iPhoneをより快適にするMagSafeアクセサリーを使うには、iPhoneケースもMagSafeに対応していなければいけない。
本稿では、TORRASのMagSafe対応iPhoneケース「UPRO Ostand R」、「UPRO Pstand」のレビューを執筆します。MagSafeに対応しているだけでなく、スマホスタンドを内蔵している珍しいモデルで、筆者がオススメできるiPhoneケースのひとつです。
※提供:TORRAS
TORRASのスタンド搭載iPhoneケースの開封レビュー
こちらがTORRASのスタンド搭載iPhoneケース「UPRO Ostand R」と「UPRO Pstand」。
両モデルともにiPhoneケース本体にスタンド機能が内蔵されているのが最大の特徴です。最近流行りの半透明デザインがオシャレなiPhoneケースで、それぞれ面白いギミックが目立ちます。
まずは2種類のiPhoneケースのデザインを詳しくみていきます。
UPRO Ostand Rのデザインや仕様
背面中央には、MagSafe対応を示すリングが刻まれています。
中央のリングは、引き出して円周上を自由に動かすことが可能。
ケース本体の重さの実測値は、iPhone 15 Pro用で47g。一般的なMagSafe対応iPhoneケースと比べると、10-20gほど重い仕様です。
オレンジとグリーンの側面ボタンが同梱されていて、自分でボタンを外してカスタマイズできます。
実際にiPhone 15 Pro(ナチュラルチタニウム)に装着してみました。半透明なデザインなので、リンゴマークがほんのり透けて見えるのがGood!個人的にはこちらの方が後述するUPRO Pstandより好みです。
カメラや端子、ボタン周りの作りも精密で、問題ありません。
ギミックが面白いですね!
UPRO Pstandのデザインや仕様
半透明なデザインで、背面の中央にMagSafe対応のマークが刻まれています。
背面の下部には、メーカーロゴが入ったスタンドを搭載。ケース単独でiPhoneを立てることができます。
ケースの重さは、実測値で46gでした。スタンドを搭載してるので、前述したUPRO Ostand Rと同様に一般的なiPhoneケースより10-20gほど重い仕様になっています。
iPhone 15 Pro ナチュラルチタニウムにUPRO Pstandを装着してみました。個人的には前述したUPRO Ostand Rのミニマルなデザインのほうが好きです。
カメラ周りの立ち上がりやボタンや端子部分の作りは精密。ボタンの押し具合やケーブルの使用感も問題ありません。
ボタンがケースに固定されているので、UPRO Ostand Rのようにボタンをカスタマイズすることはできません。
UPRO Ostand R/UPRO Pstandの使用レビュー
筆者がTORRASのiPhoneケース「UPRO Ostand R」、「UPRO Pstand」を実際に使って感じた点を紹介していきます。
使って感じた良いところ
「UPRO Ostand R」と「UPRO Pstand」を数週間使って実感したメリットをまとめました。
- ケースのデザインが良い
- いつでもスタンドが使える
- 縦置き/横置きでき、スマホリングも兼ねる
- ケース+スタンドなら軽い
- MagSafe対応
上記のポイントを中心に本製品のメリットを紹介していきます。
ケースのデザインが良い
単純にこのデザインがめちゃくちゃカッコよくないですか?カラバリも豊富で、好みの雰囲気やiPhoneのカラーとの組み合わせを選べるのも魅力的。
いつでもスタンドが使える
MagSafeアクセサリーのスマホスタンドとは違って、ケース本体がスマホスタンドを兼ねています。僕が使っているMagSafeアクセサリーは、普段ワークスペース周辺に置いています。しかし生活をしていれば、キッチンやダイニングでスマホスタンドが必要になることも……….。
そんなときに「UPRO Ostand R」や「UPRO Pstand」なら、スマホスタンドを取り出す必要がなく、非常に重宝しています。シームレスにiPhoneを立てて使える点が本製品のコンセプトですが、実際に使ってみると予想以上に快適でした。
縦置き/横置きできて、スマホリングも兼ねる
「UPRO Ostand R」は、リングを動かすことで縦置き/横置きができる万能さ。
リングの位置や角度を調整すれば、iPhoneを立てる角度も応用が効きます。
「UPRO Pstand」もiPhoneを縦にも横にも立てかけられます。
「UPRO Pstand」のスタンドは、出すか出さないかの2択で、中途半端な位置に固定するのは現実的ではありません。それゆえ、iPhoneを立てかける角度を調整できないので注意しましょう。
スタンドを引き出してiPhoneを持てば、スマホリングのような使い方も可能。iPhoneをしっかり持てるようになってスマホリングの代わりになります。
iPhoneケース+スタンド+リングの「3 in 1」ですね!
ケース+スタンドなら軽い
実測46〜47gとずっしりしていて、iPhoneケースとしては重いモデルになります。しかしiPhoneケース+スマホスタンドとして考えるとめちゃくちゃ軽いんですよね。
スマホスタンドとして有名なMagSafe対応のMOFTは42.5gで、iPhoneケースと合わせると65gを超えてきます。ケースとスタンドの総量で考えたら、本製品は非常に軽量なモデルといえるでしょう。
MagSafeに対応
Apple純正カードウォレットをはじめ、サードパーティ製のMagSafeアクセサリーも問題なく利用できます。スマホスタンド以外にもモバイルバッテリーやワイヤレス充電パッドなど、便利なMagSafe機器を不自由なく使える点は、大きなメリットでしょう。
使って感じた残念なところ
続いて、筆者が実際に「UPRO Ostand R」と「UPRO Pstand」を数週間使って感じたデメリットをまとめました。
- 指紋が目立つ
- スタンドを閉じる音
- iPhoneケースとしては重い
上記の3点を中心に本製品のデメリットを紹介していきます。
指紋が目立つ
これはクリアのiPhoneの宿命でしょうね。普通に使っていると、どうしても指紋が目立ってきます。定期的に拭けばいいんですが、指紋汚れに抵抗がある方も多いでしょう。
スタンドを閉じる音
両モデルともに、スタンドを閉じる際に「パチンっ」と音がします。図書館の自習スペースなどの静かな場所では使いにくいと思います。
iPhoneケースとしては重い
本体の重さは実測46〜47gなので、iPhoneケースとしては重い仕様になります。ケース+スタンドとして考えれば十分軽いですが、軽さを重視して必要なときだけMagSafeアクセサリーを使えれば良い方には向かないでしょう。
まとめ:MagSafe対応の多機能iPhoneケース
TORRASのiPhoneケース「UPRO Ostand R」、「UPRO Pstand」をレビューしてきました。スマホスタンドを搭載したMagSafe対応iPhoneケースで、いつでもiPhoneを立てて使えるのが魅力的です。記事の最後に本製品の特徴をおさらいしておきましょう。
- ケースのデザインが良い
- いつでもスタンドが使える
- 縦置き/横置きできて、スマホリングも兼ねる
- ケース+スタンドなら軽い
- MagSafe対応
- 指紋が目立つ
- スタンドを閉じる音
- iPhoneケースとしては重い
MOFTなどのスマホスタンドを常に持ち運ぶ方にはオススメですが、iPhoneをできるだけコンパクトに持ち運びたい方には合わないでしょう。
スタンドケースとしては優秀で、スマホスタンドのヘビーユーザーなら買って損はしないと感じました。
本記事に対する感想や御質問がある方は、コメント欄にてお知らせください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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