【SwitchBot ハブ2 レビュー】ハブミニやハブ3との違いは?スマートリモコン対応で今ある家電をスマート化

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    SwitchBotハブ2をレビュー

    SwitchBotスイッチボット)のハブシリーズには、ハブ3ハブ2ハブミニの3モデルがラインナップしています。

    今回レビューする「SwitchBot ハブ2」は、3モデルの中間に位置するミドルレンジモデル。これからSwitchBot製品をいくつか購入して、本格的にスマートホームを始めようと思っている方におすすめのモデルです。

    SwitchBot ハブ2
    総合評価
    ( 4.5 )
    メリット
    • SwitchBotハブの中間モデル
    • SwitchBot製品を外出先から遠隔操作できる
    • 今ある赤外線リモコンをスマートリモコンに集約
    • SwitchBot製品とスマートスピーカーを連携
    • 温湿度計とディスプレイを搭載
    • よく使う操作をワンタップで実行できるリモートボタン
    デメリット
    • 人感センサーは非搭載

    ※提供: SwitchBot
    レビュー用に製品の提供を受けていますが、筆者が感じたままのレビューです。

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    目次

    SwitchBot ハブ2とハブミニ・ハブ3との違いを比較

    SwitchBot ハブシリーズ(ハブ3、ハブ2、ハブミニ)
    手前からハブ3、ハブ2、ハブミニ

    ハブ3・ハブ2・ハブミニ (Matter対応モデル) の違いをまとめました。

    • SwitchBotハブの基本機能(=ハブミニの機能)
      • SwitchBot製品の遠隔操作
      • 赤外線リモコンのスマートリモコン化
      • スマートスピーカーとの連携
    • ハブ2の付加機能
      上記に加えて、
      • 温湿度の測定と表示
      • 本体ボタンに2つのシーン(よく使う操作)を割り当てられる
    • ハブ3の付加機能
      基本機能とハブ2の付加機能に加えて、
      • ハブ本体をスマートホームのリモコンとして活用
      • 本体ボタンに4つのシーンを割り当てられる
      • 人感センサーとして活用

    ※SwitchBotデバイスを外出先から遠隔操作するには、ハブとデバイスがBluetoothの通信範囲になければいけません。

    SwitchBot ハブの全モデルに共通しているのが、「SwitchBot製品の遠隔操作が可能となる点」、「スマートリモコンが使える点」、「スマートスピーカーによる音声操作が可能となる点」の3つです。

    スマートホームの共通規格であるMatterには、3モデルすべてが対応しています。ハブを導入すれば、Appleのホームアプリなどで、スマートホームデバイスをメーカーの垣根を超えて一緒に管理できます。

    ハブ2は、これらの基本機能に加えて、温湿度計と2つのスマートボタンを搭載しています。

    SwitchBotハブシリーズの中でハブ2は、中間に位置するミドルレンジモデルです。

    機能的にちょうどいいのがハブ2!

    SwitchBotハブの基本機能やモデルによる違い、選び方は下記の記事で解説しています。

    SwitchBotハブ2の詳細スペックはこちら
    名称SwitchBotハブ2
    型番W3202100
    サイズ80 × 70 × 23 mm
    重量63g
    梱包寸法96 × 99 × 67 mm
    梱包重量206g
    ホワイト
    材料ABS赤外線透過材
    対応OSAndroid OS 5.0+
    iOS 11.0+
    動作環境室内
    動作温度:−20°C~40°C
    相対動作湿度:0%~90%
    入力5V⎓2A
    BLE4.2
    Bluetooth範囲オープンエリアで最大120m
    Bluetooth特徴低エネルギーBLEメッシュネットワーク
    (特許取得済み)
    Wi-Fi802.11 b/g/n (2.4 GHz)
    赤外線送信距離最大30m
    赤外線受信距離最大15m
    サードパーティーサービスAlexa、Google Assistant
    Siri Shortcuts、IFTTT
    温湿度センサー最小表示:0.1℃、1%RH
    温度測定範囲:-20℃~80℃
    湿度測定範囲:0~99%RH
    温度精度:
    -20.0℃~0.0℃(±0.4℃)
    0.0℃~65.0℃(±0.2℃)
    65.0℃~80.0℃(±0.3℃)
    湿度精度:
    0~10%RH (±3%RH)
    10%~90%RH (±2%RH)
    90%~99%RH (±3%RH)
    待機電力88mA
    (表示ランプが全点灯、最大輝度)
    赤外線リモコンエアコン、テレビ、扇風機など
    5000以上のブランドに対応
    リモコンの学習スマートラーニング
    手動選択
    カスタマイズモード

