ドラム式洗濯機・食洗機・ロボット掃除機は、時短家電における「三種の神器」と呼ばれています。
実はこの三種の神器、ここ数年で“凄まじい進化”を遂げています。
特にドラム式洗濯機は、スマホ連携や洗剤自動投入のような近代的機能が次々に追加され、まさに今が買い時。
そんな背景もあって、我が家もついにドラム式洗濯機を購入しました。そこで今回は、ドラム式洗濯機を1ヶ月ほど使ってみたレビューを紹介していきます。
ドラム式洗濯機は、日立とPanasonicの2強
僕が調べた情報と家電量販店で聞いたを話を統合すると、ドラム式洗濯機は『日立とパナソニックの2強』です。
特別な理由がない限り、このどちらかを購入すれば間違いないでしょう。僕は“日立”を選びましたが、参考までに日立とパナソニックの特徴を紹介しておきます。
ドラム式洗濯機のメリット・デメリット
ドラム式のメリット | ドラム式のデメリット |
洗濯から乾燥まで | スペースをとる |
干す手間がない | 縦型より高額 |
使用する洗剤・水が少ない | 洗浄力が弱い |
洗剤自動投入 | 手入れが必要 |
ドラム式洗濯機のメリットとデメリットをまとめました。
やはり「洗濯を干す行為がなくなる」のが最大のメリットでしょう。
1日の時間は有限なので、その時間をいかに効率的に過ごすかが重要ですね。なので「洗濯を干す」っていう毎日あるどうでもいい時間を削れるのはデカい。
洗剤や水を節約できるのも地味に嬉しいですね。
一方、“置けるスペースが限られる”だったり、“価格が高額”だったりするので、導入のハードルはちょっと高め。毎回の手入れが必要ですが、それほど大変ではないですね。
風アイロンとナイアガラ洗浄の日立
※公式ページより引用
日立のドラム式洗濯機における最大の強みは『風アイロン』です。
大容積のビッグドラムと高速風によって、シワを伸ばしながら乾燥させる“風アイロン”は、アイロンをかけなくても着られるほどの仕上がりを実現しています。
スチームアイロンをかけるのでさえ面倒な僕には、待望の機能です。
※公式ページより引用
風アイロンと並ぶ日立の強みが『ナイアガラ洗浄』です。
衣類同士をすり合わせて洗う縦型洗濯機に比べ、洗濯物が上から下に落ちるように洗うドラム式洗濯機は、どうしても洗浄力が落ちやすい。
しかし日立のドラム式洗濯機は、「ナイアガラ洗浄」を搭載し、ドラム式にも関わらず洗浄力に優れていることで有名なんです。
ナイアガラ洗浄は、大流量の“ナイアガラ循環シャワー”と、「押し洗い」「たたき洗い」「もみ洗い」で、節水しながらきわだつ白さに洗い上げてくれることが特徴。
(家電量販店のスタッフもめちゃめちゃ推してました。笑)
また、洗剤(液体洗剤or粉末洗剤)に合わせた溶かし方・洗い方を自動で調整してくれるのも嬉しい機能。
ナイアガラ洗浄っていうネーミングセンスがいいですよね。「なんかすごそう…」って感じるような人も多いんじゃないでしょうか。
日立の洗濯機は、「キレイに洗い、シワなく乾かす」ことを特徴としています。
ヒートポンプ乾燥とナノイー、泡洗浄のパナソニック
※公式ページより引用
パナソニックの乾燥は、乾燥時間が短く、省エネが特徴的の「ヒートポンプ乾燥」。
なんと最短98分とのこと。これは早いですね。
しかし日立の風アイロンと比べるとシワができやすいのが難点。
※公式ページより引用
『ナノイーX』は、“生活臭・花粉・ウイルスを抑制”するパナソニック独自の技術です。
大切な衣類に臭いが残るなんてことがなくなるので、重宝する機能ですね。
※公式ページより引用
洗浄力が弱いドラム式洗濯機ですが、日立と同様にパナソニックの洗浄力にも定評があります。
パナソニックの『泡洗浄W』は、洗剤液を泡立てることで繊維の奥まで浸透させることで、きれいに洗い流してくれるのが特徴。
洗濯機なので、洗浄力が弱いとそもそも話になりませんよね。どこのメーカーを買うにしても、洗浄力の確認は必須かと思います。
