SwitchBot K10+ レビュー | ゴミ自動収集ステーション付きのコンパクトなロボット掃除機が一人暮らしに最適!

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    SwitchBot K10+をレビュー

    スマートホームメーカーのSwitchBotスイッチボット)から日本人のためのロボット掃除機「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」が発売されました。

    2023年に行われたMakuakeのクラウドファンディングで、3億超えという規格外の売り上げを残して話題になったアイテムです。

    K10+の支援額は、Makuakeで3億越え
    出典:Makuake

    スマートホーム製品は当ブログのメインコンテンツでもあるので、一足先に「SwitchBot K10+」を試させてもらいました。そこで本稿では、世界最小級のロボット掃除機「SwitchBot K10+」の使用感をレビューしていきます。

    SwitchBot K10+
    総合評価
    ( 4 )
    メリット
    • 小回りがきくコンパクトさ
    • ゴミ収集ステーションもコンパクト
    • 小型なのにハイスペック
    • 市販のお掃除シートに対応
    • ゴミの吸い上げ時間を指定できる
    • コスパが良い
    デメリット
    • 特殊な間取りのマッピングは困難
    • 清掃とモップを併用できない

    レビュー用に製品を貸与いただき、記事を執筆しています。金銭等の提供はなく、筆者が感じたままの自由レビューです。

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    目次

    SwitchBotのロボット掃除機は3種類!あなたにオススメのモデルは?

    SwitchBotのロボット掃除機は、本稿でレビューするK10+を含めて3モデルがラインナップしています(2024年1月現在)。

    各モデルを選ぶ基準について下記にまとめました。

    SwitchBot ロボット掃除機の選び方
    • K10+
      • 一人暮らしの方
      • 個室専用で使いたい方
      • 家具が多い方
      • 掃除に時間がかかっても良い方
        (小型な分、掃除に時間を要する)
    • S1
      • 一軒家に住んでいる方
      • 2人以上でアパートに住んでいる方
      • 2日/回のゴミ捨てを許容できる方
    • S1 Plus
      • 一軒家に住んでいる方
      • 2人以上でアパートに住んでいる方
      • ゴミ捨てを最小限にしたい方

    K10+は、3モデルの中で最もコンパクトで、一人暮らしやコンパクトな家庭を想定して作られた日本仕様のモデルです。S1S1 Plusは、基本性能が同じで自動ゴミ収集機能の有無が違いになります。

    詳しい仕様は下記にまとめていますので、興味のある方はご覧ください。

    SwitchBot ロボット掃除機のスペック表
    スクロールできます
    S1 PlusS1K10 +
    S1 Plusのイメージ
    S1のイメージ
    K10+のイメージ
    本体サイズ直径34cm × 高さ9.5cm直径34cm × 高さ9.5cm直径24.8cm × 高さ9.2cm
    本体の重量約3.06kg約3.06kg約2.3kg
    ステーションサイズ高さ38cm高さ32cm
    ステーションの重量3.65kg約3.6kg
    吸引力2700Pa2700Pa2500Pa
    吸引力の設定4段階4段階4段階
    水拭き・清掃の同時進行対応対応非対応
    水拭きの強度3段階3段階設定不可
    モップ専用モップ専用モップ使い捨てシート
    水タンク300ml340mlなし
    ダストボックス容量350ml360ml150ml
    運転音59dB59dB45dB
    マッピングLDSレーザーLDSレーザーLDSレーザー
    ステーションの容量4L4L
    ゴミ捨ての頻度70日/回2日/回70日/回
    最長稼働時間250分間140分間120分間
    想定面積3~5LDK/250㎡2~3LDK/140㎡2~3LDK/120㎡
    掃除に要した時間33分31分55分
    ※掃除に要した時間は、筆者の自宅(1F)で検証

    一軒家の我が家ではS1 Plusがメインです!

