SwitchBot スマート加湿器』について、詳しくレビューしていきます。
スマートホームの王様!SwitchBotのスマート加湿器を開封レビュー
SwitchBot(スイッチボット)はスマートホームの大手メーカーで、だれでも簡単に生活をスマート化できる製品を豊富なラインナップを展開しています。
本記事でレビューする『SwitchBot スマート加湿器』は、スマートリモコンの「ハブミニ」や自動開閉できる「カーテン」ほどスマートホームに必須なアイテムではありませんが、スイッチボットユーザーなら気になっている方も多いはず。
詳しい仕様やスペックを紹介しつつ、筆者が使ってみた印象をもとに記事を執筆していきます。
『SwitchBot スマート加湿器』の仕様やスペック
まずは本記事でレビューする『SwitchBot スマート加湿器』の仕様を表にまとめました。
型番 | W0801800 |
容量 | 3.5L |
方式 | 超音波式 |
寸法 (cm) | 高さ: 20, 幅: 36.6, 奥行き: 20 |
素材 | セラミック、ポリエスチレン |
重量 | 1.72kg |
連続運転 | 最大48時間 |
モード | オート・強・中・弱 |
備考 | アロマ対応、空焚き防止 |
小型から中型サイズの加湿器ですが、水が3.5Lも入るので水をいれる頻度も最低限なのでおすすめです。
超音波式の特徴は?
加湿器は加湿の方法から「超音波式」、「スチーム式」、「ハイブリッド式」、「気化式」に分類されます。
超音波式と気化式は、ヒーターが内蔵されておらず「熱」を使わないので、電気代が安くなる一方、加湿まで時間がかかります。
水を煮沸しないので、こまめな手入れが必要なのはデメリット。
加湿方法の違いから、運転音は気化式で大きく超音波式で小さくなります。
内蔵されたヒーターで水を煮沸、気化して蒸気を排出する “スチーム式” は、最も加湿能力が高いタイプ。
水を煮沸するので、雑菌が繁殖しにくいのもメリット。
ヒーターを使って加湿するので、電気代が高いのはデメリット。本体や蒸気が熱くなるので、子供がいる家庭では要注意のモデルです。
スイッチボットのスマート加湿器は超音波式を採用してるので、電気代が安く静音性が高い加湿器になります。
『SwitchBotスマート加湿器』のデザインや付属品をチェック
早速「SwitchBot スマート加湿器」を開封してみましたー。
加湿器の本体に加え、フィルターと電源コード、説明書が同梱されていました。
加湿器のフィルターは活性炭が使われており、ホコリや花粉だけでなく粒子レベルでの集塵が可能とのこと。
水が煮沸されない超音波式で雑菌が繁殖する恐れがありますが、フィルターを定期的に交換(メーカーは半年に1度の交換を推奨)することで清潔に保つことができます。
フィルターの装着は、クボみに合わせて加湿器の上から設置するだけ。本体と同じデザインなので、一体感がありますね。
本体はボタンがひとつのミニマルなデザインで、タンクが透明で水の量がみやすくなっている。
超音波の振動部と水タンクを分離できるので、掃除がしやすくておすすめです。
本体の側面には電源コードの差し込み口があります。
「ここにケーブルが刺さるの?」ってぐらい小さくて、見逃しかけました。
スイッチボットのスマート加湿器はアロマにも対応。
側面の容器にオイルを数滴垂らせば、お気に入りの香りを楽しめます。
本体の底面には、シリコンの滑り止めが4ヶ所についています。
付属品や本体のデザインはここまでにして、ここからはスマート加湿器の使用感をチェックしていきます。
『SwitchBotスマート加湿器』の使用感を本音レビュー
ここからは実際に筆者がスマート加湿器を1シーズン使ってみた印象を紹介していきます。
スイッチボット製品は、本記事でレビューしている『スマート加湿器』に限らず、専用のアプリから操作します。
まずは以下から専用アプリをインストールしましょう。
SwitchBot
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SwitchBotアプリに『スマート加湿器』を登録
