SwitchBot ロボット掃除機 K11+をレビュー!小型なのにパワフルで高性能

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    SwitchBot ロボット掃除機 K11+をレビュー

    この記事では、スマートホームブランドのSwitchBotスイッチボット)がリリースした「SwitchBot ロボット掃除機 K11+」の使用感や魅力、メリットやデメリットをレビューしていきます。

    日本の家庭向けに設計された世界最少級の小型ロボット掃除機で、家具が多いご家庭や一人暮らしの方におすすめのモデルだと思います。

    実際に1ヶ月ほど使ってみましたが、大ヒットした前モデルから確かな進化が感じられた1台でした。

    SwitchBot ロボット掃除機 K11+
    総合評価
    ( 4.5 )
    メリット
    • 世界最小級のサイズ感
    • 一般的なロボット掃除機と同等以上の吸引力
    • 家具の隙間や四隅に強い
    • 掃除場所の細かな設定が可能
    • 市販のお掃除シートが使える
    デメリット
    • 清掃と水拭きは同時にできない
    • 掃除機なので動作音は静かではない

    ※提供: SwitchBot
    レビュー用に製品の提供を受けていますが、筆者が感じたままのレビューです。

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    目次

    SwitchBot ロボット掃除機 K11+の概要をレビュー

    SwitchBot ロボット掃除機 K11+の特徴
    SwitchBot ロボット掃除機 K11+の特徴
    K11+の特徴
    • コンパクトなゴミ収集ステーション:前モデルより38.9%縮小し、設置面積はA4以下
    • 6000Paの強吸引力:前モデルの約2倍
    • スマートマッピング & 360°障害物回避
    • 使い捨てのモップシート:市販のモップシートが使える
    • スマートホームの共通規格「Matter対応」に対応

    セット内容

    開封してセット内容を並べてみました。

    SwitchBot ロボット掃除機 K11+のセット内容
    SwitchBot ロボット掃除機 K11+のセット内容
    • ロボット掃除機 K11+
    • ゴミ収集ステーション
    • 紙パック x 2(予備 x 1)
    • サイドブラシ x 2(予備 x 1)
    • フィルター x 2(予備 x 1)
    • お掃除シート 30枚入り
    • 取扱説明書

    小型でコンパクトなロボット掃除機・ゴミ収集ステーション

    K11+は、世界最小級と話題になった前モデルよりさらに小型化されています。

    まずは、アップデートされたK11+の外観やサイズ感を紹介していきます。

    SwitchBot K11+のイメージ
    コンパクトでパワフルになったK11+

    ロボット掃除機の本体は直径が約25cmで、だいたいティッシュ箱と同じぐらいのサイズ感。

    コンパクトなロボット掃除機
    ティッシュ箱サイズのロボット掃除機 K11+

    上面のフタがパカっと外すと、電源ボタンやダストボックスにアクセスできる。

    SwitchBot ロボット掃除機 K11+の電源ボタン
    電源ボタンやダストボックスは、蓋を外して操作する

    ロボット掃除機の底面はこんな感じ。サイズがコンパクトだからと言って、一般的なロボット掃除機と構造が大きく違うことはなさそうです。

    SwitchBot ロボット掃除機 K11+の底面
    SwitchBot ロボット掃除機 K11+の底面

    ゴミ収集ステーションもコンパクトで、ペットボトルよりやや背が高い程度のサイズ感です。これなら家具の下や狭いスペースにも収まりそうです。

    コンパクトなごみ収集ステーション
    ゴミ収集ステーションのサイズ感

    一般的なロボット掃除機と並べてみると、いかにK11+がコンパクトなのか分かります。

    一般的なロボット掃除機との比較
    K11+を一般的なロボット掃除機と比較

    ゴミ収集ステーションのフタの内側には、モップ取り付け用パッドが収納されています。

    ごみ収集ステーションにモップ取り付けパッドが収納されている
    普段使わないモップ取り付け用パッドに定位置があるのは嬉しい!

    モップ取り付け用パッドは、ロボット掃除機の底面にあるメインブラシの上に装着できます。

    床拭きシートは市販のモノでOK!