    「SwitchBot K10+」を開封!デザインと付属品をチェック

    筆者は多くのロボット掃除機を試してきましたが、ここまでコンパクトな外箱で届いたことは初めてです。

    SwitchBot K10+の外箱
    「SwitchBot K10+」の外箱

    外箱が普通のスツールに乗っちゃうのが凄いですよね。この中にゴミ収集ステーションまで入ってるんだから、開封する前から感動モノですわ。

    箱がスツールに乗っちゃうのがすごい

    外箱の裏側には「SwitchBot K10+」の仕様とおしゃれな使用イメージがプリントされています。

    外箱の背面

    「 SwitchBot K10+ 」のデザイン

    こちらが「SwitchBot K10+」の本体。同メーカーの他モデルに近いシンプルなデザイン性です。

    SwitchBot K10+の本体

    ティッシュ箱の高さと同じくらいの直径で、エグいほどコンパクトにまとまってます。

    SwitchBot K10+とティッシュ箱の比較
    めちゃめちゃ小さくてビックリ!!

    本体の中央には、SwitchBotの刻印とボタンがふたつ。

    本体中央の刻印とボタン

    本体の底面には、大きなメインブラシと車輪が3つ。一般的なロボット掃除機と同じような仕様ですね。

    「SwitchBot K10+」の底面

    付属のサイドブラシを取りつけてみました。サイドブラシが1本だけなのは、SwitchBotのロボット掃除機の共通仕様みたいです。

    「SwitchBot K10+」のサイドブラシを取り付け

    自動ゴミ収集ステーションのデザイン

    つづいて自動ゴミ収集ステーションをみていきましょう。電源コードを収納できる仕様は嬉しいポイント!

    上面のフタを開けると、紙パックや小型のお掃除ツールが収納されています。

    「SwitchBot K10+」のゴミ収集ステーションの内部

    ティッシュ箱と比べると、いかにコンパクトな自動ゴミ収集ステーションなのか分かりますね。

    ゴミ自動収集センターとティッシュ箱の比較

    これは革命的なサイズ感!!

    「SwitchBot K10+」の付属品

    付属品

    「SwitchBot K10+」の付属品を下記にまとめました。

    • 自動ゴミ収集ステーション×1
    • 電源コード×1
    • モップ取付ブラケット×1
    • 高性能フィルター×2
    • お掃除シート30枚セット×1
    • メインブラシ×1
    • サイドブラシ×2
    • 交換用紙バッグ2枚セット×1
    • メンテンスツール×1
    • 取付説明書×1

    Makuakeでの期間内の応援購入で、上記に加えてアクセサリーセット1年分(10,980円相当)が付属するとのこと。

    使って感じた「SwitchBot K10+」の良いところ

    実際に筆者が「SwitchBot K10+」を使ってみて分かった本製品の良いところをまとめました。

    SwitchBot K10+ メリット
    • 小型なサイズで小回りがきく
    • 置き場所に困らない
    • 市販のお掃除シートにも対応
    • ゴミを吸い上げる時間を指定できる
    • バッテリー持ちも問題なし!
    • コスパが良い

    上記のメリットについて、ひとつずつ紹介していきますね。

    小型サイズで小回りがきく

    一般的なサイズのロボット掃除機「SwitchBot S1」と比較してみました。本体サイズが約50%カットされ、比べるとかなりコンパクトに見えます。

    SwitchBot K10+とS1の比較
    左:K10+ 右:S1

    小型で小回りがきくので、ダイニングチェアの下でもスイスイ掃除してくれます。

    コンパクトで小回りがきくロボット掃除機

    椅子を上げなくていいのが最高や!

    置き場所に困らない

    自動ゴミ収集ステーションもコンパクトなので、置き場所を選ばないのも嬉しいところ。

    置き場所にも困らない

    縦にも横にも小さくて、ちょっとしたスペースにもおけるのが良いですね!

    市販のお掃除シートにも対応!モップ手入れの必要なし

    専用お掃除シートや市販のお掃除シート(クイックルワイパーなど)に対応しており、モップの手入れが不要です。

    SwitchBot K10+の専用お掃除シート
    付属の専用お掃除シート

    お掃除シートをつけたモップ取付パッドを本体に装着すれば、部屋全体をモップ掛けしてくれます。

    「水拭きモード」という名称ですが、ゴシゴシ拭くわけではありません。正確には「水拭き」というより「モップ掛け」の用途です。

    ゴミの吸い上げ時間を指定できる!

