スマートホームメーカーのSwitchBot(スイッチボット)から日本人のためのロボット掃除機「SwitchBot ロボット掃除機 K10+」が発表されました。2023年の6月までMakuakeでクラウドファンディングを実施しており、執筆時点でも1億8500万円の売り上げを残しています。

スマートホーム製品は当ブログのメインコンテンツでもあるので、一足先に「SwitchBot K10+」を試させてもらいました。そこで本稿では、世界最小級のロボット掃除機「SwitchBot K10+」の使用感をレビューしていきます。

- 小回りがきくコンパクトさ
- ゴミ収集ステーションもコンパクト
- 小型なのにハイスペック
- 市販のお掃除シートに対応
- ゴミの吸い上げ時間を指定できる
- コスパが良い
- 特殊な間取りのマッピングは困難
- 清掃とモップを併用できない
メーカーより製品を貸与いただき、記事を執筆しています。記事の内容への指定はありません。また、クラファン終了から間もないAmazonプライムデーで本製品がセール対象となる販売方法が批判の対象となりました。筆者は製品レビュワーでメーカーの販売方法には無関係ですが、本製品の1レビュワーとして、お詫び申し上げます。
\ 2023年6月9日18:00まで /
「SwitchBot K10+」を開封!デザインと付属品をチェック
筆者は多くのロボット掃除機を試してきましたが、ここまでコンパクトな外箱で届いたことは初めてです。

外箱が普通のスツールに乗っちゃうのが凄いですよね。この中にゴミ収集ステーションまで入ってるんだから、開封する前から感動モノですわ。

外箱の裏側には「SwitchBot K10+」の仕様とおしゃれな使用イメージがプリントされています。

「 SwitchBot K10+ 」のデザイン
こちらが「SwitchBot K10+」の本体。同メーカーの他モデルに近いシンプルなデザイン性です。

ティッシュ箱の高さと同じくらいの直径で、エグいほどコンパクトにまとまってます。

本体の中央には、SwitchBotの刻印とボタンがふたつ。

本体の底面には、大きなメインブラシと車輪が3つ。一般的なロボット掃除機と同じような仕様ですね。

付属のサイドブラシを取りつけてみました。サイドブラシが1本だけなのは、SwitchBotのロボット掃除機の共通仕様みたいです。

自動ゴミ収集ステーションのデザイン
つづいて自動ゴミ収集ステーションをみていきましょう。電源コードを収納できる仕様は嬉しいポイント!




上面のフタを開けると、紙パックや小型のお掃除ツールが収納されています。

ティッシュ箱と比べると、いかにコンパクトな自動ゴミ収集ステーションなのか分かりますね。


これは革命的なサイズ感!!
「SwitchBot K10+」の付属品


「SwitchBot K10+」の付属品を下記にまとめました。
- 自動ゴミ収集ステーション×1
- 電源コード×1
- モップ取付ブラケット×1
- 高性能フィルター×2
- お掃除シート30枚セット×1
- メインブラシ×1
- サイドブラシ×2
- 交換用紙バッグ2枚セット×1
- メンテンスツール×1
- 取付説明書×1
Makuakeでの期間内の応援購入で、上記に加えてアクセサリーセット1年分(10,980円相当)が付属するとのこと。
\ 2023年6月9日18:00まで/
使って感じた「SwitchBot K10+」の良いところ
実際に筆者が「SwitchBot K10+」を使ってみて分かった本製品の良いところをまとめました。
- 小型なサイズで小回りがきく
- 置き場所に困らない
- 市販のお掃除シートにも対応
- ゴミを吸い上げる時間を指定できる
- バッテリー持ちも問題なし!
- コスパが良い
上記のメリットについて、ひとつずつ紹介していきますね。
小型サイズで小回りがきく
一般的なサイズのロボット掃除機「SwitchBot S1」と比較してみました。本体サイズが約50%カットされ、比べるとかなりコンパクトに見えます。


