自分で外部ディスプレイを用意する必要がありますが、10万円前後で買えるMac miniは最もコスパ高きMacでしょう。弱点がないようにみえるMac miniですが、背面にしかポートを搭載していない点はデメリットと言わざるを得ません。
Mac miniには多くのポート(Thunderbolt 4ポート x 2、USB-Aポート x 2、HDMIポート、ギガビットEthernet、ヘッドフォンジャック)を備わっています。しかし全て背面に位置しているので、前面からはポートにアクセスできないんです。



Mac miniはポートへのアクセスが悪すぎるんよ。
そこで本稿では、Mac miniの拡張性を改善する「Satechi SSDケース付き Mac mini用 スタンド & ハブ」についてレビューしていきます。


- Mac miniと相性抜群!
- 重厚感や高級感がでる
- ポートへのアクセスが快適
- ストレージの増設が簡単
- 価格がちょっと高い


本記事は「Satechi SSDケース付き Mac mini用 スタンド & ハブ」のレビュー記事です。メーカーから製品を提供いただき、記事を執筆しています。金銭の提供や記事の内容への指定はなく、筆者が感じたままのレビューになります。
Satechi SSDケース付き Mac mini用 スタンド & ハブを開封!外観や仕様をチェック
「Satechi SSDケース付き Mac mini用 スタンド & ハブ」は、背面にしかポートを搭載していないMac miniのためのスタンドハブで、Mac miniをより便利に使うために不可欠なアイテム。早速開封して本体の外観をチェックしていきましょう。


こちらが「Satechi SSDケース付き Mac mini用 スタンド & ハブ」の実機。アルミ製のボディで、Mac miniとの相性にも期待ができます。


HDMIやEthernetなど、Mac miniの背面にあれば十分であろうポートは搭載されていません。むしろMac miniの前面にあれば便利であろうポートが厳選されて搭載されている印象です。
- USB-C × 1
- USB-A(USB3.0)× 3
- MicroSDカードリーダー
- SDカードリーダー
- 3.5mmヘッドホンジャック
- SSDスロット(底面)
上面はMac miniがピッタリ収まるように丸くクボんでいて、上下左右にゴム脚がついています。Mac miniの排熱を妨げないように、左右に排熱口までついている完璧っぷり。


本体の底面はこんな感じ。上面と同様に左右2箇所に排熱口があります。後面から出ているUSB-C cableの収納スペースを備えており、使わない際はコンパクトになるような工夫が施されています。


背面のUSB-CケーブルをMac miniの背面ポートに挿し込んで接続する仕様です。


底面のフタを外すと、SSDスロットが登場。M.2 SATA SSDに対応(NVMeには非対応)しており、簡単にストレージを増設できます。


Amazonで最もコスパの良さそうなSSDを購入してみました。実際にストレージを増設した使用感は後述します。
Satechi SSDケース付き Mac mini用 スタンド & ハブの良いところ(メリット)
実際に筆者が「Satechi SSDケース付き Mac mini用 スタンド & ハブ」をしばらく使ってみて感じた本製品の良いところ(メリット)をまとめました。
- Mac miniとの相性が良すぎる
- 重厚感がでてオシャレ!Mac miniに高級感がでる
- ポートへのアクセスが快適
- ストレージの増設が簡単
上記のメリットについて、ひとつずつ詳しく紹介していきます。
Mac miniとの相性が良すぎる
アルミボディのおかげで、まるでApple純正かのような完成度。Mac miniとの相性も抜群で、統一感が最高すぎるんですよね。本体とMac miniの間には数ミリの隙間があります。個人的にはこの隙間がアクセントになっていて好きですね。


筆者はStudio Displayやアルミ製のANGLE10(卓上傾斜台)と一緒に「リビング併設のワークスペース」でMac miniを使っています。Apple製品にあわせたデスクコーディネートをすれば、自然と統一感がでて最高です!


重厚感がでてオシャレ!Mac miniに高級感がでる
単体でMac miniを置くのに比べてサイズアップしているにも関わらず、「Satechi SSDケース付き Mac mini用 スタンド & ハブ」があったほうが重厚感がでてオシャレに見えます。使い勝手だけじゃなく、外観までおしゃれになったのはシンプル好きな筆者にとって嬉しい誤算でした。







Mac miniに高級感がでるのが嬉しい!
ポートへのアクセスが快適
Mac miniの前面にポートを増設できるので、直感的にSDカードやケーブルを挿し込むことができます。


「Satechi SSDケース付き Mac mini用 スタンド & ハブ」の端子は、一応電源供給にも使えます。電源不要のハブなので、出力が必要な給電には向きませんが、Magic KeyboardやMagic Trackpadぐらいの充電なら問題ないですね。


実際「Satechi SSDケース付き Mac mini用 スタンド & ハブ」を導入して本当に良いことばかりで、Mac miniの必需品だと感じています。
ストレージの増設が簡単
M.2 SATAに対応したSSDを購入すれば、ストレージを簡単に増設できるのがオススメです。僕は日本企業(製造は中国の模様)のWINTENのSSDが破格かつ口コミも良かったので購入してみました。




底面のフタを外して、開封したSSDをカチッとなるまで押し込みます。


続いて付属のネジとドライバーでSSDを固定していきます。小さいネジなので固定に手こずりましたが、無事に装着できました。




自分でフォーマットする必要があるSSDなので、Mac miniにつなぐと下記のようなエラーメッセージが表示されます。初期化
を選んでディスクユーティリティでフォーマットしていきます。


初期化
を選択しよう!ディスクユーティリティを起動して該当するSSD(今回の場合:WT-M.2-2 56S Media)の消去
を選択。任意の名前をつけた後、Macに適切なフォーマット(APFS)と方式(GUIDパーティションマップ)を選んで、SSDをフォーマット(消去)します。


するとほんの数秒でSSDのフォーマットが完了します。


安価なSSDなだけあって、データの転送速度は控えめ。スペック上の理論値(読取り:最大550MB/s、書込み:最大450MB)に対し、実測値は読取り/書込みともに400MB/s弱でした。





速くないけど普段使いには全く問題ないレベルです
対応するSSDはM.2 SATAのみで、NVMeには非対応なので注意!
Satechi USB-C スタンドハブの悪いところ(デメリット)
ぶっちゃけほとんど欠点のない「Satechi USB-C スタンドハブ」ですが、強いてデメリットを挙げるとしたら価格ですね。
15,000円弱の価格設定で、一般的には高く感じる方も多いでしょう。しかし洗練されたデザイン性とMac miniの拡張性を改善する機能性を両立しつつ、SSDまで増設できちゃうアイテムです。
もはやMac miniの必需品レベルだし、個人的にはこの価格でも十分買いだと思っています。
まとめ:デザインと機能を両立したスタンドハブ!Mac miniの必需品
本稿では「Satechi SSDケース付き Mac mini用 スタンド & ハブ」をレビューしてきました。記事の最後に本製品の使用感をふりかえっておきます。
- Apple純正かのような完成度
- Mac miniに高級感がでる
- ポートへのアクセスが快適
- ストレージの増設が簡単
- 価格がちょっと高い
Mac miniの欠点を克服するアイテムで、個人的にはめちゃくちゃ重宝しています。もはやMac miniの必需品といっても良いアイテムなので、Mac miniユーザーには強くオススメしたいです。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。


コメント