乾燥が強い日立、総合力のPanasonic
まとめると、日立はシワができにくい乾燥機能が特に優秀、Panasonicは総合力といった感じでしょうか。
我が家がドラム式洗濯機の購入に踏み切った理由は「家事の時短」。
なので迷わず日立を選びました。
シワがついた服は着たくない、でもアイロンをかけるのも面倒。
せっかくドラム式洗濯機を買うなら仕上がりにもこだわりたい。
日立のドラム式洗濯機は、そんな人にピッタリだと思います。
一方、できるだけ早く仕上げたい、ちょっとでも電気代を節約したいといった人にはパナソニックが合うかと思います。
日立ビッグドラムを購入レビュー
実際に購入したのは、日立のビッグドラム。洗濯11kg、乾燥6kgで自動洗剤投入とAIお洗濯が搭載されたモデルです。ドラムの内部はこんな感じ。コインランドリーにあるような乾燥機みたいなイメージですね。
充実した洗濯コースと操作パネル
操作パネルはこんな感じ。縦型洗濯機とは比べ物にならないボタンの数に驚きました。
洗濯のみ、洗濯+乾燥、乾燥のみの3つからコースを選びます。さらにコースを選ぶと、対応するモードが点灯。
洗濯のみをとっても、これだけのモードがあるのは驚きです。
今まで自分が知ってた洗濯機と別物すぎて焦ります。
洗剤自動投入
液体洗剤と柔軟剤は、本体上からまとめて入れておきます。タンクの容量は、液体洗剤が500mlで柔軟剤が400ml。
それなりに大容量なので、ストックする必要がなくて洗面所の収納スペースを空けられるのは嬉しい。
洗濯する際は、洗濯物の重量に合わせて勝手に洗剤と柔軟剤を投入してくれます。
それぞれの使用量を「多め・普通・少なめ」から設定することも可能。
洗剤と柔軟剤の残量が少なくなってきたら、写真のようにランプで教えてくれます。ランプが点灯しても数回は洗濯ができるので、焦って補充する必要はなさそう。
ドラム式洗濯機のお手入れ
他のドラム式洗濯機にも言えることですが、ドアまわりや乾燥フィルターにほこりや糸くずがたまるので、“毎回手入れが必要”です。
乾燥フィルターはツメがついていて、外すだけでほこりが取れる仕組み。このツメのおかげで大部分は綺麗になりますが、細かいほこりは手入れが必要です。
毎回手入れが必要でちょっと面倒ではありますが、洗濯を干さなくて済む、乾燥効率を維持することを考えると妥協点かな。
風アイロンは流石の実力
最も期待していた『風アイロン』ですが、めちゃめちゃ重宝しています。
家族3人分の洗濯物を一気に洗濯しても、アイロンが欲しいと思うことはほとんどないですね。
素材によってはシワが目立つこともありますが、十分外に着ていけるレベルです。
万が一シワが残ってしまっても、『スチームアイロンモード』があるので、ある程度は洗濯機で解決できそう。
タオルがふかふか!至高の仕上がり
左がビッグドラム、右が4年前に購入したPanasonicの縦型洗濯機+天日干し
同じタオルでも、仕上がりはまるで別物です。
こうみると右はかなりごわついてます。僕自身もまさかここまで変わるとは思いませんでした。タオルがふかふかなので、特に洗顔のあと顔をふくときはすごく気持ちいいですね。
まとめ:ドラム式洗濯機は人生で最も買ってよかった家電
ドラム式洗濯機の大手である日立とパナソニックの特徴と実際に購入した日立「ビッグドラム」の使用感を紹介しました。
縦型洗濯機より手入れは必要ですが、洗濯を干さなくていい、すぐに着れる、シワがつきにくい、ふかふかの仕上がり…などなど、大満足の買い物でした。
ドラム式洗濯機は、生活を変える力を持つ家電です。持っていない方は、前向きに検討してみてもいいかもしれませんね。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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