    強力な吸引力

    ロボット掃除機の吸引力は、前モデルのK10+・K10+ Proが2500〜3000Paでした。

    これはロボット掃除機の中でも少し弱め。

    一方今作では小型ながら最大6000Paのパワフルな吸引力を実現しています。

    6000Paの強力な吸引力
    吸引力は前モデルの2倍

    吸引力は4段階で調整でき、フローリングやカーペットなど床材に合わせた掃除が行えるのも特徴的です。

    仕様を他モデルと比較

    SwitchBotのロボット掃除機はラインナップが豊富で、幅広いニーズに対応しています。

    各モデルの違いや特徴をまとめました。

    スクロールできます
    S1S1 Plus WS10K10+K10+ ProK10+ Pro ComboK11+
    イメージS1のイメージ
    S1 Plusのイメージ
    K10+のイメージK10+のイメージK10+ Pro Comboのイメージ
    強みコストパフォーマンス
    違いはゴミ収集ステーションの有無
    水交換、モップ洗浄が自動世界最小級のサイズ感
    Pro Comboはスティック掃除機搭載、K11+はパワフルな吸引力
    本体サイズ
    直径 x 高さ)
    34 × 9.5 (cm)36.5 × 11.5 (cm)24.8 × 9.2 (cm)
    重量約3.06kg約5.5kg約2.3kg
    ステーションサイズ
    (幅 × 奥行 × 高さ)
    26.1 × 21 × 32.3 (cm)26 × 20.7 × 41.2 (cm)26.1 x 21 × 32.3 (cm)19.5 × 22 × 82.6 (cm)24 × 18 × 25 (cm)
    段差2cmまで乗り越え可能
    吸引力2700Pa
    4段階で調整
    6500Pa
    4段階で調整
    2500Pa
    4段階で調整
    3000Pa
    4段階で調整
    6000Pa
    4段階で調整
    吸引
    水拭き
    同時実施が可能別々に実施
    モップ専用モップローラーモップ使い捨てシート(市販のお掃除シートOK
    水タンクありなし
    静音性59dB64dB45dB
    障害物
    回避
    LDSレーダーLiDARセンサーLiDARセンサー
    PSD距離センサー
    dTOFセンサー
    PSD距離センサー
    LiDARセンサー
    PSD距離センサー
    ゴミ捨て20日/回 70日/回90日/回90日/回90日/回70日/回90日/回
    稼働時間140分間250分間120分間
    想定面積2~3LDK/140㎡3~5LDK/220㎡2~3LDK/120㎡
    3~5LDK/220㎡
    スティック掃除機なし20,000Paなし
    定価¥39,800¥69,800¥119,820¥59,800¥69,820¥99,800¥59,800
    レビューこちらこちらこちらこちらこちらこちら本記事

    “S”から始まるのが通常モデル、”K”から始まるのがコンパクトモデルになっています。

    K11+がオススメな方
    • コンパクトかつ吸引力が高いロボット掃除機を探している方

    各モデルの違いや選び方については、まとめ記事を執筆中です。完成したらX(@Number84M)でお知らせしますので、フォローしてお待ちください。

    SwitchBot ロボット掃除機 K11+の初期設定

    K11+の初期設定について、要点を絞って解説していきます。

    STEP
    ロボット掃除機とゴミ収集ステーションを設置

    最初に本体を設置する場所を決めます。

    SwitchBot ロボット掃除機 K11+を設置する
    我が家では階段下のスペースを有効活用

    本体もステーションも非常にコンパクトなので、一般的なロボット掃除機より設置場所は選ばないと思います。

    STEP
    SwitchBotアプリをインストール、ユーザー登録

    SwitchBot製品は専用アプリで一括管理が可能。

    初めてSwitchBot製品を使う方は、アプリをインストールしてユーザー登録をしておく必要があります。

    SwitchBot

    SwitchBot

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    STEP
    SwitchBotアプリにロボット掃除機を追加

    アプリのホーム画面からデバイスの追加へと進み、ロボット掃除機K11+を選びます。

    続いてアプリの指示に従ってロボット掃除機のプレートを外して電源をいれます。

    SwitchBot ロボット掃除機 K11+の電源を入れる
    ロボット掃除機の電源を入れる

    つぎに充電ボタンと清掃ボタンを長押しして、ペアリングを開始します。

    SwitchBot ロボット掃除機 K11+をペアリングする
    電源ボタンと充電ボタンを同時に押してペアリングモードにする

    最後にロボット掃除機をWi-Fiに接続し、設置する部屋を選択すればペアリングは完了です。

    STEP
    フロアをマッピングする

    ロボット掃除機を使いたいエリアの床を片付けて、フロアのマッピングを作成していきます。

    床の片付けが済んだらマッピングをタップしましょう。

    マッピングを開始する

    マッピングを開始すると、ロボット掃除機が周囲を探索しながらフロアマップを作成してくれます。

    このまま使い始めても大丈夫ですが、マップを微調整することでさらに便利に使えますのでSTEP5を試してみてください。

    STEP
    完成したマップを微調整する

    最後に部屋に名前をつけたり、部屋の区切りを変えたりしてマップを完成させます。

    修正後のマップ
    マップを手動で修正
    主なマップのカスタマイズ
    • ロボット掃除機が侵入しないエリアの設定
    • 水拭き禁止エリアの設定
    • 部屋の分割や統合、区切りの変更
    • 部屋に名前をつける
    • マップの向きの変更

    部屋ごとの掃除や、侵入禁止エリアの設定ができるよ!

