BenQの「ScreenBarシリーズ」は、省スペースで設置できるモニターライトで、多くのデスクワーカーの支持を集めているシリーズです。
この記事ではScreenBarシリーズの中でもミドルレンジに位置する「ScreenBar Plus」をレビューしていきます。
現在は生産終了となっているモデルですが、中古で購入する場合はぜひ参考にしてみてください。
現行ラインナップの比較とシリーズ内の選び方については、下記の記事が参考になるかと思います。
- 作業スペース全体を照らしてくれる
- モニター上に設置できる(省スペース)
- ディスプレイへの映り込みがない
- リモコンが有線
- リモコンの使用感がイマイチ

BenQ ScreenBarシリーズの違いを比較レビュー
前述した通り、ScreenBar Plusはすでに生産が終了しており、現在のラインナップは、ScreenBar Pro、ScreenBar Halo 2、ScreenBar Halo、ScreenBarの4モデルとなっています。
ScreenBarシリーズの比較表がこちら。
ScreenBar Pro | ScreenBar Halo 2 | ScreenBar Halo | ScreenBar Plus | ScreenBar | |
---|---|---|---|---|---|
製品 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
グレード | ハイエンド | ハイエンド | ハイエンド | ミドルレンジ | ローエンド |
本体の長さ | 50 cm | 50 cm | 50 cm | 45 cm | 45 cm |
カラー | シルバー | ブラックダークグレー | グレー | シルバー | ブラック |
対応のモニター | 厚さ:0.43〜6.5cm | 厚さ:0.43 〜 6cm | 厚さ:0.7 〜 6cm | 厚さ:1 〜 3cm | 厚さ:1 〜 3cm |
曲面モニター | ◯ 厚さ:0.43〜6.5cm | ◯ 厚さ:0.43 〜 6cm | ◯ 厚さ:0.7 〜 4.2cm | × | × |
背面照明 | × | ◯ | ◯ | × | × |
自動調光 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
操作方法 | 本体タッチ 自動点灯/消灯 | 無線リモコン 自動点灯/消灯 | 無線リモコン | 有線リモコン | 本体タッチ |
中央照度 | > 1000ルクス | > 1000ルクス | 800ルクス | 930ルクス | 930ルクス |
照射範囲 500ルクス | 85cm x 50cm | 85cm x 50cm | 63cm x 40cm | 60cm x 30cm | 60cm x 30cm |
照射範囲 300ルクス | 115 x 60 cm | 115 x 60 cm | 90 x 40 cm | 80 x 40 cm | 80 x 40 cm |
色温度 | 2700 〜 6500K | 2700 〜 6500K | 2700 〜 6500K | 2700 〜 6500K | 2700 〜 6500K |
電源供給 | USB-C | USB-C リモコン: USB-C充電 | リモコン:単4電池x3 | USB-AUSB-A | USB-A |
定価 | 19,900円 | 26,900円 | 24,900円 | 15,900円 生産終了 | 15,900円 |
購入先 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 | Amazon 楽天市場 |
それぞれの特徴をまとめるとこんな感じ。
- ScreenBar:本体ボタンで操作する標準モデル
- ScreenBar Plus:有線リモコンで操作するミドルレンジモデル
- ScreenBar Halo:無線リモコンで操作し、背面ライトを搭載
- ScreenBar Halo 2:高性能モデル。自動点灯/消灯、無線リモコン、背面ライト
- ScreenBar Pro:自動で点灯/消灯する操作不要なモデル
BenQ ScreenBar Plusを開封してモニターに設置
こちらが筆者の手元に届いたScreenBar Plus。早速開封して、製品を試していきます。

開封すると、ライト本体(写真下)、手元でライトを操作できるリモコン(写真右上)、モニターにライトを取り付けるクリップ(写真左上)が同梱されていました。
高級感あるシックな雰囲気で、開けた瞬間「おっ!」と声が漏れてしまいました。笑

取り付けはライトをつけたクリップをモニターに引っ掛けるだけ。モニターをはさんでいるだけで、「こんなんで固定されるの?」と心配になりましたが、長い期間つかっていても安定して固定されていました。


BenQ ScreenBar Plusの使用感
夜に部屋の電気を消して撮影してみました。ライトの消灯、点灯で手元の明るさが全然違うのがわかりますよね。


ScreenBar Plusだけでデスク全体が明るくなります。個人的には、作業するのにちょうどいい十分な明るさで重宝してます。作業領域が明るくて周囲が暗いと、視覚ノイズが減って作業に集中できるので、没頭するための環境を作りたい方にもオススメです。
こちらがライトのON/OFFを切り替えたり、色味や明るさを調整したりする有線リモコン。ダイヤルを回せば香料や色味を無段階に調整できます。デスク上の配線がごちゃごちゃするし、リモコンの使用感もイマイチなのが非常に残念。

モニターライトへの電源供給に加えて、リモコンにもUSB-A端子で電源を供給しなければいけません。ScreenBar Haloの無線リモコンは、乾電池で電源を供給できるだけにちょっと残念ですね。

明るさや色味の違いはこんな感じ。寒色にするか暖色にするかで、雰囲気がかなり違ってきますね。集中力は「寒色 > 暖色」、リラックスは「暖色 > 寒色」らしいので、時間帯や用途に応じて使い分けるのがオススメです。



モニターライトの性能には大満足!
まとめ:省スペースかつ高性能なモニターライト


本稿では、BenQのモニターライト「ScreenBar Plus」をレビューしてきました。記事の最後に本製品の特徴を振り返っておきます。
- 作業スペース全体を照らしてくれる
- モニター上に設置できる(省スペース)
- ディスプレイへの映り込みがない
- リモコンが有線
- リモコンの使用感がイマイチ
リモコンの仕様や使用感がイマイチではありますが、ライトの性能には大満足のアイテムでした。
BenQのScreenBarシリーズには、合計4モデルがラインナップしています。
シリーズ内の比較や選び方についてもまとめていますので、ぜひ下記からチェックしてみてください。


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