SwitchBot カーテン レビュー | カーテンの開閉を自動化できる後付け可能なスマートホーム製品アイテム

本記事はカーテンの開閉を自動化する『SwitchBot カーテン』のレビュー記事です。メーカーよりレビュー用に提供いただいた製品を1年半つかった印象をもとに記事を執筆しています。金銭等の提供や記事の内容への指示はなく、筆者が感じたままのレビューになります。
- スマートホームについて
- 『SwitchBot カーテン』の仕様・特徴・使用感
- 『SwitchBot カーテン』のメリットとデメリット
「朝になったらカーテンが自動で開き、外が暗くなってきたらカーテンが自動で閉じる。」
このような生活を実現できるのは、ごく一部のセレブのみだと思い込んでいませんか?
最近では後付けできるスマートホーム製品もふえてきて、誰でも手頃にカーテンの自動化を実現できる時代です。
そこで本記事では、カーテンの自動開閉システム『SwitchBot カーテン』をレビューしていきます。

- 思った以上に快適!
- カーテンについて考えなくなる
- 充電持ちがいい
- 工事不要で簡単に取り付けられる
- 動作音がうるさい
- 手動では全開か全閉のみ
- 全てのカーテンにつけると費用がかかる
毎日開け閉めするカーテンなだけあって、自動化した恩恵は予想以上に大きかったです。
家にいなくてもカーテンが自動で閉まるのがよくて、防犯対策としてもおすすめです。
『SwitchBot カーテン』の仕様や特徴

カラー | ホワイト・ブラック |
材料 | 紫外線耐性のABS樹脂 |
サイズ | U型レール:65 × 78 × 149 mm ポールタイプ:65 × 78 × 149 mm I型レール:89 × 51 × 118 mm |
重量 | U型レール:197g ポールタイプ:260g I型レール:203g |
端子 | Type-C |
通信 | Bluetooth 5.0 |
パワー | 最大8kgまで制御可 |
移動 | 3mまで可 |
『SwitchBot カーテン』を開封レビュー

SwitchBot(スイッチボット)は、後付けできるスマートホーム端末をリリースしている業界大手のメーカー。
筆者の自宅にも20台近くのスマートホーム端末を導入していて、特に主要なのがスイッチボット製品です。
購入前にカーテンレールを確認しよう!

※公式ホームページより引用
『SwitchBot カーテン』は、カーテンレールの種類によってモデルが変わります。
取り付けを想定しているカーテンレールによって、適切なモデルを選びましょう。
ちなみに我が家はU型レールだったので、本記事はU型レールモデルのレビューになります。
『SwitchBot カーテン』を開封!付属品もチェック
こちらが『SwitchBot カーテン』のパッケージ内容で、本体に加えてU型のフック・クリップ・充電ケーブル・取扱説明書・取外し用のツメが付属しています。
クリップは両開きカーテンを真ん中でとめて片開きにするために使います。
両開きのままで使うためには『SwitchBot カーテン』が2台必要になので注意!

充電ケーブルは嬉しいType-Cで、先端が直角に折れ曲がったタイプが採用されています。

反対側がA端子なのはちょっと残念だけど、Type-Cを採用してくれただけで満足です。

本体デザインはこんな感じ。真っ白な本体の中央にスイッチボットのメーカーロゴが刻印されています。

背面にはリセットボタン・Type Cポート・光センサー兼LEDがついています。

外出先から操作するには「ハブミニ」が必要

『SwitchBot カーテン』をインターネット経由で外出先から操作するには、スイッチボット製品のハブでもある「SwitchBot ハブミニ」が必要。
スイッチボット製品の中枢を担い、スマートリモコンも兼ねている。スイッチボット製品を外出先から操作したい人は、一緒に購入することをおすすめします。
『SwitchBot カーテン』の詳しい仕様
以下に製品の仕様を引用しておくので、さらに詳しく知りたい方はご参照ください。
本記事は第一世代のレビューですが、執筆後に第二世代が登場しています。仕様については第二世代の情報を引用しておきます。
『SwitchBot カーテン』の使用レビュー
早速、『SwitchBot カーテン』をカーテンレールに取り付けてアプリに登録、使用感をチェックしていきます。
『SwitchBot カーテン』を取り付ける
カーテンレールには、付属のツメをつかって本体とフックを分離して取り付けます。