    SwitchBot ロボット掃除機 K11+の使用感をレビュー

    ここからは実際にK11+を1ヶ月ほど使ってきた印象を正直にレビューしていきます。

    家具の隙間や四隅に強い

    本体がコンパクトがゆえ、家具の隙間や狭い場所にも楽々と入り込んでいきます。

    家具の隙間に入り込む
    オフィスチェアの下に潜り込むK11+

    K11+は小回りが利くので、部屋の角までしっかり掃除してくれています。

    四隅に強い
    四隅も死角なし

    家具をきっちり整頓しなくても、気軽に起動できるのがGood!

    ソファの下も掃除できる

    今まで多くのロボット掃除機をレビューしてきましたが、ソファの下に入れないモデルは意外と少なくなかったです(特に海外メーカー)。

    その点、日本向けの設計であるK11+は、ソファの下までしっかり掃除してくれます。

    ソファの下にも入り込める
    ソファの下に潜り込むK11+

    今までスティック掃除機で掃除していたソファの下をロボット掃除機がカバーしてくれるのは、個人的にもありがたかったです。

    吸引力が増し、前モデルより取りこぼしが減った

    SwitchBot ロボット掃除機 K11+が稼働する様子
    リビングを掃除するK11+

    我が家では1階でK10+ Pro Combo、2階でK11+を使っています。

    吸引力が2倍になった影響なのか、2階を任せているK11+のほうが綺麗に掃除できています。

    もちろんロボット掃除機なので、取りこぼし0とはいきませんが、吸引力upの恩恵はありそうです。

    モップ掛けは予想以上にしっかりしている

    K11+はモップが自立してゴシゴシ動くモデルではないので、モップ掛けの仕上がりに不安もありました。

    水拭きと吸引を両立できない
    モップは専用シートや市販のお掃除シートをセットする

    そんな心配とは裏腹に、実際は思った以上にしっかりモップ掛けしてくれています。

    日常レベルの掃除ならモップ掛けの性能も十分だと思いました。

    SwitchBot ロボット掃除機 K11+の気になる点

    実際にK11+を1ヶ月使ってみて満足している僕ですが、気になる点もあったので共有しておきます。

    吸引と水拭きは両立できない

    SwitchBotのロボット掃除機の中でもコンパクトなKシリーズは、メインブラシの上にモップを装着するので、清掃と水拭きを同時に行うことができません。

    モップ掛けをするには、わざわざロボット掃除機の本体にお掃除シートを取り付けなければいけません。

    これが手間になるので、「ほとんどモップ掛けをしない」といったユーザーも一定数でてくるんじゃないかと思います。

    本体がコンパクトなゆえの弊害ではあるので、妥協ポイントだと割り切るしかないでしょう。

    静音性の高いモデルだが、”静か”なわけではない

    最小45dBで静音性の高いモデルが特徴のひとつですが、これは吸引力を最低にした場合の話。

    K11+は吸引力が魅力のモデルなので、吸引力を落として稼働させることは勿体無いですよね。

    高吸引力で掃除をさせれば、それなりの動作音がするので、決して「静かなロボット掃除機」という訳ではありません。

    どんな掃除機でも動作音はある程度許容するしかないですね。

    レビューのまとめ:掃除のカバー範囲が広い小型ロボット掃除機

    コンパクトなロボット掃除機
    ティッシュ箱サイズのロボット掃除機 K11+

    この記事ではSwitchBotのロボット掃除機「K11+」をレビューしてきました。

    記事の最後に製品のメリットとデメリットをまとめておきます。

    ◎良いところ
    • 小型なのに高性能
    • 吸引力が前モデルの2倍
    • 家具の隙間や部屋の四隅に強い
    • 部屋ごとの掃除や進入禁止エリアを設定できる
    • 市販のお掃除シートが使える
    △気になるところ
    • 清掃とモップ掛けは別々に実施
    • 掃除機なので動作音は気になる

    気になる点はあったものの、致命的なデメリットはありませんでした。

    日本向けに設計されただけあって、小型で使いやすかったです。

    吸引力などの性能にも妥協がないので、「miniとPro」が同居した理想系だと感じました。

    スイッチボット(SwitchBot)
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    SwitchBot ロボット掃除機 K11+をレビュー

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