座りっぱなしの長時間作業で首や肩を痛めた経験がある方も多いでしょう。作業に伴う疲労を軽減するために、立ちながら作業ができる「スタンディングデスク」が注目を集めています。
自動で高さが昇降するFlexiSpotは、スタンディングデスクの中でも特にSNSで話題になったアイテム。筆者も書斎で数年使っているデスクで、腰痛予防への効果を実感しています。しかし一般的には30kgほどある重量や高額な値段がネックになり、気軽に購入しにくいアイテムでしょう。
そこで本稿では、どこでも置ける移動式のスタンディングデスク「WALL FOR ONE」のレビュー記事を執筆していきます。
- 作業場所を選ばない
- 使わないときも場所をとらない
- 立ち作業で気分を変えられる
- いろんな使い方ができる
- デザインがおしゃれ
- 市販の有孔ボード用フックに対応
- 本体が重たい
- 15インチ以上のPCには天板が小さい
TENT WALL FOR ONEとは?コンセプトと使用例
筆者が購入したTENTの「WALL FOR ONE」は、日常に” 切り替え”を生み出す新しい概念のワゴン。
みなさんも場所や気分を変えてあげることで、停滞していた物事がスッと動き出す経験がありませんか?WALL FOR ONEは日常にギャップつくり、再スタートのきっかけを生む新しいワゴンです。
移動式のスタンディングデスクとしてはもちろん、趣味用のワゴンやお店の商品棚など、活用法はとても多彩。
出典:TENT
普段リビングのワークスペースで作業している筆者は、リビング内で気分を変えるためのスタンディングデスクとして購入しました。
有孔ボードを活用することで、デスク以外にもいろんな使い方ができるのが魅力的です。
詳しい仕様はこちら
カラー | ブラック/グレー |
サイズ | ブラック 幅450mm × 奥行き300mm × 高さ975mm グレー 幅450mm × 奥行き300mm × 高さ977mm |
重量 | 12.7kg |
素材 | ブラック:鉄(粉体塗装)、ラワン合板 グレー:鉄(粉体塗装)、MDF |
穴ピッチ | 直径5mm、ピッチ25mm |
梱包サイズ | 縦905mm × 横465mm × 高さ105mm |
同梱品 | L HOOK × 3 |
WALL FOR ONEを買ってみた
12月25日に購入し、到着まで1ヶ月ほどかかりました。発売直後の予約購入だったので、予定通りの到着です。在庫が安定してくれば、もうすこし早く届くと思います。
分解された状態で届くので、自分で組み立てる必要があります。
組み立てにかかった時間は、大人2人で10分ほど。ブラックとグレーの2色がラインナップしていますが、リビングの家具を木目とブラックのアイアンで統一してることもあって、ブラックを選びました。
組み立てにはドライバーが必要だよ!
WALL FOR ONEを横から見るとこんな感じ。有孔ボードの側面が塗装されていないのは、ちょっと残念な気もします。
天板は横幅45cm × 奥行き30cmのコンパクトなサイズ感。
柱の部分は無数の穴があいた有孔ボードになっていて、付属のフックを使って好きなモノをかけられます。
僕は板付きの観葉植物をかざったり、絵をかざったりしています。
土台には車輪がついていて、ワゴンとして自由に移動できます。4つ車輪のうち2つにはストッパーがついています。
ワゴンの重さは約13kgもあるので、持ち上げて運ぶにはちょっと大変ですが、車輪の動きがスムーズで、持ち上げないといけないシーンはなさそうです。
WALL FOR ONEの使用感
まずは僕が実際にWALL FOR ONEを数週間つかった印象をまとめました。
- 作業場所を移動できるのが思った以上に良い
- 意外と場所をとらない
- 立ち作業で気分が変わる
- 部屋のデザインに合う
スタンディングデスクとして購入したので、気分転換のために立ちながら作業するのが筆者の主な使い方。WALL FOR ONEの天板は、13インチのMacBook Airとマグカップがちょうど置けるサイズ感ですね。
余計なモノを置くスペースがないので、むしろ作業に集中できて良い感じ。
WALL FOR ONEを使えば家のどこでも作業ができるので、疲れてきた時に気分を変える良いきっかけになってます。場所と姿勢が変わるのが思ってた以上に快適で、気づけばめちゃくちゃ重宝していました。
娘がハマっているすみっコぐらしのように、部屋の角を背もたれにしつつゆったり作業するのがマイブーム。
あとは家族でテレビを観ているときに、ながら作業をすることもありますね。もちろん作業の効率は落ちますが、ダラダラとやってます。
日常的に作業しているワークスペースでは、卓上傾斜台でタイピングのしやすくしつつ目線が下がらないように工夫しています。WALL FOR ONEでの作業では、MOFTの多機能キャリーケースがちょうどいい傾斜台になってくれてます。
WALL FOR ONEの横幅は45cmとコンパクトなので、部屋の角っこに置いておけば日常的にも邪魔にならないのが嬉しい。
しばらく使ってみて、WALL FOR ONEのデザイン性を活かすために、あえて目立つ場所におくのもアリだと思います。
有孔ボードは市販のフックにも対応しているので、筆記用具や充電ケーブルをかけてカスタマイズしていきたい!
身長168cmの筆者や身長155cmの筆者の妻は、負担なくタイピングができています。身長180cm以上もしくは155cm未満の方は、購入前に天板の高さをイメージしましょう。
まとめ:スタンディングデスクになる万能ワゴン!
本記事では、TENTの新しいワゴン「WALL FOR ONE」をレビューしてきました。
コスパは良いですが、ワゴンとしては決して安くないので、迷いに迷って購入しました。実際につかってみて、想像を超える快適さで、満足度できる買い物にできました。
ミニマルで洗練されたデザインもオシャレで、その辺に置いてても違和感がないのも良いですね。有孔ボード用のフックを買い足して、これからもっとカスタマイズしていくのが楽しみです。
作業中に気分を変えたい方、気軽に使えるスタンディングデスクが欲しい方、おしゃれな有孔ボードが欲しい方など、色んな方に刺さるアイテムだと思います。
まだ発売されて日が浅いアイテムなので、本記事で「WALL FOR ONE」の良さが伝わってくれれば嬉しいです。
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