『SwitchBotスマート加湿器』は、名前の通りスマートホームに対応したスマート家電です。
せっかくのスマート家電なので、インストールしたスマホアプリに登録していきます。
ホーム画面から「+」ボタンをタップして、デバイスを追加していきます。
指示にしたがって操作をしていけば、わずか数分でスマート加湿器をアプリに登録できました。
『SwitchBotスマート加湿器』を起動!使用感をチェック
加湿器に水をいれるとこんな感じ。タンクが透明で、水量がみやすいのは嬉しいポイントですね。
ボタンを押してモードを切り替え、蒸気の量を調整します。
ランプのカラーと加湿器のモードが対応しているので、ひとめで運転状況がわかります。
ランプの色 | 動作モード |
---|---|
黄色 | 弱 |
オレンジ | 中 |
赤 | 強 |
加湿器のフタが360°回転するので、本体を動かさずに蒸気の向きを調整できます。
「ほんとに動いてるの?」
疑うレベルの静かさ
動作音がめちゃくちゃ静かなので、動いていても全く気になりません。
ヒーターを使わない超音波式で本体が熱くならないので、小さなお子さんがいるご家庭にもピッタリな仕様です。
使いやすい専用アプリ
豊富なスイッチボット製品を専用アプリひとつで管理できるのは、他のスマートホーム製品にない魅力です。
アプリのホーム画面には、登録したスイッチボット製品がずらりと並んでいて直感的に操作が可能。
加湿器をタップすると、簡易的なパネルで操作ができます。詳しい設定も豊富で、機能としてはかなり充実しています。
水量がなくなってきたら通知で教えてくれるあたりもオススメです。
ショートカットならホーム画面からワンタップで操作できる!
ショートカットをつくってホーム画面に配置しておけば、Appを開くことなくワンタップでスイッチボット製品を操作できておすすめ。
もちろん加湿器だけじゃなく、カーテン・シーリングライト・ロボット掃除機やスマートリモコンで登録したTVやエアコンなど、全てのスイッチボット製品をホーム画面から操作できるようになります。
ショートカットの作り方やホーム画面への配置の仕方は、「SwitchBot製品のショートカットをiPhoneのホーム画面に設置する方法」で解説しています。
『SwitchBot温湿度計』との連携が便利!
『SwitchBot温湿度計プラス』と連携してスマート加湿器を使えば、電源のON/OFFまで完全に自動化できてオススメ。
アプリのホーム画面から「シーン」をえらび、オートメーションを作成していきます。
あらかじめ登録した「温湿度計プラス」をアクションに条件に設定すれば、湿度や温度をトリガーにスマート加湿器を起動できるようになります。
水さえいれておけば、電源のON/OFFまで自動でやってくれる優れモノで、我が家でもかなり重宝しています。
フィルターは安いが定期的なお手入れが面倒
メーカーによると半年に1度の頻度でフィルターを交換するよう推奨しています。
1年中つかうアイテムでもないので、実質的にはシーズンごとに交換するのがよさそうですね。
Amazonで手頃に購入できるので、乾燥する季節にそなえておきましょう。
週一回のお手入れは忘れずに!
熱を使わない超音波式は、本体が熱くならないのがメリットですが、雑菌が繁殖しやすいのがデメリットです。
全体を水洗いして柔らかい布でふくだけでも清潔につかえるようなので、面倒だけどやるしかないですね。
まとめ:乾燥シーズンをスマートホームで乗り越えよう!
秋から冬にかけて重宝する『SwitchBotスマート加湿器』をレビューしました。
- スマホや音声での操作
- 動作音が静か
- シンプルなデザイン
- 水さえ入れておけば自動で作動
- 定期的なお手入れが必要
- シーズンごとにフィルターを交換
毎週のお手入れが面倒ではあるけど、めちゃくちゃ静かだしデザインも加湿器っぽくなくて気に入りました。
使い出して2シーズン目に入るけど、今後も長い付き合いになりそうなアイテムです。
最後までよんでいただき、ありがとうございました。
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