本体のレールとカーテンレールが並行になるように取り付け、本体を90度まわします。


同様にフックを取り付けて、本体に装着します。

これで取り付け完了。すこし戸惑いはしましたが、簡単に取り付けられました!
上からカーテンをかけるので、室内から本体が見えないのも良いですね。
『SwitchBot カーテン』をアプリに登録
スイッチボット製品は、以下の専用アプリから操作します。
豊富なラインナップをこのアプリひとつで操作できるので、めちゃくちゃ重宝するアプリです。
アプリのホーム画面から「+」をタップし、カーテンを選択して登録していきます。
リセットボタンをおしてペアリングし、スムーズに登録ができました。


した。

続いて実際にアプリでカーテンを動かしながら、カーテンの移動範囲を決定します。


ここまで終えれば本体の設定は完了です!早速カーテンを自動開閉してみましょう。
カーテンを自動で動かしてみた
こちらがカーテンを自動で開閉している様子
Amazonでは「うるさい」との口コミが一定数ありますが、個人的には「こんなもんやろ」って感じ。
機械でカーテンを動かしてるんだから、このぐらいはしょうがないかなー。
ショートカットを作成してワンタップで操作
カーテンを開け閉めするためにアプリを開くのも面倒ですよね。
こんな感じでショートカットを作成してホーム画面に配置しておけば、スマホからワンタップでカーテンを開閉できるようになります。
わざわざアプリを開く必要がないし、直感的に操作ができるのでオススメ。

スイッチボット製品のショートカットをつくってホーム画面に配置する方法は、「SwitchBot ハブミニのレビュー記事」で解説しているので、こちらをご覧ください。
スケジュールを設定で完全自動化がおすすめ!
あらかじめスケジュールを設定しておけば、カーテンの開け閉めを完全に自動化できます!
これはめちゃくちゃ便利なので、ぜひ設定してみてください。


ちなみに我が家では、平日の朝6時にカーテンが開き、夕方の18時にカーテンが閉まります。
これは夏用の設定で、日の出や日没の時間にあわせて設定をかえてます。
寝室から出ればカーテンが開いてるので、目覚めも最高です!
ちょっと動かせば自動で開閉

本体に加速度センサーが搭載されていて、カーテンを手動で5cm動かせばあとは自動で開閉してくれます。
どんな開け方でも快適にカーテンを操作できるのでオススメです!
この機能はOFFできるので、小さなお子様やペットがいるご家庭でも安心。
唯一の欠点は、中途半端な位置でカーテンを止められないことですが、そもそも我が家では全開か全閉なので問題ありませんでした。
充電持ちがレベチ
スイッチボット公式によると「1回のフル充電で最大8ヶ月使用できる」とのこと。

実際に筆者が1年半使ってみたところ、5-6ヶ月に1回の頻度でフル充電しています。
8ヶ月とはいかないものの、充電する機会はかなり少ないですね。
ひとつ気になったのは充電の速度。5W出力なので、フル充電するには数時間かかってしまいます。
充電速度だけ目をつぶれば、充電持ちも良いし、Type-Cケーブルだし、おおむね満足しています。
まとめ:カーテンの自動化で贅沢ライフを
取り付けるだけで既存のカーテンを簡単にアップグレードしてくれる『SwitchBot カーテン』をレビューしました。
「カーテンの開け閉め」といった毎日のシーンを自動化できるので、特に重宝するスイッチボット製品のひとつだと感じています。
日々のタスクをいかに減らすかもスマートホームの醍醐味なので、個人的には非常におすすめのアイテムです。

- 思った以上に快適!
- 生活にリズムがでる
- カーテンについて考えなくなる(不要なタスクが減る)
- 充電持ちがいい(数ヶ月充電不要)
- 工事不要で簡単に取り付けられる
- 動作音がうるさい
- 手動では全開か全閉のみ
- 全てのカーテンにつけると費用がかかる
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