    SwitchBot ハブ2の概要をレビュー

    SwitchBotハブ2の外箱
    SwitchBotハブ2のパッケージ

    SwitchBot ハブ2は、温湿度計と2つのスマートボタンを搭載したミドルレンジモデルのSwitchBotハブです。早速開封して、実機をレビューしていきます。

    本体デザイン

    ハブ2は、縦8cm x 横7cmの置き場所を選ばないコンパクトな設計です。

    SwitchBotハブ2の本体
    SwitchBotハブ2

    背面にクボみはなく、壁付けする場合は付属の専用両面テープを使います。

    ハブ2の本体にはスタンドが内蔵されていて、好きな角度で自立させることができます。

    本体への電源供給は、スタンドの内側に搭載されているUSB-C端子で行います。

    背面の端子に電源を供給する
    USB-Cケーブルで電源供給

    付属品

    ハブ2のセット内容を並べてみました。

    SwitchBotハブ2のパッケージ内容
    SwitchBotハブ2のパッケージ内容
    SwitchBotハブ2のパッケージ内容
    • SwitchBotハブ2の本体
    • 温湿度センサー搭載ケーブル
    • ACアダプタ(5V/2A)
    • 取扱説明書
    • 予備の3Mテープ × 2
    • サポートカード

    電源ケーブルには、USB-C to USB-Aケーブルが採用されています。

    SwitchBotハブ2の電源ケーブル
    USB-C端子で電源を供給する仕様

    ケーブルには温湿度センサーが搭載されていて、3M両面テープで壁面やデスクに貼り付けることもできます。

    日本向けのモデルなので、取扱説明書も日本語で書かれています。

    SwitchBotハブ2の取扱説明書
    日本語の説明書

    SwitchBotハブ2の初期設定はアプリから

    まずは『SwitchBotハブ2』をセットアップする手順を要点をふまえて解説していきます。

    STEP
    SwitchBotアプリのインストール

    全てのスイッチボット製品は、専用アプリを使って管理します。

    アプリはiOS/Androidの双方に対応していて、タブレットからも操作が可能です。

    SwitchBot

    SwitchBot

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    STEP
    SwitchBotアカウントを作成

    インストールしたアプリを開いて、SwitchBotのアカウントを作成します。

    Apple、Google、Amazonのアカウントでもログインできます。

    STEP
    SwitchBotハブ2をアプリに登録してセットアップ

    『SwitchBotハブ2』の電源をいれると、自動的にアプリがデバイスを検出してくれます。

    SwitchBotハブ2の電源をON
    最上部に湿度、中央に温度が点灯し、下部にはスマートボタンを搭載
    アプリにSwitchBotハブ2を登録
    検出されたSwitchBotハブ2

    アプリの指示に沿って『SwitchBotハブ2』のボタンを同時に押して、Wi-Fiのパスワードを入力すれば設定完了です!

    STEP
    SwitchBotハブ2に赤外線リモコンを登録

    アプリにスマート化したい家電の赤外線リモコンを登録していきます。

    登録する家電を選んで、ハブミニに向かってボタンを押すと、複数のリモコンが表示されます。

    テストしながら正常に動作するリモコンを選びます。

    こちらがリモコンをそのままアプリに取り込んだようなデザインで表示してくれるので、誰でも直感的に使うことができます。

    ここまでくればセットアップ完了です。

    5〜10分ぐらいでスムーズにセットアップできました。

    すでに別のハブに登録済みの赤外線リモコンは、設定画面から連携するハブを切り替えることができます。

    登録済みのリモコンは連携するハブを切り替えるだけで使える
    登録済みのリモコンはハブの切り替えが可能

    SwitchBot ハブ2のレビュー

    ハブ2の先行ユーザーとして、発売前から2年ほど使ってきた印象をまとめました。

    SwitchBotハブ2の使用感
    • ハブの基本機能が便利
    • みやすいディスプレイ
    • スマートボタンで直感的な操作が可能
    • 温度や湿度、照度と家電の動作を連動できる

    上記の4点を中心に、ハブ2の使用感をレビューしていきます。

    ハブの基本機能が便利!