小型で小回りがきくので、ダイニングチェアの下でもスイスイ掃除してくれます。





椅子を上げなくていいのが最高や!
置き場所に困らない
自動ゴミ収集ステーションもコンパクトなので、置き場所を選ばないのも嬉しいところ。


縦にも横にも小さくて、ちょっとしたスペースにもおけるのが良いですね!
市販のお掃除シートにも対応!モップ手入れの必要なし
専用お掃除シートや市販のお掃除シート(クイックルワイパーなど)に対応しており、モップの手入れが不要です。


お掃除シートをつけたモップ取付パッドを本体に装着すれば、部屋全体をモップ掛けしてくれます。




「水拭きモード」という名称ですが、ゴシゴシ拭くわけではありません。正確には「水拭き」というより「モップ掛け」の用途です。
ゴミの吸い上げ時間を指定できる!
おやすみモードに設定した時間では、音声がでない上にゴミの収集も行われません。


この手のロボット掃除機は、ゴミ収集ステーションがゴミを吸い上げる音がうるさい。おやすみモードで自動ゴミ収集を避ける時間を設定できるのは、小さな子供がいるご家庭でも重宝されるでしょう。
バッテリー持ちは問題なし!約30帖を休みなく清掃
「SwitchBot K10+」に自宅の2階フロアを掃除を任せてみまし。小さいがゆえに時間を要しますが、途中でバッテリー切れになることはありませんでした。


仮に掃除中にバッテリーが切れてしまっても、自動で充電したのちに清掃を再開してくれるので心配ありません。
清掃を任せたLDKの環境は、下記の記事で紹介しています。興味がある方はご覧ください。
コスパが良い
ゴミを自動で収集してくれる機能がついたハイエンドモデルのロボット掃除機は、10万円近くするモデルも多いです。一方、「SwitchBot K10+」は、定価68,880円なのでコスパが良いモデルと言えるでしょう。
クラウドファンディングの期間中なら25%OFFの特別価格で購入できるので、かなりお買い得だと思います。
\2023年6月9日18:00まで /
使って感じた「SwitchBot K10+」の気になるところ


致命的な欠点はありませんが、使っていて気になった点を共有します。
- 特殊な間取りのマッピングが困難
- 清掃とモップ掛けの併用ができない
上記のデメリットについて、詳しく紹介していきますね。
特殊な間取りのマッピングが困難
実際にSwitchBot K10+で我が家の2階フロアをマッピングした結果がこちら。


赤で囲った「部屋5」は、階段と吹き抜けなので床がありません。実際に移動した”床”ではなく、レーザーでとらえた”壁”を認識してマッピングしているのが原因でしょう。




ただ段差センサーのおかげで階段から落ちることはなく、「部屋5」の清掃を諦めるだけ。動作に支障こそありませんが、床がないところがマッピングされているのは、ハリーポッターの秘密の部屋みたいで気になっちゃいます。
進入禁止エリアとして設定すれば、清掃を試みようとしないので安心です。


清掃とモップ掛けの併用ができない
メインブラシの上からお掃除シートを取り付けるので、掃除しながらのモップ掛けができません。水拭きモードにするためには、どうしてもお掃除シート取り付けの一手間が必要。
SwitchBotは大手のスマートホームメーカーなので、今後のモデルに期待したいと思います。
まとめ:日本仕様の小型ロボット掃除機!
「SwitchBot K10+」のレビュー記事を執筆してきました。最後に本製品の特徴を振り返っておきます。
- 世界最小級のサイズで小回りがきく
- 自動ゴミ収集ステーションも小型
- 性能はハイスペック
- 市販のお掃除シートが使える
- ゴミ吸い上げ時間の指定
- コスパが良い
- 特殊な間取りのマッピングが不安
- 清掃と水拭きの両立が不可
コンパクトなボディに妥協なきハイエンドな機能が詰め込まれたロボット掃除機でした。マッピングの精度や水拭き方法に課題を残しますが、日本の家にフィットする唯一無二のモデルだと思います。
貸与でのレビューなので、僕自身も購入するかとても悩んでいます。
気になる点があれば検証しますので、気軽にお問い合わせくださいませ。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
\2023年6月9日18:00まで /
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