BenQのScreenBarシリーズは、モニター上に配置する省スペースのモニターライトで、多くのデスクワーカーから支持を集めているアイテムです。

この記事では、ScreenBarシリーズを4年間愛用してきた筆者が、ScreenBarシリーズの各モデルの違いを比較レビューしつつ、おすすめのモデルや選び方を解説していきます。
BenQ ScreenBarシリーズの種類と違いを比較レビュー
ScreenBar Plusはすでに生産が終了しており、現在のラインナップは、ScreenBar Pro、ScreenBar Halo 2、ScreenBar Halo、ScreenBarの4種類となっています。
ScreenBarシリーズの比較表がこちら。
ScreenBar Pro | ScreenBar Halo 2 | ScreenBar Halo | ScreenBar Plus | ScreenBar | |
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製品 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
グレード | ハイエンド | ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド |
本体の長さ | 50 cm | 50 cm | 50 cm | 45 cm | 45 cm |
カラー | シルバー | ブラックダークグレー | グレー | シルバー | ブラック |
対応のモニター | 厚さ:0.43〜6.5cm | 厚さ:0.43 〜 6cm | 厚さ:0.7 〜 6cm | 厚さ:1 〜 3cm | 厚さ:1 〜 3cm |
曲面モニター | ◯ 厚さ:0.43〜6.5cm | ◯ 厚さ:0.43 〜 6cm | ◯ 厚さ:0.7 〜 4.2cm | × | × |
背面照明 | × | ◯ | ◯ | × | × |
自動調光 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
操作方法 | 本体タッチ 自動点灯/消灯 | 無線リモコン 自動点灯/消灯 | 無線リモコン | 有線リモコン | 本体タッチ |
中央照度 | > 1000ルクス | > 1000ルクス | 800ルクス | 930ルクス | 930ルクス |
照射範囲 500ルクス | 85cm x 50cm | 85cm x 50cm | 63cm x 40cm | 60cm x 30cm | 60cm x 30cm |
照射範囲 300ルクス | 115 x 60 cm | 115 x 60 cm | 90 x 40 cm | 80 x 40 cm | 80 x 40 cm |
色温度 | 2700 〜 6500K | 2700 〜 6500K | 2700 〜 6500K | 2700 〜 6500K | 2700 〜 6500K |
電源供給 | USB-C | USB-C リモコン: USB-C充電 | リモコン:単4電池x3 | USB-AUSB-A | USB-A |
定価 | 19,900円 | 26,900円 | 24,900円 | 15,900円 生産終了 | 15,900円 |
購入先 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
それぞれの特徴をまとめるとこんな感じ。
- ScreenBar:本体ボタンで操作する標準モデル
- ScreenBar Halo:無線リモコンで操作し、背面ライトを搭載
- ScreenBar Halo 2:高性能モデル。自動点灯/消灯、無線リモコン、背面ライト
- ScreenBar Pro:自動で点灯/消灯する操作不要なモデル
上記の特徴をふまえて、それぞれのモデルがどんな方にオススメなのかを紹介していきます。
BenQ ScreenBarシリーズの選び方
現在ラインナップしている4モデルの中では、後継モデルが登場したScreenBar Haloの優先度は低いです。
後継モデルより2,000円安く購入できますが、性能差が大きすぎるので、あえてScreenBar Haloを選ぶ必要はないでしょう。
そこで本記事では、ScreenBar Haloと廃盤モデルのScreenBar PlusをのぞいたScreenBar・ScreenBar Halo 2・ScreenBar Proの3モデルについて、選び方を解説していきます。
ScreenBarがオススメな方: 必要十分!良コスパのモニターライト
ScreenBarはライト上に操作ボタンが搭載された最もベーシックなモデルです。
特にこだわりがない方やコストを重視したい方は、通常モデルの「ScreenBar」で良いと思います。

手を伸ばしてボタンで操作する手間がありますが、モニターライトとしての性能は十分でしょう。
- とりあえず便利なモニターライトが欲しい方
- ライトのON/OFFは手動でも良い方
- 自動調光を使いたい方
- 価格を抑えたい方
他の3モデルと比べると、明るく照らせる範囲が狭い(60 x 30 cm)ので、広範囲を照らしたい方は物足りなく感じるかもしれないので注意が必要です。
曲面モニターには対応していないので、曲面モニターをお使いの方は後述するモデルをご検討ください。

ScreenBar Proがオススメな方:人感センサー搭載!自動で点灯/消灯するモニターライト

人感センサーが搭載されたScreenBar Proは、デスクに座ったのを検知してライトが自動で点灯します。

細かな設定は本体上のタッチパネルで操作しますが、環境光にあわせた自動調光モードを使えば、明るさの調整も必要ありません。
人の動きを5分間感知しないと自動で消灯するので、使い始めから使い終わりまで操作の手間がほとんどない点が魅力です。
- 自動点灯/消灯でシームレスに使いたい
- 背面照明が不要な方
- ホワイトがあるのはScreenBar Proだけ
- 曲面モニターを使っている方

使用感を重視したい方におすすめです!


ScreenBar Halo 2がオススメな方:背面照明と無線リモコンを搭載したモニターライト
ScreenBar Halo 2は、無線リモコンの操作性やライトの明るさ、人感センサーによる自動点灯/消灯など、前モデルから大幅な進化を遂げています。
現行4モデルの中で、最も高機能なモニターライトとなっています。


バックライトを搭載しているので、作業スペースだけでなく空間をオシャレに仕上げてくれるのがHalo 2の魅力です。


無線リモコンはUSB-Cの充電式で、タッチパネルや上部を回転させることで操作します。リモコンの表示も見やすく、操作性もバッチリです。




- 背面照明でデスクをオシャレに演出したい方
- 自動点灯/消灯でシームレスに使いたい方
- 無線リモコンで細かな設定がしたい方
- 曲面モニターを使っている方



ProとHalo2の違いは、背面照明と無線リモコンの有無です!


BenQ ScreenBarシリーズの比較レビューのまとめと筆者のおすすめ


この記事ではBenQのモニターライト「ScreenBarシリーズ」を比較レビューしてきました。
記事の最後に、各モデルがどんなユーザーにフィットするかをまとめておきます。
- ScreenBar
- できるだけ低価格で、性能にも妥協したくない方
- ScreenBar Pro
- ライトの自動点灯/消灯機能でシームレスに使いたい方
- ScreenBar Halo 2
- ライトの自動点灯/消灯に加え、無線リモコンで細かく設定したい方
- バックライトでオシャレなデスク周りを演出したい方
- ScreenBar Halo
- バックライトが欲しい方
- できれば後継モデルのScreenBar Halo 2を推奨
いろいろ比べてきましたが、僕が迷っている方におすすめしたいのは「ScreenBar Pro」ですね。
通常モデルのScreenBarでも満足できると思いますが、ProとHalo2に搭載されている自動点灯/消灯が便利すぎるんですよね。
ScreenBar Halo 2も実際に使ってみて、確かに背面照明と無線リモコンは嬉しい機能です。でもこれらはあくまで付加機能であって贅沢品なんだと感じています。
ProとHalo 2の差額が7,000円なので、僕が買うならProを選ぶのが落とし所じゃないかなーと思っています。
気になる点がある方や実際に選んだモデルがあれば、コメント欄で教えてください。
最後まで読み進めていただき、ありがとうございました。






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