    SwitchBotハブの全モデルに搭載されている「SwitchBotデバイスを外出先から遠隔操作」、「赤外線リモコンのスマートリモコン化」、「スマートスピーカーとの連携」は、やはりハブ2でも重宝します。

    例えば、

    • 外出先から施錠忘れを確認
    • 帰宅前にエアコンを起動
    • 部屋中のリモコンをスマホに集約
    • SwitchBot製品を音声で操作

    のようなことができるようになります。

    ハブ2に特化した機能ではないものの、やはりハブシリーズの導入はSwitchBotスマートホームにとってマストだと思います。

    みやすいディスプレイ

    ディスプレイの上部に湿度、中央に温度が表示されます。

    SwitchBotハブ2のデザイン
    温度や湿度が分かりやすいデザイン

    温度や湿度、下部のスマートボタンは、非表示にもできますが、特別な理由がなければすべて点灯しておいたほうが見栄えがいいです。

    白背景に白いライトなので、晴れた日の屋外のような明るい部屋では、見えにくいことがあります。

    スマートボタンによる直感的な操作

    ディスプレイの下部には、よく使うSwitchBot製品の操作を割り当てられる2つのスマートボタンを搭載しています。

    SwitchBotハブ2のスマートボタン
    ワンタップで複数のアクションを実行できる!

    このボタンには、複数の操作をまとめて割り当てることもできます。

    例えば、外出するときにワンタップすれば「スマートリモコン経由で照明やエアコンを同時に消す」といったことも可能です。

    実際にスマートボタンから照明をつける様子がこちら。

    若干のタイムラグがありますが、これはハブ2だけでなくハブ3でも生じるラグです。

    スマートボタンの設定法法はこちら
    STEP
    シーンを作成する

    まずは下部メニューのシーンから、スマートボタンに割り当てたいシーンを作成します。

    複数のアクションを設定すると(画像ではロボット掃除機とサーキュレーターの起動、カーテンの全開)、全てを同時に実行できます。

    STEP
    作成したシーンをスマートボタンに割り当てる

    続いて『SwitchBotハブ2』を選んで、スマートボタンに作成したシーンを割り当てます。

    これで本体のボタンから設定したシーンを実行することができます。

    温湿度・照度・照度と家電の操作を連動できる

    ハブ2には、部屋の温度・湿度・照度を感知するセンサーが搭載されています。

    測定した温湿度や照度の変化をトリガーに、スマートリモコンや別のSwitchBotデバイスを自動で起動するオートメーションを組むことができます。

    具体的には以下のようなことを実現できます。

    • 部屋が〇〇度になったらエアコンをON
    • 湿度が〇〇%になったら、加湿器をON
    • 設定した明るさより暗くなったら照明を点灯

    近未来すぎますね!

    実際にほんのり暗くなったら、照明が自動でつくように設定してみました。

    「ちょっと暗くなってきたな〜」と感じる前に照明が点灯するので、常に明るい環境で生活できるようになって大満足です。

    ハブミニから買い替える?SwitchBot ハブ2は、こんな人におすすめ!

    SwitchBotハブミニとハブ2
    ハブ2とハブミニ

    実際にハブ2を2年間使ってきて、どんな方におすすめか分かってきたので共有します。

    SwitchBot ハブ2がおすすめな人
    • これからスマートホームを始める人
    • 今後、他にもSwitchBot製品を購入するかもしれない人
    • 温湿度計とハブを兼ねたい人
    • ハブ本体から、2パターンの操作を実行できれば良い人

    一方で、とりあえず手軽にスマートリモコンを導入したい方はハブミニ、ハブ本体から他のSwitchBot製品を直接操作したい方はハブ3を選んだほうがいいでしょう。

    ハブミニからハブ2に乗り換えてもいい人

    • 複数の部屋をスマートホーム化したい人
      →ハブの増設目的で購入する価値あり

    ハブミニから乗り換えなくていい人

    • SwitchBot製品がひとつの部屋に集約している人
      →ハブは1台でOK。
    • 温湿度計がいらない人
      →必要な場合は、ハブ2への乗り換え or 温湿度計の追加購入を検討

    まとめ:ハブ2は、これからスマートホームを始める方におすすめ

    この記事では、SwitchBot ハブ2を2年間使った長期レビューを執筆してきました。

    ◎良いところ
    • SwitchBotハブの中間モデル
    • SwitchBot製品を外出先から遠隔操作
    • 赤外線リモコンをスマホに集約できる
    • SwitchBot製品とスマートスピーカーを連携
    • 温湿度計とディスプレイを搭載
    • 2つのスマートボタンを搭載
    △気になるところ
    • 人感センサーは非搭載

    これから本格的にスマートホームを始めようと思っている方は、ハブ2から始めるのがちょうどいいと思います。

    最後まで読み進めていただき、ありがとうございました。

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    SwitchBotハブ2をレビュー

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