みなさんは旅行先でiPhoneやApple Watchをどうやって充電してますか?
それぞれに対する充電ケーブルとACアダプタを持ち運ぶと、まあまあ嵩張りますよね。ACアダプタをひとつにしても、iPhoneとApple Watchを同時に充電できないのは気になります。
そこで僕がおすすめしたいのが、iPhoneとApple Watchを同時かつコンパクトに充電できる「KINIVA 折りたたみ式3-in-1ワイヤレス充電器」です。
Qi2 (チー・ツー) に対応していながらコスパも良いので、個人的にもオススメのワイヤレス充電器だと思います。
- Qi2対応
- iPhoneとApple Watchを同時に充電
- iPhoneを15W、Apple Watchを5Wで高速充電
- 持ち運びやすくて旅行に最適
- コストパフォーマンスが良い
- デスク上に常駐させる充電器としては不向き
- 3-in-1という表記だが、同時充電は2台まで
- Appleの認証製品ではない
※提供: KINIVA
レビュー用に製品の提供を受けていますが、メーカーに忖度しない筆者が感じたままのレビューです。
Qi2とは?QiやMagSafeとは何が違う?
2024年1月から使えるようになったQi2は、新世代のワイヤレス充電規格のこと。Qi2では、iPhoneへの15W出力が可能となり、Appleの協力によってMagSafeのようなマグネット固定にも対応しました。iPhoneのみに対応しているMagSafeに対して、Qi2はAndroidも含めたスマートフォン全般に対応する予定です。
Qi | Qi2 | MagSafe | |
---|---|---|---|
読み方 | チー | チーツー | マグセーフ |
最大出力 | 5〜15W iPhoneでは7.5W | 15W | 15W |
対応機器 | スマートフォン等 | 対応のスマートフォンやタブレット | iPhoneのみ |
マグネット固定 | 非対応 | 対応 | 対応 |
※現状Androidには、マグネット固定が可能であるQi2に対応したモデルがありません。
MagSafeの技術がiPhone以外に広がったのがQi2!
KINIVA 折りたたみ式 3-in-1ワイヤレス充電器の開封レビュー
早速、筆者の手元に届いた「KINIVA 折りたたみ式3-in-1ワイヤレス充電器」の実機をもとに、デザインや特徴をチェックしていきます。
正面にはiPhoneやAirPods用のマグネット充電器。MagSafeと同様にiPhoneの背面に吸着させて充電できます。Qi2非対応であった前モデルと同様にコンパクトな設計ですね。
背面にはApple Watchの充電器を搭載し、5Wの高速充電に対応しています。
180度に広げることで、iPhoneとApple Watchを同じ平面で充電できます。
iPhoneだけで使う場合は、充電スタンドとしても活用できます。
側面にはUSB Type-Cポートを搭載し、本体への給電に使用します。
ワイヤレス充電器とは別にUSB C to Cケーブル (1m) 、マグネット増強リング、取扱説明書が同梱されていました。
重さの実測値は53gでした。コンパクトで軽量なので、持ち運びにはとても重宝しそうです。
KINIVA 折りたたみ式 3-in-1ワイヤレス充電器の使用感をレビュー
実際に僕が「KINIVA 折りたたみ式 3-in-1ワイヤレス充電器」を使ってみた印象をまとめました。
上記の3点を中心にレビューしていきます。
充電速度に満足
Qi2対応なのでiPhoneを15Wで高速充電できます。Qi2対応が必須とまでは言いませんが、今からワイヤレス充電器を購入するならぜひQi2対応モデルを選んでおきたいところ。
Apple Watchも5Wの高速充電に対応してるので、すきま時間でも十分に充電できています。
ポーチに収納できるコンパクトサイズ
2端末を同時に充電できるワイヤレス充電器の中では、かなりコンパクトな仕上がり。
小さなポーチでも収納できるので、旅行などでは重宝しています!
iPhoneのスタンバイやApple Watchのナイトスタンドモードに対応
充電スタンドにもなるので、iPhoneを横向きに吸着させることで時計やウィジェットを表示する「スタンバイ」を使えます。
前作ではApple Watch充電器の吸着力が弱く、Apple Watchの横置きがイマイチ安定しませんでした。
今作では構造が若干変わって、Apple Watchを横置きしても安定するようになりました。
KINIVA 折りたたみ式 3-in-1ワイヤレス充電器の気になる点
使っていて気になる点もあったので、レビュワーとして共有しておきます。
上記の3点がデメリットに感じているので、ひとつずつ紹介していきます。
デスク上に設置するには不向き
軽量かつコンパクトな折りたたみ式ワイヤレス充電器なので、どうしても滑りやすくデスクアイテムとしての適正はないでしょう。
デスク上に設置したい方はBelkinの2-in-1充電スタンドや3-in-1充電パッドなどのデスクに固定できるモデルを選んだ方が良さそうです。
3-in-1だが同時充電は2台まで
「3-in-1充電器」といえば、iPhone・Apple Watch・AirPodsの同時充電を想像してしまいます。しかし「KINIVA 折りたたみ式 3-in-1ワイヤレス充電器」でもiPhone・Apple Watch・AirPodsを充電できますが、同時に充電できるのは2台まで。
仕様を考えると、個人的には「3-in-1」より「2-in-1」のほうがしっくりきます。3台を同時に充電したい方は、間違えて購入しないように注意が必要です。
Appleの認証製品ではない
「KINIVA 折りたたみ式 3-in-1ワイヤレス充電器」は、Appleが定めた認証プログラム (MFi認証) を満たしていません。
もちろん「MFi認証を満たしていない = 粗悪品」ではありません。実際、Amazonでもレビューは良好で、星5つ中4.6を獲得しています。
むしろAppleの認定品ではないからこそ、この低価格を実現できているのでしょう。
コスパの良い製品を探している方におすすめ!
まとめ: メリットとデメリットのまとめ
この記事では「KINIVA 折りたたみ式 3-in-1ワイヤレス充電器」をレビューしてきました。記事の最後に製品の特徴や使用感をまとめておきます。
- Qi2対応
- iPhoneとApple Watchを高速かつ同時に充電
- 持ち運びやすく旅行にオススメ
- iPhoneのスタンバイに対応
- Apple Watchのナイトスタンドモードに対応
- コスパが良い
- デスクアイテムとしては不向き
- 3in1だが同時充電は2台まで
- AppleのMFi認証ではない
他の3-in-1充電器にはない持ち運びやすさが魅力で、旅行にもおすすめのアイテムだと思います。コスパも良くて手が出しやすいので、ひとつあると重宝する充電器に仕上がっていると感じました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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