    おやすみモードに設定した時間では、音声がでない上にゴミの収集も行われません。

    SwitchBot K10+のおやすみモード

    この手のロボット掃除機は、ゴミ収集ステーションがゴミを吸い上げる音がうるさい。おやすみモードで自動ゴミ収集を避ける時間を設定できるのは、小さな子供がいるご家庭でも重宝されるでしょう。

    バッテリー持ちは問題なし!約30帖を休みなく清掃

    「SwitchBot K10+」に自宅の2階フロアを掃除を任せてみまし。小さいがゆえに時間を要しますが、途中でバッテリー切れになることはありませんでした。

    我が家の2階の間取り
    清掃を任せた間取り

    仮に掃除中にバッテリーが切れてしまっても、自動で充電したのちに清掃を再開してくれるので心配ありません。

    清掃を任せたLDKの環境は、下記の記事で紹介しています。興味がある方はご覧ください。

    コスパが良い

    ゴミを自動で収集してくれる機能がついたハイエンドモデルのロボット掃除機は、10万円近くするモデルも多いです。一方、「SwitchBot K10+」は、定価68,880円なのでコスパが良いモデルと言えるでしょう。

    Amazonのセールでは、破格になっていることも珍しくありません。一人暮らしやコンパクトな家庭で使いたい方は、ぜひ検討してみてくださいね。

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    使って感じた「SwitchBot K10+」の気になるところ

    SwitchBot K10+を使う

    致命的な欠点はありませんが、使っていて気になった点を共有します。

    SwitchBot K10+ デメリット
    • 特殊な間取りのマッピングが困難
    • 清掃とモップ掛けの併用ができない

    上記のデメリットについて、詳しく紹介していきますね。

    特殊な間取りのマッピングが困難

    実際にSwitchBot K10+で我が家の2階フロアをマッピングした結果がこちら。

    SwitchBot K10+のマッピング

    赤で囲った「部屋5」は、階段と吹き抜けなので床がありません。実際に移動した”床”ではなく、レーザーでとらえた”壁”を認識してマッピングしているのが原因でしょう。

    ただ段差センサーのおかげで階段から落ちることはなく、「部屋5」の清掃を諦めるだけ。動作に支障こそありませんが、床がないところがマッピングされているのは、ハリーポッターの秘密の部屋みたいで気になっちゃいます。

    進入禁止エリアとして設定すれば、清掃を試みようとしないので安心です。

    進入禁止エリア

    現状はどのロボット掃除機でも抱える問題点です。

    清掃とモップ掛けの併用ができない

    メインブラシの上からお掃除シートを取り付けるので、掃除しながらのモップ掛けができません。水拭きモードにするためには、どうしてもお掃除シート取り付けの一手間が必要。

    SwitchBotは大手のスマートホームメーカーなので、今後のモデルに期待したいと思います。

    まとめ:日本仕様の小型ロボット掃除機!

    「SwitchBot K10+」のレビュー記事を執筆してきました。最後に本製品の特徴を振り返っておきます。

    ◎良いところ
    • 世界最小級のサイズで小回りがきく
    • 自動ゴミ収集ステーションも小型
    • 性能はハイスペック
    • 市販のお掃除シートが使える
    • ゴミ吸い上げ時間の指定
    • コスパが良い
    △気になるところ
    • 特殊な間取りのマッピングが不安
    • 清掃と水拭きの両立が不可

    コンパクトなボディに妥協なきハイエンドな機能が詰め込まれたロボット掃除機でした。マッピングの精度や水拭き方法に課題を残しますが、日本の家にフィットする唯一無二のモデルだと思います。

    貸与でのレビューなので、僕自身も購入するかとても悩んでいます。

    気になる点があれば検証しますので、気軽にお問い合わせくださいませ。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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    SwitchBot K10+をレビュー

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